人狼議事


151 雪に沈む村

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チャールズ! 今日がお前の命日だ!


我はずっとこの村に住んでおる。何百年も。

[チェシャの無邪気な質問に、ピーターはすっと目を細めて]

なにしろこのなりだからな。
我を受け入れてくれるところなど早々ないのだ。

[おどけるように言ってみせるが、オセローはその言葉の奥底に潜むものを察しただろうか。
“何百年と姿かたちを変えない子供”を受け入れてくれる奇特な村など、他にどこがあるだろう]


(あーあーあー。絶対に楽しんでやがる)

[さぞやピーターは威厳ある龍族なのでしょうな、などと嘯くオセローに頭を抱える。完全にからかわれているのだ。
チェシャもその気になってしまったようで、魔法でお姫様になりたいなどと夢見がちな事を言い始める]

魔法など使わずとも、チェシャはかの名門ブランフォート家の令嬢であろう。
なんら姫に劣ることはあるまい。

[我ながら歯の浮くような台詞が口を吐いて出る。
ブランフォート家の話題に及べば、自らの家柄を誇りに思う彼女は話題の矛先をそらせてくれるはずだと期待して]


『私を一つ若返らせてはくれませんか』

[ピーターの苦労を知ってか知らずか。
気楽に冗談を言うオセローに何かを言いかけ、しかし“ピーター”の立場ではそれを言えないことに歯軋りをして]

そういえばご老体。
カルヴィンとかいう少年が、あとでそちらに向かうと言っておったぞ。

[ちょっぴり恨みのこもった声で言ってみた]


何百年?!そんなに?!

[ 羊何匹分の命かしら。そんな計算をサッとしようと思ったけれど、チェシャの小さな頭では到底追いつかなかった。

寧ろそんな大きな龍が何百年も、バレずに此処に暮らしていたなんて。
よく今までバレなかったものだ。
もしかしたら、亡くなったお母様なら知っていたのだろうか。
自分と同じようにお転婆で、野山を駆けていたというお母様なら。]

―――……寂しくないのですか?

[ぽつり、と次に紡がれる疑問は呟かれるように細く。]

何百年も……洞窟の中では……独りぼっちではありませんか?

[蒼い目を閉じて、龍に問う。
――…塀の中の自分と重ね合わせるように。]


………む、ま、まぁ……そ、そうですわね……。
勿論……、王家に勝るとも劣らないですわ!

[ ブランフォートの名前を出されては否定する訳にはいかない。
本当はまだ何か言い返したかったけれども。
もごもご、と口内でそれを飲み込んだ。

なんだかんだでやはり己の動かし方を把握されている事に、チェシャは気付いていなかった。]


[寂しくないのですか、というチェシャの問いに。ピーターは目をしばたたかせる。
永い時を生きる彼にとって、畏怖や讃仰の対象として見られることは慣れていた。
しかし今向けられているそれは、明らかな憐憫を秘めていて]

むかし、まったく同じことを我に言った者がいたな。

[つい昨日のことのようにそれを思い出す。
冒険好きだったその獣人族の少女は、迷い込んだ洞窟でとある翼竜と出会った。
好奇心旺盛な彼女は、次々と疑問をその翼竜にぶつけて]

……大丈夫だ、我は寂しくなどない。

[独りぼっちではありませんか、とか細い声で問うチェシャの横顔が。ふっと彼女の母親の面影と重なる]

その優しい所は、本当に母君とそっくりだな。チェシャ。

[昔を懐かしむように、チェシャに語りかけた]


【人】 御者 バーナバス

[ >>2:157 少年が冬眠の話題に食らいつく。
何か理由があるのだろうが、老人はゆったりとした口調で返事をする。]

龍族は強い生命力を持つ。
眠りはするが、死にはせんよ。安心しなさい。
ほれ、獣人だって冬眠するじゃろう?
龍の冬眠も、生きているからこそなんじゃよ。

[そんなこんなで少年・料理人・老人の奇妙な三人が会話をしていると、店を訪れる神父の姿が。>>2:135
神父の顔は見かけたことはあるものの、それが数ヶ月前か、数年前か、数十年前かまでは仔細に覚えていないバーナバスであった。]

ああ、神父様。よろしければ席にお座りになってくださいな…

[しかし、神父は注文の品物を引き取りに来ただけのようで、長居をする用途で来たわけではなさそうだった。]

(48) 2013/11/23(Sat) 04時半頃

【人】 御者 バーナバス

[手早く作業を進める神父を横目に、バーナバスはポケットを叩く。

―――チャリ。チャリ。

どうやら、手持ちの硬貨で足りそうか。]

あー…コックさん。ご馳走さまでした。
お代金を置いとくよ。

[代金として出した銅貨や銀貨に、今は亡き数代前の人物の肖像が彫られていたことに、店内の人物は気づけただろうか。]

(49) 2013/11/23(Sat) 04時半頃

【人】 御者 バーナバス

-滝の裏の洞窟-

[ねぐらにしていいる洞窟へと戻ってきたパーナバスは、身体を老人のものから老龍へと戻す。
鱗は不揃いになり、瞼は重たそうに閉じたまま、蒼穹を駆け抜けた大翼も骨と皮だけの見かけ倒し。
息をするたびに、ぷしゅー…と鼻息が空気を震わす。
龍の姿に矜持を抱く同胞から見れば、醜く老いさらばえたと言われても仕方のない生き物だった。]

(………キッカケは。)

[ゆるゆるとまどろむ中で、思い出すのはこの途方もない寿命を手に入れたキッカケだ。
龍族は生まれついて長寿の種族である。
それは、神の寵愛とも受け取れる強い生命力からであったり、魔力の強さ、或いはその生命をどのように長引かせるかの方法にも依る。
バーナバスは…かつては漆黒龍のバルナと名乗っていた龍は、己が実に二万七千三百四十九年も生きることになるとは思っても見なかっただろう。その正確な年月さえ本人は記憶していないだろうけれど。]

(50) 2013/11/23(Sat) 04時半頃

【人】 御者 バーナバス

[遥か昔。
バルナという若い龍が、『静嵐』と呼ばれた時代があった。
その男の激情の性格を言い表すかの如く、その渾名は龍族の間で瞬く間に広まった。
普段は陽気に話すバルナだったが、友のこと、己が正しいと信じることを貶されるとき、彼は激しく怒った。
それが、古くに存在した粗暴なミノタウロスの群れであろうと、ちょっとした悪戯好きのバンシーの悪ふざけであろうと、半神半人の存在だろうと、決して怒りの矛先を収めたりはしなかった。
『静の凪の中に渦巻く嵐』……今のバーナバスからは想像もつかない人物像である。]

[そんなバルナも、恋をした。
相手は人間の女性。魔術の魅力にとりつかれた、魔女であった。
龍の血には、人には余る魔力が備わっている。
魔女―――キャロライナは、初めはバルナの血が目当てで近づいてきた。
しかし、二人は惹かれあう。愛し合う。
そして―――当然の如く、別れが訪れる。]

(51) 2013/11/23(Sat) 05時頃

【人】 御者 バーナバス

[龍の寿命は1000年を優に超す。
人間の寿命は100年も満たない。
文字通り桁の違う時の過ごし方に、魔女の身体はあっさりと老いた。
老婆は死ぬ間際に、若々しいバルナの手を握りながら呪いをかける。

―――ずっと、ずっと…生きなさい。
死ぬのなんて、許さない。

たったそれだけで。魔女の呪いは完成した。
『不死の呪い』。
ちっぽけな魔女の術が、龍の魂に刻印されてしまったのだった。]

[老龍に眠りが訪れる。
思い出すのは、永遠を過ごす生命を生きるキッカケだ。
愛の為せた技なのか、老龍は寿命で死ぬこともできずに、いつまでも漫然と日々を生きることしか出来ないでいた。**]

(52) 2013/11/23(Sat) 05時頃

御者 バーナバスは、メモを貼った。

2013/11/23(Sat) 05時頃


-22年前-

[後にエリサ・ブランフォートと呼ばれる――……けれど当時はただの羊の村娘が、野山を駆けていた。
お気に入りのサンザシの花を摘もうとしていたから。
ジリヤに見つかれば、たちまち懲らしめの魔法でも掛けられてしまうかもしれないけれども。そんなのは慣れっこになってしまった。
ふわふわの羊毛が汚れるのも厭わずに、ガッサガッサと枯葉を蹄で蹴り上げ、小枝をバキリと踏み鳴らした。
羊毛が落ち葉塗れになった頃、羊の娘は大きな洞窟を発見した。]

………なぁに?ここ。

[ぽっかりと開いた空洞は何処までも何処までも闇を映しており。
耳を傾ければ、風の音がまるで慟哭にも聞こえてくる。ぶるぶる、と羊毛を震わせるけれど。
同時に、湧き上がるは秘密の場所を見つけたという昂揚感。
小さな探検隊は、洞窟の中へ足を踏み入れた。]


ふふ。だいはっけーん♪

[謳うようにご機嫌な口調で、跳ねるように中を歩き始める。
中は存外冷えており、歩を進めればふるりと細かく羊毛を震わせた。陽光もここまでは差し込んでおらず、次第に暗くなっていく視界に、不安げに蒼い目は細められた。

やがて。羊は己の蹄で何かを蹴り上げた。]

なに…………?―――きゃああああああッ!!!

[指でその正体を確かめようとしたが、暗くてよく解らない。
ザラザラとした蛇の鱗のような感触、じっと手を添えれば細かくそれが上下している事が解った。――……生きている?!
羊がその事に気付いたのと、龍が目覚めたのはほぼ同時だったか。
唸るような低い声が洞窟内に響けば、羊は悲鳴をあげて尻もちをついた。

やがて翼竜と言葉を交わし、向こうに敵意が無い事が分かれば羊は打って変わって強気に、そして無邪気に次々と疑問を投げかけていった。
何処から来たのか、なんで此処にいるのか、普段は何をしているのか、魔法は使えるのか、炎は吐けるのか………好奇心旺盛な羊は喉が渇くのも厭わずに話し続けた。そして、]


-現在-

――――……寂しくないのですね、良かった。

[ その返事を聞けば、安心したようにお嬢様はひとつ微笑んだ。
最初こそは恐ろしかった龍の声も、今ではもう平気だ。
優しげな声に、お嬢様の蒼い目は弧を描いた。]

ッ……お母様を知っているの?!

[お母様の事を口に出されれば、驚きの声をあげた。
あの綺麗なお母様にそっくりと言われると、少し照れた。
むふふ、と小さな笑いを零した。…………けれども、]

…………ピーター? ……大丈夫?お元気?

[なんとなく、声が弱まってきているのは気のせいだろうか。]


[まどろむ直前、ピーターから『カルヴィン』のことを聞く。
しかし、この寒さ迫る夕刻に外へ出るのは、龍族にとっては大変危険を伴う行為だ。
老人のように特別な準備でもなければ―――だが。]

ああ…すまないが、今日はもう遅い。
ピーター殿、カルヴィン少年には明日の朝に出直すように言ってもらえないだろうか。
お詫びに朝食にパンとスープを奢ってあげよう。とね

[だけどお爺ちゃん貴方のもってる硬貨は数百年単位で現代とずれているのです。
そんなお叱りを受けそうな誘いだったが、はたしてピーターには聞こえていだろうか。]


場所は…そうだな、今日美味しいスープをいただいたお店がいい。
ピエールというコックさんがやっているお店だ。伝言を頼むよ。

[そうして、老人はゆるゆると意識の船を夢の海原へとこぎ出させる。]


朝食にパン、スープ……。

[オセローの誘いに、ゴクリと喉を鳴らす。
もしも“カルヴィン”だったら、「ありがとな、じーさん!」とはしゃいでいるところであろうが。
ピーターはオホン、と威厳を保つように咳払いをして]

う、うむ。相分かった。
そのようにカルヴィンという少年には伝えよう。

[すでに頭の中は、温かいパンとスープでいっぱいだった]


【人】 御者 バーナバス

-翌朝・滝の裏の洞窟-

[人型へと姿を変え、洞窟を出る。
腹に巻いた腹巻きは、東方の国で古くに友好を交わした炎の魔力を持つ者の加護を貰っている。
髪の毛を編みこんでいるのだが、術者が死んだ今魔力を入れなければ稼働しない術式だった。
この腹巻きのお陰で冬の入り口、多少の寒さには耐えられるものの、老龍も本格的な冬入りには冬眠をするのだった。]

ふむ、ゆくかのぉ…

[小汚いジャケットを羽織り、村へと足を向ける。
もうずっと昔から何度も通った道を、今日もまた一歩進むのだった。]

(90) 2013/11/23(Sat) 23時半頃

[大丈夫、というチェシャの心配そうな声に苦笑する。
まさか彼女にも指摘されるとは思わなかった。
もうそこまで魔力が消耗しているのだろう]

――今日は心配されてばかりだな。

[思わず小さな呟きが漏れる。
村の皆の優しさが、温かい]

我も、冬眠の時が近いのだ。心配はない。
チェシャの母上とは――そう、友人だ。

[敢えて過去形にはしなかった]


【人】 御者 バーナバス

- ピエールのお店 -

[昨日に引き続いて、また店を訪れる。]

お邪魔しますじゃ…

[先客が乱暴に扉を開いたとは知らず、ゆっくりと扉を開く。
その途中で扉が軋んだのは、気のせいだろうか。]

おぉー、カルヴィンや…遅くなってすまんの…

[店内に待ち合わせ相手を見つけ、帽子を脱いで破顔する。
美味しそうにカボチャスープを飲む姿は、どこからどう見ても少年のままだった。]

すみませーん…私にも一つ、スープを貰えますかな?

[カルヴィンと同じ卓に座り、ピエール店主へ注文を頼む。
食事が届けば、バーナバスもゆっくりと食事を始めるだろう。]

(95) 2013/11/24(Sun) 00時頃

御者 バーナバスは、メモを貼った。

2013/11/24(Sun) 00時頃


そっか……友人だったのね。

[ 雪遊びの最中、ピーターの優しげな声が聞こえれば穏やかに微笑んだ。ピーターやオセローともこんな風に遊びたいなと思いながら、]

メーも………友達ですよね?
ピーターとオセローは、メーの友達ですよね?

[はらり、とひとつ雪粒が鼻先にかかる。
祈るような囁き声は、二人には届いただろうか。

されど、ぼんやりと……声が遠くなっていく。
頭に霞がうっすらとかかっている気がする。眠りの時がすぐそこまでに近づいていた。]


ああ。もちろんだとも。友達だ。

[チェシャの問いに、ピーターは深く頷く。
“カルヴィン”ではない自分も友人として受け入れてくれたチェシャの言葉が、ひどく嬉しくて]

――ありがとう。チェシャ。

[“カルヴィン”では恥ずかしくて言えないことも、今なら正直に言えた。たまには大人も便利だな、と思う。
眠りにつこうとする彼女に、その感謝の言葉は届いただろうか。
春に会う時は。ピーターとカルヴィン、どちらが先になるだろう。
想いを馳せながら]


【人】 御者 バーナバス

[>>102
ぶーぶーと口を尖らせる少年に、すまんすまん、と笑う。
初めてカルヴィンが老龍の正体を知った時は礼節を重視して碌に意見も言ってくれなかったものだが、今やこんな風にふざけ合えるくらいに距離は近くなっているのだろう。
老龍が人の姿でいる時に気さくな態度を取る理由は、他の龍族と変わらない。ひとえに、『過ぎる』威厳とは重すぎる鎧と変わらないからだ。
同族の龍族にさえ、『古きもの』として恐れ、敬われるだけのバーナバスだからこそ…カルヴィンの胸中も何となく察していた。]

おお、お食べお食べ。
昨日の子供にも言ったが、若い子は遠慮なんてしちゃいかんぞ?
どんどん食べていいんじゃよ、私が奢るからのぉ。

[と、朝から良く食べるカルヴィンの注文を後押しするのだった。]

(110) 2013/11/24(Sun) 01時頃

――……またね。オセロー。ピーター。

メーの大切な友達。また春に会いましょう。

[夢の間際、そっと囁き声で。**]


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