人狼議事


1 とある結社の手記:6

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[「人狼宛」の手紙が来たと聞いたとき――――…、
心臓が止まるかもしれないと思うほど、ぞくりとした。



―――――もう、ばれたのかと思った]


―深夜・自室―

[そうでなくとも、薄々は感じていた。

あの、見慣れた村の夕焼けを見上げながら。
縁起が良いと言われている流れる雪雲を見つめながら。
少年は、ずっと考えていたのだ]


………きっと。

[きっと、生きて帰ることは出来ないのだろうと]


『…これほどまでに能力者が多いとは。
 最悪の憶測は、得てして最悪の現実を呼び寄せるものらしい。
 たかだか1日の観察では到底見分けが付かなかった。
 しかし彼等は間抜けなのか。私の前で能力を明かすなど。失笑を抑えられない。
 それとも…これは罠だろうか。

 まあいい。それはそうと…』



――――……嫌だ。


しにたく、ない。


[青白い顔で苦しげに呟くと、去っていく結社員の男の背を見送る。
一瞬少年の瞳に浮かぶのは、感情も何も篭っていない色]

あぁ。

「なんとか」しないと。


[そのまま顔を上げれば、
周囲を見渡す彼と目が合っただろうか。
強張ったままの表情で、それでも僅かに微笑んだ]


[囁きが聞こえる。
人狼の巣くう村があるという、酒の肴の噂話を聞いたのが十数年前。
やがてこの村に辿り着き、以来遠巻きに見守っていた異国の同族達。]

…恐れるな。恐れは悪魔を呼ぶ。

[諭すような、だが慰めるような囁き。
しかし継いだ言葉は苦々しい。一瞬目が合う。
慎重に、等分に見渡すはずの表情に鋭い光が宿った。]

結社を呼び込んだのは、お前か?
この村の民を襲うとはこらえ性のない…。


[ふいに頭に響く声。
自分以外の「声」を聞いたのは、本当に久しぶりで。
幼い頃の記憶に残っている、唯一の同属の正体は――…]


―――――……父さん?

[思わず此処にいるはずの無い父を呼び、
次いで青年の鋭い眼光に気づいてはっとする]

ヤニク、さん…。

[周りの者に悟られぬように、
視線はそれ以上合わせず俯いたまま。
けれど床をじっと見つめる瞳は、何度も何度も瞬いた]

貴方も、僕と、同じ………?


[この村に自分の他に人狼がいることを、
少年は今日のこの日まで知らなかった。
変死体の話を聞き、まさかとは思っていたが、
それが確信に至ったのはまさにこの瞬間]


僕、襲って、ないです。

[彼の疑問に答え、押し黙る。
つまるところ、この村には彼ら以外にも人狼がいて、
その者達が村民を襲撃したということなのだろう]

…………。

人を襲ったことも、ないです。

[人狼としては、あまりに情けない台詞。
相手はなんと思うだろうかと、呟かれる声は暗い]


[少年は生まれた頃から虚弱だった。
辛うじて人狼としての特性は備わっていたものの、
狩りをするほどの強さは無かったのだ。

そのことが父をどれほど落胆させたのか、
彼は身に染みて感じていた。
だから、何とか期待に応えようと頑張った。

認めてもらえれば、
また父と一緒に暮らせると、思っていたから]


でも、僕、大丈夫です。
絶対に足手纏いには、なりません。

[必死に、この村で始めて出会った「同属」へ告げる]


[年を経るに連れて、少年の人狼としての能力は
ゆっくりながらも覚醒してきた。
もっともそれと反比例するように、
今まで人間を食べてこなかったことの負荷が
体に掛かってきているのだが。

少年の体は年齢の割には小さい。
体調の不調も、多くなってきた。
これらの原因を、少年は本能のレベルで悟っていたのだ]


[襲った事がないと告白する声に、微妙な間を挟んで言葉を返した。]

……そうか。まあいい。
であれば我らは無実の虜囚。目には目を。歯には…歯を。

お前の言うとおり、座して待つ必要などない。
災いを転ぜよ…。お前は人狼なのだ。囁くだけが能ではないと証してみせろ。

[煽るような囁きに熱が纏う。
そして声の色が、唐突に優しさに似たものに変わった。]

カルヴィン。お前の父君には、世話になっている……

[昨日の、彼の肩を叩いた意味が伝わっただろうか。**]


『囁くだけが能では無いと、証してみせろ』

[その力強い言葉は、少年の心を揺さぶるには、十分過ぎた。
膝の上で握られた拳。それは怯えるだけではなく、
「生きる」のだと強い意思を帯びていき]


―――――……はい。

[真っ直ぐな声が返る。

続く彼の声の優しさに、その内容に、はっとするように息を呑み]

えっ。父さ……、父を、ご存知なんですか…?

[そうして思い出す。
昨日手紙の話をした折に、肩を叩いてくれたこと]



……ヤニクさん。
貴方は、沢山ご存知なんですよね。

父のことも。人狼《ぼくたち》のことも。


[一度小さく深呼吸して、続けるのは真剣な声]

お願いします。僕の、先生になってくれませんか?

僕は「人狼」として。
色んなことを知りたい。…学びたい。


…甘えるな。

[その突き放すような台詞とは裏腹に、いつもの愉快げな声で囁く。
少し間が空いた後、さして気負うふうでもない囁きが続いた。]

俺の国では…
人狼は珍しい存在だったが、決して特別な存在ではなかった。
父は人間だったが、数千人の奴隷を恣にしていた。
たまに俺や母が人を食らおうと、何ほどでもなかった。
父と俺が仕えたカリフは、俺に興味を示したが嫌悪はしなかった。

人狼などその程度のものだ。…我々は人狼だ。…だがそれだけだ。

[己の存在を、カルヴィンはどう思っているのか、思い巡らせて後を継ぐ。]

とは言え…
お前の父君は、この俺の述懐に酷く御立腹だった。
カルヴィン。お前の父君は誇り高い御方だ。お前は…どうかな。

[そう言って、苦笑気味に笑った。]


……うぐ。 すみません。

[突き放すような台詞に、小さく声を零す。
けれど彼の語調が柔らかかったことも手伝って、
めげずに何とかヤニクの続く言葉に耳を傾ける]

む。むむっ…。

[彼の語る世界は、文化の全く違う国のことだ。
本などでの知識もあまり多くは無く、
全てを理解するのはきっと難しかったけれど]

人を食べても、――…殺しても、
逮捕されない国、だったということですか?

でも、嫌悪、…怖がられなかったのは、
良いことなのかなと思います。

[此処ではきっと、そうはならない。
だから、隠して生活してきた]


[人狼が、どういうものなのか。
自分を人狼と知りつつも、人間と同じように
生活してきた少年にとって、それは難解な問いだ。

けれど話の中に父のことが出れば、どきりと心臓が鳴った]

父は自分が人狼であることに、誇りを持った方です。
とても高い理想を持った、強い人でした。

[だから相手の話に怒ったというエピソードには、酷く納得がいく。
自分について問われれば、暫くの間を置いて]

僕は、………。

僕は父さんのように、なりたい。

[けれどそれは少年の父親とは似ても似付かぬような、
どちらかと言えば無邪気な声]


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/02/19(Fri) 21時頃


1人は偽物か。

[カルヴィンの無邪気そうな囁きに、まるで被せるように嬉しそうな囁き声。
いずれ彼の真摯な思索に答えるつもりでも、それでも目前のニュースに声は弾む]

俺が人狼なら…ふふふ。
人狼に都合の良い占い師とやらが居てくれれば、どれだけ有り難いことか。
そうだな…その手があったな…。


[―――勘違いとしか、思えなかった。

だって、人狼でもない彼らが嘘を吐く必要性を、
感じなかったから]


……ど、どういうことでしょうか…。


に、偽者……!?

[あっさりと答えを出した同属の囁きに、驚いた声を返す]

…………??


ええと、ええと……。
僕達に味方してくれる人がいるということ、ですか…?

[何処か声は呆然としている。
少年にとって、あまりに意外な展開だったからだろう]


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2010/02/19(Fri) 21時半頃


言っただろう。
我々は人狼だ。だがそれだけだ。…人間以上でも、以下でもないのだ。

だからこそ…垣根など低いものだ。

[そう囁いた後、カルヴィンの疑問に心が引っかかる。]

味方。と確信するには尚早か。お前は…どう思う?


………垣根、ですか。

[暫く考え込んで何か言おうとした所で、続けられる問い。
きょとんと瞬いた後、ちらりともう一度メモを見上げる]

あぁ、そうか。
例えば偽者がいたとしても、その人の目的は、分らないですね…。
ただ、本当に嘘吐きさんなら、少なくとも僕達にとっては
悪くない展開ではないのかなと思います。

どの情報が本物なのか、他の人には分らなくなりますから。


【人】 小悪党 ドナルド

―― 回想:今朝 ――

 まったく、何だってんだ。

[ あまり良く眠れなかったというのに、朝から起こされ、呼びつけられれば、機嫌も悪くなるものだ。
 その上、”いつか一発殴ってやる”と思っている、サイモンの顔まで見せられては、不機嫌を隠せもしなくなる。
 だが、その話を聞き、二人が人狼を見分けられると名乗りでれば、矛先を収めて、皆を見回してから何やら考え込む。]

 ふん……冗談ごとじゃ済まねえってか。
 おい、サイモンよ。お前さんが一番危ねえんじゃねえのか?
 いけすかねえが、知った顔が狼に喰われちまうってのもいい気分じゃねえ。
 精々、気を付けろよ?

(96) 2010/02/19(Fri) 22時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ 真っ先に人狼など世迷い事だと言い出しそうな男が、しかし、真面目に受け取っている。
 いや、何も知らなかったなら、世迷い事だと決め付けたかも知れないが。
 険しい目付きでサイモンの背を見送る。だが、そこにあるのは、ただ気に食わない相手だからというものでもなかった。]

 ん? ベネットが言うのか。
 そりゃあ、何とかが何とかを笑うってやつじゃねえのか?
 
[フィリップをからかうベネット(>>79)に、更に茶々を入れる。]

 おっと、あぶねえ!
 アーチ、俺のは駄目だ。ベネットのを食え、ベネットのを。

[ そんなこんなと騒ぎながら食事を終えると、ごっそうさんと礼を言う。食器だけはキッチンに持って行くものの、そこから先は押し付けて、広間へと。]

(97) 2010/02/19(Fri) 22時頃

そうだな…。

奴等の意図が知れれば、この上ないが…。
俺とカルヴィン…この人数を言い当てたのはサイモンと、ウェーズリー…
サイラスは……

[カルヴィンの返答を当然のように受け入れながら、
囁きの口調は、独り言のような色彩を帯び始める。]


【人】 小悪党 ドナルド

―― 広間 ――

[ ローズマリーが姿を現せば、面白くなさそうな顔をして、おざなりに手を振って見せる。
 次々とコルクボードに張られてゆく質問への答えを、目を細め眺める。
 そして、わざわざ大きな声で言うローズマリーの言葉(>>@12)を耳にして。]

 ……気にしてるんだな。

[ ”オバサン”と言ったアーチの声を思い出しながら、ぼそりと呟く。]

(112) 2010/02/19(Fri) 22時半頃

小悪党 ドナルドは、病人 キャサリンの様子をちらりと伺った。

2010/02/19(Fri) 22時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

[ 昨日の一時のような具合の悪さはなさそうだな、と見て取る。視線が合う事があれば、ふいと顔を背けるだろう。]

 あ〜、ピッパ。
 あまり考えなくていい。
 というか、考えないでくれ。

[ ピッパの言葉(>>108)。
 過去を思い出し、背筋に冷たいものを覚える。
 ばあちゃんの料理をご馳走になった事もあった。ピッパが作った料理を試食させられた事も。
 二人が美味しそうに食べているのを、同じ料理を目の前にしながら愕然と眺めた事を思い出す。]

(123) 2010/02/19(Fri) 22時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

 おおっと、あぶねえ。

[ キャサリンの車椅子を回転させるヤニクにぶつかりそうになって、飛び退く。]

 おいおい、あんまり無茶させんなよ。
 また、なんだ。
 あれだ。

[ キャサリンが具合を悪くしたらどうする、とは素直に言葉にできず。
 それは、自分が原因となった昨日の事を思い出したばつの悪さからか。それとも…

 ヤニクが止めるのを見て、ふうと息を吐いて顔を背けた。]

(134) 2010/02/19(Fri) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ ローズマリーの視線を感じ、にやりと笑って肩をすくめてみせる。]

 気にするような歳にも見えねえがな?
 それとも、あれかね。女は見た目じゃ分からねえってやつか。

[ 結社員への反感から、ついつい余計な事を言う。
 もっとも、その反感の大部分はサイモンが形成したもので、ローズマリーへは八つ当たりだと言えなくもなかったのだが。]

(140) 2010/02/19(Fri) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ 笑いかけるピッパに、困ったような、笑いたいような、泣きたいような、何とも言えない表情を浮けべる。]

 ……程ほどにな。

[ ようやくそれだけを言うと、手を振り、二階へと向かうピッパを見送った。]

(141) 2010/02/19(Fri) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[ キャサリンが咳き込むのを見て、サイラスの側に行くと、肘で突付いて、キャサリンの方を目で示す。
 つまり、どうにかしてやってくれとの催促だ。]

(148) 2010/02/19(Fri) 23時頃

【人】 小悪党 ドナルド

 ――うおっと!?

[ 椅子を巻き込みながら、盛大に倒れ込む。
 ぶつけた膝と腰に痛みが走った。何があったのかと見回せば、にやにやと笑みを浮かべて見下ろすヤニクが目に入った。]

(154) 2010/02/19(Fri) 23時半頃

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