人狼議事


94 眠る村

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シメオン! 今日がお前の命日だ!


【人】 粉ひき ケヴィン

[ハナの最後の呟きを背で聞き、男はそのまま宿を後にする。

約束どおり、決して誰も読まぬうちに。
眠らぬうちに、その本を灰に帰し、
霧に巻かれる前に、恋人の元へ戻る為に――]

(1) 2012/06/17(Sun) 23時半頃


 ありがとぉ、…ハナ。
 ううん、お母さん、かなァ。

[くつくつと嗤いながら]
[呪われなければこの青い炎で焼かれない]
[エイトは新しくひとつ学んでいく]

 家族、か
 最高だねェ…
 



    シメオンには少しだけ早く眠ってもらって
    余計な事を言わないでもらいたいよねェ。


[ふふふ、と嗤いながら]
[彼と親しいフィルはどういった声を上げるのだろうと想像する]


【人】 粉ひき ケヴィン

―― 雑貨屋 ――

[ひとり訪れる雑貨屋。眠る飴玉の甘い香りが微かにする。
整えられた部屋は、シーツの清潔な匂いがした]

…。

[小脇に抱えた小さな木箱。
手にした日記帳の表紙だけを目がなぞる。
異母兄を指差した日のことも書かれているかもしれないそれを。
季節外れの暖炉にくべる。

ぱちぱちと小気味の良い音を耳に。
紙片が黒く舞い燃え尽きるのを待つ間、

男はシャツの匂いを嗅ぎ、眉根を寄せる。
火かき棒を持った腕が、ざざりと顎のしたを拭う]

(8) 2012/06/18(Mon) 00時頃


  ――― ゼロ、おまえ。
 


【人】 粉ひき ケヴィン

 ――――。

[全てが燃え尽き、燻る灰に水をかけた。

雑貨屋を出れば一度水車小屋の方を見るも、
茜の名残の反対側。群青の空の下。
すでに森は黒く塗りつぶされている。

男はそのまま宿へと急ぐ]

(13) 2012/06/18(Mon) 00時頃

 ――どうしたの?
 怖い声だして。

[言いながら、鎮める手立てを自分なりに考えるけれど]

 お裾分け、できちゃったね。

[そんな言葉しかでなかった。
まいったなァ……反省はすれど、軽い。]



 なに、本物様にみられてンのォ?

[冷静さをやや欠けた聲]

 言わなかったな、ゼロ。この事を。

[けれど]

             ――― ふふ、

                      [次に嗤って]




 そうだねェ。


[お裾分け、には柔らかい口調に戻る]
[本物を本物だと思わせなければいい]
[それだけだと、冷静なエイトにまた戻る]


 えーと、なりゆきで。

[恋人に言い訳する浮気男のような言葉を吐きながら、
笑い声が聴こえたことに くす、と笑い]

 いざとなったらエイトが何とかしてくれるかなって。

 目の前に美味しそうな餌が転がってるとさ、
 我慢出来ないんだよね。

[食べたい時に食べる――過日話した言葉の通り。
エイトが何とかしてくれるという甘えは信頼の証。]



 まぁったく…ゼロは、手がかかる。

[そういう口調は責める色を滲ませない]


  …けど、
       ボクはそこの"本物様"を 赦さないよ。

[食欲とは違う、殺意を確かに向ける]


 ――だめ。
 今日は、シメオンだよ。
 アレは冷静で頭のいい子だし、何より信用されてる。

 ハナが人間とわかれば一気に敵が増えるだろうね。

[――もっとも、赦さない、ということが
今日の餌のことではないかもしれないけれど。]



 …解ってるさ。
  ったく、1日1人なんて 面倒なことしてくれる。

[シメオンを喰らう事に反対はしない]
[フィルと一緒に戻った彼]

[明日の朝が、愉しみだと思えば嗤えてくる]

 次さ、次の話だよォ。
  まぁ、呪えれば いいけどねェ。
 



 さて、と

[眠ったふりを演じきれば、力が満ちていくを感じる]


      ――― 狩りの時間が、近い。
          何があってもみんな 眠ってしまえ。**


 
 あハ――…  コワレタァ

[愉悦を含む声。]

 とどめをさしたのは、ブローリン だよ。

 あとは、夢の続きを見せてあげようね。
 それでコイツはおしまい。

[けらけら嗤えば、満ちてゆく力。
――今日も悪夢は*宿主を襲う*]


【人】 粉ひき ケヴィン

[夜闇の向こうから這い寄る霧。
その気配と眠気から逃れるように走る男が、叫び声に顔を上げる]

 ――――!

[半ば朦朧とする意識が反応を遅らせ、
目指す宿から飛び出してきた影とぶつかった]

 っ、クラリッサ…?

[ふわりと、せっけんのいい香りがした。
一瞬、目が合ったろうか。
次の言葉を紡ぐ前に、首筋に触れる冷たい霧の気配]

 霧に、まかれる。

[伸ばした腕は僅かな間宙に留まれど、
彼女が立ち去るのが先か、男が腕を引っ込めるのが先か、
男は一人、開け放たれたまま灯りの漏れる宿へと駆け出す]

(26) 2012/06/18(Mon) 01時半頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[駆け込んだ勢いのままに恋人の体を抱き上げれば、
かろうじて宿の一室へ運び込めるだろうか。
ベッドに彼女の体を投げ出すようにして、男の体も崩れ落ちた*]

(27) 2012/06/18(Mon) 01時半頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2012/06/18(Mon) 01時半頃


 そぉみたいだねェ。

[ ゼロの言葉に、くっくっ、と喉を鳴らす音]

 かわいそぉな、クラリス…
 なんておいしい子なんだろうねェ

[おしまい、と簡単に言うゼロの言葉にまた嗤って]
[エイトはまだ裡で、宿主と静かな戦いをしたまま]


  ふふ、


[霧が――― 村を支配する]



眠れよい子よ 庭や牧場に
鳥も羊も みんな眠れば
月は窓から 銀の光を そそぐこの夜
眠れよい子よ 眠れや


                 ――― ねむれ


[宿の一室、フィルと先に眠ったシメオンがそこにいて]

 この宿に固まってくれたおかげでェ
 苦労せずに狩りができちゃうって

 ――― 気付かないなんて、ばかだねぇ

[女の身体をしたままエイトは冷ややかな言葉を落とし]
[それから、迷うことなくシメオンの腹部へ喰らいつく]


[顔はシメオンだと解るよう残して]
[はらわたを喰らえば、紅い唇をにたりと歪めて]

 わかい男の子、ってェのも
   けっこういけるもんだねェ

[それから血の匂いもすべて拭い、元通りの女の姿]


["人狼"と思った演技をし続ける相手――恋人の元へ戻る]
[寝具に横たわり手を繋ぎ直す]

   [毎晩、繰り返す]

           [重なる加護の力]

                   [エイトはお伽噺など知らない]


 ――きっと望めば何だって手に入ったろうに。

[美しい容貌、白い肌、柔らかな声……とても可憐で
――――――――秘められし魔力は、魔女のごとく。]

 臆病すぎて、何一つ手に入らないなんて、ね。

[御伽噺は知らない。
心を壊された娘に、なににも手を伸ばさなかった娘に、
そんな結末は残されない。

昨夜の悪夢。
手をつなぎあい眠る、固い絆を弄ぶように
その顔も、つないだ手も、残したままにむさぼる――己。

眠ることを赦さずに、意識を持たせたまま味わった肉の味。]

 ………――遊びはおしまい。

[堪能しつくし、満足げにつぶやき考えるのは*この後のこと*]



 そういう子ほど、…案外、欲深いからねェ

[くつくつと含み笑いを伝えながら]
[ゼロがようやく代わるのかと解る]

 ふふ、

[エイトは忠実に偽りの宿主を演じる]
[だからこそ、きっとまだ気付かない]

[気付いたとしたら、きっと]
      [それは宿主の最悪の結末となるだけのこと]



 …煩いよ、ローズ。

 いい聲で啼いてくれないなら
 その口、塞いじゃうよォ。

[裡で叫ぶ宿主へ冷たい言葉を落とす]
[あくまでもこちらが上だという態度]



 おや、

[店に戻るクラリスの姿][その歩調を見て瞬く瞳]


 逃げて続けてたら、分が悪いからね。

[こぼし、ゆっくり歩く歩調変わらず。]

 ―――――僕だよ。



 ふふ、

[ゼロだと解れば、柔らかな視線を送りながら]
["おしまい"といったゼロの言葉が思い浮かぶ]

       おかえりぃ。


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