171 聖†ジャキディス学園 Final Stage
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― 中庭までの道のり ―
とりあえず七枷さんに色々伝えようかな。
[彼女はきっと中庭にいるだろう。現実世界の聖†ジャキディス学園でも、何かあればそこで落ち合っていたから。
あたしは、七枷さんを探すため正門に背を向けた。 その直後。
>>1:149 緋弾の雨が降り注ぐ。]
んー、もう!なにコレ鬱陶しい!!!
[あたしはカメラを構え、叫んだ。]
(36) 2014/04/06(Sun) 18時半頃
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――"見敵必殺《Search&Destroy》"!!!
[ヴン、と左眼に負荷がかかる感触。 視界が蒼く染まり、手にしたカメラは瞬時に超望遠カメラ……否、戦闘形態《バズーカ》へと変化する。]
――Target+LOCK ON!
[鈍い手応えと轟音が正門周辺に響き渡り、 放たれたロケット弾が降り注いだ緋弾を飲み込んだ。 スカートについた埃を払い、あたしは中庭へと向かう。]
(37) 2014/04/06(Sun) 18時半頃
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― 中庭 ― あっ、いたいた!七かs……
[中庭に彼女の姿を見つけ、声をかけようとしたところで、彼女が別の誰かと話している事に気がついた。]
あれは……うーん?誰だっけ?
[あんまり見かけない顔ね。転校生? 可愛い顔してるから、上級生のお姉さま向けかしら。いやそれより七枷さんといやに親密なふいんき(何故か変換できない)だけど二人は付き合って――
思わぬ逢引の場面に私はカメラを構え、ファインダーを覗きこむ、が。彼は彼女の手を払いのけた>>18]
(38) 2014/04/06(Sun) 18時半頃
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!!!!!
[思わず写真を撮る事に集中してしまったので、その後の二人の会話はあまり聞き取れなかったが]
『Arc因子』……
[――その単語だけが耳に残った。]
(39) 2014/04/06(Sun) 18時半頃
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不動門が落ちた。
どこに行ったかはわからないけど、澪標なら殺しはしないだろ。
後は、神《零艇紫亜》に退位して貰うだけ。
[それが難しいのだとは、声には乗せずに苦笑する。]
……。
唄声《コワイア》が響いても姿は見えない。
神《零艇紫亜》にお出まし頂くにはどうすべきか。
……やるだけやる、しかないけどな。
[神の坐する場所には唄声《コワイア》響き。
世界は深化《stains with god》した。
しかし、今だ神の坐へは遠い。]
不動門なら保健室にいるわよ。
日向さんの包帯でぐるぐる巻きにされてるけど。
死んでは無いけど、異能は愚か、話す事も出来ないみたいだけど。
[闘っていたのだろう、光流の声が届けば現状を素直に伝え]
保健室が拠点?になったみたいね。
傷薬とかは貰っておいたけど…。
そう簡単に回復は出来なくなりそうよ。
[だから怪我に気を付けてねと]
そっか、保健室なら安心だな。
不動門の奴、あの様子じゃ死ぬまで戦いそうだったからな。
[伝えられた現状に、ほっと安堵の息を漏らす。]
ははっ。
俺なんかは一撃喰らったら大体終わりだ。
そうそう怪我させられる気はないから、そう回復の心配はいらないさ。
ありがとな。
じゃ、当たらない様に気を付けて。
[大体そう言うものだろうと光流にもう一度気遣う様に
声を掛けたが]
あ、私の心配はしなくて良いからね。
私は打たれ強い…と言うより…
傷が増えれば増えるほど強くなるから…。
[身代わりとして負を受け飲み込む血脈は、耐久力だけでなく
自らの傷や痛みさえ力に変える。
それを告げたのは安心させる為と言うより、
光流を七枷に専念させる為でもあった]
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[Arc因子。アーク因子。 以前、《機関》に取材に行った際、耳にしたことがある。 確か――《機関》の新生派が研究していたという"神の種子"。 現在の神を排し、新たな神と成る可能性を秘めているというそれ。]
もし、七枷さんが"そう"だとすれば。
[七枷さんに、探れと言われた事。 なにかきな臭くなってき]
(60) 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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たわァ!?
[>>56 足元に突き刺さる緋色の灼弾。]
ちょっと!危ないじゃないのっ! あやうくスカートが焦げることろだったじゃない!
[あたしは思わず飛び出して、彼につかみかかった。]
(61) 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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当たらないさ。
それでこそ、相手が会長や夏鹿敷の一族レベルじゃなきゃな。
[答えには確かな自信を滲ませ。]
わかった。
俺が 《神》への道を拓き。
お前が《神》を殺し。
緋奈が《神》となる。
それぞれ役目の為、無駄に気遣いはしないさ。
[愛部の言わんとすることを理解して、真剣な口調で答えるが。]
……それでも。
手伝いが必要なら言えよ。
[付け足した言葉は、柔らかいものだった。]
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災厄臆さぬ凄腕盗撮者《テンペストパパラッチ》? お褒めに預かり光栄だけども、監視してたなんて失礼ね。――たまたま居合わせただけよ。
[>>84 上からの援軍にあたしは気を良くして胸を張った。]
そうよ、女の子虐めはよくないわ。ストーカー女滅すべしなんて……一寸の虫にも五分の魂! ストーカーだって生きる権利があるんだから!
[どさくさに紛れて彼の顔(期待のニューフェイス)を写真に収めつつ、さっと距離を取った。 敵か味方か知らないけど、突然攻撃してくるヤツとは極力関わりあいになりたくないのよね。]
(86) 2014/04/06(Sun) 22時半頃
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でも、まあ、お邪魔だったようだし―― おじゃま虫は、失礼するわね。
[そう言って片目を瞑り、二人にカメラの照準を合わせ――]
ハバネロチョコじゃなくって申し訳ないけど…… ごめんあそばせ☆
[シャッターを切ると、目が眩むほどの光量のフラッシュが中庭を照らす。 三十六計逃げるに如かず。逃げる隠れるは写真部の嗜み。 その隙に、あたしは猛ダッシュで中庭を後にした**]
(87) 2014/04/06(Sun) 22時半頃
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なかなか上手くはいかないな。
今度は時間がかかりそうだ。
それでも穴は開けた。
見えるか?
[天にあいた光の孔を見上げて、聞く。]
綺麗な龍ね。光流、あなたの名前にぴったり。
[闇に突き刺さる閃光を見上げながら、
随分のんびりとした口調]
見事だわ。
唄声《コワイア》がまた近くなった気がするもの。
うん、ありがと。
光《レイ》の流れを繰る者。
一ノ門を名乗る時、そういう意味で貰ったんだよ。
[のんびりした声に、こちらものんびりと返す。]
それで? ナンパは成功…してる様には見えないわね。
[険悪な様子に塩梅を確かめるように首を傾げた]
折角光流が刺してくれた閃光なのに。
[楔すら吹き飛ばす様に、残念と溜息を]
折角刺したのにすぐに取り除かれたら困るよなあ。
[はは、と苦笑を落とす。]
上手くオスカーを利用出来れば良いのだけど。
無差別テロな弾丸に私の力を載せたから…。
多分大丈夫。
もう一度アレを放った所で…獣が天空を砕く牙を剥くだけよ。
[天空でなされた光と緋色の奔流に光流の消耗を思う]
あなたが作ってくれた楔と罅、無駄に出来ないもの。
あー、光流、なんかごめんね。
[天の楔については今の所大丈夫かも知れないが、
その射手の身の安全までは考えていなかった]
助けた方が良い?
異能がある限り、異能を作り出そうとする。
そして悲しみが、苦しみが生まれ、悲劇を繰り返す。
………いらないのよ。異能なんて。
[緋色の雨が降る屋上に視線を向けて呟いた**]
なんかアレだけでも打ち貫けそうだな。
普通の光矢とはいえ弾かれた。
アレを何度も迎撃するのは骨だから、助かる。
[追撃の手を止めさせたのは聞こえた声。]
いやあ、まさかこういう形とは思わなかったけど、攻撃されるのは想定してたさ。
自力でなんとかはする。
自分達の事に集中してくれ。
[ゆるいが多少緊張の含まれる声で、助力の申し出は断り。]
……まったく、なあ。
ホント俺には見る目ないや。
[自嘲気味に呟いた。]
まるでオスカーが<<新生派>>みたいよね。
このまま間違ってくれれば良いけど。
[その分時間が稼げ、オスカーの肩を持つものも
同じ立ち位置と誤認させられるかも、と]
……カッコイイとこ見せないとね。
[助力の申し出を断る光流に返すのは、
私なりの応援**]
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ハァイ。
[>>253 喚ばれた気がして、あたしは先ほどから身を潜めていた木陰から顔を出した。]
あの物騒な転校生はもういないのかしら?
(255) 2014/04/07(Mon) 20時半頃
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