人狼議事


167 あの、春の日

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 ……それは、旅立つ人目線の歌だもの。

[小さく、誰かが呟く。]


[ぺたり。
無意識に、数学書を支える手とは逆の手が、木肌に触れる]

……ああ、そうだったな。

[ぺらりとページをめくりながら、低い声で呟いた]

僕には、やりたいことがあったのだった。


[木肌に触れていた手は、一度するりと撫でて。
ごく自然な仕草で、その手を持ち上げてひらりとマユミに向かって振った]


 
 ――……風邪引かないように気をつけてくださいね。

 それだけ、言えばいいのに。
 申し訳ありません、ハルカ先輩。

[木肌に触れた手をこちらに向けてくれたハルカへ、申し訳なさそうに紡いだ。
この声はきっと、届かない。そう思ったから。

どうして?]


 
 世の中は 夢かうつつか うつつとも
 夢とも知らず ありてなければ

[26歳の自分と、16歳の自分。
唇から零れたそれは、詠み人知らずの和歌**]


別に謝ることはない。
言いたいことを、言いたい口調で。
そこに謝る理由など存在しない。

[かくいうハルカも、上級生にすら口調はぶれず、一人称は「僕」である。
偉そうだとか敬意が足りないとか言われるハルカより、よほどいいんじゃないだろうか]


[届かないはずの声が届いたことに、最初違和感は覚えなかった。
それくらい、自然で、当たり前のことのように感じたのだ。
おかしい、という理解は遅れてやってきた]

む?

[数学書を抱えなおし、わずかに首を傾ぐ]

君も、なにか後悔しているのか?
……僕のように。


【人】 鷹の爪団 マドカ

― 校庭 ―

[土を蹴る。棒を立てる。
跳ね上がる。
小さな体が空を舞う。

ぐんぐんと跳ね上がり、一番高いてっぺんを越える時、

視界を満たすのはいちめんの、青い青い空]

(52) 2014/03/03(Mon) 11時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[ぽふん。と音を立てて、身体がマットに沈み込む。
むき出しのおでこに腕を載せて、大きく吸って、吐いた。]

きれいね……

[まぶしさに少しだけ顔をしかめながら、空を見上げる]

いい、天気、
この空見たら、マユミちゃんはどんなことを言うかしら。

[寮からも見える位置のグラウンド。
ルームメイトも今頃、同じ空を見てるかもしれない**]

(53) 2014/03/03(Mon) 11時半頃

鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2014/03/03(Mon) 11時半頃


 えっ、……――――?

[食堂へ行くと、ハルカは確かに口にした。それを聞き届けて窓を閉めたというのに、また彼女の声がする
振り返れど、眼前にあるのは外界と隔たるガラス窓。

続けて、彼女は問うた
「僕のように。」
そうだ、ハルカは女性であるけれど、一人称は「僕」であった。
けれどどうだ、自らの中には、「私」と言葉にする彼女の姿も存在している。

数度、黒眼を瞬く。大きく、息を吐く。]

 ……はい。
 とても、……とても大きな、後悔を。

[言葉に滲んだ苦味を、溶かしていくかのようにゆっくりと紡いだ。]


―裏庭―

そうか。

[マユミとの会話が成立する。
冷静に考えれば、どう考えてもおかしいのに、やはりそれは、ごく自然な、当たり前のことのような気がした。
そうだ、今のこの状況に比べれば、これくらいの不思議はどうということはない。
当たり前のように、10年前の春にいる、この状況そのものの方がよほど不思議だ]

そうか。僕と同じなのだな。
後悔を抱えて、なぜか10年前のここにいる。
これは、夢なのだろうか。


[夢だとしたら、誰の?
己の見ている夢か。それともマユミの?
それとも……皆の見ている夢なのだろうか?
考えても、答えは出ない]

後悔を抱えているなら、やり直してみてはどうだろう。
人生に「もしも」はないというが、今僕たちは「もしも」の世界にいる。
後悔しなかったバージョンを体験してみるというのも、悪くないかもしれない。

[10年前の自分には、踏み出す勇気が足りなかった。けれどその結果を知っている。嫌というほど味わった、苦い苦い後悔の味を知っている]

うまくいっても、いかなくても。
どうせ、夢なのだから。


 
 夢 ――――……なのでしょうね。

[ルーカスとぶつかる少し前。
考え事をしていたのは、帰ってきたハルカの言葉を考えていたからだ。
こんなことが、現実に起きるはずがない。
目の前には、ルーカスが居る。10年前のまだ、幼い面影を残したクラスメイト。
26歳の自分自身が、それを懐かしいと見つめている。]

 やり直し、そうですね。
 できることなら、……

[口にしかけたそれは、未だ飲み込むように沈黙に流し
けれどハルカもまた、同じように苦く思うところがあったのかと、ほっと綻んだ口元は彼女にはつたわらないけれど]

 ええ、やってみましょうか。
 素敵な夢にできるよう、頑張りましょう。


 
 私にできることがありましたら、仰ってください。
 今の私なら、昔の私より頑張れそうです。

[その声は、弾むような音色をしている。]


ああ、夢の中でまで後悔を繰り返すのも、詰まらないからな。

[弾むような声で、やってみようというマユミに、こくりと頷く。
その様子までは、見えなかっただろうが]

せっかくこうして会話もできるのだからな。
僕にできることがあれば、いつでも言ってくれたまえ。


【人】 鷹の爪団 マドカ

― 廊下 ―

[朝練を終えて、泥んこジャージのまま寮に戻る。
どこかから悲鳴のようなものが聞こえた、ような気がした]

 んんん? んんんー?

[ちょんまげがぴょこんぴょこんと揺れる。]

(108) 2014/03/03(Mon) 23時半頃

鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2014/03/03(Mon) 23時半頃


【人】 鷹の爪団 マドカ

 おなかおなかすいたよー♪
 おなかすいたよー♪

[そんな鼻歌を歌いながら廊下を歩いていれば、
前方に見慣れたクラスメイトの姿発見>>120]

 あ、ルーくんおはよぉ。
 キャサリンせんぱいと、ゴロせんぱいも、おはようございます!

[とてて、と駆け寄って、ぺこりと頭を下げた。]

(126) 2014/03/04(Tue) 00時頃

[後悔。
そう、己は、後悔している。
いろんな感情がない交ぜになって、
後悔しない道がどれなのかわからなくて、
結局、選ばなかった。ただ流されただけだ。
だから、ずっと後悔している]


[付き合いが長すぎた。
幼馴染で、腐れ縁で、クラスメイト。
抱く感情はひとつではない。

ある時は、母親のような、
ある時は、姉のような、
ある時は、友達のような、
そのどれもが本物で、だからどうすればいいのか、戸惑うのだ]


【人】 鷹の爪団 マドカ

[こくりと頷くゴロウに、押忍!などと返す。

マドカもゴロウのことはもちろん知っている。
それどころか、彼が陸上部に顔を出した日、周囲の上級生たちがどこかぎこちなく気を遣っていたところを、
『あのオトナっぽい先輩、誰ですか!?』
 ……などと騒いで大顰蹙を買ったことを、彼には伝わっているだろうか]

 トリ?おいしそう!です!

[キャサリンの提案に嬉しそうにわーい!と腕を上げる。
けれど]

 に、にわとり………!?!?!

[がーん!と叫び出しそうな顔をして、ゴロウを見上げた。
ふるふるとちょんまげ揺らして、
怯えた様子でルーカスの陰に隠れようとした]

(136) 2014/03/04(Tue) 00時半頃

[男のような言葉遣い。一人称の「僕」それは自然に身についた。
彼は女性が苦手だから。
男のように振舞えば、女性を感じさせなければ、彼は脅えることはない。
深く意識したこともない、それは呼吸をするように、当たり前にハルカに根付いた]


[女性が苦手な様子は、気になっている。
爪を噛む癖の次ぐらいに、改めてもらいたい。
だから彼が恋を覚えたなら、それはハルカにとって喜ばしいことだ。
頬を染めてジリヤに相対する姿。苦手克服の一歩。
ハルカの中の、母親のような感情が、姉のような感情が、友達のような感情が、確かにそれを喜んだ]


だから10年前の僕は、胸の痛みに気づかない振りをした。


[この感情に名前をつけることを恐れて。
彼に女性という警戒対象であると認識されることを恐れて。
彼にとっての、母親で、姉で、友達。
そんな存在であり続ける方を選んだ]


[腐れ縁という名の鎖が、いつまでも続くものではないことに気づけず。

だから――――ずっと、後悔している]


【人】 鷹の爪団 マドカ

 やっぱり………

[鶏を絞めたことは、あるんですか…!と、完全に勘違いしている。
純粋に怯える気持ちと、ちょっとだけの好奇心。
ルーカスの背中の裏、隠れながらちょっとだけ顔出して、ゴロウを見て、目があったらまた隠れた。]

 フィリップ先輩、が、許可出すんでしょーか、
 でも卒業しちゃったからだめなのかな、えっと、
 でもでもでもダメ、フィリップせんぱぁ〜いっ!

[混乱しながら名前を叫んでいるそのすぐ近くを、
件のフィリップが歩いているとは気付かずに]

(151) 2014/03/04(Tue) 01時頃

 
 ……、私のこと、苦手だったのでしょうか。

[つい、そう口にするのは過去を振り返るマユミ。]


鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2014/03/04(Tue) 01時半頃


[1年生だったあの日々、
その行動は幼さがはっきりと見て取れる。
だからある意味、この日々こそが後悔の塊でもある。

もっと自由に、もっと素直に、もっと明るく。
そう振舞えていたら、別の高校生活を送れていただろう。

けれど――]


[ぺらりとページをめくりながら、この場所ではないところの声を聞く]

マユミが苦手というわけではないのだよ。
シーシャが苦手なのは、女性という人間そのものだ。
……いや、程度の差はあれ、人間という生き物すべてが苦手なのかもしれない。

[ぺらり]

だから、気にすることはない。


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