人狼議事


208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】

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【人】 お針子 ジリヤ

― 大浴場 ―

[  ちゃぽん  ]

[アルコールを入れた直後の身体で湯に入るのが危険、というのは承知の上。
湯船に浸かる身体の体温がぼぅと上がり、視界が揺らぐ。

酔いが回れば頬を染めるに留めていたものは白を朱に変える。
誰もいない空間。
微睡む意識に思い浮かべる日々の光景は夢のように朧げ。

掌で掬う湯は隙間から零れ落ち、また水面に波紋を広げて静を成す。
ここで過ごす日常のように。
何が起きても、日が経てば消えてゆく]

(1) 2014/12/24(Wed) 06時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[  ――す、と二色の瞳を瞼の内に伏せた。

ここに住まう人間――否、
吸血鬼たちは日々を思い思いに過ごしている。

欲で一時の暇を満たす者
従順にこの時が終わるまで待つ者

ボクは何方も嫌い。
だが一方で何方にも憧憬のようなものも抱く。
他人との調和と関わりを持とうとする彼等に。
ボクには出来ないから。やり方を知らないから]

(2) 2014/12/24(Wed) 06時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[ 『天使ケヴィン』

先ほどケイイチが見たのはこれの挿絵。
天使と名乗る黒人が、助けを請いにきた老人の前で酔いつぶれている様子を描いている。
一見下らない絵には見えるだろうし、内容も賛否はあるだろう。

それでもボクはこの天使の像が酷く滑稽であること。
其の様が言い得ないほど好きだ。

下らない自身の情を乗せた言の葉>>0:268の意味もまた
無意味で無駄なものかもしれない]

(3) 2014/12/24(Wed) 06時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[――浅い呼吸を繰り返し、鼓動が五月蝿くなって来た。
紅に姿を変えた天使は


 思考を銀糸と共に湯に散らばして、

    鬱陶しいというように意識を手放す]**

(4) 2014/12/24(Wed) 06時半頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 06時半頃



 続きはいつ?
 
[ 俺がこの気持ちを覚えてるうちに、道行き彼に囁き。*]


 どうか、あっしの隣に居ておくれ……

[口から出たのはそんな願いだった。]


 その時にお前さんが隣に居てくれたら、
 あっしはもっと"好い"気分になるのだけれど……?


 
 
   忘れて、ええよ。

        ───『愛しとる。』
 
    


[初めてか、もう何度目になるのかさえ、自分でもわからない言の葉。
 他の吸血鬼にも囁いただろうか。
 それとも、彼にしか囁いていないのか。

 忘れてもいいという呪いの言葉を、魔法使いは落としていく。]


 ………

[忘れていい、そう前置いて告げられた愛してるの言葉。
ならば自分もと同様に言葉を重ねればいいだろうに、それができないのは何の躊躇いからか。

その言葉を、口にする事に慣れていない、だけではないのだろう。
遮るように、その唇ごと、伸ばした掌で覆った。]


 おやすみ。

[頬を触れる挨拶の口付けは、まるで『さよなら』のように感じた。

 忘れていいと謂った。
 だから、それでも構わない。

 ──そう思っているなら、バンダナを巻いたりなんてしなかったろう。

 額へ口付けてから、男は部屋をあとにした*]


[来た時よりも皺の寄った気がする地に落ちた紙。
拾い上げる前に此方がその華奢な体を”拾い上げてしまう。”

少し挑発めいてしまったか、と暫し口を閉ざす参休を伺う。
時々みる食事だってさほど大食いとは言えない自分よりも量は大幅に削られたメニューだからその腕の中の身体は壊れてしまうんじゃないかと危惧してしまう。

自分が促すまま寝台へと膝を付く彼に笑みを浮かべ、]

 嗚呼、是非、ね?イイことは知りたいかな。
 ……ン、

[耳元へ寄る指先を敏感に感じながらふる、と震える。
空気の振動を普通より少しだけ、敏感な耳朶は僅かな刺激を受け取り、そういえば食堂でもこうして触れたか、と僅かに熱の篭る息を漏らしながら思った。]
 


 ……おやすみ、

[かろうじて、言葉になったのはただそれだけ。
遠のく気配にも、戸の開閉音にも気付かずに、眠りに落ちる。

腕に巻いたバンダナの事すらも、ゆっくりと眠りの中へと沈んで。*]


[目を伏せる。
 今『は』鮮明に思い出せる。
 声も匂いも味も、表情も。
 巻いた包帯も、剥がしたガーゼも、拭いた体も。

 おやすみの、言葉も。]


 ───いつ、忘れる?


[『昔』を忘れてしまった時のように。]


【人】 お針子 ジリヤ

[  五月蝿い。

    ボクを呼ばないで。

触らないでよ。

  ボクに触るなら――――]

(44) 2014/12/24(Wed) 18時頃

【人】 お針子 ジリヤ

―浴場→自室―

[薄く瞼が開く。
鼓動が静かに、もう纏う熱気もない。
湯とは違う温もりが身を支えている。
それは理解出来てもまだ視界がぼやけて。

――ぼんやりとハッキリしない輪郭を辿るように、瞳の先に映る誰かの肌をか細い指で辿った]*

(45) 2014/12/24(Wed) 18時頃

【人】 お針子 ジリヤ

  ……だいじょうぶ…

 部屋にまだごはん…

[とは言っても自身が今どういう状況かも理解していない。
肌が露わになったままだということだけでも認識すれば
ぷるりとすっかり元の白に戻った肌を震わせ。

横たえられたベッドに縋るよう、きゅっと丸くなっては意識を再びふかふかの真白に沈めた]**

(48) 2014/12/24(Wed) 18時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2014/12/24(Wed) 18時頃



 ああ、存分に喰らわせてやろう。
 ――残すなよ。

 


─ヴェールの向こう側─

   「クアトロ、できたかい?」

 ああ、出来たよ。

   「こいつはいい出来だ!」

 そうかい、そりゃよかった。

[淡々とした声と、無駄にトーンの高い声が会話をしている。
 ブツ切れになる映像は頭痛のせいでノイズがかかった。]


【人】 お針子 ジリヤ

ー自室ー


 ♪

   ♪

[何度も何度も聞いた優しい声で満たされている。
音源を辿るように、微睡んだ意識のまま腕をそちらに手を伸ばす]**

(76) 2014/12/24(Wed) 21時半頃

[大きなカンバスに向かう、何かを描く筆。
 完成品が並ぶ部屋。
 塵のように転がる硬貨の山。
 乱れたシーツの上に組敷いた、誰か。]


    「忘れないで、クアトロ。
     キミは、ボクを─────」


[嬌声が聞こえて、重なる。
 消えた記憶の誰かと、昨夜のヒューと。]


[弓形の唇が、好いことを知りたいと囁く
 ああ、それなら望むのは先程の――]

……ケイイチ

触れて、くれ

[耳朶を擽る指先はそのままに一度目を伏せ、後ろ手で帯を解いた。そのまま長着を押さえる腰紐も解いてしまえば、弾みで緩んだ長襦袢の襟元から鎖骨が覗く。指先を少々寄せただけで震えを見せる程意識が耳へ、音へと傾けられているのなら、きっと吐息が浅くなっているのも気付かれているのだろう。
 ……触れられるのは好かった。温もりが胸の奥を掠めていく気がして]

[黒髪へ指を絡めるようにして右耳に掌を押しつけてやれば、己の内を巡る血流の速さまでも捉えられてしまうのだろうか]


─昨晩・回想─

 そう、信じたいね…

[口付けは初めてだという丁助の言葉。
自分たちの言葉なんて本当に
どれも真実でどれも嘘で。

食事の合間に囁かれた言葉

続きはいつ?と訪ねた答えは]

 ふふ、また邪魔が入るんじゃない?
 いいよ、付き合う



 どうせすることもないなら
 手を動かすだけでも違うだろ

 誰かれ構わず食いたいなんて
 冗談をまとわせ言ずに済む

[相変わらず笑ったままそう告げ
彼と自分はどこか似ている気がした

 冗談の様に、本気の言葉を
   本気の様に嘘の言葉を囁く]

 俺もその手はよく使うよ

 絵を見て何を考えていたか
 本当のことを言いたくなったらまた話を

[つまるところ自分は退屈で、誤魔化されたことが不満なだけ。クアトロの見送る視線に振り返ることはせず部屋を後に*]


[途切れて返される言葉。
にぃ、と笑みを浮かべ、ヘッドフォンを近くに置く。]

承知しましたよ、っと。

[息が乱れる様子を感じながら解かれる帯にふと見入るように抱えた手は止まる。襟元が崩れ、現する鎖骨にこく、と喉仏を動かした。
与えられる擽るような耳朶の感覚に欲が込み上げる。

とくり

己か、参休の鼓動か。どちらともつかない音を聞いて帯が解かれるのを待ち、その体を寝台へと横たえた。]

その袂、あまりはだけさせない方がいいね。
とても色っぽくなるから。

[襟に手を伸ばし、撫でるようにその飾りに手を掠め、細い身体に触れる。
自分は下位であるのに下に見る様子は心底不思議な感覚だった。]


 ……───。

[何もすることがないなら。
 宙に手を浮かせて、何度か握っては広げてみる。
 もちろん何が描けるわけでもない。

 見透かすのは得意でも、見透かされるのは得意じゃない。
 誰にも等しく、立場の弁えない口調で
 何も考えていないように思えてその実。
 誰にも等しく、距離を保って
 何を考えているのかわからない【4】の瞳。

 短い会話の中に感じた類似。
 浅い息を吐いた。]


 ───傍、こん?

[下位の男に命令の力などない。
 けれどもこれは『懇願』ではない。

 渦巻く渇きを満たしたいが為。]

 わしと暇潰し、……しょーや。

[一滴落とす、罠。]


──嫌よ。
貴方と暇潰しをすることに、何の意味があるのかしら?

[己が他者と交わろうとするのは己が目的の為だけ。
それ以上もそれ以下もない中で、彼の為に何かしようと思える何かがあるわけもなく。
声音は蔑む色を濃くして、口元は薄く歪めたまま。

もしかしたら、過去に何かあったかも知れないが、それも今の己には関係のないこと。*]**


【人】 お針子 ジリヤ

[ そばの温もりに漸く睫毛を揺らすとゆったりとした動作で目を覚ます]

  ……シュロさん?

[手に与えられた温もりの主へ視線を動かして、
寝起きの毒気のない声を向けた]

(104) 2014/12/25(Thu) 01時頃

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