人狼議事


227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE

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視点:


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

 ― 終幕は突然に ― 

[ざあ、と舞台を終わらせるように
 虚空に唐突に現れたるは小さな紅の幕。

 その前に立って、
 そ、っと、会釈をする少女の”シルエット”は
 お茶会場に、未だ舞台上に、 死んでしまった人の前に
 それぞれ、 終幕の言葉を告げる。]

(3) sane 2015/07/01(Wed) 06時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



  ――不思議の国、および鏡の国の演者のみなさま。
  ほんじつは 即興劇にごさんかくださり、
  まことにありがとうございました。

  わたくし、この劇場の主の”ナイトメア”ともうします。

  亡くなってしまったお方はお気の毒に。
  生き残ってしまった方も、お気の毒ですこと。
  ずいぶんとつらい殺しあいになったみたいね?

  ……でも。あなたがたが見せてくれた もの――
  とっても、きょうみぶかかったのよ。

[くすくすと人々の神経を逆撫でするかのように
 紡ぐ笑い声を演者たちがどう聞こうと、知らぬ顔で]

(4) sane 2015/07/01(Wed) 06時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[パン! と手を打つ]

  さて、さて。
  ころしあいの勝者は、鏡のアリス。
  彼はりっぱにポーンからクイーンに為りました!
  彼に盛大な拍手を!

[ぱちぱちぱち、と四方から浮き上がる手が、
 不気味に拍手を重ねる。
 紅幕の上に、
 スクリーンのごとくアルヤスの姿が映し出される。

ぱちぱち、ぱちぱち、ぱちぱちぱち――――。
 
 拍手の残響が消えた頃。

 少女の影は、真っ黒に塗り潰されたその影は。]

(5) sane 2015/07/01(Wed) 06時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[ 口だけがぱかりと空いて、
 深紅の上弦の月を浮べた。
 ざわりと背中の翼が大きくなり、地面に突き刺さって、
 血管のように脈打つ。

 ちか、ちか、と少女の影の中で、
 明滅するのは星々の輝き。]

   しんでしまったひとも
   いきのこってしまったひとも――

   いまだ、ゆめじにしぬるわけにはいきますまい。
   冥府にいきたいと
   おっしゃるならば案内しますが――。

[そんな酔狂は、いませんでしょう? と首を傾げて]

(6) sane 2015/07/01(Wed) 06時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

   ……そろそろ朝も近づいてまいりました。

   【あくむからめざめ】て、
   うつつの たびじの つづきを、どうぞ、
   おたのしみください。

  ――意味は、おわかりかしら?

[陣営の勝負も、何もかも。
 悪魔の余興と、種を明かしてから、嗤う。
 抗議の声はあっただろうか。
 そっと片手をあげて]

(7) sane 2015/07/01(Wed) 06時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

  それではそれでは、
  ありすのげきはこれにておしまい。
   ――かえりみちには、おきをつけて!

[ばっ、と少女の華奢な掌が虚空を薙げば、
 演者達の足元から、
 蠢く真っ黒な腕が無数に現れるだろう。

 黒い掌の中には、
 少女の林檎の眼と同じ色をした深紅の目がひとつ。

 笑むように撓んで、演者たちを闇の底へと誘うために
 その足に、腕に、胴に、絡み付いて
 地中へと引きずり込むだろう。]

(8) sane 2015/07/01(Wed) 06時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


[引きずり込まれた先で、
 演者は三度、落下する感覚を味わう。

     次に目をあければ、そこにはきっと、]

(9) sane 2015/07/01(Wed) 06時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

― ◇幕間◆ ―

[演者たちが闇に飲み込まれる前の事。
 悪魔は、きちんと少女の姿かたちをしたナイトメアは
 ゴシック調のドレスを身に纏い、
 真っ黒な傘をまわしながら、
 ある男の目の前に現れる。]

  おめでとう、アルヤス・イルヤースさん?

[にっこりと微笑んで、
 無邪気に問いを向ける。
 アルヤスを捉える腕のみが、動きを止める。]

  勝ったあなたにひとつ、ききたいの。
  いのちをあずかるって、どんなきもち?

[林檎色の瞳には好奇心のみが写りこむ。
 人の心を知らぬ悪魔は、静かに答を待つ。*]

(10) sane 2015/07/01(Wed) 06時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[蒼い目はまるで青空のよう。
 金色の髪はまるで真昼の陽のよう。

 地に落ちた影のように真っ黒な日傘を
 くるると差して
 ナイトメアは血の匂いを胸いっぱいに吸い込んだ。]

  ふふふ。 

[めでたかねー、という言葉をさらりと傘に
 乗せて受け流し
 続くことには、残念そうに肩を竦めた。]

(57) sane 2015/07/02(Thu) 21時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


  そう?
  でもね、わたしこうしないと
  あなたたちとあそべないの。

[舞台上に降りて劇に手を加えることは許されない。
 なぜなら、ナイトメアは「観客」だから。

 蒼い眼差しが、少女の向こうに知らぬ人を見る。
 それに応えるように、少女はにっこりとわらう。

 たん、と地を蹴る音。
 こちらに猛然と迫りながら
 拳を振りかぶる”アリス”に目を細めた。]

(58) sane 2015/07/02(Thu) 21時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


「   … 話す前に、よ!!

  とりあえず、は、殴られろッ!」



  わかった。

(59) sane 2015/07/02(Thu) 21時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[  ――ごちん!    ]

[ ”アリス”の振りかぶった拳は、
 少女の柔らかな黒髪の下に衝撃を与える。
 ちかちかと視界の中で星が散った。

 ふわっ、と傘が宙を舞っていった。
 好奇心のみでできた悪魔は、
 しばらく林檎色の瞳を瞬きさせたかと思うと]

(60) sane 2015/07/02(Thu) 21時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

  い、いったぁ〜〜〜〜いっ!

[膝を折って、
 拳骨をくらった頭を両手でぺそりと抑えた。

 ……ちら、と一瞬、
 アリスの顔色を窺うように
 林檎色の瞳が動いたのは、
 見えたのか、それとも *]

(61) sane 2015/07/02(Thu) 21時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[続いて振りかぶられた拳は――
 その拳もまた、少女の頭に吸い込まれるように
 落とされて]

  ふええ?! う……。

[二発目! クリーンヒット!
 ナイトメアの瞳に雫が溜まった。が、
 それは頬を伝うことはなく。]

  ……わたし、あなたには はなし、
  きいてないよ?

[ユーリに向けて無邪気に首を傾げてみせた。]

(66) sane 2015/07/02(Thu) 22時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


[あらあら、残念無念!
 実際痛いのだけれど、
 「わざとらしい」と言われてしまっては
 ナイトメアも肩を竦める他なく。
 更に追撃されればぐうの音も出ず。]

[ナイトメアは二人の男を見上げては、
 こころもち頬を膨らませて、
 ゆっくり と立ち上がる。
 聞こえた溜息なんか知らない。>>127

(130) sane 2015/07/03(Fri) 18時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


『… 遊びてーだけなら、
   舞台上から眺めてるだとか、
   悪趣味なことしてんじゃねーっての…!』

[粘っこい視線を受け流す。]

  ……。
  だから、みるしかできないの。

  あなた、水族館ってしってる?
  ――いいえ、「リィブラ」にはきっとないわ。
  じゃあ、水槽の中の綺麗なおさかなを
  おもいうかべてごらんなさいよ。

(131) sane 2015/07/03(Fri) 18時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[子猫をしかりつける少女のように、
 人差し指をたてて、]

  どんなに魚がきれいでも
  それを手にとって眺める事はできない。
  ――そんな事をしたら魚は息ができなくてしんじゃう。

  どんなに魚と遊びたくても
  水槽が小さすぎてわたしは入ることができない
  ――わたしは水槽を割ってしまう。

[わかる? と言葉を紡ぐ。]

  わたしはゆめのあくまだから。
  ゆめでしか あなたたちにあえないの。
  舞台に あがることは ゆるされないの!

[それは一つの制約のようなもの。
 無数の世界戦に居る人々をゆめに招く事ができるかわりに
 悪夢の中の人々に直接手を下す事はできない。]

(132) sane 2015/07/03(Fri) 18時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


[真意を探ろうとするなら、
 少女は何も「裏」など存在しない 子供の 残酷な目で
 アルヤスを見据えるだろう。

 それから、くるり、とダンスのステップをふむように
 ドレスの裾が黒い花弁のように広がって、
 薔薇園に影を落とす。

  ――た、た、たたん、と足音が響く。]

  にんげんって どんなことをおもうのかしら
  しあわせなときに たいへんなときに
  いきているときに しのまぎわに!

  いのちというだいじなものをあずかるとき
  どれほど かくごするの?

  わたしはそれを しりたいだけ。
  ないものにきょうみがあるだけ。

(133) sane 2015/07/03(Fri) 18時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


  なぐりたいならなぐらせてあげるけど――

  結局、こたえてはくれないの?
  アリスも。ダムとディーも。

[”悪魔”は至極 至極残念そうに溜息をつくと、
 もう一度手を宙へと翳した。

 ス、と虚空を指先でなぞる。
 周囲の景色は一気に黒に染まり、
 ――今度は、四方、八方から、
 黒い掌が伸びてきて
 彼らを闇の底へと 引きずり落とすだろう。*]

(134) sane 2015/07/03(Fri) 18時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

― エンドローグ ―

 ――明日太郎。

[ゆらり、と黒髪を揺らして、
 ナイトメアは赤い飴玉を口に含む。
 ひよこを指先で突く。

 かろりと乾いた音が舌先で鳴った。
 指先で手繰るのは、とある漫画の一ページ

 かの英雄<<ハカタ=ノ=シオ>>が
 描いた本をじぃ、と見つめながら
 ナイトメアは傍にいる山羊に語りかける。]

(164) sane 2015/07/04(Sat) 06時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

  にんげんってへんなのばかりよ。
  現実に帰る時にわたしに元気よく挨拶するひととか。
  「もう二度と会いたくない」っていうひととか。
  愛する人をひたすら追い求めるひととか。
  挨拶をする時間をくれ、なんていうひともいたわ
  
  いちばんへんてこだったのは、
  
[ナイトメアは林檎の様な目を細める]

『夢ん中でも、なんでもよ
 テメーの話に付き合ってやるくれーなら、
 そん時は、教えてやっても、いーぜ』

(165) sane 2015/07/04(Sat) 06時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


  ――……。

[かりん、と飴玉を噛み砕いた。]

  ……たまには、劇じゃなくて
  普通のゆめにお邪魔しても いいのかもね。

[ぽつり、ぽつりと独り言を零し、
 ぱたんと本を閉ざした。
山羊の「らしくない」という声は、無視して。]

(166) sane 2015/07/04(Sat) 06時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


   ごきげんよう!
    わたしの名前はナイトメア。

   今夜は、あなたの話を聞きたいわ

(167) sane 2015/07/04(Sat) 06時頃

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