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あー! 残念、イアン様が落ちてしまわれたのぅ。
わらわのかわいいヨリシロはこの状態で生き延びれるのかのぅ。
しかししっかり護ってくれたイアン様にはわらわからも礼を述べるのじゃぞ。ほほほ。
オスカー様もようこそなのじゃぞ。うむうむ。見事にミシャからの招待状が届いたようで何よりかや。
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[ヤニクがアイリスのネックレスを彼女に帰し、言葉を発した直後に、右手の人差し指が何度か動く。天井を向いて仰向けになったまま、静かに唇が動いた]
『イアンさんも死んでしまったよ。引きずり込まれたよ。だから霊が憑いていない人間だった』
[そうしてまたしばらく黙していたが、突然のガラスが砕ける音に]
な、何!?今の音!!
[そう言って跳ね起きた時には、すでにオスカーの体にガラス片が突き刺さっていたところだった]
(3) 2011/01/21(Fri) 00時半頃
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いらっしゃい。お二人とも。
死後の世界へようこそ?
そろそろクライマックスってところだし観客になるには良いタイミングね。
終幕をゆっくりと愉しんでもらえれば幸いね。
[酷薄な笑みを漏らすと気配は溶けて消える**]
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オスカー君?!
[慌てて体を起して彼の元に駆け寄ろうとしたが、血の気が引くように青ざめ、その場に座り込んだ]
……また、誰も何もしてないのに…… やっぱり、無理なんじゃない……諦めて全員死ぬ以外にないんだ…
[ベッドに再び倒れ込むように仰向けになり、震える声を絞り出した]
……でも、どうして。 どうしてオスカー君が… 他にもいたのに…
やっぱり、嘘なんだ… 霊が見られるなんてのは…
[しばしの後、思い至ったように横を向いて、ヤニクの方を見つめた]
(12) 2011/01/21(Fri) 01時頃
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ふむ。
イアン様はどうやらリンダ様に刺されて黒い何かに引きずり込まれて、かと思うと血だるまになって天井から降る
というとても何か―――やりすぎな気がする死に方をしてしまったようじゃな。
わらわのヨリシロ、さすがに逃亡してしまったぞ。
ちなみにちょっと漏らしておったな。かわいそうに。
オスカー様の死に様も痛そうじゃのぅ。
しかしなんとなくそちらの方が綺麗かもしれんなぁ。映像的に。
もちろん夢ではないぞ。ほほほ。
ほほほ、なんじゃイアン様、手を出してしまえばよかろうに。
わらわのヨリシロの小娘も、相当憎からず思っておったようじゃぞ?
抱き心地はどうじゃろうなぁ。ヨリシロめ、胸はないからの。
ああ、なんじゃあの手は全部女か。
これはこれは、地獄に落ちても擁護できんのぅ。
[ころころと鈴を転がす笑いをこぼした]
ほほほ、オスカー様がほどよく混乱しておるの。
簡単簡単。
ただ、死んでわらわたちのお仲間になっただけの事じゃからの。
ほほ。悪霊さんと言われると、ちょっと否定したくもなるのぅ。
ちょっと遊び友達を増やしたいだけじゃというのにな。
聖書はどうでもよいのう。本物のお坊さんでも来ない限り怖くはないわ。
くふふ。いやあ、表裏がないとはぬし様のような者を言うのじゃな。
ムードはいいところまで行っておったのではないかのぅ。
あと一歩というところでぬし様が死んでしまってデッドエンドじゃな。
さてなぁ。わらわが取り付いたとて、ヨリシロに自覚があるわけでもなし。普通の小娘と変わらぬと思うぞ?
ふふふ、今なら気づかれずに触りたい放題、やってみてもよいかもしれんぞ? まぁ、死んでしまっては何かに触れると言う事はできないのじゃがな。ほほほ。
[にやりとした笑みを浮かべていた**]
ああ、名前、か? 識別には必要かのぅ。
とはいえわらわはもう、名前なんぞとっくの当に喪失しておるからのぅ。確か「ヒメさま」と呼ばれた事もあったと思うので、ヒメということになっておるぞ。
わらわのナカマ様は、「ミシャ」と呼んで上げるとよいらしいな。
[オスカーの問いかけには、律儀に答えた**]
わー。やにくさん、かっこいい。
くいあらためてしょうてんします?
・・・ヤニクさんの自作自演の方がまだ説得力ある気がするわね。
妄想全開ね。
なんかいっそ2人でお引き取りして頂きたい気分だわ。
何の話してんのよ、アンタ達。
メアリーも最期には同じところってことになるわね。
ぽちはどうなるか知らない。
わたしとヒメは色々違うみたいだもん。
・・・やりたかったら、メアリーでも押し倒しておけば良かったんじゃない?
[呆れたようにそれだけ言った。]
幽霊を…? 襲う気なの…? できるのかしら…?
つか、そこ、何してんのよ。
部屋が汚れるでしょう、外でやんなさい。外で。
・・・別に怒ってないわよ。
[じろっと険悪な眼を向けた。]
まあ、幽霊になったばっかりで物が動かせたりしないんじゃないかしら。
身体ないのに動かすのって大変なのよ。
まあ、そういう経験ないみたいだから?
ずっと女子高で男の子と喋ったこともないみたいね。
[どうでもよさそうに肩を竦めた。]
何が『たん』よ…。何の勧誘よ、それわ。
わたしだって生身の時だってンな経験ないんだから、わかんないわよ…!
何だかんだで興味がないわけじゃないんだから押せば倒れたかもね。
でも軽い人は嫌いらしいわよ?
[くすりと笑って付け加え]
わたしの場合、精神の波長が似てる子じゃないと乗っ取れないの。
いい機会って言われても?
べ、別に良いわよ、そんな経験なくたって…!
困ってないし…!
うん。そういう雰囲気にのせられるタイプね。
でも遊ばれたって知ったら刺されるかもしれないわよ?
…って、もう刺された後だったわ。手遅れか。
とりつきたいんなら色々試してみないとダメでしょうね。
女の子に憑こうったって簡単じゃないわよー。
今更、新しい世界ってもね。考えておいてはあげるわよ。
[虫でも払うように手を振っている。]
死んでるのに生命保険をどうするのよ…?
まあ、暇つぶしなんだけど。
どうせ生きてた時もやってたことは同じだし。ヒメは知らないけど、生前の習慣ってやつかもね。
全員、招待するつもりよ。 勿論。
さっきも言ったけど、あたしは自分の波長に合わないと取り付けないわ。
動かすくらいならできなくもないけど。
波長が合わない身体に入るとすっごい気分悪いの。長くは無理ね。
そこの猥褻物2人は隠さなくなっただけでしょ。
元から、そうよ。絶対。
ええ、ミシャって呼んでくれれば・・・ってはぁ!?
何言い出してるのよ、アンタまで!?
なななななな、なんでそこまで話が飛ぶのよ!?
そもそも死んでるのって将来って言われても。
[飲んでいた紅茶を吹き出す勢いだ。]
ヤニクさんは、あんまコッチ来てほしくないんだけどね。
・・・それはそれでアレな発言じゃないかしら。
まあ、今更生きてる女子がいいって言ってもどうしようもないけど。
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―数刻前・廊下―
[訝しげな顔のまま、叫び声に廊下に出たが、向こうから近付いてくる影を見て我に返ったように声を上げた]
あれ、もしかして……
[手で顔を押さえ、底冷えしたように体を震わせた]
じゃ、じゃあ、やっぱり…… いたんだ、本当に……リンダ、確かに死んだはずなのに……
[ヤニク達に促されるまま、何も言わずにメアリーとポーチュラカと共に、メアリーの部屋に逃げ込んで震えていた]
(36) 2011/01/22(Sat) 00時頃
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やっぱり、死ぬんだ…… 悪霊に取り憑いた人間を放っておいたから…? じゃあ、やっぱり…… なんとかしなきゃ。
閉じ込めたぐらいじゃ意味がない… ……やっぱり、取り憑かれた人間を殺さないとダメ……? 殺さないと…
[それだけを繰り返しつぶやき続ける]
(37) 2011/01/22(Sat) 00時頃
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ふーむ。今日の招待状は誰にしようかのぅ。
ちょっとあみだくじでもしてみようかや。
・・・・・・・・・・・・モニカ[[who]]、と。
うん。好きにする。
話題の人がやってきたみたい、ね。
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