人狼議事


245 at 10:15

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


サイモン! 今日がお前の命日だ!


【人】 放蕩者 ホレーショー

[ 銃声が響く、響く、高らかに!
 血塗れのソファを挟んだ銃撃戦を見上げて、オレは痛む体を震わせながら眼を見張る。瞬きを忘れた眼球はすぐさま乾いて涙の膜をまとった。黒々光る濡れた眼は、オレンジの傷やホワイトの顛末を真摯に見つめる。一瞬足りとも見逃すまいと。

 クズどもが殺し合う
 クズどもが血を流す
 清々しいはずが、

 ――間違っていた、間違っていた……ホワイトの声が脳を揺すった。間違っていた、間違っていた……何を、誰が、いつ、どこで、どうして、ホワイトの声は【誰か】の声にすり替わり、オレの表情をひどく曇らせる。外の晴天とはうらはらに]


 ――――、なぁ おい、……なぁ
      テメェ は、間違っちゃいない

 間違ったのは だれ、だ


[ ホワイトにか、オレンジにか、それともオレ自身にか、問う声を含んだ呼吸は力ない。血を流しすぎたし、オレは彼方此方みにくく穴だらけだ]

(15) onecat69 2016/04/14(Thu) 21時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[ 激しい音が鳴り止み、ホワイトの命の気配が遠ざかる。
 ホワイトの声は硝子片の雨とともに大脳皮質に焼き付いた。思い出――なんて美しい物には成り得ない、オレの“最高で最悪な1日”を象徴する光景として。
 
 ブルー、ブラウンに続いてみっつめの色彩が失せた。
 拳銃を掴んだ手をソファの座面につき、のろのろと愚鈍な動きで身体を起こす。ホワイトをよく見るためだ。喪われた白をよく見るためだ。
 床に散らばった錠剤の白は、血の赤の中でしらじらしく鮮明だった]


 …………わからね――ぇか、
 わかったら 教えて、くれよ ハッ


[ オレンジの声に瞬いた瞼裏で白が明滅して。
 眩んだ目を、オレンジの顔へと向けて笑った。

 生きていれば、いつかわかる日が来るだろう――と*]

(21) onecat69 2016/04/14(Thu) 23時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[ 開いた扉から、健やかな風が吹き込む。あわせて射した光を吸収して、屋内の翳りは勢いを増したように思う。その内へ踏み込む影を――ピンクの小柄な影を見る。

 しばし続いた喧しさから一転、銃声を忘れた空気はいやに静かだ。各々の身動ぎが、衣擦れが、ピンクの足音や否定の仕草に応じて揺れる毛先の動きが、息遣いが、ホワイトの体温が失われていく様子が、外界の平穏の気配が、流れだす血が、声が、笑いが、すべてが際立ち張り詰めている。

 強烈に辺りを感じるオレの視界はいまだ明滅していた。
 光を透かす瞼裏の赤と、光そのものが重なる明滅。
 まるで、極彩色で描かれた地獄の光景]

(47) onecat69 2016/04/15(Fri) 21時半頃



 ――――良い子じゃ、ねぇ か……
 でも、まだ 「ふたり」じゃねえ
 な、


[ けたたましい笑い声を真似てやろうかとも思ったが、呼吸するだけで精一杯。薄ら笑みと役立たずな目を細める表情だけ、そっとピンクに向けた。

 ふたりでにげよう
 わるいようにはしない

 ――約束はまだ生きている。
 少なくともオレの中では]


【人】 放蕩者 ホレーショー



 だから、甘い……ってんだ


[ 不鮮明な視野でも、おおまかな動きはわかる。
 微かな金属音……はオレンジの居る辺りから響いたのに、その先に続く動きを感じられない。次の音は耳を劈く銃声だとばかり思い期待したのに、裏切られる。
 期待はずれの苛立ちより、呆れたふうな笑みが漏れた。

 緊迫した場に不似合いな、やわらかい揶揄を吐き。
 強く目を閉じ、全身を動かす。
 まずは、せめて立とう、と。
 ピンクの歪んだ声(>>32)を聞きながら]

(48) onecat69 2016/04/15(Fri) 21時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[ 銃声を聞き、銃声を追い、血の臭いを嗅ぎ、硝煙を探し――ピンクの目(>>37)が向いた先に居るオレは、足を引き摺り銃をぶら下げ、ふらつく足取りで歩いているだろう。

 そして座り込んだオレンジの傍を通り過ぎる際――]


 …………情けねえな、“臆病者”


[ ――やっとでポケットから取り出したキャデラックの鍵を、落とす。血溜まりに落ちた鍵は、ささやかな音を立て、オレンジの手元へと転がった。

 ピンクの「じゃあな」と銃声を間近で聞いたのは、
 その直後だったか*]

(49) onecat69 2016/04/15(Fri) 21時半頃


  ―― 終わったぜ、グリーン。

  なあ、……お前、



  どこにいる?


   (ころしてやるから)


【人】 放蕩者 ホレーショー

[ 自分で探すしかないのか――と、呼吸の合間に呟いた。
 言葉になりきれない青臭い息遣いは、ただのロクデナシの命がひとつ消えたという事実の上を滑り、痛みを押し殺すせいか熱く震える。

 震えは負傷の右足に伝い、歩みきれずに半端な地点で前傾に倒れて穴の空いた左肩が床に落ちた。激痛は、過度にいたると熱と凍えと痺れと諦めに転じるらしい。ひ、ぐ、間抜けな犬じみた音が喉から漏れるだけで、うめき声さえろくに出ない。そもそも心臓がよっつに増えたかのように自分の鼓動がうるさくて、オレは何も聞こえちゃいない。自身の呼吸も、声も。

 ドクン ドクンドクン ドクン……

 そのくせ、最新の記憶と現在が重なる耳奥より少し深い所では、ジュ…、と湿った音が後を引いていて。消える音と、続く命の音を感じながら

 自分で探すしかないのか――と、もう一度考えて。
 無事な右腕で床を叩き、ずるりと前に進んだ]


 気が合うじゃ ねえか、


[ オレンジの骸へと残したのは同意と笑みひとつ。
 届かなければ、嫌そうな顔も反論も出来まい]

(59) onecat69 2016/04/16(Sat) 21時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[ こうして、いよいよ「ふたり」になった。

 依然として役立たずな目では上手く見つけられないが、血と硝煙と狂気の臭いを辿れば良い。約束は生きている。この空間で唯一生きている約束を探すように、拳銃を握った右腕一本の力でオレは床を這い――]


 …………終わって ねえ だろ、


[ ――ピンクの傍へと、辿り着く。
 座るピンクの顔の辺りへ、さらに床に近い位置に這いつくばりながら目を向ける。視界は晴れず、世界のすべてがぼやけている。それでもわかる。距離は近い、もうじき触れられる程、近い]


 死に損ないのクズ、は……
 ぐ、ァ……はっ……あと、何色だ?


[ ピンクの手が拳銃を手放していない事は察るのものの、オレは笑って、傷つき馬鹿になっている左腕をそろりと伸ばした]

(60) onecat69 2016/04/16(Sat) 21時頃

[ すぐさま殺意の牙に咬み付かれないなら、だが。
 オレは触れようとする。

 ピンクの口元――呼吸と、
     首筋――血の流れと、
     胸元――鼓動を、

順になぞって確かめようとする。命を。頼りにならない感覚の中で、じりじり痺れて冷たい指先が、何より信頼出来る気がしたからだ。死に損なった手でなら、死に損ないの命を感じやすいかもしれないと考えたからだ]


【人】 放蕩者 ホレーショー



 だから 、教えてくれよ
 逃亡の果て――テメエが、行きたいのは


 ( 天国か 地獄か )


 ……選んで良いぜ


[ 何にせよ、近い距離から
 粗い呼気と一緒に、問いかけて


 ――拳銃を握る右手に、最後の力を込める*]

(61) onecat69 2016/04/16(Sat) 21時頃


 ……

 なン、だよ

[冷たい指先が不躾に口元と顎に触れて
雨に打たれた野良犬みてえに
びくりと背を跳ねさせた。

噛み付いてやろうかと歯を剝き出したら、
ずるりと手が下へ向かう。

首筋、胸元、――触れてくる氷みてえな指先に、
一瞬、黙って、
燃え尽きそうな程熱い体を寄せた。]


 
 
  ―― てめえを道連れにすんなら、地獄だ。
 
 


【人】 放蕩者 ホレーショー

[ まだ「終わっていない」、死に損ないのロクデナシふたりの物語は――静かに結末へと近づく。

 窓外で、流れた雲が太陽にかかり陽射しを遮った。一度つよく扉を叩いたきり風が止み、もう扉の隙間から此処へ新たな何かが吹き込む事はない。

 七色の死とふたりを抱いて、
 廃墟はそっと閉ざされている]

(79) onecat69 2016/04/17(Sun) 11時半頃

[ 触れた命は、まだ熱かった。
 ピンクの声と震えは冷たい指先によく伝わる]


 探して 、んだよ
 オマエが 一番“感じる”ところ


[ ピンクの胸の真ん中に手の平を押し当て、鼓動の熱を感じる箇所をゆるく弄る。そこはもちろん、肉や皮膚や着衣を隔てて心臓の真上。
 銃口でキスすべき最良の箇所]


【人】 放蕩者 ホレーショー

[ 汗と血で汚れた皺だらけなシャツに、より深い皺が刻まれる。ピンクの手はしたいようにさせ、ぼやけた視界にその顔を収めて互いの目を……もう何色の瞳が入っているのかさえ、わからないが……見合わせる。オレの瞳は、ピンクの目元にかかるプラチナブロンドの髪を見て、雨が降っているのかと勘違いした。

 雨が降っている。
 結局、オレの頭は【雨の日】に囚われたままだった。
 恨みと憤りと復讐に突き動かされるままだった。

 細めた目の奥の奥、記憶を辿る――]

(80) onecat69 2016/04/17(Sun) 11時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー



 便所には、付き合ってくれんのに
 墓は 嫌 ……ってか


[ しかし地獄には付き添ってくれるそうだ。
 掠れた呼気を震わせ笑うと、鼻先でピンクの髪が揺れた。

 胸にかたい熱い“何か”が触れた。
 ピンクの胸から離れた死んだ左腕が、そのまま静かに背へと周って背を抱く。肩口や首に呼吸が触れるむず痒さに口端歪めると、オレもまた、ピンクの胸に銃口を寄せ――]


 終幕だ


[ ――引き金を引こう]

(81) onecat69 2016/04/17(Sun) 11時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[ 胸に撃ち込まれた銃弾のいくつめまで感じられたかは知れない。心臓が破裂して血が溢れた。
 命が燃えて、消えていく。

 明確な殺意を込めて弾いたつもりの引き金だったが、最初の一発の衝撃でどうなったのかも知れない。殺したのか、殺されたのか、終わるのか、終わったのか――事切れたオレにはすべて預かり知らぬ、流れ続ける現実的な時間の上に残された物語の結末だ。


 ひとつ確かな結末の一端。
 Mr.GREENは死んだ。Horatio=Smithも此処で死んだ。


 救いようのないロクデナシのひとりとして]

(82) onecat69 2016/04/17(Sun) 11時半頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ホレーショー 解除する

生存者
(4人 48促)

ホレーショー
12回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.125 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび