人狼議事


142 紅月の村【人狼vs吸血鬼RP】

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 村人の仕業ではあるまい。
 
      何を喰らわしたんだか。


 それにしても半殺しとは中途半端な。



 操られる者が慣れていなかったか、あるいは── 

           ・・・・
           強すぎるのか。


 
 聞いているか、 サミュエル。


    ライジは人狼だ。


[さて、どうする? というように情報を投げた後、"声"は歌になって溶けてゆく。]


♪人は誰もが仮面をつけて 惑い歩く
 人の世界は仕掛けだらけの パズルの森

 何が良くて何が悪くて 何が綺麗で汚い?
 燃える水の面に映る 何が本当? 何が嘘?


― 少し前 ―

[居間に入る前に、攻芸に‘声’を送る。]

攻芸さん、ご無事ですか?


[しかし、返事は返ってこない。

サミュエルを殺して、住処に戻ってしまったのだろうか。
それとも―…。

妙な胸騒ぎがする。
青年は眉間に皺を寄せた。


―けれど今は来客中だ。
彼は人間だと自分は‘知って’いる。
頭を切り替えなければ…。

青年は頭を振って来客の方へと向かった。]


―僕が、
 
   僕が皆を守るんだ。

 たとえ、何があったとしても。

[意識外で呟いた言葉は、確かな決意を秘めていた。]







       ―― そうだね 。
 




  ―― 敵は、 排除するだけだよ。


  違う?

[歌う同胞へ、ゆるやかな笑みの声を返す。
 不安定さは、もう薄れている。]


[其処にあるのは、"魔女の子" 新生の、若き"吸血鬼"。]


[少し考えれば、分かることだ。
 はじめて"聲"を聞いて、外に飛び出した時に。

 ――自分が、何処に居たのか。

 あの時、どこか落ち着かない感覚を覚えていたのは、何故か。]


[同胞の聲が名を告げても、驚きよりも納得が来た。

 だから、祖父はずっと己を傍に置こうとしたのだ。
 信をおけど、他の"群れ"に放り込むわけにはいかないと]


     ――……、


      めんどうくさい。


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