人狼議事


104 路地裏の因果律

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【人】 歌い手 コリーン

[身なりを整えて自宅を出る。
 目的はなかったけれど自宅で塞いでいるより良いと思った。

 井戸端の掲示板のそばで何やら人が集まっている。
 不思議そうに近づくとそこにいたのは、
 以前造花を買った女性で。]

 ……

[気味悪がる男達を他所に、彼女が視線を向ける掲示を読み上げる]

 紅い靴を預っています。
 墓地のヨーランダ

(2) 2012/10/22(Mon) 00時頃

【人】 歌い手 コリーン

 うん、どういたしまして。
 もしかして貴女の靴かしら?

[頷いた後、何処か痩せこけているような彼女に
 心配そうな表情を浮かべて
 ポケットから取り出した幾ばくかのお金を彼女に握らせた。]

 お花、また売ってくれる?

[小首を傾いで問う。]

(4) 2012/10/22(Mon) 00時半頃

【人】 歌い手 コリーン

 そっか。
 靴を探しているのだったら、
 貴女のものだといいわね。

[本当は造花など買わずともお金を与えたかった。
 それほど彼女の身なりの汚さや身体の細さも気になるし
 何よりも拙く喋る彼女に好意も抱いていた。
 純粋な子なのだと思う。]

 ……ん。
 じゃあまた今度。

[まだ名前も知らない、だけど何か通じ合うような彼女の姿を、見送って**]

(7) 2012/10/22(Mon) 01時頃

【人】 歌い手 コリーン

―― 井戸端 ――

[紅い靴の騒動は静まり、人々は散っていくけれど
 深々と冷え込む空気に女はその場に立ち尽くす。]

 ……あ

[訪れた静寂は、己の聲すら呑み込んだ。
 抜け落ちていく。捨てられていく。
 縋るように、取り出したロケットの写真を見て
 小さく親友の名を呟けど音にはならず。]

(11) 2012/10/22(Mon) 20時半頃

歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2012/10/22(Mon) 20時半頃


[殺した、初めて自分の意思で殺した。
まるで初めての殺人のように、手の震えが止まらない。

もう怖いモノは何もない。
慕ってくれた女を殺したのだ、ただ保身の為だけに。
これからも邪魔になるのなら、なんでも殺す。
味方なんていない。
自分は一人で生きていく、覚悟が出来た。

もう誰も信用出来ない。
仲間であるはずの男も、いつか裏切るに決まっている。]


【人】 歌い手 コリーン

[祈るような思いでロケットを握りしめ
 周りに耳を澄ます。

 次第に、微かな雑踏の音が聞こえ始めれば、
 微かに安堵の吐息をこぼしてロケットを握る手を緩めた。]

 ……もう、長くないのかもしれないわね。

[何処か滲む諦観。
 歌いたい。でも、このままじゃうたえなくなる。
 歌がなくなればどうやって生きていけばいいのか。
 貯金だってそこまで沢山あるわけじゃない。
 医者に掛かるにしても、
 手術とまで宣告されればやはり問題になるのは金だ。]

 困ったな

[目を細くし、途方に暮れたように小石を蹴り飛ばした]

(13) 2012/10/22(Mon) 21時頃

[――血迷って自首でもしたか?
いや、まさか。

そんな事を考えるようなタマなら、とっくの昔にそうしているはずだ。
それが長い間、居るはずの場所に顔を見せないとなれば。

急ぎ仕事に出て返り討ちにあったか。
そうでなければ、女が出来たか、こちらの知らぬ誰かの元に救いを求めたか――。

どれも不味い。
男は、険しい顔で路地裏を進んで行く。]


歌い手 コリーンは、メモを貼った。

2012/10/23(Tue) 00時半頃


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