56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
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[そして男は―――女騎士の身体が、容易く弾かれるのを捉え。
敵兵を力づくで振り払い、白馬を向ける。 呼応するようにこちらに向け突き進んでくる黒馬。>>2:179]
――――っ、うおあああああっっ!!!
[夕闇の色した視線と翡翠の視線が絡み合う。 戦場の中、ぽっかりと空いた空間にて、2つの刃が空中で交差し、
鳴り響いたのは、鉄が穿たれる鈍い、音]
(0) 2011/07/02(Sat) 01時頃
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[一瞬、しん、と。静まった世界に。
―――ガイル・カノッサの身体が、揺れる]
(2) 2011/07/02(Sat) 01時頃
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おい、どうした。
何があったんだ!
答えろ!おい!!
[いくら話しかけても、もう、何も聞こえない。]
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[それでも討ち倒すには叶わず、]
『ぐ、ああっ……、 総員、一時、退却だ……!』
[打たれた肩を抑え、黒の将は呻く。 その声に従い、退却していく敵軍の姿が皆の眼に入っただろうか]
……待て、深追いするな! 緑騎士団、一時退却!!
[乱戦で相当の数の兵が倒され、味方へのダメージも大きい。 声を張り上げ、緑の狩人たちに退却の命令を下した]
(4) 2011/07/02(Sat) 01時頃
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――…ッ馬鹿!んなよわっちい声で鳴くんじゃねえよ!
[彼の瞳を視ることは、叶わなかった。
雪崩れ落ちた自分へ、敵兵は容赦無く剣を、槍を繰り出した。
無情にも、彼のか細い声だけが響き渡る。]
[自分の所為で、彼が死ぬなんて冗談でも笑えなかった。]
…ッんで、
俺を、
[涙を流すわけにはいかない。
視界が歪めば、その場で息絶える。]
[俺は、夢の続きなんて信じない。
死ねば、何もかも朽ち果てて終わり。
だから、二度と会うことなんて、出来なくなる。]
分かってんの、かよ… !!
[神様の存在も、
夢の続きがあることも、
ベネットの声が、段々小さくなることも]
[俺だって、『ありがとう』って言いたかったんだ。]
―――…ベネット。
[彼の言葉を、信じてみたくなった。]
[搾り出すような狼の囁きは、意識を手放す彼に 届いたか**]
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― 砦 ―
[草原は、次々運び込まれる怪我人と亡骸の血の匂いに満ちていた。 自らが率いていた騎兵隊は草原に残し、砦中に入る。 参謀を探し歩いている最中、赤騎士団から入った報に驚き、顔を硬直させた]
ベネット……、 ファーレンハイト副団長が……?
[一瞬事実を受け入れられなかったことを自覚する。 その死は、あまりにも早く。]
(16) 2011/07/02(Sat) 02時半頃
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ヴェスパタインは、赤騎士団の状態を*聞くだろう*
2011/07/02(Sat) 03時頃
おい、どこに居る。
治療を手伝っているのか?
[己とは違う戦場で、忙しさのあまり返事が出来ないのだろうと思いたかった。
苦手だったあの格好をした神父の姿を探す。]
[バーナードと話している間、表には出さずにムパムピスへ必死に声を掛け続けていた。]
なんで、だよ……。嘘だろ。
死んだとか許さねぇ。
何で此処に居るお前が先に殺されるんだよ。
先に逝くのは俺の方だろ?
なぁ、おい。
返事しろよぉぉぉ!!!
[しかし――いくら叫んでも、返事が聞こえることはなかった。]
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[詰め寄ってきた女の姿>>18を見遣る。]
奴が、お前の「敵」か。 ………下らん。
[彼女の持つ翡翠の眼は、皮肉にも敵の翡翠によく似ていた。 苦悩に歪められたそれを直視することはままならず、瞳を伏せる]
お前一人の敵意の為に、私の騎士達に死ねと言うのか。 この戦線が突破されれば何が起こるかお前には見えないのか。
……お前一人の為に、我らが祖国に亡びろと言うのか!!
[それは、誰が見ても分かる――激昂。]
(30) 2011/07/02(Sat) 08時半頃
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[砦に充満する血の匂いは、脳裏にこびりつくイメージと結びつく。]
(31) 2011/07/02(Sat) 09時頃
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[幼い頃から、幾度となく奇妙な夢を見た。
ありとあらゆる時代・場所の、会ったことも無い人々の夢だ。 ノルドハイムの美しき公女。脚を怪我した女性兵。 黒き馬に跨る敵国の将。見知らぬ公国の若き公子―――。
その中でも何度も繰り返し、繰り返し再生される悪夢。 転がる骸。蹂躙される祖国の大地。 廃墟となった砦と――― あかい……、そしてくらい。
それを「予知夢」と呼ぶのだと、恐ろしい夢に疲れ果て、泣き叫ぶ少年に教えたのは町の教会の老神父だった。]
(32) 2011/07/02(Sat) 09時頃
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[「神が与え賜えたのだろう」と、老神父は語った。]
「それは試練ではない。使命なんだよ、セドリック。
恐怖に目を凝らして、その本質を見抜きなさい。 未来を知るお前なら、未来を変えられるかもしれない」
[そして―――少年は「力」を求めた。 未来を斬り拓き、護りたいものを護るための力。 力を求めに求め、辿り着いた最後の形が「騎士団」だった]
(33) 2011/07/02(Sat) 09時頃
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[そして、今。 過去に向かった意識を振り払い、再び目の前の女騎士を見る]
祖国の為に戦えぬ騎士など要らん。 我が騎士団を潰すつもりなら……もういい。
―――――今すぐ、帰れ!!
[きっと睨み付け、言い捨てて。 参謀を探し、男は再び*歩き出した*]
(34) 2011/07/02(Sat) 09時頃
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還るぞ。
[血で染まる大地に横たわる狼に小さく鳴いて。
血に汚れた手袋を外し、その狼の頬と額を撫でてやる。]
[目の前が赤に染まる。
頬と額を撫でられ、どこか穏やかな気分になる が]
俺は、…
ッ ――――――… !!!!!
[続きの言葉を紡ぐ代わりに、
出てきたのは、怒りとも、悲しさとも、形容しがたい咆哮。]
落ち着け。
[ベネットの死を前にして、自身を乱している様に見えるイアンにも、ベネットと同じように安心させるように頬に触れて。
続く彼の咆哮は、ひどく胸に響いた。]
…ああ。
[咆哮は収まり、息を大きく吐き出す。
赤みを帯びた瞳が、ブラウンに戻っていく。
それは静かに、静かに怒りを胸の内に溜め込むように。]
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[事前に連絡していた参謀の居場所に向かう。そこが草原なら、白馬に乗って出かけただろう。 進みながら、ミッシェル・クロウの姿が脳裏に浮かぶ。 間違った事を言った覚えは無い。只、酷く感情的だった。 それは半分が八つ当たりで、もう半分は―――]
……いや。 そんなことを考えている場合か。
[浮かんだ感情を独り言で振り払う。 どのみち、今は危急の時。個人的な感情を挟ませる余地など無い]
(52) 2011/07/02(Sat) 19時半頃
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