人狼議事


228 【誰歓人狼騒動】滄海のカタストロフィ

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


フィリップ! 今日がお前の命日だ!


 リーィァ。

[勝手につけた愛称だ。
 人狼としてのわたし――つまりレインは、どこか幼い。]

 リィァ、遠くに行っちゃ、いやよ。
 私も……わたしは……。わかんないけど。

[食事の最中、甘い肉を頬張りながら微苦笑し]


 リィァのこと、わたし大好きよ。
 貴女の食べ様も、人狼としての在り方も、ぜんぶぜんぶすき。

 人間じゃないあなたの、心を、奪ってしまいたいわ。

[なんてね。と悪戯っぽく笑ったところで邪魔が入り]

 ん――気づかなかった、貴女の方が手練ね。 


[邪魔者を消しに行ったリィァを見送っては、
 フィリップの血をじゅるりと吸って、甘い吐息をこぼす。]

 あぁ、死者は人を愛することなどない。
 わたしは誰にも愛されない。
 
        ……リィァ。

[切なげな独り言。彼女にも伝わってしまったかもしれないが**]


[襲いかかる負の感情の数々。
 それは殺意。甘いやかで恐ろしい狂気。]

 ぃ、ぁ

 ……死にたくない

[尖ったつま先が、がりり、がりり。
 手にくい込んだ。]


── 食事中 ──

[温かい肉に鼻先を突っ込んでいると、かわいらしい相方が甘えた声で話しかけてくる。]

 あら、私は遠くへ行くつもりも、貴女を遠くに行かせるつもりもないわよ?

[リィア、とあだ名を呼ばれると、雌狼はくふんと鼻を鳴らして耳を小さく振った。
 仲間から名を呼ばれるのは、とても耳に心地いい。
 それに比べれば、人の言葉などノイズの要にしか聞こえない。]


[金の尾を緩くはためかせながら、レインが嬉々として肉を引き裂く様子を愛しげに見つめる。

 ──グロリアが今まで組み、頼り、そして容赦なく切り捨ててきた相方達は皆、雄だった。
 愛着のない相手の方が切り捨てやすいからという、ただそれだけの理由で。]

 くふ。
 私もレインのこと──

[大好きよ、と言いかけて止め、不自然な物音に獣は身を翻す


[近づく足音を狩ろうと駆け出す獣の耳に、仲間の寂しげな呟きは届かない。

 しかし、獣は狩の昂揚に口許を歪めながら唸る]

 ……人間なんかに殺させるわけ、ないじゃない。

[小柄な仲間を殺させるものか、と*]


 ―――…、

["リィァ"。
 声にならぬ声が淡く響く。]

 だれを ころしたい?


[──狭い廊下は悲嘆に満ちている。

 形になる前に喪った恋心も、
 次々と無残な姿になる人たちに揺れる心も、
 獣にとっては舌の先をちりちりと刺激する心地よいスパイスだ。

 血の香りのする廊下でその悲嘆を味わっていた獣の耳に、低い呪詛のような音が届く。]

(──この中で、今一番力がありそうなのは)

[例え細身で、女のような言葉遣いをしていたとしてもあれは男だ。
 人の姿で襲われれば、アレが一番厄介な相手に違いない、と獣は考えている。]


[気配が近づく。獣の鼻は敏感に、その男の気配を察知し]

 ――、

[小さく舌打ちする。]


[だから、レインの声が聞こえてきたときには。]

 あの、背の高い男を“排除”しましょう。

 人の姿で襲われると厄介だわ。

[と。
 ひんやりと囁き返した*]


 ……"排除"?

[一寸耳慣れぬ言葉を短く呟き]

 わかったわ。
 わたしが人狼として食べることは叶わずとも
 殺意はすべて、彼にむけるわ。


[レインの言葉に女の耳がぴくりと動く。

 それは、まるで死を思わせるようなことば]

 ──だめよ。
 貴女も生きなくちゃ。

[その声は、まるで慌てたような響きを含んでいて*]




  ────── レイン ────!


[金の喉を震わせ、声なき声が霧をざわつかせて──]


 ―――、リィァ……

[より深くなる霧が彼女のおかげだと気づき、
 嬉しさと申し訳なさで、胸がいっぱいになる。]

 リィァ、わたしは、あなたのこと、

[最期の言葉としてはきっと卑怯すぎるんだろう。]


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:フィリップ 解除する

犠牲者 (5人)

フィリップ
4回 (3d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.101 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび