人狼議事


298 終わらない僕らの夏休み!

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【人】 死ね死ね団 サミュエル

─ 回想 ─

[鹿崎に差し出した硬貨は受け取られることはなく(>>0:124)、宍井もそれで良いというような事を言う。(>>0:119)二人共この奢りに当然理由があるかのような顔をしているがなぜなのかまったくわからない。…が。]

 ……ゴチッス。

[実は今日は親戚と顔を合わせたくないが故に、朝からずっと部屋に引きこもっていたから腹が減ってた。
ありがとう鹿崎。心の中で感謝した。]

(1) 2019/09/02(Mon) 00時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル


[知らずのうちに恐るべきギャルにガンを飛ばし(>>0:115)生徒会長をシカトした(>>0:120)ことになった俺だがそんなことは知る由もない。
喧嘩を売ったつもりはもちろんないし、会長についてはすげえ人だともおもってる。成績優秀で人当たりがいい…まったく羨ましい限りだ。]


[そんなこんなで、俺はその後図書館へと向かったわけだ。*]

(2) 2019/09/02(Mon) 00時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 00時頃


 

[ そっけなく断られるかもしれなくても。

  お祭りに、誘ってみればよかった

  なつやすみがおわるまえにと

  おもってたのに……           ] 

 


 
[  時計の音が、うるさいなあ………  ]
 


[新学期が来る。
 部活に燃える生徒達の涙や受験生たちの焦燥にまみれた夏が終わってしまう。
 私はこの場に留まったまま何処へも行けやしないのに。]

 
 どうして?みんな私の事、なんで置いて行っちゃうのかなあ……。 


[ぽつりと零れ落ちたのは涙なのだろうか。否、それにしてはやけに熱い。

熱い、熱い、熱い……! 業火に灼かれている。狭い銀色の箱の中で。 
瞼の奥からどろりと溶けだしたマグマのようなものに焼かれながら、
  
遠くでカチリと時計の針が動く音を聴いた気がした。]


[誰にも、見られてないといい。]


[時計の音がする。
昔買って貰った、目覚まし時計の音だ。]


 
[あたしの両親は娘の死を悲しがってくれた。
              ・・・・・・・
同時に、あたしが死んだことが恥ずかしかったみたいだ。
あたしは然程それを不自然におもわない。
お祭りで釣った金魚が、もし二日三日で死んじゃったら?
育て方が下手だったみたいで、あたしなら恥ずかしく思う。
だからね、そういうところ、家族だなと感じたんだ。

・・・・・・・     ・・・・
家族だけの時間を両親にはたっぷりもらった。
その間に、ひとりだけ、うちに来た人がいた。]
 


 
[あたしの両親は、あたしの死を、
『恥ずかしいから誰にも言おうとしなかった。』**]


【人】 死ね死ね団 サミュエル

― 回想・図書館 ―

[あの後、鹿崎たちと別れた俺は図書館へ向かって、大して興味もない本を手にとっては席につき、何か自分の気を引いてくれるものがあってはくれないものかとページを捲る。
結果はいつもと同じ。味気ない気分を咀嚼するばかりだ。
自分のことで精一杯の俺は文字ですらも、その奥にいる作者の思想に人間味を感じてだんだんと嫌気が差してしまうのだ。
結局よくわからない野草図鑑を眺めることにした。
小さい頃食った野草に毒があったことを初めて知った。]

(22) 2019/09/02(Mon) 03時頃

なんで。

俺が、明日なんて来るなって、思ったから――?

[まさか。
 そんな簡単に天変地異が起きてたまるもんか。
 いや、もし起きるんなら、何回でも祈るけど。
 そんな超能力が自分にあるなら、明日が来ないことより、もっと別の願いを叶えたい**]


【人】 死ね死ね団 サミュエル


 ………ふーー…

[深くため息を吐いた。
祭囃子も、夏の匂いも図書館までは届かない。
寂しいわけじゃない。
ただ、自分はもしかしてこの世界のどこにも居ないんじゃないかと、中学2年生みたいなことを考えてしまう。
明日からほぼ毎日学校の…居場所を持って能天気面している連中と顔を合わせなきゃいけないと思うとうんざりする。
彼らを嫌いなわけじゃないんだけど、どうしても腹が立つ。

そんなことを頭の奥底でぼんやりと逡巡させていたら気がつけばすっかり日は暮れて、図書館を追い出されてしまった。
帰宅すれば親戚連中は既に祭りに出かけていて、後は各々自分の巣へと帰っていくだろう。それだけが救いだった。]

(23) 2019/09/02(Mon) 03時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[帰り道、腹がぐう、と鳴った。
そういえば串焼き、美味かったな。
声、掛けてもらったし。]

 ………

[明日は、俺から声を掛けてみようか。

せめて。
優しくされた分を食いつぶしてしまわない程度に。]

(24) 2019/09/02(Mon) 03時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

─ 朝・根岸家 ─

[ああ、嫌だ起きたくない。]


[新学期初日。目覚めは最悪だった。
家の中を歩き回る足音、大きな話し声と笑い声。
まだ寝てる人間が居るのにどうしてこんなに無神経に物音を立てられるんだろう。神経を疑う。
ほら、ほら、そろそろだ。来るぞ。]

(25) 2019/09/02(Mon) 03時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

 ────!─────!!!

[怒鳴り声だ。いつもこう。
早く家を出たいと思いはするけど、家を出ていったところで俺なんかが一人で生きていけるだろうか?朝からこんな事ばかり考える。いつものことだ。最悪。

夏休み中ならこんな時も親が出かけるまで寝ることでやり過ごしていたんだけれど。いや、でも今日はやけにうるさい。これじゃまるで…]

(26) 2019/09/02(Mon) 03時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル


 ……は?


[「まるで人がたくさんいるみたいだ」
観念して部屋を出た俺が見たのは、昨日とまるで同じ。親戚連中がどたどたと歩き回りああでもないこうでもないと騒ぎ立てている。]

 …昨日帰ったんじゃないのかよ。

[通りがかった母に小さな声で尋ねると、母は怪訝な顔をして「忙しいのにわけのわからないことを言わないで。」と一言だ。

そうすればそれを見た親戚が「またつまらんことばかり言って母さんを困らせている」と大笑いや叱責をして俺で遊び始めるのだ。勘弁して欲しい。

大方皆でもう一日とか、
大雑把でクソな提案が通ったのだろう。
嫌だ。大嫌いだ。]

(27) 2019/09/02(Mon) 03時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[最悪だ、最悪だ、最悪だ。

今日から学校で、帰っても親戚がいる?!地獄だ!!

──俺はヤケクソの気分で制服に着替えて、随分早い時間から家を飛び出した。**]

(28) 2019/09/02(Mon) 03時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 03時頃


死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 03時頃


[カチリと音を立てるのはベッドの枕元に置いた目覚まし時計の音か。

朝を告げるベルがけたたましく鳴り出すほんの少し前に覚醒してしまう事がある。
早く目覚めたのならタイマーを切ってそのまま起き出せばいいものを、私は息を殺してじっと秒針が時を刻むのを見つめている。
一周ぐるりと円を描き切った後に、カチリと──ああこの音だ──短針と長針が定められた形に合わさり、そしてジリジリと無遠慮なベルが鳴り出すのだ。
起きろ、起きろと叫ぶように。]


[何もこんな時に──全身を炎で焼かれる己の姿を見つめながら頭の隅で思う。

明るい色に染めた柔らかな髪。ふんわりと自然なウェーブが出るように毎日こてで巻いてる。
嫌味にならない程度に形を整えて、ぴかぴかになるまで綺麗に磨いた爪。
睫毛がツンと上向くのはバイトで貯めたお金でマツエクしたからだ。
それなりに苦心して気を遣っていた。私の全部。

燃えて灰になるまでどのくらいの時間が必要だったろう]


[8月初旬。
私はSNSで援助交際を持ちかけて来たおじさんからお金を盗んで、ラブホから逃げる途中に幹線道路に飛び出した。

視界を灼く真っ白な光に驚いて立ち竦んだらそこは運悪く突っ込んで来たトラックの目の前。何を感じる暇もなく強い衝撃に襲われた。
ほんの一瞬の浮遊感の後に地面に打ち付けられた──所まで本当に憶えているのか、轢かれたと思った瞬間に受けた錯覚なのかもわからない。ただ、こめかみを酷く切ったらしく、そこから路面に広がる赤い水溜まりが不思議だった。
膜を張ったように急速に掠れて行く視界の隅に、脱出するトラックの運転手さんの姿が見えてああ良かった、と思ったのは確かだ。]


[横転したトラックは積み荷が悪かったのかガソリンが漏れ立ちたのか、黒煙を上げて燃え上がった。
結構な規模の事故だったし、その日は町中にサイレンが鳴り響いただろう。

昔流行ったらしい莫迦なネット小説みたいな終わり。
──幸いテレビや新聞に未成年の私を名指しで非難するような報道はされなかったが、人の口に戸は立てられない。

休みが明けたら、この事は学校中で噂になっているかもしれない
……だって、エミちゃん達が大きな声で言っているもの。

あの子はビッチだった、友達の彼氏も寝取るような女だった、って]


[カチリ。ああ、また時計の音がする。
今日こそベルの音が鳴る前に起き出して、アラームを止めてしまおう───

焼け爛れた手を緩慢に持ち上げる。
時計……あの目覚まし時計に責め立てられる前に止めてしまえたら、

そしたらきっと*気分良く目覚められるだろう*]


【人】 死ね死ね団 サミュエル

─ 9月1日・朝 ─

[いつもより随分早く家を出たとは言え、制服をこんなに見ないなんてことがあるか?もしかして今日まで夏休みだったんだろうか。]

 でも月曜、だよな…?

[いつも通学路、地面しか見てないと思っていたけど意外と周り見てたんだな、違和感を感じる程度には。思いつつ、スマホを取り出した。]

 1日…

[スマホの角度を何度も変えながら画面を確認する。見間違いじゃないのか?
光の反射で文字がおかしく見えてないか?
………ううん、間違いなさそうだ。

なら俺が本当にうっかりしていただけか。
ああ、嫌だ。これじゃあ帰ったらまたうっかり者だと親類総出で笑われる。]

(44) 2019/09/02(Mon) 15時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル


 …うわ。
 なんだ、岸か。

[後ろから駆け寄る足音に気づくことは出来なかった。(>>40)声を掛けられて振り向けば、そこに居たのは同じ塾の岸だ。]

 …岸も日付間違えたのか。
 こういうポカするの俺だけじゃないんだな。

[少し安心した。安心がてら、岸に待受画面を見せる。
 ──9月1日(>>41
 確かに画面にはそう表示されている。]

 災難だな。 ……お互い。

[正直、違和感は拭えていない。
俺は31日と1日、二日分の祭りを覚えている。それぞれの日に起きたことも。納得はいってないけど…]

(45) 2019/09/02(Mon) 15時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル


 とりあえず、俺は学校行ってみるけど。

[家に帰っても家があれじゃあ。
誰も居ない学校のほうがまだマシってもんだ。
岸がどうするかを聞くとかは、しなかった。
けどまあ、一応目配せだけはした。ついてくるなら来るだろう。
スマホをポケットに仕舞って俺は歩き出した。]

(46) 2019/09/02(Mon) 15時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[校門の前にやや丸みを帯びた人影が見えた。
ほぼ間違いなく鹿崎だろう。(>>30)]

 ……はよ。

[寝る前には、もう少しこう、気のいい挨拶をできるようにしたいと少しはおもったのだが。俺の顔はいつもよりも強張っていただろう。上手く行かないな。
岸と、鹿崎。俺以外のうっかりもの二人に出会って最初は自分のただのうっかりかと思っていた違和感が少しずつ強くなっていく。**]

(47) 2019/09/02(Mon) 15時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2019/09/02(Mon) 15時頃


[エミちゃんからの通知を見て、息を呑んだ。
昨夜送られてきた文面と同じ。彼女もまた夏休み最後の9月1日を繰り返しているのだ。

私が願ったから?私を置いて次の季節へなど行かないでくれ、と
嗚呼、それなら、それだったら、なんて都合が良いのだろう───

喜悦が浮かび上がって、思わず口元を抑えた。
そうしないと哄笑が零れ落ちてしまいそう。

嗚呼なんて莫迦なエミちゃん、私に捕らわれた事も知らないで
まるで姉、ううん女王様気取りで私にそんな指図をして───

いいよ、大丈夫。今まで通りにあなたは私の女王様だ。
いくらだって見上げてあげるしいくらだって尊敬する。尻尾だって振るよ。

だから、私とずっとずっと一緒に居てくれるよね]


 
[  こんなに早く終わってしまうなら、
  うじうじと悩んでなんかいなければよかった。  ]


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