1 とある結社の手記:6
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
[―――朝。
サイモンとの約束通り、占い師"達"の真偽を確かめようと、
結社員の女が、集会場へとやってくる。
広間には誰も居らず、皆が寝静まっている事が解るだろう。
そのまま歩を進め、サイモンの部屋へと赴く。]
(#0) 2010/02/21(Sun) 06時半頃
["いつも"のやりとりと同じだけの時間を待っても、
返事がないのは、同じだった。
鼻をつくのは、なんの匂いだっただろう。
息を殺して、部屋の扉を開けるとそこには―――――――…・・]
[ 変わり果てた 姿 ]
(#1) 2010/02/21(Sun) 06時半頃
[──その知らせは、直ぐに結社の宿舎へと持ち帰られた。
そこで行われた話合いの結果、
結社マニュアルにしたがい人狼捜しを開始する事を決定する。
サイモンの部屋には、すぐに数名の結社員が向かった。
見に行こうと思えば見に行けただろう。]
(#2) 2010/02/21(Sun) 06時半頃
[【全員を集めて】された結社員の話の内容はこうだった。]
【サイモンが人狼に殺された】
【ゆえにこの中の人狼は確実に殺意を持っている】
【出来るだけ早期の対応が必要になった】
【一日に一人、疑わしい者を処刑する】
誰を処刑するか決定するためにも、【各自に投票】をしてもらう。
渡した投票用紙にもっとも疑わしいと思う者の名を書いて提出して貰う。
その際には、確りと【自分で考えて決める事】を推奨する。
処刑するものが決まれば投票期限日の早朝に、
我々結社員が迎えに来る予定だ。──とも。]
(#3) 2010/02/21(Sun) 06時半頃
―深夜―
………………。
[自室のベッドの上に蹲る。
未だ少年は眠らないままでいる。
そこから凍える冬の景色を見上げるのは、
仄かに赤みがかった丸い瞳。
空は、何処にいても、繋がっていると―――……]
……父さん。
[白い小さな指先が包み込むのは、手紙の束。
父との唯一のつながりを示すもの]
[少年からの手紙は、いつも沢山。
封筒に収まりきらないほどの、長い文章。
父からの手紙は、いつも簡素。
封筒に1枚だけの便箋に綴られた、短い文章。
それでも良かった。
父との繋がりが残されているだけで、救われた。
まだ、頑張れば、彼の元に戻れるのだと。
――――年を経るに連れて、
次第に手紙の届く頻度が減っても。それでも、……]
[かたり。
耳に届く物音は、
結社員の男が集会所に戻ってきた証だろう]
…………。
[彼に人狼だと言われれば――、
自分もヤニクも、きっと殺されてしまう。
だから]
[少年はそっと机の上に手紙を置きなおすと、立ち上がる]
―サイモンの部屋―
[夜の闇に紛れて廊下を歩く姿に、音は無く。
するりと目的の部屋に入り込む。
彼は、気づいただろうか。
それとも、気づかなかっただろうか]
サイモンさん。
[少年は結社員の男を見つめながら、薄っすらと微笑んだ]
さようなら。
[おそらく、
サイモンが少年の別れの言葉を聞くことは無かった。
月の出ている白雪の上でならば毛並みが栄えるような、
一匹の小さな銀狼。
それは最初に微笑んだのとほぼ同時に、
彼の胸を一切の躊躇無く貫いた。
舞い散る赤色は、色さえ違えば、雪のよう]
…さようなら。
[既に事切れた男へと、
《人狼》は微笑みながら別れの言葉を]
[その場にヤニクはいただろうか。
彼は少年の姿を見て、何か言っただろうか。
いずれにせよ、
赤く染まった掌を見つめる小さな人狼の瞳の中に、
何らかの感情の色を見つけることは難しかっただろう。
其処にあるのは、無。
プラスもマイナスも無い、空洞のような感情]
…………。
[ヤニクがいたならば彼の方へと顔を向けて、
ことりと首を傾ける。
暫くしてから、ゼロの上に微かに笑みを上乗せして]
いただきましょうか。
[酷く、あっさりとした言葉。
少年はその日初めて、《人間》を口にした**]
[まさか、新しい占い師の人が来たなんてことは……]
[夜は全然平気だったのに、虚弱な体は自らが殺めた死体に、
まるで拒絶反応を起こすようだった。
いや、昨日あまり眠らなかった所為もあるのだろう。
きっと、そうに違いない。
そう自分に言い聞かせつつ、静かに目を閉じる。
―――…もう少しだけ、眠ろう]
[目覚めれば、きっと。
*逃げられない現実が、横たわっているのだから*]
−深夜・サイモンの部屋−
[口元にはいつもの笑みがあった。
だが眼光は、まるでサイモンを突き刺すような鋭さだった。
彼と目が合う。彼が心に悪魔を呼び込んだことを知る。それで十分だった。
自らは姿すら変えようとしなかった。
恐怖で身体を動かせないでいるサイモンに、カルヴィンが襲いかかる。
その一部始終を観ながら何も言わない。ただ、食事を始めた彼の毛並みを一度だけ撫でてやる。それで十分だと思った。そして静かに部屋へと戻った。]
…カルヴィン。
お前は、友人を食う事が出来そうか?
[素っ気ない。それだけに深刻な思いを隠した問いかけを、囁いた。
敢えて昨夜の事に触れない。そんな暇はない。そう言いたげだった。]
―――友達を、食べる…?
[ぼんやりとした意識の中、
耳に届いてくるのは同属の囁き]
僕は……。
[ぎゅっと自分の手を握り締めた]
………、僕は人狼ですから。
そのときは俺が殺してやる。
サイラス…。随分と効率の良い占いをしてくれたものだ。
厄介だな。
[忌々しげな響き。]
結局は…
ここに居る奴等全員を喰うか…殺す以外にないのかもしれない。
だが結社員も居る。あまり派手な動きは出来ないが…。
[カルヴィンの応えに、自身の困惑の一部を独語するように語った。]
……………。
[此処にいる者を全員食べるか。…殺すか。
そうでもしないと、生き延びれないのか。
そうすることで、生き延びれるのか。
視線は一度ぐるりと、広間全体を見渡す。
ずっと一緒に暮らしてきた、村の人たちだった。
あぁ。なのに、どうして―――]
…ヤニクさんは、そうする心算、なんですよね。
[生きて、ここから、出ると]
――――…まぁ、《人狼》なら。
人狼であるというだけで、
きっと、近づきたくない対象なんでしょうね…。
[淡々とした呟きに、微かに滲むのは寂しさか]
お前は違うとでも言うのか。
[不愉快そうな声を隠そうともしない。]
サイラスは命拾いをしたな…。
いや…。ウェーズリーが何を言い出すかにもよるが。
忌々しい…。
あの猟銃に敵うならば、今すぐにでもこの広間を血で染めてやるものを。
[そこに独語のようなカルヴィンの呟きが聞こえる。]
お前の父君ならば…誇りを持てとお怒りになるだろうな。
[偲び笑うような、からかうような笑い声が続いた。]
――――…いいえ。僕も同じです。
[不愉快そうな声に、返る真っ直ぐな声。
何処か自分に言い聞かせるような態でも、
あったかもしれないけれど]
僕は生きて此処を出ます。
そうして、父に、会いに行くんです。
[何処か夢を見るような風にも、呟いて。
それに伴う犠牲のことを、今はどこかに押し隠して]
……サイラス先生は、命拾い…?
[彼の思考の先を問うように、繰り返す]
ウェーズリーさんは、誰を調べるのでしょうね。
[黒い気味の悪い封筒を思い、小さく息をついた]
[からかうような声が聞こえれば、あわあわと口を噤んだ]
………っっっ!
別に僕、平気ですから。全然、平気ですからっ。
[頑張って弁解しようとするが、
どう見ても余計にボロが出ている]
[笑い声が聞こえる。]
成長してみせることだ。
少なくとも…。お前は確かに人狼に、成ったのだから。
…占い師のどちらかは偽物だ。
襲うときが限られているのならば、俺達に都合の悪い奴から殺す。
だが…その見極めが難しい。
[次の夜。その標的を決めかねている苛立ちが隠せない。]
………っ。 は、はいっ!
[自分を《人狼》になったと認めてくれる声。
どきりと波打つ心臓の音]
どちらの占い師さんが本物か、ですか…。
つまり、僕らを人間だって言うか、
僕ら以外の人を人狼だって言い出したら、
その人が嘘吐きさんってことですね。
[頭の中を整理しつつ、ふむ、と頷いた]
うーん…。
[郵便屋と薬屋。
二つの顔をぐるぐると思い浮かべてみるけれど]
………もし、見分けがつかなかったら、どうします?
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る