人狼議事


20 Junky in the Paradise

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天のお告げ (村建て人)

― 大広間 ―

 えェト…

[人の集まる大広間にヤニクとサイラスの顔があれば、
落ち窪んだ眸は幾度か瞬いて記憶を辿り彷徨う。
当人やノーリーンから代理人と聴けばカクカク頷いた]

 うン、あァ ウン
 はじめまして

[歓迎を示すには言葉が足らず握手しようと、
差し出す細い腕はサイラスを掴まえた]

 じゃ君ノから作るョ

[机においた飴色の箱を開けて、
手指と視線はたのしげに色とりどりの品をなぞる]

 サイラス だっけ?

(#0) 2010/07/06(Tue) 00時頃


天のお告げ (村建て人)

[まさか知らずに参加している者があるとは想いもせず、
パーティーの趣旨を説明する事も、
調合したカクテルの詳細を添える事もしない。

初見の相手の何を如何捉えた結果なのか、
粉末を溶かした液体には2粒のカプセルが浮く。
カクテルの満ちたショットグラス]

                お近づきのシルシ

[サイラスに手渡す折の面持ちは無邪気な子供めく。
次に妖しげな眼光が捉えるのはヤニク]

 次ぎはヤニク 君のね

[サイラスの手元に渡ったカクテルとは全く別もの。
粘性の高い液体の底に細かな粒が溜まる。
リキュールグラスをヤニクへと差し出して、わらった]

(#1) 2010/07/06(Tue) 00時頃


天のお告げ (村建て人)

 ヴェラのはーえェト…あれ?
 アァ、あったあった

 スティーブンが届けて呉れたヤツ
 イイよ コレ

[小さなグラスに粉末を落としスポイトで液体を垂らす。
別の透明な液体で満たせば二層のカクテルの出来上がり]

 マーゴはこっちね
 よく噛んでから流し込んで

[一見すれば只の錠剤に見えそうな物を2粒程と、
飲み干すようにとタンブラーを満たす薄めたカクテル]

(#2) 2010/07/06(Tue) 00時頃


天のお告げ (村建て人)

 ヘクターはァ
 どれがイイかな…

[暫く箱を眺めてスプーンに粉末を盛り、
粉末の山の真ん中に一粒別のものをおいて手渡す]

 火傷しないようにナ

[火で炙ってからのめと云う事らしい。
場に似つかわしくない容姿にも見えるホリーへ顔を向け]

 ンー、ホリーか
 おーばーどーずとか洒落に成らないしなァ

[当人を前に其の身体の大きさを指摘するらしき発言は、
嫌味でもなく思い遣りでもなく事実を零す口振り]

(#3) 2010/07/06(Tue) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)

 俺ァ、元気だよ
 ホリーも元気そうだナ

[向けられる感情に気付ける程に細やかではないが、
嬉しげなホリーの様子に応えるもあったろう。

笑顔を前には惚けた笑みを返すもあり手招いて、
ショットグラスに食べられるマドラーを添えて渡す]

 あンまのみ過ぎンなよー

[小さな子供ではないと知りながらも、
この男が実際に幼子にそうするかは兎も角、
長い黒髪をさらりと撫ぜ遣った]

(#4) 2010/07/06(Tue) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)

 …こわくないって

[自分や客人の粗相の後始末からパーティーの仕度まで、
駆け回っているところを掴まえてきたノーリーン。
其の様子を見遣ればおもたい髪の奥で僅か眉を下げる。

スニフタグラスへ色とりどりの薬を落とす小さな音。
試験管の如き容器の蓋を外し注ぎ込むと、
炭酸水の様にしゅわしゅわと泡立ち気泡が舞う]

 コレ、ノーリーンのだから

[主の命令は絶対とするノーリーンの手へ握らせる。
悪気はないが常識からも逸脱した台詞。
返事を待たずに新たなカクテル作りに戻った]

(#5) 2010/07/06(Tue) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)

 スティーブンはー
 こっちかナ

 現地から取り寄せたヤツ

[粗雑な紙に包まれた乾燥された植物らしき物を、
乳鉢で擂り潰して其処に液体を注いだ。
其れごと煽れと云うように差し出して頷く]

 全員、いき渡ったかー
 コレおいとくから
 二杯目からは適当に遣って呉れナ

[自分の分を作り終えればカクテルグラスを掲げ、
挨拶もそこそこにパーティーの*開始を告げた*]

(#6) 2010/07/06(Tue) 00時半頃


[従兄の言葉を守らず薬を噛まずに飲み干したのは気紛れか。
味より喉越しより別のモノを求めたカクテルは、
其れでも味わい深く五臓六腑から四肢へと染み渡る]


[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

[言い付けをまもらぬ身は昇る為の助けが足りない]

[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]


[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

[ひと舐め毎に意識はおちていく]

 ふふっ

[酩酊に零す笑みはアイに揺れる]


[歩くごと、ふらりと上体が揺れる]

 わ わか ら な

  わか わか らな い

[脳の血流まで犯されて呟く声も目に映る風景と同じにぶれる]


[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

[スティーブンへ向ける眼差しの底は冥い]

 …


 シテ見せて
 壊シテ見せて

 アナタの世界
 アタシの世界
 何もかも全部

[一度たりともスティーブンにアイを囁いた事はない。
プロポーズされるまでもされてからも。
或いはアイを囁くまでもなく酷くぞんざいに扱ってきた]

 そしたら
 アナタだけでイイわ

[今まで囁いたどんな言葉より熱っぽく囁き、
擦れ違い様にスティーブンへと囁き彼の股間をなぞる。
開きっぱなしのチャックを引き上げていく]

 出来ないなら
            アタシの邪魔はしないで


天のお告げ (村建て人)

 ウー?
 アァアァ…アー

[顔を向けど虚ろな眸はホリーの視線を受け留めず、
其れでも幸福そうにだらしない笑みを浮かべる]

 うンうン

[何の幻聴が聴こえるのか幾度も頷いて、
望まれればよろめきながらダンスの相手も*するだろう*]

(#7) 2010/07/06(Tue) 03時半頃


[冥い眼差しを硝子の奥の目が上目遣いに受ける]

[彼女から、好きだといわれたことはない。
 彼女から、愛しているといわれたことはない。]

[どれほどぞんざいに扱われても、
 つかの間の気まぐれでも
 身体を与えてくれる女(ひと)の柔らかさにか、
 その快楽の心地よさに溺れてか]

 … あ あい あいして……る、るん だ。

[繰り返し、言葉で"愛"を囁くのは男の方。]


[耳元に囁かれる熱に、硝子の奥の眼瞠られる。
 どろりとした黒い眼に光が点く]


 ほ ほん ホントに?

 そ そんな そんなこと
 いち 一度も

[ごくりと唾を飲み下す。手の指が幻の柔らかな胸を
 もみしだくように指先だけが折れ戻り蠢き]



 し…こわ、壊す
 壊してこわして
 こわ…

 じゃ

 邪魔なん なんかしな しない。
 しない。

[小刻みに首を横に振る。]


[振っていた首かかくかくと今度は縦に振られる。]

 で、でき できるよ。
 ぜ ぜん 全部。

 こ 壊せばイイんだ?
 
[届かないと思っていたものに、届く手段がみつかったような
 希望が見つかったとでも言うように、声は明るい。]




 と とく 特別なのは
 … き きみ きみだけ だ だから。

 マーゴ




 ぼ 僕の特別は── き きみ だけなんだよ。
 マ マーゴ……

[口が横に広がり両端が上がる。眉を上げてみせて、
 目は輝いて──けれど、そうして象られる笑みは、歪。]


 『見せて』

[阿婆擦れは過程でなく結果を求める。
囁かれるアイの言葉にも、
呼ばわる声にも、
スティーブンを振り返りはしない。

囁かれた言葉はきいていたけれど、
歪な笑みは見ない]

[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

[おちていく意識の向こうに見ていない筈の、
彼の浮かべたのと同じ歪な笑みが見えた*気がした*]


[硝子の奥の目は、背中を見ている。
 囁きに直ぐの答えが得られずとも、
 いちど灯ったキボウの光は消えない。]

 こわ 壊す
 壊す。
 こわす。

[誰が隣にいようと聞こえないくらいに、
 その繰り返す呟きは微か。]

 な なん なんだって、できき できるよ。

[我欲の為に周りを構わぬ言葉は薬の為か
 ──もとよりの男の資質か]


 見せ、
  見せて

 みせ みせてあげる。

[繰り返すうちに、声は明るく弾む。
 まるで愛想を売りつけるような笑い方は、
 サイモンに薬を渡すときに浮かべるそれとよく似て]


 な なんでも、し して、してあげるよ。

[声に滲むのは、"だから"と、言わない見返りを求める"好意"。]


[男が彼女の為に働くとしても、それは無償ではなく]


 あ あい、あいしてるよ。
 マーゴは ぼ 僕の と とく、

 …特別、だ だから。

[届かぬとしても身勝手に男が囁くは──*有償の愛の言葉*。]


天のお告げ (村建て人)

 うン…
 ダンす、ね

[ホリーに手を引かれると眠たげに濁った眸を瞬かせ、
よろよろと立ち上がり素直に付き従う。
踊るホリーの手を取り幸福に彩られた笑みを浮かべ、
ふらついているだけか定かでないステップ。

ホリーの手に持つ人形も今は微笑んで見える。
共に向かった先には酒に濡れた女王様。
普段とは違い過ぎるノーリーンをメイドと認識できず、
ホリーに倣い一応は丁寧にお辞儀をした]

 怪我…?
 ア"ー…うン

[赤いいろがノーリーンを彩るのに酩酊の底。
不安が頭を擡げ短い単語だけが漸く口をついたけれど、
ホリーも女王様も笑うなら不安は打ち消され頷く。
ポケットを探るもないから招待状を探しに*いかないと*]

(#8) 2010/07/06(Tue) 11時頃


[快楽の齎して呉れる空白は長くは続かない。
余韻は心許無く余計ににおちていく]

[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

[陰鬱を好まぬ気質は更なる快楽を求め、
冥い瞳は虚ろにパーティーを彷徨う]


 お爺ちゃんはアタシを叱って呉れたわ
 アナタは叱って呉れるヒトがいなく成って…

 こんな莫迦騒ぎする程にサミシイの
 こんな莫迦騒ぎする程にタノシイの

[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

 此処はアナタの家なのに
 帰れないなら―――還ればイイわ

 アナタの居場所
 きっと、もう

              此処じゃないのよ

[抱擁の合間にサイモンの耳元へ囁いた言の葉。
今の従兄に届くとも思わずもおちていく心地を分かつ]


[ Down ]
 [ Down ]
[ Down ]

 許せない…赦せないゆるせないユルセナイ

[ホリーの言葉の矛先が自分とも知らず、
ただ其の単語だけを小さく口の中で繰り返す]

 ユルセナイ
 ユルサナイ


 お堅い女王様だもの
 どうせアタシのコトもきっと軽蔑してるんでしょう

[スティーブンと共に在る女をノーリーンと認識は出来ずも、
焦点はあわずも冥い瞳に其の姿を映し口の中で呪詛を呟く]

 アナタも―――おちてしまうとイイのよ


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