84 戀文村
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もう5年を超えて、この国は戦火の元にある。
負け戦が濃い中、この小さな村が直接戦場とならないのは、
ひとえに冬は雪深い、谷に挟まれた山間にあるからだ。
しかし、時折、東の空が朝でもないのに、
西の空が夕でもないのに、赤に染まることで
遠い街の空爆を村人たちは知る。
なにより、その空の色に似た手紙。
届けば愛しい人が戦場へ駆り出され、
戻ってこないことが何よりも現状を知らしめる。
(#0) 2012/03/22(Thu) 09時頃
――……今日も、また1通。
誰かの元に赤い手紙が、届くのだろう。
(#1) 2012/03/22(Thu) 09時頃
悲しみまとう赤の手紙。
受け取ったものは、手紙をいつからか
と或る老女に託すようになっていた。
絶望でなく、幸せを。
愛しい人に残せるように、と。
生きて愛する人が、読んでくれることを願って。
(#2) 2012/03/22(Thu) 09時半頃
その手紙が届く日。
戦火が明ける《春が来る》時は
未だ上がる火に《雪深い中》、みえないけれど……―――*
(#3) 2012/03/22(Thu) 09時半頃
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