26 Fairy Tales Ep.4
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―サイモンの家―
返事…ない…?……あれ…ここじゃない…?
[きょろきょろと辺りを見渡すけど。 やっぱりここでいいんだよね、ってもう1度ノックです。]
サイモンさーんっ!! ポーチュだよー!!ねぇってばー!
[さっきよりどんどんって大きな音でノックします。]
…………。
[ドアをそっと開きました。]
(83) 2010/08/08(Sun) 01時頃
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サイモンさーん…?
[そっと扉を開くと隙間から光が差し込む。 そこに見えたのは。
あの日と同じ赤。 あの時、そこに立っていたのは金髪の少女。 それから、大切だった友達の変わり果てた姿。]
……サイモン…さん……。
[爪と牙で引き裂かれたその身体は、サイモンさんと判別するにはとても難しいように見えました。 床にはたくさん雑貨が散らばっていて、その中でも一際藤夢色した分厚い本が見えたけれど。
でも、それどころじゃなかった。]
(88) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
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やだ…。
[また守れなかった、です、わたし。]
やだぁあああああああああああああ!!!!!!!!
[声を張り上げて、その出来事を否定しようと。 ただ、声を荒げて。
でも泣かない、泣いちゃだめだ。]
(90) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
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/* ………( ゚ ρ ゚ )。 オレ…どこにいくん…?
(-19) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
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[死体を見るのは初めてじゃないです。 でも、ずっと心が痛かった。]
―――――〜っ!!!
[泣くのをこらえるかのように唇を強く噛んで。 また、また―――――。
また、誰かが遠くに行ってしまうのが。]
やだ、やだ、ダメ、ヤダァッ!!!
[じゃあ、どうするの?わたし? また、ワカラナイって言い訳するんだ、最低!]
(94) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
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[何かしなきゃいけないのに身体は動かない。 ほら、また、わたし、何もできない、おろかな人間って―――]
――――〜っ!!
[誰かに視界を遮られた気がして、そちらを振り向く。 人狼かと一瞬思って、振り払おうと一生懸命しました。]
――――…!!
[愚かな人間――。
その言葉が耳について離れない。 男の人から離れようとして、尻餅をついた。]
(96) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
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……っぁ…!!
[逃げようとして壁にぶつかって、相手の男の人をもう1度見た。]
知り合い…?? ………そ…っかぁ…、そっかぁ…ごめんなさい…。
[まだどきどきはしていたし、すごく怖かったけれど。 なんだか、大丈夫って不思議と思った。]
…うん、立てる…ありがとう…。
[伸ばされた手を握って、どうにか立ち上がりました。 室内はもう覗けませんでした。
その勇気がわたしになかったからです。]
(98) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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…あ…うん、ありがとう…ございます…っ。
[お兄さんの笑顔でほんの少しだけ心が晴れたような。 そんな気分になりました。]
あ、うん、サイモンさんに聞きたいことあったんだけど…。 もう…聞けないから…。
[しょぼんと、声のトーンが落ちました。]
……家…あ、家は…あるけどボロボロだから…。 あの…お姉ちゃんに薬、持ってかないと…。 宿で…休んでるから。
[家は―――――、あるのかないのか。 返答に困ってそう答えるのでした。]
(101) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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他に知ってる人…。
[昨日、わたしがオルグイユの家に行ったのかどうか。 サイモンさんと話をしたこと知ってる人他にいるかな。]
うん、じゃあ、諦めないっ…!ありがとう…。
[お兄さんの様子に首を傾げながらも手はまだ離さないでいました。]
診療所!ああ、そこ行かなきゃ…! ロミ爺…?そっか、そんな人なら大丈夫だよね!
[お姉ちゃんのために早く戻らないと。]
(105) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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/* うぉれすさん、マジ忙しいな!!
(-21) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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あ、お兄さん背中のお花かわいいね!
[背中に立派な刺繍があったので。]
お兄さんがやったの…?すっごいね! あ、診療所ってどっちなのかな…?
[元気を出そうと一生懸命。 いろいろと話をしようとします。]
(107) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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お兄さんがやんちゃなのは、うんちょっと想像できるよ。 何かあったら診療所、だね! うん、大丈夫っ! わたし、ちゃんと次は1人で来られる…からっ!たぶんっ!
[空元気なのもしかして伝わってるかもしれない。 サイモンさんのこと村の人にちゃんと言わないといけないし。 本当に人狼がゾーイちゃんの言う通り集まってきているなら。 この村にいるのもだけど、逆に出るのも危ないのかも。]
―――――…
[ふさがってない方の手で胸飾りをぎゅっと握りしめました。 不安と恐怖とそれから、何かの胸騒ぎ。 やっぱり、何かが起こっているんだな、って思ったのです。]
(112) 2010/08/08(Sun) 05時半頃
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[お兄さんの助けてくれる、って言葉に一瞬なんでだろ?って思いました。 でも、その気持ちがすごく嬉しくってえへら、って笑いました。]
ほんとにー? えへへー。でも助けてくれるなら嬉しいな。 あ!でもわたしも、みんなを守れるように頑張りたいな。 わたしも剣とか覚えたら、みんな助けられるようになるかな…。 でもどうなのかなー…どうしたらいいのかなー…。
[お兄さんの手を握っていて手に自然と力が入りました。 それに気付いて誤魔化すようにお兄さんの顔を見上げました。]
あ!ちゃんと道覚えるから、診療所まで連れてってね! ちゃんと、助け呼べるように覚えとくから!
[今、覚える自信、実はありませんでした。]
(113) 2010/08/08(Sun) 05時半頃
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えへへー。 お花かわいいよー。
[これも実はそんなにあんまり見てなかったりします。 なんだかお花を背負っているイメージじゃいなーとか。 いろいろ思ったけど。
頭の中はいろいろとぐるぐるしていて。 何を考えて、どうすればいいかとか。 とりえあえず、落ち着こうといっぱい喋ってる感じです。]
刺繍いいなー、刺繍も覚えたいなー。 お兄さんの友達がー…そっかぁ…、そっ…かぁ…。 友達かー…そっかぁ…。友達。
[ぼんやり、ぼんやり考えながら。 何回か友達って言ってたら、また昨日のことを思い出しました。]
(114) 2010/08/08(Sun) 05時半頃
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[お兄さんの笑みが引き攣っていた、とかは気付きませんでした。 気付く余裕がなかった、っていうのが正しいのかもしれません。 考えていたのは。
これまでに起こったこと。 今、まさに起こったこと。 これからさらに起こること。
その全てが嘘じゃなくって事実。 物語なんかじゃないんだよ、ってこと。]
―――――…。
[お兄さんの手を握る手にまた力がほんの少し篭りました。 わたしが守るためにはどうしたらいんだろう。 どの答えが正しいんだろう。]
やっぱり…分かんないなぁ…。
[ぽつり、呟いた言葉はお兄さんには聞こえなかったと思います。]
(115) 2010/08/08(Sun) 06時頃
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[今はただ、黙って診療所についていきます。 診療所に着いたなら薬のお願いをするだろうけど。 でも、お姉ちゃんの容態に関しては。
なんだかとても辛そうだった、ということ以外は。 全く答えられないのでした。**]
(116) 2010/08/08(Sun) 06時頃
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[強い光の中でそれは融けてしまう。 強い闇の中だとそれは呑まれてしまう。
少女に幸運を、と授けられたそれは。 薄い光を纏い力なく空を舞う。]
――― ―――…。
[全ては 「終わり」の 続きを見るために。 ]
(-23) 2010/08/08(Sun) 06時頃
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/* よし…よしっ!まったく分かりません\(^o^)/! 恐怖死したいなー\(^o^)/
(-37) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
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―回想・診療所までの道程―
……逃げることが…大切…?
[このお兄さんが何を言いたいのかよく分からなかったです。 逃げるのがいいことなんて、変な人。]
うん、診療所の場所覚えたよ。 大丈夫、覚えたから。
[嘘です、覚えてなんていません。]
……こどもあつかい…。やだ…。
[ふてくされたように診療所の扉を開きました。]
―回想了―
(229) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
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/* やだ、オレの知らないところで、オレの名前が出てる! F検索で怖かったお!
(-38) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
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―診療所― [扉を聞こえるようにどんどんと叩きます。]
ごめんくださーい。
[中にいる人には聞こえたでしょうか。 話し声は聞こえるので何人かいるのかもしれません。]
(233) 2010/08/08(Sun) 23時半頃
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[あいてるよ、って声が聞こえて扉をゆっくり開きました。]
こんにちはー。 あ…!
[見知った顔も中にはあって。]
ううん、具合悪いのはわたしじゃなくてお姉ちゃんなの。 なんか朝、変な女の人が来てたし…。 いろいろ変。
[困って溜息がついつい出ちゃいました。]
あ、おねーさんまたー。ばいばーい。
[あれ?そういえばお姉さんなのかな? 名前だけ聞くとお姉さんなのかと思ってたけど。]
(247) 2010/08/09(Mon) 00時半頃
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おじいちゃん、薬、ほしいのー。 元気になるやつくださいっ!
[奥にいるおじいさんに声をかけました。 あれ?でも何か取り込んでたのかな? 首を傾げました。]
(249) 2010/08/09(Mon) 00時半頃
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うんっ!お姉さんも気をつけてね…。
[サイモンさんのことを思い出して。 去り行く背中に声をかけたけど聞こえたかは分かりませんでした。]
あ、おじーちゃん。
[どう悪いのかを聞かれて(>>256)]
うううん?なんかぐったり…? なんか変な女の人と言い合いしてたから疲れたのかなー?
[困ったように首を捻りました。]
(260) 2010/08/09(Mon) 00時半頃
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カルテあるのかなー?
[お姉ちゃんが宿をとっていたということは。 この村には住んでいるわけじゃないってことで。]
……えっとー。 グロリア。 グロリア……オルグイユ。
[ちょっと迷ったように名前をおじいちゃんへと伝えました。]
宿で寝てるの、今は。
[おじいちゃんを見上げていいました。]
(265) 2010/08/09(Mon) 01時頃
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おじいちゃん…??
[お姉ちゃんは宿で寝ているはずなのに。]
…わたしが宿を出た後に、お姉ちゃんここに来たのかなー? めまい??やっぱり体調悪いのかなー…。
[やっぱり、お姉ちゃんから離れないほうよかったようです。]
あれ…?今はもうお姉ちゃん帰っちゃった? もう、お薬もらってるなら大丈夫かなー?
[椅子に腰掛けたおじいちゃんと目線が同じぐらいになりました。 まっすぐ見て、また首を傾げます。]
(277) 2010/08/09(Mon) 01時半頃
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オスカーお兄さんは、お姉ちゃんに今日は会ってないのー??
[心配しているみたいです。 あれ?でもここに来たんじゃなかったのかな? なんだかよく分からなくなってきました。]
………。 ずっとココに…?それって、この家から出られないのー? あ、うん、わたしはポーチュラカ。 おじいちゃんとも会ったことあるのかなー。
[もちろん、覚えていないのだけれど。]
………アイリス?ってだれー? おじいちゃんの言ってること難しくってよくわかんないーっ。
[ちょっと、ふてくされました。]
(285) 2010/08/09(Mon) 01時半頃
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あーっ!!おじいちゃんもわたしがこどもだと思ってむずかしい話するーっ!!
[なんだかさらに難しい話(>>284)をするから。]
もういいもーんっ!! おじいちゃんのばかーっ、ばかーっ!
[座ってるおじいちゃんの頭がちょうどいい高さだから。 ちょっとだけぺちぺち仕返ししておくのです。]
うううっ、もう…皆、何言ってるのかなぁ…。 人狼……かぁ…。
[そのまま凹みました。]
(288) 2010/08/09(Mon) 02時頃
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/* なぁ みんな。 オレ 寝ても いいかな。
が、コミットかぁああ!どうする投票!
(-43) 2010/08/09(Mon) 02時頃
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あれー??じゃあお姉ちゃんやっぱり来てないのー? ううん…やっぱりよく分からないーっ!
[なんだか幸せそうなおじいちゃんの頭をさらにぺちぺちしておきました。]
……10年…。 おじいちゃんも…大変だったんだね…。
[オスカー兄さんに頭撫でられました。 これもこども扱いされてるのかな。]
うううん。 うううううううん? うーん…なんだかお姉ちゃん2人いるみたい…。変なの。
[結局、全然理解できてないです。]
(299) 2010/08/09(Mon) 02時半頃
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