人狼議事


65 In Vitro Veritas

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【赤】 奏者 セシル

[収縮する瞳孔、青い花のように青を濃くして、
 仰ぐように振り返る瞳は笑みを湛えたまま]


 ……それも、意味がわからない。


[柔らかに響く声は、沈む指に阻まれるだろうか。]

(*4) 2011/10/02(Sun) 23時頃

【人】 奏者 セシル

―地下2階 廊下―
[皺のついたシャツのボタンをはめなおす。
 シャツの袖にはほんの小さな血染みが着いたけれど、
 よく注意して見なければわからないほどの本当に小さな点だ]

 ――……

[“コーダ”がどうしていたかは知らない。
 一度首筋に沈んだ指は、けれど結局それ以上締め続けはしなかった。

 扉を開けて廊下に出て、歩く。
 重く暗鬱な世界、息苦しさは変わらない。

 ぼんやりと思うのは――
 “どちら”も息苦しさをもたらすものだ、ということ]

(56) 2011/10/02(Sun) 23時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/10/02(Sun) 23時半頃


セシルは、コントロールセンター方面へとむかえば、黒田の姿があっただろうか

2011/10/02(Sun) 23時半頃


【人】 奏者 セシル

―地下2階 廊下―
[コントロールセンターから出てきた黒田がこちらへ駆け寄ってくる
 そういえば岩瀬と蝦江が死んでから、
 非常用転送装置の確認はしていなかったが、
 変わらず動いていないだろうことは察せられた]

 ……何人になったらここから出られるのか。

[頷き返し、廊下の隅へと向かいながらぽつりと零れる呟き。
 潜めた声の問いかけに、ちいさく笑った。
 “自分”が彼らを殺すとしたら、動機はなんだろう]

 ああ……そうか、
 ここから出る為に、殺すってことか。

[ゆるく首を振って、そんなことはしていない、とそう示す]

(63) 2011/10/03(Mon) 00時頃

【人】 奏者 セシル


 岩瀬も蝦江も殺したのは“彼ら”だろうね。
 2人とも殺害される理由は充分にある。

 ――でも、誰が殺したか、
 そんなことを知ってもどうにもならない気がするよ。

 それを知って君は何が出来ると思う?

[見つめる瞳をゆっくりと瞬きながら、見返した]

(65) 2011/10/03(Mon) 00時頃

【赤】 奏者 セシル

[息苦しさに、思考は少し不透明だ。
 ただ、こんな所に存在しなければならない、全てを]

[憐れだと、思う]

[きっと、心が引き裂かれてしまう。]

(*7) 2011/10/03(Mon) 00時頃

【人】 奏者 セシル

[唇がへの字なったことには気付かないまま、
 そう、意識はどこかまだ上の空にあって]

 恨み、か。
 確かに、蝦江くんの言葉は、余り好きではななかったな。
 自分の汚い部分を見せ付けられるような気は、していた。

[恨み、ふとそれに反応して、言葉が零れた。
 雪織へ零された言葉は、音にしなかっただけで、
 自分もきっとどこかでそう思っていたことだ。

 語り口はただ穏やかだ。
 微笑を湛えたような口元のまま、
 投げた問いに返る彼女の言葉を聞いていれば、表情は消える。]

(70) 2011/10/03(Mon) 01時頃

【人】 奏者 セシル

[眉根の寄せられた、少しだけ悲しげに。
 首を傾ける仕草には既視感がある、
 彼女と同じ者はまだここにあることを思い出す]

 随分簡単に殺すなんて口にする。
 ……こんな所に閉じ込められた、せいか?

[そしてもう一つ、思い出したこと。
 やはり簡単に 殺す、と脅しの言葉を口にした人]

 そういえば散花くんは――……?
 剥き出しの刃物を持ったまま、歩いてたけど。

[明らかに様子がおかしかった、
 散花はいまどこにいるのだろう、どこにいるにせよ、
 “ここ”から逃れられはしないだろうけれど]

(71) 2011/10/03(Mon) 01時頃

【赤】 奏者 セシル

[そして唐突に理解が及ぶ。
 散花もまた、心が引き裂かれたのではないかと


 この世界から逃れられないが故に]

(*8) 2011/10/03(Mon) 01時頃

【人】 奏者 セシル

―地下2階 北側廊下―
[過ぎった思考に“確認”を取ろうとしたところで、
 水無月のクローンの近づく足音を聞いただろう。

 よく、見通しのきく廊下。
 その場所を選択した黒田の反応はどうだったか。
 何か用事か目的のあるらしい様子に、声をかける]

 どうかしたの?

[コーダじゃないコーダ、とクロには呼ばれたから、
 その時に名乗っていれば、こちらも名前を聞いていただろう。

 彼女の口から聞くのは、
 散花とネクが死んだ、ということ]

 ……そうか、教えてくれてありがとう。

[どこか信じがたいような気持ちと裏腹に、
 ひとつだけ腑に落ちることがある]

(74) 2011/10/03(Mon) 02時頃

【人】 奏者 セシル

[きっと散花は自分の  ように、]

 こころが、
  引き裂かれてしまったんだね。

[黒田は、クロは、その呟きを、
 憐憫の滲む声を聞いただろうか*]

(76) 2011/10/03(Mon) 02時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/10/03(Mon) 02時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/10/03(Mon) 13時半頃


【赤】 奏者 セシル

[>>*11 首に沈もうとする指が止まり振り返れば、
 仰ぎ見る瞳に映るのは、訥々と言葉を語る彼の姿]

 君よりも知っていることは多いから、
 知識は、君よりも上だと思っているよ。

 でもそれは優越感じゃない。
 自分に対して、そんなものは持ちようが――…、

[本当にそうだろうか]

[自嘲だと思っていたこの笑みは、無知を哂うものなのか。
 結局、自分も犠牲を省みず、貶める存在なのだろうか。
 ふと、笑みは消えれば、首から手が離れていく]

(*14) 2011/10/03(Mon) 13時半頃

【赤】 奏者 セシル

[変わりに、生ぬるい吐息の感触。
 同じであれど、個体としては違うものだと思い知らされる体温。
 反射的に逃れようとしたそれが阻まれる

 彼は自身を雨宮セシルよりも劣るものだと認識している。
 憎いと告げる言葉の続きは、聞こえない。]

 なりたいなら、変わってやろうか。
 でも、それは――……

 ッ、

[続いたくちびるの感触に、言葉は、阻まれた。
 身を捉えた腕、指先が晒されたままの胸の上を這う。
 唇を噛んだけれど、わずかに身は震えた。

 彼の指の動きは明らかに性的な意図を持っている。
 察して、その腕から逃れようと身を捩った]

(*15) 2011/10/03(Mon) 13時半頃

【赤】 奏者 セシル


 お前、何するつもり……、ッ
 悪ふざけはやめろ。

[“自分のクローン”が、何を考えているのか。
 そんなことは最初からわからなかったけれど、
 行動の意味は概ねわかっていたつもりだった。
 今の行動の意味は、理解できない]

 ……何がしたい、
 憎いから、屈辱でも与えたいのか?

[睨む眼差しは、怒りよりも困惑の色が強い。
 思い出したのは――屈辱を与えられたという散花の、言葉]

(*16) 2011/10/03(Mon) 13時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/10/03(Mon) 14時頃


【人】 奏者 セシル

―地下2階 廊下―
[>>83 水無月が姿を現したのは、
 彼女のクローンから話を聞いた後だろう。
 クロの姿はまだそこにあったか否か]

 君たちには、まだ何事もないようだね。

[口元にほんのわずか微笑みを湛えたまま、水無月を見やる]

 そういえば、散花君は言ってたな。
 クローンとふたりきりでいるのはおすすめしない、って。

 元が同じだからこそ、
 耐え難い何か、というのはあるのかもしれないな。

[思い返すように、ぽつりと呟いた*]

(84) 2011/10/03(Mon) 14時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/10/03(Mon) 14時頃


【赤】 奏者 セシル

[憎しみを否定された。
 仮に嗜好の問題であれば尚性質が悪い。
 おまけに身を捩った程度では、抵抗のうちに入らなかったようだ。

 刺激への反射を論う言葉に、カッとなる。
 掠める指と舌、どちらもざらついた感触だ、紛れもなく違う指]

 何言ってる、
  いい加減に――……

[肩から体当たりするように、手を、体を、跳ね除けた。
 やめてあげる、それは自分が優位にたったものの言葉だ。

 相手に優越を抱かれたことにも、
 怒りが湧いたの理由の一つだったのかもしれない]

(*20) 2011/10/03(Mon) 19時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/10/03(Mon) 23時頃


【人】 奏者 セシル

[>>109 仲良し、言葉に湧き上がるものに、
 腕を押さえた、ほんの小さな血染みは肩の背に近く、
 それは視界に入りはしないだろう。

 彼に傷つけられた、というわけではない。
 けれど、雨宮セシルに眉根を寄せさせるには充分だ。]

(113) 2011/10/03(Mon) 23時頃

【赤】 奏者 セシル

[刻まれたしるしを、知っている]

 ……コーダ。

[それは“終わり”を示すその記号の名前だ、
 だから、その時、彼の名前を読んだわけではなかった。

 刻まれた、それ は、
 所有のあるいは、所属のしるしなのか。]

(*34) 2011/10/03(Mon) 23時頃

【人】 奏者 セシル


 ……たとえて言うなら、
 見たくもない鏡を見せられてる、とか、
 そんな気分になったりするんじゃないのかな。

 案外、君は自分自身が好きなタイプ?

[同じ顔の2人が抱き合う様子に、ゆるく首を傾げた。
 自分と同じ顔の人間にキスをする、
 仮にそれを見せられていたら、尚理解できなかっただろう]

 ああ、死ぬ気はなかったんだろう。
 散花くんは自分のクローンから、何らかの危害を受けた。
 だから、……殺すつもりだった?

[ため息と共に沈む眼差し、
 あの時に止めるべきだったのだ、とぼんやり思う]

(114) 2011/10/03(Mon) 23時頃

【赤】 奏者 セシル

[止めるべきだったのか]

[どうやって]

[殺させる前に]

[殺してでも?]

[ゆっくりとゆっくりと沈殿していくような思考がある]

(*35) 2011/10/03(Mon) 23時半頃

【赤】 奏者 セシル

[大事な人というのはなんだろう。
 ただ自分のクローンは自分であることを否定し続けた。
 それもやっぱり、自分であるような気がする。

 生きる知識を得るために生かされたのだろうか。
 だとしたら、それは逆に自分から遠い気がする。

 知識を教えたのが、
 音楽を聞かせたのが、いけなかったのだろうか。]

 ――……、

[あれは自分ではない別の者に、
 なろうとしているのかもしれない]

(*36) 2011/10/03(Mon) 23時半頃

【赤】 奏者 セシル

[胸のざわつくような感覚、
 たぶんそれは無意識の不快感だった]

(*37) 2011/10/03(Mon) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

[>>117 自分だと思うから怖い、
 そう言葉にするクロへ眼差しを和らげた]

 クロはずいぶん、しっかりしてるね。
 俺には君のそういうところは、
 やっぱりなんとなく水無月くんらしく、見えるよ。

 ……君は、怖くはなかったの?

[穏やかな声で問いかけを向けて、
 その眼差しは一度黒田へも向いた。
 彼女にも自らのクローンへの恐れはあっただろうか。
 休ませた方がいいかもしれないとふと思う]

(119) 2011/10/03(Mon) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

>>118

 同じところが目に付かないのだとしたら、
 それは幸いなことだと思うよ。
 2人でここから出られるといいね。

[浮かべる笑みは嘲けるものではなく、静かなもの]

 でも、
 ヨーランダや蝦江君を殺したクローンは、
 もしかたらそれを、許さないかもしれないね。

[無意識に自身の首筋にふれる、憎しみは確かに存在するのだ。
 けれどそれは恐らく自分に向けられたものとは、違う。
 水無月とクロと、2人を一度見比べた。]

(120) 2011/10/04(Tue) 00時頃

【人】 奏者 セシル

[ふたりを殺したのは、誰なのだろう。
 目の前のクロはあまりそうは見えない、
 リーネも赤毛も同じで、彼もきっと違う。

 散花と黒田と蝦江、
 彼ら3人のクローンの誰かを想像する。
 別に誰でも構わない、と思う。

 抱く怒りは正当なものだ。
 著しく歪んでいるのは、この世界のシステムなのだから。]

(123) 2011/10/04(Tue) 00時頃

【人】 奏者 セシル


 それにここから脱出することを考えたら、
 人数を減らすのに、身近な存在と遠い存在とどちらを選ぶか。 

 クローンっていうのは、
 もっと無垢な存在だと勝手に思っていたよ。 

[自嘲の笑みを滲ませていれば、彼女から返る、
 思いの外力強い宣言に瞬いて、ちらりとクロを見た。

 危険が高いのは、オリジナルである水無月の方だというのに、
 彼女にとってはそれでもクローンの方が、庇護対象らしい。
 クロはそれに何を思いどう答えるのだろう]

(126) 2011/10/04(Tue) 00時半頃

【人】 奏者 セシル


 君のクロは、純粋だね。

[恐らく番号で管理される社会、では、
 個人を認識せぬままに生きてきたのだろう、と思う。

 鏡がなければ、自分の姿は見られない。
 それと同じなのではないだろうか。
 自分という個を存在を認識されてくるもの、
 それがクローンにとってのオリジナルなのではないか、と。

 語られる無邪気な言葉を分析するばかりで、
 そのまま受け取ることは出来ず、
 雨宮セシルはそれをこそ、歪みだと感じる。]

(130) 2011/10/04(Tue) 00時半頃

【人】 奏者 セシル


 少し黒田くんを休ませてくるよ、
 もう、どれくらい時間がたったのかな。

 疲れてくるのは当然だ。

[黒田に手を差し伸べて、南側を見やる。
 上の階は南側は病室だったけれど――
 こちらの階はどうか、大人しく上の階へ向かうかと、一つため息]

(131) 2011/10/04(Tue) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

[考えれば、自分のクローンは異質だ。
 恐らく雨宮セシルと会う前より既に、
 個としての存在を認識している。

 恐らく彼には鏡があったのだろう。
 ニーナ、という存在があったがゆえに。

 それゆえに、おかしなことを言い出したのだ。
 そして、おかしなところで笑ったのだろう。]

(135) 2011/10/04(Tue) 01時頃

【人】 奏者 セシル

[蝦江の亡骸も、雪織の亡骸も、
 顔を隠されているとはいえ、かわらずそこにあるのだろう。
 掃除に拘っていたのは、黒田のクローンだった気がする。
 もう仕事を果たすことは、諦めてしまったのだろうか?

 そんな問いを道中、黒田に投げたが、
 彼女の知ることではなかったかもしれない。
 
 牧野とリーネが言葉を交わしている。
 告解する者とそれを聞く者、
 そんな静かな空気を感じながら小さく目礼して通り過ぎる]

(136) 2011/10/04(Tue) 01時頃

【人】 奏者 セシル

― 地下1階 病室101 ―
[眠りの取れるような状況ではないかもしれない、
 あるいは見通しの悪い場所を嫌がるだろうか、
 けれど一番見通しもよさそうで、
 休むに適した当直室は酷い惨状であるらしい]

 水を持ってくるよ、
 ……ついでに子守唄でも弾こうか?

[そこで一度病室に黒田を残して、去る。
 壊れた自動ドアを潜る折、ふと思い出したように振り返る]

 そういえばサロメも、
 結構、身勝手な理由で人を殺す話だったね。

[生存も恋情も、
 欲望としてひとまとめに語るのは乱暴なことだろうか?*]

(137) 2011/10/04(Tue) 01時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2011/10/04(Tue) 02時頃


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