人狼議事


52 薔薇恋獄

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【墓】 鳥使い フィリップ

[手を。誰に。
離れていても。
望むのなら。

日向は、無駄に希望を持たせたりしない。
むしろ、出来ないことは出来ないと示すし、慣れてくれば無表情でも気にならないくらい、反応が正直なやつで。
励ますための誤魔化しや、ただの精神論じゃなく、それは解法そのものの筈]

 ……オレ、は…… 

[この事、他のみんなにも伝えるべきだろうか。
一瞬、その考えが過ぎったけれど、すぐ首を振る。

彼らはもう、選んでしまった人たち。
日向が、『恋人』と認めて救った人たち。

伝えれば、もし助けられる心当たりがあれば尚更、いたずらに苦しめるだけだろう]

(+63) 2011/05/24(Tue) 20時半頃

【墓】 鳥使い フィリップ

 オレ、は……、

[愛されて、いたらしい。
その、奇特なひとに、感謝を伝える機会はあるのだろうか。
そのお陰で、恋人ではないのに、こうして助けられたのなら。

まだ、『誰か』の手を取ることの出来る、この手があるのなら]

(+64) 2011/05/24(Tue) 20時半頃

【墓】 鳥使い フィリップ

 わぷっ。

[見つめていた手ごと、タオルに包まれ。
何事かと慌てて布地を掻き分ければ、無表情な召使の少女。

促されるまま、浴槽から出て、身体を拭いて、包帯を巻かれて、差し出された自分の服を着て、背をやわらかく押されて。
やっと。
はっ、と気づいた]

 ……あのさ。もしかして、オレだけ一人で居たから、傍に居てくれたのか?

[少女は、何も答えなかった。
ただ、すこし見慣れた無表情を、ほんのすこし柔らかくして。
いってらっしゃいませ、とお辞儀をした]

(+65) 2011/05/24(Tue) 20時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/05/24(Tue) 20時半頃


【墓】 鳥使い フィリップ

―― 1階、階段下 ――

 …… ?

[何事か考えつつ。
一段目に足を掛けようとしたところで、誰かに呼ばれた気がした。

振り返り、きょと、と視線を彷徨わせる。
破れて血染みのついたシャツを着て、包帯をひらひらさせた姿は、あまり声を掛けたいものではないだろうから、誰か遠巻きに呼んでいるのかも、と思って]

(+67) 2011/05/24(Tue) 20時半頃

【墓】 鳥使い フィリップ

 ……っ、せん、せ……?

[今度こそ、はっきり聞こえた声に、びく、と身体が固まった。
心臓が五月蝿い。頭が熱くなる。喉が渇いて、身体の何もかもが、抑えられなく、なる。

真っ先に言うことを聞かなくなりそうな腕を閉じ込めるように、ぐ、と肘を抱きしめた]

 なんでも、ない、です。

[薔薇に、突っ込んだ、のは。せんせも知ってるでしょ、と。
何とか、掠れる声で口にする]

(+70) 2011/05/24(Tue) 21時頃

【墓】 鳥使い フィリップ

[大丈夫かと問われれば、こくこく無言で頷く。
ぶつけたりしなければ、そう痛まないから、それは事実ではあったのだけど。
何をするか分からない自分から、早く離れて欲しくて]

 なん、……

[きつく握り過ぎて、肘から滲む赤。
それが床へ滴る音より微かに、尋ねた]

(+74) 2011/05/24(Tue) 21時半頃

【墓】 鳥使い フィリップ

 っ!

[自分を抑えるのに必死で、士朗が近づく気配に気づけなくて。
突然窺われたのを、咄嗟に跳ね除けようとする手を、止められず]

 す みません……っ、駄目、 ……、

[せんせが傍に居ると、落ち着けるものも落ち着けない、とは。
さすがに失礼と考える頭は何処かに残っていたらしく。

無言で、ぐ、と士朗の腕を、握る。
今まで自分の腕を抑えるために篭めていた力のすべてだから、きっと痛い。
血もついてしまうかもしれない。

呟かれた名が、名 だから。尚。

彼が逃げようとすれば、けれどすぐ離される手。
その素振りがなければ、俯いたまま、伝えることってなんですか、と押し殺した声で尋ねる]

(+81) 2011/05/24(Tue) 21時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/05/24(Tue) 22時頃


【墓】 鳥使い フィリップ

 …… 、   は ?

[落ち着いてはいる。
落ち着いているから、腕を掴むだけで済んでいるのだとは、言えない。

だから、こちらの様子なんてどうでも良いから、早く伝えることとやらを言って欲しい、と思っていたのだが。

伝えられた、言葉は。
正直、意味が分からなくて。

ぽかん、としか形容しようのない、間の抜けた表情で。
ついでに握りしめる力も抜けて、士朗を見上げた]

(+85) 2011/05/24(Tue) 22時頃

【墓】 鳥使い フィリップ

 …………いや、え、…… 、

[冗談は止めてください、とか言おうとしたのだが。
しかし口は上手く回らないし、何より士朗はこんな時に冗談を言えるような、タチの悪い柔らかさは持っていない筈だし。

どう、したものだろう。
頭が回らないまま、何となく、それは相手が先生という理由で、反射的にこくりと頷いてしまってから]

 ……じゃあ、せんせ、は…… 蛍紫のこと、どう、思ってたんです か?

(+92) 2011/05/24(Tue) 22時頃

【墓】 鳥使い フィリップ

 ……そっか。よかった。

[蛍紫が、どうして自分を好きだなんて話になったのか、やっぱり分からないけれど。
士朗を好きだったのは、確かだ。
だから、彼にとって、蛍紫が誰より大事だった なら。

彼の想いが報われていたなら、それでいっか と。
あれだけ鬱々としていたのが嘘のように、すっきりと、心に落ちた]

 伝えてくださって、ありがとうございました。
 せんせが、あいつを好きで、良かった。

[にへっと笑って、頭を下げた。
と、自分がつけてしまった服の皺に気づけば、すみませんすみません、とその倍以上頭を下げて、その腕を摩ることになるのだが。

そうして、落ち着いたことが、今度は彼にも見えるかたちで だっただろうか。
ひとつ、息を吸い込んでから。彼にもう一度礼を述べて、階段を上っていった]

(+103) 2011/05/24(Tue) 22時半頃

フィリップは、士朗に首を傾げて立ち止まった。「?」

2011/05/24(Tue) 22時半頃


【墓】 鳥使い フィリップ

 ……うーん……?

[そう、なんですか? と。
いまいち分かりかねている表情で、いちおう士朗には頷いてから。

再び歩を進めた]

(+107) 2011/05/24(Tue) 22時半頃

【墓】 鳥使い フィリップ

 …………。

[ますます、分からない。
あいつ、何考えてんだ。

そんな想いが強まったが、ちゃんと伝えてくれた士朗には、再び振り返る]

 せんせ。そんなに言わなくても、大丈夫っすよ。

[蛍紫のことを、誰より大事に思ってくれていたなら。
そんなに繰り返し、言いたいものでもないのだろうと。

好きらしいのは、せんせに免じて信じてやります、と茶化すように、けれど真剣な眼差しで、笑い。
ひらり手を振ったのだった]

(+110) 2011/05/24(Tue) 23時頃

【墓】 鳥使い フィリップ

―― 階段 ――

[しかし]

 …――まじ意味わかんねえ。

[蛍紫は、士朗が好きだった筈で。
それはこう、何と言うか、好きなやつのことだから、分かってしまう、というか。
確か、だと思う。

で、士朗も好きだったわけだ。
めでたく相思相愛、何の問題も……や、生徒と先生とか、男同士ってのは、今の状況、問題じゃねえ。うん。

それでどうして、オレが。
オレのほうが好きって話になる?]

(+113) 2011/05/24(Tue) 23時頃

【墓】 鳥使い フィリップ

 ……あれか? あれだ、文せんせが士朗せんせ好きなのは、多分当たりだろ。
 だから、こう……遠慮、したとか?

[夕輝らが消えた時。
真っ先に文が向かった部屋が、士朗と蛍紫の部屋と聞いた時に、何となく感じたこと。

その予想が正解とすれば、あながち間違った発想ではないんじゃないかと、思う]

 いや、でも…… うーん……。

[が。
それでどうして、オレが以下略。
やっぱりさっぱり、分からない。

ああでもない、こうでもない、と階段を上りきるまで、うんうん考え込んでいたのだが]

(+114) 2011/05/24(Tue) 23時頃

【墓】 鳥使い フィリップ

[つーか。
何で、オレがこんな延々と、目の前に居るわけでもねーあいつの気持ちを考えてやらなきゃならねーんだ?

はた、と腕組みしたまま立ち止まる。
今まで喧嘩で、折れて貰ってばかりの傲慢さが、にょきりと鎌首をもたげた。

だって、だ。
そりゃ察しろって言ったって無理だけど、アイツのことが好きなオレに、蘭香を選べとか言いやがったヤツだぞ。
オレが怒っても、調音の反応で何か納得するまで、さっぱり分かんなかったみたいだし。

たしかに、状況が状況だったのは分かってる。
だけど、今だってそうじゃないか。

よし。
何の問題がある。いやあるわけが無い。
あるって言って良いのは、日向だけだ。

あいつの気持ちなんか、知るかぼけ]

(+116) 2011/05/24(Tue) 23時頃

【墓】 鳥使い フィリップ

[そうして。


考える。
考える。

考えるのは、別荘の人々の こと]

(+117) 2011/05/24(Tue) 23時頃

【墓】 鳥使い フィリップ

[悠里せんぱい。

結局、あの女の人は誰だったんだろう。
でも、それはどうでも良いかもしんない。
だって先輩が、知らないかもしんない事のほうが、問題なんです。

うちのパフェ、本当に旨いんですよ。
先輩いつも、あんな顔で、仕方なく付き合って食べてたけど、それってすごく勿体無い。

本当に、美味しいんです。

だから、ちゃんと、今度先輩が来た時は、それ、分かって欲しくて。
爆笑されたのはムカついたけど、でも、あんな感じに、普通に笑って欲しくて。
オレ、先輩の席で付きっ切り、給仕するつもりだったんだ]

(+119) 2011/05/24(Tue) 23時頃

【墓】 鳥使い フィリップ

[寧人せんぱい。

誰とか聞かなかったけど、先輩の『難しい』恋、上手くいけばいいなって思ってた。

えろいとかえろくないとか、オレは良く分かんなかったけど、先輩の手は好き。
不思議で繊細で、優しい手。

観客の天才って言ってくれたけど、オレをそうさせたのは、先輩の手なんだ。
二千円でも、オレにとっちゃ結構痛い値段だから、真似は出来ないけど。
部活の時間なら、ちょっと習わせてくれるかな、頼んでみようかな、ってこっそり、企んでた]

(+120) 2011/05/24(Tue) 23時頃

【墓】 鳥使い フィリップ

[桂馬せんぱい。

蛍紫と仲良いのに、そういや全然話したこと無かったっすね。
この旅行中は、なんか結構お世話になっちまって、良いひとだなあって思ったりして。

最後、怒らせちまってごめんなさいって、謝れてないや。
恩を仇で返すような後輩で、すみません。

それに、せんぱいが、怖いばっかりじゃなくて、やわらかくも笑える人だってこと、やっと知れたのに。
リアルがどうとか、良く分かんねーけど、オレで良かったら、いくらでも一緒にご飯、しようと思ってたのに]

(+121) 2011/05/24(Tue) 23時頃

【墓】 鳥使い フィリップ

[日向。

友達になりたいって言ったのは、ほんとだ。
今も、思ってる。

こんな寒いとこじゃなくて、うちに来たらいいのにって、誘いたかった。
先客いっぱい居るし、あっちはあっちで大変かもしんないけど、寂しい想いは絶対させないから。

助けられてばっかで。
助けて貰って、ばっかで。

ごめんな。ありがとう。
未だオレ、お前も救われれば良いのにって、諦められてない。
ごめんな]

(+123) 2011/05/24(Tue) 23時頃

【墓】 鳥使い フィリップ

[蘭香。……蘭香。

大事な、誰より大事な、幼馴染の片割れ。

最後に抱きしめてくれた記憶の残るシャツを、洗ってしまったら繋がりも消えそうで怖い、なんて言ったら、呆れて笑われそうだ。
むしろ、笑ってくれ。オレも紅子さんも、大好きなお前の笑顔で。

紅子さんは、オレよかよっぽどお前の傍に居てくれた相棒は、ちゃんと役目を果たしてくれたか?
お前に言いたいことは、言わなきゃならないことは、いっぱいあるんだけど。
何を言っても、今はごめんにしかならないから、昔のこと、ひとつだけ。

オレの初恋って、お前だった。
紅子さんしか知らない、オレの黒歴史。

何が黒歴史って、そん時オレは、お前を女の子だと思ってたってトコだ。
お前を好きだったのは、後悔なんてする訳ない]

(+124) 2011/05/24(Tue) 23時頃

【墓】 鳥使い フィリップ

[大事なひとたち。
大好きなひとたち。

それでも。
彼らの中から、ひとりを。
ひとりしか、選べないなら。


ごめんなさい。
ごめん。

答えなんて、考える前に、こころが知っている]

(+125) 2011/05/24(Tue) 23時頃

【墓】 鳥使い フィリップ

―― 2階廊下つきあたり、休憩所 ――

 ――オレに、手を伸ばせよ 蛍紫。

[ひたり。
硝子へ伸ばした手は、ただ自分の姿を映すだけ。

けれど、信じる。
向こうであいつも、手を伸ばしてくれると]

(+127) 2011/05/24(Tue) 23時頃

【墓】 鳥使い フィリップ

 お前みたいな分かり難くて面倒くさいやつ、オレ以外の誰が、最後まで付き合うってんだ。

[嘘だ。
彼が愛されていることは知っているし、それなら蘭香だって、きっと同じはず。

それに代用なんて、そんな失礼な感情で、蛍紫が士朗を好きだったとは思えない。
そのあたりは、きっちり吐かせてやる]

(+128) 2011/05/24(Tue) 23時頃

【墓】 鳥使い フィリップ

 オレみたいな、無謀で面倒くさいやつ、お前以外のどんなお人よしが、最後まで付き合ってくれるってんだ。

[これは、嘘 だろうか?
なんか、愛されていたらしいという実感は、全く無いが。
愛されないわけでもないらしい。オレは。

でも。
それでも、]

(+129) 2011/05/24(Tue) 23時頃

【墓】 鳥使い フィリップ

 オレを、選べ。
 オレも、お前を選ぶから。

[他の誰が、なんて関係ない。
この手は、ひとつしか選べないなら、お前にしか伸ばせないから。


そう、真っ直ぐに。
硝子に映った手のひらを、その先を。見つめた]

(+130) 2011/05/24(Tue) 23時頃

フィリップは、士朗の言葉は、しっかり聞いていた。ただ、考える様子なのは、変わらなかっただけで。

2011/05/24(Tue) 23時頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2011/05/24(Tue) 23時頃


【独】 鳥使い フィリップ

/*
オレの羞恥プレイタイム終了ー!
やった! はずかしぬ!

(-106) 2011/05/24(Tue) 23時頃

【独】 鳥使い フィリップ

/*
すいません

すいません

セリフ引用されると、すっごい恥ずかしい

(何処までも埋もれられる穴を掘ろう。ざくざく。ざくざく

(-112) 2011/05/24(Tue) 23時半頃

【墓】 鳥使い フィリップ

[蛍紫のことが、そんなに好きじゃなかったのなら>>+118
蘭香を置き去ることも、ひとり昏い想いを篭らせることも、無かった。

ただ、実際相手が自分をどう思っているのか、どうでも良くなっただけだ。
だって、手を伸ばせば。
この手を取るのか取らないのか、それで答えは分かるから。


そのあたり、事情を説明できなければ、どうでも良い、を士朗に誤解されてしまったかもしれず。
謝る時は、蛍紫も引っ張って行こう、と思えば、硝子越しの自分が、笑った]

(+145) 2011/05/25(Wed) 00時頃

【墓】 鳥使い フィリップ

 …―― 、

[伸ばした手はそのままに、ゆるゆると腕を縮め。
こつ、と冷えた硝子に額を預ける]

 日向。
 ……今度こそ、オレは、絆を見失わずに、済んだかな。

[初めて彼女と出会った時に、そういわれてから。
そう時間は経っていない筈なのに、こんなにも、その意味には実感が篭って。

ふ、と。目を瞑った]

(+151) 2011/05/25(Wed) 00時頃

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