244 とある生徒会長の日常
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/* >>56 何言ってるんだろうこのトルン騎士は?????
芝
(-28) 2016/01/15(Fri) 22時頃
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ふ、余計なものを見てしまった。 貴方のその目を呪いなさい。
[これから成果を見せつけるべき、編み物研究部の新会長の失態を目にしてしまった部活は消さなければならないのだ。 絡みつく毛糸に微笑んでいたが。]
…………なに。
[まるで詠唱の様な数式の読み上げと共に。 石動>>62の周囲をビー玉《動点P》が跳ねまわる。]
(68) 2016/01/15(Fri) 23時頃
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やはり"新入生歓迎会"に参戦するほどの者。 ただの覗き魔、曲者ではないようね。
[降り注ぐビー玉《動点P》に悪い顔で微笑んだまま。 毛糸籠に手を突っ込み、幾つものカラフルな四角のモチーフを空中へとばら撒く。]
アイギス ―― モチーフ繋ぎ 『盾』
[そして貴紗が毛糸のとじ針を振るえば。 四角のモチーフは繋がれ盾となってビー玉《動点P》からその身を守る。]
(69) 2016/01/15(Fri) 23時頃
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……。
貴方が控えていると思えばこそ。 無様な姿は見せたくないのよ。
[先程よりは幾分か余裕を取り戻し。 ふうと、激励の様なそうではないような言葉に小さく息を吐き出す。]
(*5) 2016/01/15(Fri) 23時頃
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……私の盾《アイギス》のモチーフを突破するとは。
[カツン、と音を立て。 盾を突破したビー玉《動点P》が繋ぎ損ねた四角モチーフと共に落ちた。]
(70) 2016/01/15(Fri) 23時頃
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[再び沈黙が流れる。]
運命の神に、己自身に打ち勝てと、そういうこと? 顔に似合わず大胆ね。
[石動>>72の休戦提案に、少し考え。 ゆっくりと息を吐き出した。]
(76) 2016/01/15(Fri) 23時半頃
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……そうね。 見た事と口外しないと約束するのなら。 一時休戦してもいいわ。
ああ、それと。 これは今はあまり関係ない事だけど。 漫画研究部に貴方や他の男の子に興味がある友人が居るの。 約束を破られたら、私相談してしまうかもしれないわね、貴方の事。
[勿論腐ったお友達です。 脅しのような言葉を口にして、石動の様子を窺った。**]
(77) 2016/01/15(Fri) 23時半頃
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/* ┌(┌^o^)┐ホモォ...
クリチャー化しているwww
(-42) 2016/01/16(Sat) 21時頃
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/* そして寿限無とは一体…。
(-43) 2016/01/16(Sat) 21時頃
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―編み物同好会の教室―
運命とは跳ね除けるものではなく。 自ら編み織りなしていくもの。
ごめんなさいね。 己の成した運命に対し見苦しかったわ。
[かっこういいような、よく分からないような台詞>>86に。 今度こそカギ針を握る腕から力を抜いた。]
大丈夫。 約束を守ってくれる限り、私も裏切らない。
[ただし、漫研の友人が個人的に萌えに走るのは。 ましてやすでにこの世に生み出された魔書ウ=ス異本>>0:121はどうしようもないのだ。
去りゆくその背>>87を見送り、校庭へと再び視線を戻す。]
(109) 2016/01/16(Sat) 21時半頃
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[校舎を揺らがすほどの情熱。 四足歩行の白い物体――嘗ての漫研部部長であった異形がグラウンドを駆け抜ける。]
萌えに我を忘れている。
またひとり。 腐海に沈んだのね。
[そういえば、漫研部部長は『手芸部のあの男を脱がす技見れるかな』とか『女装男子ってあざとすぎない!?』とか呟いていた気がする。 つまりは、グラウンドの男同士の熱き戦いに引き寄せられたのだろう。]
(110) 2016/01/16(Sat) 21時半頃
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ハカリくん。
ああなってはもやは言葉は通じないわ。 貴方と明乃くんが戦い続ける限り。 暴れ狂い全てを呑み込もうとする。
とても、危険よ。
[色んな意味で。]
(*6) 2016/01/16(Sat) 21時半頃
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/* この学校なんかもうダメな気がする。
(-44) 2016/01/16(Sat) 21時半頃
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そうね……。
[通信機からの声に少し考え込み。]
萌えの過剰供給《オーバードーズ》。 何かサービスをすれば自滅するかもしれないけど……。
[だが逆に更なる暴走を招く可能性も大ありだ。]
(*8) 2016/01/16(Sat) 22時半頃
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……出遅れた分。 私も少しは魅せなければならないわね。
[窓際の令嬢のかの如く。 窓枠に腰掛け黄金色のかぎ針を振るう。
熱い男同士の暖かいに湧き。 漫研部部長の登場に戦慄していた聴衆の頭上に降るのは淡い暖色の毛糸の花弁。]
(113) 2016/01/16(Sat) 22時半頃
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ローズ・チェイン ―― モチーフ編み 『薔薇のネックレス』
[まるでその手元から新たな植物が芽吹き、成長していくように。 暖色の薔薇の咲いた毛糸の蔓が窓枠を支点に高速で編まれ伸びて、グラウンドを這い回る漫研部部長の手足を絡めとる。]
(114) 2016/01/16(Sat) 22時半頃
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勘違いしないで、助けるわけではないわ。 貴方達をを倒すのは私というだけ。
[漫研部部長の動きが僅かに止まる。 だが、萌えの力は徐々に超強化ポリエステル毛糸を千切らんと力を籠めて、動き始める。]
(115) 2016/01/16(Sat) 22時半頃
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/* じゃ、邪魔じゃないよね、ドキドキ
(-47) 2016/01/16(Sat) 22時半頃
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まさか一瞬で合わせてくるとはね。
[呟く言葉は感嘆。
――螺旋十糸《ダブル・チェイン》
縦糸と横糸が重なり交差しより強固な布を織りあげるように。 より強固になった拘束は漫研部部長である存在を縛り上げる。]
(122) 2016/01/16(Sat) 23時頃
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救ったわけではないって言ったでしょう。
[ぎちち、と超繊維が悲鳴を上げる。 それ以上に窓枠が萌えの力によって歪んできている。]
なんて力……! 禁断の領域に踏み込むとここのまでの力が出せるなんて。
[何か決め手がなくては。 このままでは校舎が破壊されるのも時間の問題だ。]
(124) 2016/01/16(Sat) 23時頃
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/* 掛け算をぶつけるwww なんだこれ
(-50) 2016/01/16(Sat) 23時頃
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/* これすごい無茶振りなんじゃない?w
(-51) 2016/01/16(Sat) 23時頃
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漫画研究部を背負う部長でしょう! 鎮まりなさい!
[窓枠から呼び掛けるも、やはり今の彼女に言葉は通じない。 抑え込まれ一層にその熱情を爆発させんと身悶えをしている。
『かけ…ざん… あく… はか…』
最早呻き声とも判別つかない鳴き声を上げてだ。]
(129) 2016/01/16(Sat) 23時頃
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今止めなければ。 この学園は腐海に飲まれるわ。
[まだ近くに居たのだろう。 石動>>123の叫びが聞こえたが廊下の方を振り返る余裕はない。]
そう……掛け算よ……!
[計>>128に呼応するように叫ぶ。 この暴走状態を止めるにはもう、彼女の脳内にあるその数式をどうにかするしかない。]
(130) 2016/01/16(Sat) 23時頃
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くっ…まずい……!
[腐のエネルギーに満ちたこの場所。 耐性を持たぬ男子では長く活動できない。]
私一人の力では……!
[当てられた計>>37が先に力尽きた。 毛糸が遂に引き千切られる、その覚悟をした瞬間。]
(140) 2016/01/16(Sat) 23時半頃
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[――――ぴくり
身悶えしていた漫研部部長が突如動きを止める。 そしてじぃぃぃぃっと距離の近づいた計と石動の姿を、虚無の如き笑顔で熱く熱く見つめる。]
(141) 2016/01/16(Sat) 23時半頃
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[モチーフの薔薇の咲き乱れる中。 力尽きた計とそれを抱きかかえる石動。
その圧倒的なシチュエーションを前に漫研部部長は崩れ落ちた。]
(153) 2016/01/17(Sun) 00時頃
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萌えの過剰供給《オーバードーズ》による自滅。 見事な手腕だわ、ハカリくん。 それに石動くんも。 流石は漫研内の推し生徒のトップ9の男。
[流石に安堵の混じるため息が零れた。 漫研部部長の方は、あの様子では新入生にはとても見せられない姿だと、手遅れながら保健室へと誰かが連れていくだろう。
そして、この"新入生歓迎会"が終わる頃には。 ひとつの黒歴史、或いは伝説が薄い冊子として増えるのだ。]
(154) 2016/01/17(Sun) 00時頃
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少しばかり苦戦したとはいえ。 まだ倒れはしないようね。
よかった。
[殴りかかる元気な姿に、くすりと笑みが零れた。]
(*9) 2016/01/17(Sun) 00時頃
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乗ったわ。
神を堕とす者は"新入生歓迎会"を制す。
あの像にはそんなジンクスもあるそうよ。 緒戦には相応しい標的だわ。
[毎度毎度壊れては復活する象の噂にはいつしかそんな尾ひれがついて回っていた。]
(*12) 2016/01/17(Sun) 00時半頃
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