人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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視点:


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 01時頃


【人】 手妻師 華月斎

―本邸・廊下―

 虎鉄は、何いいよんねん。

[高嶺への評というよりは、最後に付け足された言に、苦笑い。
後、叶うなら、愛情を持ってスパンと後頭部を軽く叩く。

訝しげに此方を見る、高嶺には、首を傾げる。
どう響いたかはしらねども、技巧的には凡才の域を出ないのは事実。
いびる云々には、素知らぬ顔をする苔色は、密かに鵠と夜光が同じ方角に消えたのを見ていた。]

 本郷様、御機嫌よう。

[そして、見えた楽器持つ人に、主同士の会話を邪魔せぬよう挨拶と礼のみ向けた。]

(15) 2010/08/05(Thu) 01時半頃

【人】 手妻師 華月斎

 思わずつっこみいれとうなること謂うんが悪いんや。

[虎鉄に向かって、ふふんっと鼻を鳴らす。
このようなやり取りは、昔していたことだろう。
師の前ですれば、よく呆れられたものだ。]

 ……ぶっ。

[と、高嶺と本郷のやり取りに、噴出しかけ口元を手で覆う。
流石に此方は突っ込む訳にはいかない。
げほん――と空咳を一つ吐いて、上げられる弓を見る。]

 提琴(ヴァイオリン)。さっき響いとったなぁ。

[ポツリ呟いて、主同士で話が弾むようなら邪魔はせぬが得策と]

 ほな、わては食堂に向かいますわ。
 虎鉄はどうするん?

[場を辞する旨を告げて、弟弟子に問いかけを向けた。]

(32) 2010/08/05(Thu) 02時頃

【人】 手妻師 華月斎

 心配してくれるんは、ありがたいんやけどなぁ。

[叩いた次は、撫でまわすか。
しかし、高嶺に幼いと謂われれば、手はとまり、苦笑いが浮かぶ。
苦笑いは、主以外に舞を見せようとしない虎鉄に対しての、高嶺の言葉にもかかるのだが、それはきっと悟られはしないのだろう。]

 せやったら、一緒にいこか。
 嗚呼、本郷様の謎かけは、まだ解けてないんや。
 解けることがあったら、茶、持ってあがりますわ。

[ふっと思い出して、裏の意図なく、今度は差し入れという言葉は使わずに、本郷に告げる。
その後は、主達に礼を向けた後、虎鉄の腹の虫を揶揄いながら、*食堂へ*]

(51) 2010/08/05(Thu) 02時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 02時半頃


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 15時頃


【人】 手妻師 華月斎

―食堂―

 それだけ食べれられるんやったら、大丈夫やわなぁ。

[共だって入った食堂で、華月は少しの呆れと、親しみを込めた苔色で虎鉄の喰いっぷりを見ていた。華月はというと、赤い実が乗る粥を口に運んでいた。]

 ごっそうさん。
 わるいんやけど、欲しいもんがあるねん。
 持ち出してもええやろか?

[昔話を交えながらの食事は、思ったより時間が掛かったよう。
虎鉄に席を立つ言葉をかけてから、厨房へと皿を片しに行き、目的のものを得る為に使用人に話しかけた。]

(223) 2010/08/05(Thu) 15時半頃

【人】 手妻師 華月斎

 茶葉は、これ。茶器は白の……これがええかな。
 うん。それと魔法瓶あるやろか?
 あっつい湯、淹れて欲しいねん。

[漆塗りの盆の上にチャキチャキと目的のものを揃え、ほなっと去りかけた時、ふっと思い出して]

 なぁ、本郷様っていつも決まった茶のんだりしとう?

[問いかけに対して、その使用人が知る限りは蓮茶が多かったという答えを得る。ふむっと一つ頷いて、礼を紡いでから、華月は食堂を後にした。]

(224) 2010/08/05(Thu) 15時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―花主の棟に向かって・本邸廊下―

[高嶺の若干の注文に、魔法瓶で湯を運び、その場で茶を淹れるという手段を取った華月は飄々と目的地へ向かっていた。

と、脚を止める。
本邸の何処からか、琵琶の音が聴こえた。]

 霞月夜様の音やないなぁ。誰やろか。

[少し彷徨わせる視線、窓を見やれば、月昇らぬ空の色が苔色を焼く。]

(233) 2010/08/05(Thu) 16時頃

【人】 手妻師 華月斎

 まぶしっ……

[カタリと持った盆の上、茶器が小さく音を立てる。
細めた視界、青に白が1つ過ぎった。]

 白鳥は哀しからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ

[その風景の鮮やかさに、思わずその短歌を口ずさむ。
舞や唄で習う時代より、随分若い世代の唄。
識った時、胸中に走った衝撃(感情)を、どう表せばよいのか、未だにしらない。

悲しい(かなしい)だけではない
愛しい(かなしい)だけではない

二つを合わせた、哀しい(かなしい)……。]

(234) 2010/08/05(Thu) 16時頃

【人】 手妻師 華月斎

 ま、白鳥(しらとり)は
 白鳥(はくちょう)さしとる訳やないらしいけど。

[誰を思うたか呟いて、そして歩き始める。
その先に、手を空に掲げる人の姿は、あるやなしや。

あるならば、空を見詰めたと同じように、眩しげに苔色を細め、見やる。]

(240) 2010/08/05(Thu) 16時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[りん――聴きなれた音が、静寂を裂く。
見える紫苑色に、微笑む苔色の眦。
彼の人の視線が、茶器に落ちても、普段と変わることのない表情。]

 何、捕まえようとしてはったん?

[声音は少しだけ、幼く見えた仕草を揶揄う風に響く。]

(242) 2010/08/05(Thu) 17時頃

【人】 手妻師 華月斎

 蝶?

[鵠の応えに、嗚呼――と一つ息を吐けば、華月は悪戯を思いついた子供の顔をする。]

 まだ、居るやんか。
 ほら、鵠さんの肩口に……。

[盆は持ったまま、何時の間に飛ばしたのか。
白い和紙の蝶が、窓の外を見る人の肩口で息づく。]

 ……どうするん?

[今までの揶揄うような声音が不意に色を変える。
問いかけは、その蝶を捕まえないのか意味するだけなのか。]

 飛んで行ってしまうで?

[染まらぬ白を、声音とは裏腹。
苔色は常と変わらぬ微笑を湛えて見詰めた。]

(244) 2010/08/05(Thu) 17時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[かけた言葉の意味合いを、相手は知ってか知らずか。
蝶に触れた手に、器用に盆を片手で支え、もう一方を伸ばす。]

 そやな。
 折角、結んだ蕾なら、咲かなもったいないやろ。

[触れるか触れないか。
蝶は蓮を思わせる花に変わる。]

(247) 2010/08/05(Thu) 18時半頃

手妻師 華月斎は、呉服問屋 藤之助に、「蝶のままのが佳かったかいな?」と手妻の披露後、微笑んだ。

2010/08/05(Thu) 18時半頃


【人】 手妻師 華月斎

[鵠が花に唇を寄せる様を、先の紫苑色を引き継ぐように、苔色が一度驚いたように開き、細まり]

 ……ほな、わては高嶺様ん部屋行くわ。

[そして、尋ねの答えが出る時、まるで何かに耐えられないと云う風に紫苑色から逸れた。
触れるか触れないかの距離に在った指先も、弾かれたように盆に戻り、本来の目的が、まるでその場を去る口実のように唇から零れ落ちる。

咲けと、暗に謂った。
何にも染まらぬ白は、哀しいから。

けれど、何かに染まろうとする白もまた


                   ――哀しい。]

(249) 2010/08/05(Thu) 19時頃

【人】 手妻師 華月斎


 ……なんやろか?

[去ろうとした足は、止まる。
名を呼ばれて振り向かないは情知らずだと、思ったからか。
否……。]



[沈黙が場を支配する。
視線を受け続けた苔色が、堪らず紫苑色を見詰め返す

            ―――そして、囚われる。]

 …………っ


[カタリと手に持った茶器が鳴った。
伸ばせない手は、華月も同じと示す音。]

(253) 2010/08/05(Thu) 19時半頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
おぉう(*ノノ)(何かに気がついた

(-63) 2010/08/05(Thu) 19時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[伸びてくる手。
引力に導かれるように、微か傾ぐ身体。
触れるか触れないかまで縮んでいた距離は、それでもう……。

              ――嗚呼、触れてしまえば]



[言葉を紡げない唇が、掠めるように。
けれど、確かに白に何かを刻むよう、鵠の唇の端に触れようと。]

(256) 2010/08/05(Thu) 20時頃

【人】 手妻師 華月斎

[端に、けれど確かに触れ合う唇と唇。
そのまま深く貪りつくしたい衝動を抑えたのは、互いの身体の間で鳴る茶器の音。]

 ……あかんっ

[蹈鞴を踏むように後退する身体。
どこか怯えたように、紫苑色を苔色が見詰める。]

 鵠さんは、自分で選ばな、いけんのや。
 わてに、流されたら、あかん。

[まるで己は選べなかったのだと、告白するに等しい言葉が戦慄く唇から落ちた。]

(262) 2010/08/05(Thu) 20時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 20時半頃


【人】 手妻師 華月斎

[また名を呼ばれる。
糸で縫いつけられたように動けなくなる脚。]

 くぐ い さ……

[微かに揺れる紫苑色を見詰める。
言葉の先を知りたいとも、知りたくないとも、思う。

けれど

結局、伸ばされる手を、はねのけることが出来ないのは、過去と同じだった。]

 己は……なんやろか?

[そして、先を促す言葉を惑いながらも選んだのは、まぎれもなく自分だった。]

(277) 2010/08/05(Thu) 21時頃

【人】 手妻師 華月斎

[紡がれる言の葉を聴く。
単語の一つ一つの意味を拾い上げ、噛みしめるように咀嚼する。

途中でとまる声音に、何かを決めたように、大きく息を吐く。
そして、逸らされた視線と合わすように、背を向けた。]

 もし、鳥と蝶として、一緒に飛べる未来が
 欠片でもあるんやと思うなら、ついてきて欲しいねん。

 高嶺様にも伝えとこおもたんや。
 一緒に知ってもろたほうが早い。

[背に隠した秘密。
人によっては大したことのないものかもしれない。
けれど、華月にとっては大きなもの。]

 ……選ぶんは、わてやない。
 高嶺様と、鵠さんや。

[呟いて、鵠がついてこようがこなかろうが、脚を高嶺の部屋の方へと進め始めた。]

(291) 2010/08/05(Thu) 21時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―高嶺の部屋前―

[後ろに鈴の音を伴って、向かった先は高嶺の。]

 茶持って来たんやけど、タイミング悪かったやろか。

[集う3人を見やって、わざと聴こえる音量で呟きを零した。]

(305) 2010/08/05(Thu) 22時頃

【人】 手妻師 華月斎

―高嶺の部屋前―

 なんやろ……

[その場の空気に違和を感じた。
それは高嶺からであり、ロビンからでもあったのだが。
何が違和なのか掴みきる前に、高嶺から部屋の中へと命じられる。]

 そやったら、えぇんやけど。

[小首を一つ傾げ、乾とロビンに礼を一つ向ける。
その時になって、やっと、ロビンに感じた違和の欠片を感じ取った。
けれど、その場で何を謂う訳でもなく、ただ立ちつくすロビンに心配気な視線を向けた後、鵠を苔色で一瞬見やってから、高嶺の後に続いた。]

(316) 2010/08/05(Thu) 22時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―高嶺の部屋―

[扉を閉めたのは、華月と鵠とどちらであったか。
憂いの消えぬ困った風な、花主とは少し違う高嶺の表情を見て、華月も一瞬困惑した表情を見せた。]

 ……わての返事は、話もろた時からきまっとります。
 出来れば、次の宴までに、
 高嶺様に判断貰いたいと思うて、きました。

[促されて茶器を置きながら、言の葉を紡ぐ時は、もう常とは変わらぬ――否、何か決意を秘めたような微笑を浮かべいた。]

 見てもらいとぅもんがあるんやけど、見てもらってもええですか?
 鵠さんにも、見て、知ってもろて、
 選んでもらお思ってついてきて貰いました。

[ちろりと、苔色を紫苑色に向け、そして黒檀に戻した。]

(324) 2010/08/05(Thu) 23時頃

【人】 手妻師 華月斎

―高嶺の部屋―

[常であれば、ロビンに感じた違和――それは前とは違う表情の移り代わり、他人(乾)の傍にあったこと、をそれとなく尋ねるなりなんなりしたのかもしれない。
それをしなかったのは、嗚呼、やはり思うより常ではいられてない証。]

 ほな、見苦しいもん、見せますけど……。

[くるりと背を向ける。
常ではないとは謂えど、手妻で慣れた手は震えることなく、自らの帯をとり、着物を床に落とした。
晒される背には、消えることのない幾多の傷痕。
それは切り傷であり、鞭打たれたあとであり、火傷のように爛れた個所もあった。]

 ……見目にも問題ありますやろけど、問題はそやないんです。

[ポツリ―――懺悔のように呟く。]

(338) 2010/08/05(Thu) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

 もしも、花として求められる中に、色ごとが含まれるんやったら。
 わての性は、この背のままです。

 抱かれる方は、まだえぇんです。
 優しゅうにされたら、感じんだけの話やから。
 せやけど、抱く方は……、前の主さんは3ヵ月で死にかけてん。
 最初の刷り込みやろか、どうしても優しゅうできへんねん。

[2人に背を向けたまま、肩を震わせた。]

(339) 2010/08/05(Thu) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―高嶺の部屋―

[鵠が息を呑む音に、我知れず唇を噛んだ。
華月にとって、選ぶことは、もう遠い昔にすんでしまったこと。
貧困街で、両親が死んだ後、最初の花主の手を取ったその時に。]

 ………っ

[高嶺の言葉が聴こえ、背にかかる温もりに、肩を軽く叩かれることに、また震える。
痛めつけられるより、優しく触れられる方が痛い。]

 ……はい

[名を呼ばれれば、息を一つ吐いてから、振りかえろうと。
肩に着物がかかれば、前を合わせた。]


[沈黙は、高嶺の真意を知るための間。
苔色は、相手が言の葉を紡ぐ口元を見遣った。]

(352) 2010/08/06(Fri) 00時頃

手妻師 華月斎は、懐刀 朧の理由を、鵠との間が狭まったことを意識しながら待つ。

2010/08/06(Fri) 00時頃


【人】 手妻師 華月斎

[背の秘密を明かして尚、求められるのであれば。
元より、高嶺を主とすることに、華月はなんの異存もない。]



[静かに、主と定めた人と鵠のやり取りを聴く。
檳榔子染を馴染みが、黒檀の色彩強い人に差し出せば、刹那瞼を伏せた。]

 ……了解や。主様。

[かかる言葉に、身を繕いながら返した言葉が答え。
高嶺様でなく、主さんでなく、主様と。

花として、花主の傍につき、少し遅くなった宴へと、もう一つの花と共に向かった。]

(382) 2010/08/06(Fri) 01時頃

【人】 手妻師 華月斎

―大広間―

 人狼病……

[そこに辿り着くや否や、告げられた文言に苔色は瞬く。
次にその眼差しは、ヨアヒムから流れ出る紅を見る。]

 『         』

[唇が微かに動く。読みとれた者は居たか居ないか。
気持ちよさそうやな――と、羨むような言葉は、流石に音には出しはしない。

ふと我に返って、頭を振った。
と、何処かで椅子の鳴る音が聴こえた。]

(413) 2010/08/06(Fri) 01時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―大広間―

 虎鉄、どないしたん。
 確かに、胸糞はわるぅなる話やけど……。

[我に返った華月は、様子の弟分の傍に寄ろうとする。
そうしながらも、意識の端では常に、黒檀と紫苑色の2色を気にして。]

(446) 2010/08/06(Fri) 02時頃

手妻師 華月斎は、2つの色と、眼差し合うことがあれば、今はただ冷静さを保とうとする苔色を見せる。

2010/08/06(Fri) 02時頃


【人】 手妻師 華月斎

 お気遣い、感謝しますわ。

[弟弟子を気にせずにはいれない心情を汲んでくれたのか。
花主の言葉に、礼を述べる。

憂う表情を気にしながらも、場と先程の主の言葉を思い出せば、問うことは難しい。]

 虎鉄っ!!!

[崩れ落ちる身体、支えるのは本郷の方が先だった。
どうするか一寸迷うも、主の命もあり、虎鉄の介抱には*手を出すつもりで*]

(474) 2010/08/06(Fri) 03時頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 03時頃


【独】 手妻師 華月斎

/*
ログが眼を滑って飲み込めず申し訳ないorz
多角もうちょっと苦手意識どうにかせんとあかんなぁ。
明日はもうちっと頑張る(ぐっ

(-108) 2010/08/06(Fri) 03時頃

【人】 手妻師 華月斎

―大広間→高嶺の部屋―

[本郷から虎鉄の身体を譲り受け抱え、命じられたまま主の部屋へ運ぼうと。
去り際気にかかることは多々あれど、今は抱き上げた弟弟子のことが一番で、他には反応をしめせぬまま。

その間、何度、紫苑色と視線を合わせたか。
抱きかかえた者のあまりの冷たさに、その身は死体のように重くも感じられ、逆に魂のように軽くも感じられた。]


[しかし、まるでこの詮無い現状に花を一つ添えるよう。
華月の唇が微かに綻んだ瞬間があった。

その表情は、主様といいなれぬ鵠へか。
それとも、朧と名を呼ぶことを許した花主へか。
どちらもだったか。]

(594) 2010/08/06(Fri) 13時頃

【人】 手妻師 華月斎

[運ぶ途中、問いが掛かる。]


[恐れはあると高嶺の一つの花は言を持って答えた。
片割れの花は、言葉なく微笑む――逆に恐れはないと示す態。
伏せられる紫苑色を見、真っ直ぐに憂う黒檀を見つめる。

やがて部屋に辿り着けば、冷たく重く、矛盾して軽い、虎鉄の身を褥へ寝かしつけた。]


[まるで鏡写しの逆しまに、鵠が言の葉を紡ぐ時は沈黙を保つことの多い華月は、始まる話にこの時も口を鎖していた。一瞬、ぴくりと動いたのは、白鳥の伝承を聞いた時。

もし、その話が真実になるのならば、己が裡に眠るものと少しばかり似ているのだと思う。鏡写しであればこそ、似ている部分がなければ、逆しまにもならぬか。
ただ、鳥と蝶が違うのは……――。

ふと、それこそ鏡写しのような、己が主人と霞月の君を思い出す。]

(597) 2010/08/06(Fri) 13時頃

【人】 手妻師 華月斎

 ……茶、いれましょか?
 話とったら、喉かわかへんですか。

[黒檀と紫苑色と2つの視線を受けて、思い立ったように提案をした。高嶺の部屋には丁度、宴となるはずだった場所に向かう前、華月が運んだ茶器一式が澄みに置かれて在った。]

(598) 2010/08/06(Fri) 13時頃

【人】 手妻師 華月斎

―高嶺の部屋―

[2人の言葉を受けて、ゆるりと座から立ち上がる。
立ち上がる途中の視界に、常より狭まったように思う相手の、名のように白くなった握られた手を見る。
口を開きかけて、閉じ、立ち上がる手助けに借りる形とりながら、背にポンと触れた。]

 ほな、淹れますわ。

[茶碗は一応と2碗用意してあった。
手妻以外は凡才と云えど、ほぼ全てにおいて他のことも均等にしてのける腕は、茶にも振るわれる。その器用貧乏的な部分が、ある意味手妻の才に生かされているのだろう。

程なくして、薫り高い茶が2人の手元に運ばれる。]

(610) 2010/08/06(Fri) 13時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 14時頃


【人】 手妻師 華月斎

[茶を二人の前に置けば、主の手は片割れの花から、華月へも伸びる。]


[鵠と同じく、少し見開く苔色。そして、拒むこともない。
そして、主の名を呼びつけたすは]

 どないしはりました?

[尋ねても良いのだろうかと、やや躊躇った声音で告げる言。]

(620) 2010/08/06(Fri) 14時頃

【人】 手妻師 華月斎

[戸惑いを微かに滲ませた苔色は、触れた人の挙動を追う。
問いに返ってきた言葉に、一瞬、紫苑色に視線を向けた。
なんとなく――その言に何を思うか?と問うように。
そのタイミングが合い、面食らったように微か破顔する。]

 それが朧様の命やったら。
 ……御意。

[表情を改めて、頷く。
鈴の音のような潔さとは違う、裡に個を押しこめた答え。

どちらかといえば、主の贄になれと謂われた方が気が楽だったとは、滲んでいたか否か。
ただ、花であればこそ。苔色は、茶を飲む2人を映しながら、常の微笑を湛えてそこに在る。]

(634) 2010/08/06(Fri) 14時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[顔は笑っている、けれど黒檀には憂い。
それに気がつけたのは、華月自身も笑みの下に隠すものがあるからか。]

 虎鉄とやったらともかく、鵠さんとは漫才は出来へんですけど。

[唐突に告げられた、剪定の理由。
楽しいの意味合いは、そういうことではないだろう。
そう薄々知りつつも、紫苑色の視線を受けて茶化すように云う言の葉。]

 ……それ。気がついてくださっとったんやね。

[紙細工の蓮の花の存在に、連想されるのは本郷の。]

 行きはるなら気ぃつけて。今宵は満月やさかい。
 噂が真実ならば、獣が活気つきますよって。

[本当はついて行くべきだと思えども。
先の大広間の会話と蓮の花からの連想に、控えた。]

(648) 2010/08/06(Fri) 15時頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
(あてにならない)中の人予想。

霞月夜――ふらぅさん
法泉――たきさん
ロビン――Ayameさん?
朧――地図さん?
ズリエル――ノスさん
本郷――azumiさん
イアン――うにさん?

鵠――azumaさん……だよ、ね(←

あんびーさんと、がくはらさんと、Meyさんと、とくめいの某方が位置悩む。あんびーさんサーチ壊れたかしらorz
セシルかなぁ……ん〜……。

見物人の2人は村建てだから判るのだ(ふんぞり

(-151) 2010/08/06(Fri) 15時半頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
いや、セシル、あんびーさんは多分ないな。
一人称三点は使わないと思われ。

(-152) 2010/08/06(Fri) 15時半頃

【人】 手妻師 華月斎

 仕掛け明かしかどうか判らへんけど……
 蓮の花は、すき見て引っ掛けただけっすよ。

[主の言葉にカラリと笑って、逆らう気はないと示す風、種を一つ明かした振りをした。そして、鵠にかかる言葉と、それを受けての反応に肩を細かく震わせる。
笑いを耐えながら、主が去るを見送った。]

 朧様、短期間に、よぅ鵠さんの性格くんではるわ。

[悔しそうな顔をする鵠を見、揶揄う言葉を向けた唇は、はたっと止まる。真剣に考える様子に、悪いと思ったからかそれとも……。]

(664) 2010/08/06(Fri) 16時頃

【人】 手妻師 華月斎

[ぎこちなく、苔色は紫苑色から逸れ、独り語を呟く。]

 蓮の花いったら、本郷様の茶、蓮茶であっとんかなぁ。
 間違うたら、わての問題だけやのうなったし。

[茶器を片しながら窓を見やると、望月。
ふと、主と会いたいようなことを云っていたのは、本郷でなくて霞月夜だっただろうかと、月が切欠となり思い。頼りない記憶を漁った。]

(666) 2010/08/06(Fri) 16時頃

手妻師 華月斎は、呉服問屋 藤之助がどうするにしても、虎鉄が目覚めない以上は、此処より動く気はなく……。

2010/08/06(Fri) 16時頃


手妻師 華月斎は、執事見習い ロビンが見せた違和なども、頭の端で考えているか。

2010/08/06(Fri) 16時頃


手妻師 華月斎は、記者 イアンの言葉を思い起こしたりと、いつになく頭は回転させているようだ。

2010/08/06(Fri) 16時頃


手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 16時頃


【人】 手妻師 華月斎

 ……せやったら、間違っとうたら、連帯責任な。

[逸らした視線は、蓮茶への応えに、惑いながら戻る。
茶化した風な言葉。紡いだ口は、次の言葉を探し、何度か開閉した。]

 鵠さんは、この後どないするん?
 わては、虎鉄、目覚めるまでは此処に居る気やけど。

 なんや、酷い身体冷たいさかい。
 湯たんぽ代わりに添い寝もええかもしらん。

[ほんの僅か、苔色の裡が色を変える。
言葉の真意を、相手は識ることが出来るだろうか。

      ――鵠の性格を想い、微かに煽った。

けれど、次の瞬間裡の色を消したのは、
見せた背に負った業故に。]

(690) 2010/08/06(Fri) 17時頃

手妻師 華月斎は、呉服問屋 藤之助の拙い接吻けに苔色を見開き、細め、そして……――

2010/08/06(Fri) 17時半頃


【人】 手妻師 華月斎

―高嶺の部屋―

[りん――鳴る音に近寄りを知ると同時。
伸ばされる手。拙く触れる、唇の端に唇。

苔色は、見開かれ、細まり、そして……―――。

宴の前とは違い、遮るものの無い手が鵠の腰を引き寄せる。
拙い接吻けを、深いものへと変えてしまう。
ここで虎鉄が起きたなら、とんだ見世物だと思いながら止められぬ。]

 ……贄に、白いままやったらなるなら、染めたい思うた。

[やがてあいた、唇と唇の間で、言の葉を紡ぐ。]

 賢い鳥やったら、贄にされんなら、自ら火には飛びこまんやろ。

[蝶は違うと暗に告げる。
――夏の夜、虫は、業火に自らの身を投げいれるもの。]

(700) 2010/08/06(Fri) 18時頃

【人】 手妻師 華月斎

 殺されるな、いうのが朧様の命やから
 贄にされにくするために鵠さんを染めるんは、
 赦されるやろか……。

[鵠の性格と、花主の言葉を逆手に取るは、卑怯か。
つっと身を離し、そして、差し出す手。]

 ……ええ、思うんやったら、きてや。

[流石に虎鉄の居る場で事に及ぼうとは思えず。
花主の部屋ならば、小間使いが詰める小部屋もあろう。
手をとってもらえるならば、そこに誘おうと。]

(701) 2010/08/06(Fri) 18時頃

【人】 手妻師 華月斎

―高嶺の部屋―

[取られた手、合わさる視線に、淡く儚く微笑んで見せる。]

 できるだけ、優しゅうにする。

[白鳥の様な手に、誓うように接吻を落とした。

誘いなだれ込んだ花主の部屋にある一室で、
言葉に違わぬよう、傷つけないという意味合いでは優しく。
けれど、その優しさが酷い情となる交わりを交わせば、白の鳥を啼かしてしまうのだろうか。

――……それはきっと、空に在る月だけが、今は識っている*]

(705) 2010/08/06(Fri) 18時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 18時半頃


【人】 手妻師 華月斎

―高嶺の部屋・小部屋―

[花主が使う部屋の裡と謂えど、使用人用にあてられた褥は、そう大きなものではない。]

 ……鵠。

[寝台に、ぎしりと音をたて、その身を押し倒せば、敬称なく名を呼んだ。手妻を行うより丁寧に、名のごとく白い肌に着衣を乱しながら触れる。]

 泣かんといて、ひど、しとなるやん。

[何かに耐えるように苦笑し、紫苑色に滲む雫を舌先でねぶった。]

(731) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[りん――進む行為の間に間に、甘く啼く鳥の声に混じり、涼やかな音が聴こえる。もしかすれば、それが、傷つけたくなる衝動を抑えてくれたのかもしれない。

りぃん――また一つ大きく鳴る音。
重なるように呼ばれる名。]

 くぐ い

[同じく名を呼んで、重ねたのは……―――。
白ではない何かに染めようとしたのに、気を遣る瞬間に見えるのは白。

                    
              ―――そのことが、愛しいのに哀しい。]

(732) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

【人】 手妻師 華月斎




 なんや、こういうのも悪、ないわ。

[行為の後のまどろみ。鵠は起きていたか否か。
起きていたとしても気がつかずに、華月は独り語ちる。
その言葉は、何色かに染まったかどうかを確かめるのを恐れることを、まるで取り繕うように響く。
みどりの黒髪に指先を絡ませて、寝物語のように後を続ける。]

(733) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

【人】 手妻師 華月斎

 もし、唯の鳥と蝶になれる日がくることがあったら
 わての両親みたいに、色々な土地渡り歩くんもいいかもなぁ。
 手妻もな、1人より、2人ほうが、出来ること増えるねんで。

[その話は、虎鉄には話したことはあるかもしれない。
手妻を得意とする和国の血を引く片親と、それの手伝いをしていた独国の片親。花として学んだ訳でもない2人。

その生活は豊かでもなかったけれど、
愛し合うが故に子供を欲した。
センターを通していない違法な手段ではあったが、和国の血を引く親が死ぬまでは、親子3人それなりに幸せだった。]

 ……なんてな

[照れ隠しのように呟いて、ふと別所に寝かせたままの弟弟子がどうしているか気になった。

耳を欹てれば物音は聴こえるだろうか。
それとも聴こえないのだろうか。]

(734) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 21時半頃


【独】 手妻師 華月斎

/*
投票先どなんしよ。
でふぉが鵠とか、どんだけSやねんかね……。

(-183) 2010/08/06(Fri) 22時頃

【人】 手妻師 華月斎

[耳を欹てるも、音はない。
虎鉄が倒れてから随分と時間が経った気もする。
流石に心配は強くなり、褥から身を滑り出した。]

 ちぃと、様子見てくるわ。
 ついでに茶器も返してくるさかい、辛いんやったら、もう少し寝とき。

[鵠が起きているようなら、そう声かけて。
寝ているようならば、書き置きを置いて、身を整えれば小部屋から出る。]

 虎鉄?

[そこには虎鉄の姿はなく。蛻のとこがあるばかり。
それが示すことに思い至り、華月は頭を掻く。
茶器を抱えると、本邸の方へ向かおうと廊下へ。]

(745) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―B棟廊下―

[盆に茶器を乗せたまま、歩む速度は普通かやや早い。
苔色の眸は、虎鉄の姿を探し、せわしなく動いて]

 虎鉄!お前、靴も履かんと……。

[影を背負ったようなその姿、見止めれば足早に間を詰める。]

(756) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

手妻師 華月斎は、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 23時頃


【人】 手妻師 華月斎

―B棟廊下―

 つか、前も肌蹴たままで、なんしよるん。

[盆は持ってくる時よりも、返す時の方が使った湯の分軽い。
その状態であれば、片手で盆を支え、もう片方を伸ばすのは容易い。

せめて前を合わそうと伸ばす手は、受け入れられるか否か。
拒否されたとしても、その時に触れるだろう肌に眉を潜める。]

 やっぱ、虎鉄、異様に体温低い思うわ。

(765) 2010/08/06(Fri) 23時頃

【人】 手妻師 華月斎

―B棟廊下―

 此処んところ手弾かれてばっかりや。

[片手が盆でふさがっていれば擦れず。
ロビンにそうされた時と同じよう、チロリと舌で赤に染まった場所を舐めた。情事の後なれば、その仕草は艶めいてしまう。]

 ……びっくり、しただけやろか?

[常はスキンシップを拒まない虎鉄の言葉に、その仕草に見える色が原因ではないか?と、答えを求める訳でなく言葉裏で問いかけて]

 添い寝したろか、思う程、冷たいん。
 自分じゃ気がつかん?

[困った風な色を苔色に乗せて、苔色は傾ぐ顔色を伺った。]

(776) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―B棟廊下―

 わてがやましい想いあるから、意地悪な聴き方したわ。
 ……虎鉄寝とるんに、薄情ってな。
 あやまるん、わての方やわ。すまへん。

[素直な弟分の言葉に、眉尻が下がった。]



[そして、未だ体温に関して否定を返す様を、じぃと無言で見詰め]

 わての手と比べてみい。
 汗かいた後は、わても一緒やで。

[今度は言い置いて、シャツを止め終えた人の前に手を差し出した。]

(784) 2010/08/07(Sat) 00時頃

【人】 手妻師 華月斎

―B棟廊下―

[高嶺に礼の部分にだけ、微笑を持って頷いておく。
差し出した手に、触れる温もりは、矢張り冷水につけたかのようなもの。]

 なぁ、随分体温ちゃうと、おもわへん?

[見上げられた時捉えていた琥珀の上で、眉が寄っているのが見える。その表情の意味を知ることは、読心術なければ無理で。]

 ほんまに、気持ち悪いとか、どっか痛いとかあらへんのん?

[温もりを伝えながら、重ねる問い。]

(801) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
PL視点で票入れるとRPに無理がでそう。
若干PC視点入れると、落とすのはもったいないなぁ。

てか、皆、落とすのもったいない罠(ぐぐぐ
襲撃どこくるんやろか。

(-211) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

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