170 白峯異聞
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…不安?
[ 少し間をあけてから遠慮がちに問うてみれば、 彼女は答えてくれただろうか。 ]
(*20) 2014/03/20(Thu) 15時半頃
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/* 無線わかりにくかったかな…
(-7) 2014/03/20(Thu) 15時半頃
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――っ、げほっ、ごほ、っ ………いや?こっちの話。
[ まさか口に出ていたとは思わず、驚きで噎せ返る。 実際、自分にもわからないこの黒い靄がかかる感情。 きっと『 トウマ 』が防衛側の人間だから、 櫻子が傷付く未来が来るような気がして―― ]
( ―――なんで、こいつの心配を )
[ 無理に笑っているような彼女>>*21に 「 別に 」と短く漏らす。 ]
(*23) 2014/03/20(Thu) 16時頃
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…でも、他人にトウマを殺られるのは嫌なんだ? とんだ我儘だな
[ ふう、と呆れたように煙草の煙を吐き出し、 煙草の火を踏み消す。 ]
…なら、止めてやるから [ 自分でも驚くくらい、 宥めるような優しい声で彼女の返答を待つ。 ]
(*24) 2014/03/20(Thu) 16時頃
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呆れた。 ―――……って、言ったらどうするの?
[ 不安げに問う彼女>>*25に小さな意地悪を。 ]
…『 大切 』が難しいんだろ
[ 「 俺にはわからないけど 」と 無線が拾えない程の小さな声で呟く。 自分にはわからない感情を彼女は抱いていて。 自分できるのは話を聞くぐらい。 ]
…あとで飯食うぞ
[ 震える声に気づいていたけれど、 何故だか触れない方がいい気がして。 初めて見る弱気な櫻子に戸惑いは隠せないまま。 ]
(*26) 2014/03/20(Thu) 16時半頃
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― 少し前・2F廊下 ―
…何か、知ってる?
[ 言葉こそ知らないと告げる彼>>43だが、 瞳は戸惑いと悩みが隠せない様子で。
幼馴染と聞かされていたため、 ショックが大きいだろう、と問い詰めることを悩んだが 握られた拳を視界に捉えると聞かずにいられなくて―― ]
(44) 2014/03/20(Thu) 16時半頃
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…怖い?
[ 思いもよらぬ回答>>*27に目を丸くする。 どういう意味で言ったのか全く検討もつかないが、 「 ごめん 」と小さく漏らし。 ]
俺が行くからそっちが落ち着いたら連絡して
[ 笑っているような声に、一瞬、眉間に皺が寄るも、 笑い声につられたのかすぐに穏やかになり、 微笑んでいるようにも見えた。 ]
(*28) 2014/03/20(Thu) 17時頃
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/* 霞以外、無線持ってねぇ設定なのか…?
(-9) 2014/03/20(Thu) 17時半頃
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― 現在・屋上入り口前踊り場―
ふあぁ…
[ こんなときにでも欠伸は出るのだから、 自分の身体は本当に呑気である。
先ほどまでいた4階の階段は既に、 過半数が『 防衛側 』の死体で埋まっていた。 櫻子の放送に釣られて屋上へと昇ってきた者たちを 解放側が仕留めていたらしい。
噎せ返るような血の匂いに、 深いため息をついて屋上への扉を見つめる。** ]
(46) 2014/03/20(Thu) 17時半頃
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― 少し前・2F廊下 ― …そうだよな
[ 言えないという彼>>45に『やはりそうだよな』 といった感じで眉を下げる。 人の言葉は変化させようがないから難しい。 ]
…櫻子は
[ 着いてくるという彼を拒まず、急ぎながら4Fへと向かう間。 沈黙を破るように言葉を切り出す。>>52 ]
鍵が目的だ、と言ってた。 でも鍵って解放側に渡ったらマズイ…よな?
[ 知ってる限りの頭の中の情報を掻き集め、 ちらと横目で見ては問いかける。 彼が何か知っていれば、今後の行動を 考えなければならないため早期に聞きたいが。 ]
(53) 2014/03/20(Thu) 19時頃
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…こっからは別行動で、いいか?
[ 彼からは何か聞けただろうか。 4階への階段を昇るところで別行動を。
特に何かあったわけではないが、 初対面との行動はやはり気まずいものがあった。 「 またどこかで 」と別れを告げれば>>30へ。 ]
(54) 2014/03/20(Thu) 19時頃
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― 少し前・4F階段 ―
霞か。 …無理しなくていい。取り逃がしてすまないな
[ 言葉を濁らし覇気のない霞>>39の声色を聞き、 屋上へは無理に行かせないことに。
紗枝と一緒だとわかれば安心して無線を切る。 その後危険な目に合っているとは知らず、 のんびりと踊り場にて>>46。** ]
(55) 2014/03/20(Thu) 19時頃
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…へぇ
[ 扉の奥に解放側の人間がいるのだろうか。 見えてきた未来は真っ白な景色。 少し粉っぽいような、そうじゃないような――― ]
( …そのタイミングで突入するか )
[ "見えた"ということは少なくとも30分〜1時間後のこと。 それまではここで待ち続けようか、と。 ]
(88) 2014/03/21(Fri) 10時半頃
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To : 櫻子 From : レイ
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屋上が真っ白な景色に なるのが見えた
大事な話があるから 死なせないけど
(*30) 2014/03/21(Fri) 10時半頃
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[ 送信してから『 大事な話 』なんて表現は 大袈裟すぎたか、と小さく溜息。
休息の睡眠を取りたいがさて、 バレずにとれるだろうか。 ]
(*31) 2014/03/21(Fri) 10時半頃
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…ん あぁ、あれ消火器か
[ 聞こえてきた無線>>92から 『 消火器 』という単語が聞こえれば、 あの白い靄はそれか、と1人、納得。
先程よりも覇気のある声に、少し安心し。 ]
こっちの階段は死体塗れ。……防衛側の。 屋上の入り口前にいるけど、何も。
[ 階段に視線を移し、呆れた様子で見つめる。 櫻子の様子がわからない今、 何も行動できていないのが現状なのだが。 ]
(94) 2014/03/21(Fri) 12時半頃
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…ああ 俺が来る頃には解放側も弱ってたからな [ 思い出すように愛銃を見つめ、呟く。 続く言葉に煙草へと伸ばしていた手をとめ ]
……別に、構わない 気張ってると何事もうまくいかないし …霞も少しは休めよ
[ まさか煙草を何本か吸っていたとは言えず、 更には目を瞑って小休憩をとるほどの余裕が こちらにあるとは言えず。
彼らの案が決行されるのをゆっくりと待つ。 ]
(100) 2014/03/21(Fri) 15時頃
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To : 櫻子 From : レイ
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消火器らしい あっちも視界が狭くなる さりげなく応戦する
(*33) 2014/03/21(Fri) 15時頃
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[ まるでスパイのような自分の行動を嘲笑する。 ―――全ては、世界の混沌のため
鍵の在処を知っている者は見つけた。 あとは場所だけ。 楽しみで、楽しみで。
見える未来が赤に染まる日を夢見て―― ]
(*34) 2014/03/21(Fri) 15時頃
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― 4F踊り場 → 屋上 ―
………、……
[ 階段を昇ってくる気配に目を覚まし、 それが霞だとわかるとゆっくりと立ち上がる。 彼女が扉を開けたなら>>117後ろに着いただろう。
彼女の呟きに、押し黙る。 無線では元気な声を聞かせてくれたが、 心のダメージは大きいに違いない。 ]
(119) 2014/03/21(Fri) 22時半頃
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―――っ
[ わかってはいたものの、いざ実行されると>>124 身体に力が入る。
どこかで闘った毒を扱う相手から"貰って"おいた ガスマスクを取り付け、"獲物"を探す。
…目を離してはいけない。彼女からは――― ]
(126) 2014/03/21(Fri) 23時頃
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[ 瞳を閉じて付近の人間の未来を探る。 秀真、紗枝、霞、冬麻―――そして、櫻子。
全てを見終えた後、 マスクの下で、口角をニヤリと上げて。 ]
……いける
(131) 2014/03/21(Fri) 23時半頃
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――…、……
[ 白い靄で辺りはハッキリ見えない。 ――それは櫻子率いる解放側も秀真たちも同じ。
たん、っと地面を蹴り上げ向かうは――― ]
(133) 2014/03/21(Fri) 23時半頃
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―――っ
[ 1番心強い"敵"の女>>128の腹部へ蹴りを入れようと。 顔を狙わなかったのは僅かに残る理性故か。
もし当たったのなら、計算通りであれば秀真の方へ 女の身体は飛ぶはずなのだが―― ]
(134) 2014/03/21(Fri) 23時半頃
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―――ふざっ、けんな……っ!!
[ 女の相手を後回しにし、向かうは"仲間"の元>>138。 しかし視界は白く、イマイチ居場所が掴めない。
聴こえた声の方へ。ひたすら、地面を蹴り上げ。
櫻子を見つければ彼女を抱え一度防衛側から距離を置き、 その可憐な顔に平手を――― ]
" "。
[ 耳元で何かを呟き、側を離れれば 「 大丈夫か、霞! 」とどこにいるか分からない相手に 叫んだだろう。 ]
(141) 2014/03/22(Sat) 00時頃
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一緒に混沌とした世界を見るまで死なせない
[ 打ってしまった頬を眉を下げて見つめる。 反応を待たないまま、 すぐに地面を蹴り上げ、白い靄へ消える。 ]
(*37) 2014/03/22(Sat) 00時頃
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…ここだよ
[ 見えていた未来>>146。彼女の片腕は重症だろう。 その口は口角が上がってしまうのだが。 先に起こることが見えるものの、 時に外れてしまうことがあるため迂闊に行動できないが、 ある程度、この状況で動きやすい自信がある。
飛び交う攻撃を避けつつ、 霞の背後に回れば懐の短剣を振りかざす。 彼女が反撃しようとするものならば、 振りかざす手を止めて、後ろへと飛ぶだろう。 ]
(147) 2014/03/22(Sat) 00時半頃
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[ 振りかざす瞳は赤に染まり、光が揺れる。 ]
(149) 2014/03/22(Sat) 01時頃
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…女?
[ 貫く感覚>>153でもしや、と。 華奢な身体からなんとなくそんな気はしていたが。
微笑む彼女に眉を顰めるが、 後に待ち構えている自爆に備え、 地面を蹴り上げて下がった瞬間――― ]
(155) 2014/03/22(Sat) 01時半頃
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……っ、クソっ
[ 突然の胸元の発火に、苛立ちが隠せない。 未来視は外れたようだ。 如何にして発火したのか解らず、辺りを見渡すが 火元らしきものは見当たらず。 中々消えない揺らめく赤に、服を脱ぎ捨てる。 ]
…とりあえず、1人
[ あとの2人は何処だ、と見渡す。 一歩、混沌とした世界への実現を邪魔する防衛側を 不利にさせる死を迎えさせたというのに、 霞の最期を思い出すと、 何故だか胸は痛むばかりで――― ]
(156) 2014/03/22(Sat) 01時半頃
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