人狼議事


49 海の見える坂道

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視点:


【人】 さすらい人 ヤニク


 俺、ウィスキーな
 ボトルと氷、置いてくれりゃ手酌で飲むから

[オスカーに、そう言いつつ
深く、息を吐く…―――]

(1) 2011/04/11(Mon) 00時半頃

【赤】 さすらい人 ヤニク


 酒の一つも飲まないと、やってらんないっつーの

[人の死や、別れは悲しいとは思わない
いつかそんな日が来ると、俺はいつも覚悟していて
旅に出る時は、毎回今生の別れのつもりで歩き出す
だから、ヴェスの事はショックだったが、悲しくはない
悲しいのは…―――――]

(*1) 2011/04/11(Mon) 00時半頃

ヤニクは、ミッシェルに踏みぬかれた足が、じんじんと痛い 泣きそうだ

2011/04/11(Mon) 00時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク


 ダメとは言ってないがな
 上品だっつってんだよ

[ウィスキーが来るまでは、何も手を出す物がないから
代わりに、口を出す事にしたらしい]

 ったく、どいつもこいつも
 ヨーラ、てめぇ…――――

 いや、いいや

(6) 2011/04/11(Mon) 00時半頃

【赤】 さすらい人 ヤニク


 ん・・・?

[ネルも、同じ事を俺に言った
無事に帰って来て、良かったと
まったく、本当にどいつもこいつも]

 そりゃ戻ってくるさ

 ここが、俺の生まれた場所で
 ここが、俺の死に行く場所だからな

 心配しなくても、ヴェスの事ならもう聞いたよ

(*3) 2011/04/11(Mon) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ウィスキーと氷が、目の前に置かれて
俺は、大きな氷を一つ、グラスに放り込んで
トクトクと、黄昏色をした液体を注ぐ]

 とりあえず、かんぱーい!

[大きな声を出して、朗らかに
軽やかに、常に明るい表情で

ただ、瞳の色だけは、酷く深いままに
グラスを傾け、喉を鳴らして
大事な事を、何一つ言わずに]

(13) 2011/04/11(Mon) 01時頃

【赤】 さすらい人 ヤニク


 だな、それだけの事だ

 人生の殆どの時間を、共に過ごした何かが
 気がついた時には、無くなっている

 そう言うもんだとわかっていても、寂しいもんだ
 ただ、それだけの事だ

[カラン、とグラスの中の氷が、音を立てて]

(*5) 2011/04/11(Mon) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 よーっす、飲んでるぞー

[勢いよく開いた、扉
そこから聞こえた声に、とりあえず反応したようだ
グラスを持ちあげて、カラカラと、音を鳴らす]

(16) 2011/04/11(Mon) 01時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2011/04/11(Mon) 01時頃


【人】 さすらい人 ヤニク


 なんだ、知らないのかラルフ
 こう言うのはな、早い者勝ち、言った者勝ちだと
 昔から、相場が決まっているんだぞ

[チョップを受けて、首が短くなったかのように
顔を前に突き出して、小さくなり]

 おう、サイラスただいまー
 ネルにはな、俺が頼んだからよ
 ほら、俺って面倒な事嫌いじゃん

 料理とか、よっぽどの事がないとしないわけよ
 いやー、持つべきものは友達だよなー、うんうん

(22) 2011/04/11(Mon) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 んだよ、ミッシェル
 俺が始めたら何が納得いかないっつーんだ

[空になったグラスに、再び手酌でウィスキーをつぎ足し
再び、グラスを傾けて]

 あんまりオスカーに迷惑かけんなよー?
 なんせ、明日から俺の食いぶちになるかもなんだから

 今のうちに、ゴマすっとかないとな

(25) 2011/04/11(Mon) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[サイモンが、テーブルに加わったとしても
何も変わらずに、グラスを傾けて

乗り遅れた波には、もう乗る事は出来ない
後から追い付くような事は、決してない
だから俺には、その場にいなかった俺には]

 …―――

[からん、からん
長い付き合いだ、ここにいる殆どの奴等は
だが、俺の表情の差に気がつく事が出来る人間が、何人いる]

 ちっ…―――

 ギター貸せ、歌うぞ

(31) 2011/04/11(Mon) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 カントリーロードね、いいぞ
 酔った勢いで、歌うようなもんじゃないが

[調律もそこそこに、足を組み、ギターを乗せて
ついでに、ハーモニカをカバンの中から取り出して
針金を曲げた、自作の器具で口の前に固定する

眠れない夜、たまに吹くんだ、ハーモニカ
ギターは、重たいから持ち運べないが
一人の時間には、やはり音楽が必要だ]

 ほら、手拍子、手拍子

[周りを煽るだけ煽って、盛り上げてはみたものの
曲自体が、盛り上がる曲じゃないからな
仕方ない、とか思いつつ、ギターの弦を弾く]

(36) 2011/04/11(Mon) 08時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 I hear her voice, in the mornin hour she calls me
 The radio reminds me of my home far away
 And drivin down the road I get a feelin
 That I should have been home yesterday, yesterday

[その朝、僕には聴こえたんだ
あの娘が僕を呼ぶ声が
ラジオから聴こえる音は、僕の心をあの場所まで運んでくれる
はやる気持ちで、車で飛ばしながら僕は思う
なぜ僕は、いままで帰ろうとしなかったのか

簡単に訳すと、そんな意味だ
一番、気に入っているフレーズだけど
どうなんだかね、まったく

少なくとも、俺には誰の声も聞こえなかったよ
だから、一月も、戻るのが遅くなった
一番辛い時、傍にいるのが友達なら
俺は、友達失格だね、ほんと]

(37) 2011/04/11(Mon) 08時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 Country roads, take me home
 To the place I belon
 West Virginia, mountain momma
 Take me home, country roads

[それとも、俺にそう言う所を期待してる奴はいないかね
まぁ、俺は綿毛みたいにフワフワしてる奴だから
そう言う期待は、されそうにないな

諦めがつくような、悔しいような
普段、どんなにフラフラしてようと
大事な所で、きっちりしめる
そう言う男で、あろうと思ってきたのに
一番大事な所、トチっちゃ世話ねぇよな

ネル、泣いてたな
ヨーラは、ちゃんと泣いたかね
他の奴等も空元気だ、俺を含めて皆
こんな酒、あいつが喜ぶはずねぇのにな]

(38) 2011/04/11(Mon) 08時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 御静聴、どうも

[歌が終わると、ギター片手に色々な曲を弾き
結局、オスカーが眠る頃まで起きてたのは誰だろう
俺だけかもしんないし、他にいたかもしんないが
とりあえず、オスカーの邪魔をしないように
音楽はひとまず、やめておいて

宿帳をこっそり覗き、空いてる部屋から毛布を持って来て
オスカーにかけた後、ギターとウィスキーを持って外に出た
起きている者がいたならば、今日は御開きと小さく笑って]

(39) 2011/04/11(Mon) 08時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―― 砂浜 ――

[今晩は、何処かに泊まるつもりだったが
ヴェスの事を聞いた後、一気に気分じゃなくなってしまった
いくら飲んでも、酔いやしない
酒が頭をいくら暈そうと、一部がはっきりしたままで
まったく、嫌な飲み方したもんだ

こんな時は、潮風の中で眠るに限る
俺は、港の子だから
母なる海って奴、本当にそんな気がしてるんだよ]

 …――――

[ギターを枕に、天を仰ぎ
波の音を子守唄に、潮風を揺り籠に眠る
なかなかに、おつなもんだぞ
ただ、まだ季節的に寒いけどな]

(40) 2011/04/11(Mon) 09時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 よう、お前は一足先に、海に帰ったんだろう
 だったら、ここで飲むのが一番いいよな
 一緒に飲むか、一年ぶりに

[横になったまま、砂浜にウィスキーを半分流し
残り半分を自分がちびり、ちびりと飲む]

 まったく、お前は酷い奴だ
 女泣かせて、妹ほっぽって、ダチに知らせもしないで
 勝手に、居なくなりやがって

 俺が言うなって?
 ばーか、俺には妹も恋人もいやしねぇんだよ
 それに、俺は必ず戻ってくるだろう
 悔しかったら、戻って来てみやがれ

[独り言を言うなんて、俺もおかしくなったもんだ]

(41) 2011/04/11(Mon) 09時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 …―――

 ま、心配すんな
 普段役に立たない分、こんな時には役に立つさ

[何を、どう役に立つのかはわからないけれど
少なくとも、時が全てを解決するなどと
そんな戯言、俺は信じない
奴は、何も解決してくれやしない]

 任せとけよ、兄弟
 貴様は何にも心配せずに、待ってろ
 いつか俺が、そっちに行った時に
 一緒に飲む酒を、準備してな

[そんな事を、海に向かって呟きながら
いつしか眠りに落ち、目覚めたのはいつの事だったか]

(42) 2011/04/11(Mon) 09時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 暑い…――――

[目覚めた後、第一声がそれだった
やっぱ、直射日光ほど暑い物はないね、うん]

 みーずー…―――

[頭痛がする
そりゃ、酔いはしなかったが酒量は多かったからなぁ]

(76) 2011/04/11(Mon) 20時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[何処からともなく、鼓膜に響くラジオの音
どうやら今日は、暖かいらしい]

 アイリース、君が暑いと言うと余計に暑く感じるだろう

[聞こえやしない反応を、ラジオに反し
服についた砂を、ぱたぱたと叩いた

こつん、と紙飛行機が頭に当たって
きょろきょろ、辺りを見回してみるのに
人影はなく、首をかしげた]

 ったく、誰だよこんな悪戯しやがるの
 悪戯は俺の専売特許だぞ

(77) 2011/04/11(Mon) 20時頃

【赤】 さすらい人 ヤニク

[紙に書かれた、童話のような言葉
馬鹿らしい、と鼻で笑ったのはいつもの事]

 天使なんか、いやしねぇよ

[神や仏がいるのなら

本当に、本当に
心から祈った時に、手を差し伸べない者が神ならば
俺は神など信じやしない

一番苦しい時、悲しい時に
何もしてくれない者が仏ならば
俺は仏など必要としない]

 だが、まぁ
 やってみっかな、東の国の灯篭流しみたいに
 海辺に浮かぶランタンで、救われる魂があるとするのなら
 聖者の行進に、加わる事は出来なくても
 星に願いを、かける事くらいは出来るだろう

(*8) 2011/04/11(Mon) 20時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 If your heart is in your dream
 No request is too extreme
 When you wish upon a star
 As dreamers do

[借りたままの、ギターを背負い
空になったウィスキーを、カバンにしまって
小さく歌を、歌いながら
今日の予定は、何かあったろうか
そういや、オスカーがおやっさんに仕事の話するって
そう言ってたような気がするが、どうなったかな

一言二言、言ってやりたい事がある奴もいるが
タイミングがな、なかなか合わないんだよな
二人だけの時間と言うのも、そんなにあるわけじゃないし
わざわざ人を引っ張って来る、と言うのもガラじゃない
縁があれば出会い、機会があれば語れるだろう
本当に必要な言葉なら、そう言う機会が訪れるだろうし
自分が言うべき事でないなら、きっとこのままが良いのだろう
そう言うものだ、人の道なんてものは]

(79) 2011/04/11(Mon) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[本当に必要としている人は、必要な時に現れるし
本当に欲している言葉は、誰からか聞けるものだ
時にはそれが、煩わしく感じる事もあるけれど
後から振り返ったら、とっても大切な事だったりする]

 Fate is kind
 She brings to those who love
 The sweet fulfillment of
 Their secret longing

[人は我儘な生き物で、今の感情に忠実になりがちだ
強くなれと、叱咤する言葉よりも
優しい抱擁を、臨むものだ

だからこそ、多くの人は優しさを、大事な人に注ぐから
わざわざ、俺も同じものをあげる必要はない
人が優しくする時は、俺が冷たくなるのさ
人が冷たい時に、優しくしてやるために]

(80) 2011/04/11(Mon) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 Like a bolt out of the blue
 Fate steps in and sees you through
 When you wish upon a star
 Your dream comes true

[だから今、俺に出来る事があるのだとしたら

1月の間、止まったままのこの街に
一陣の旋風になって、埃を撒き散らし
ハタ迷惑な奴だと、皆が口にするのを聞かず
口笛を吹きながら、いつもの通り

自分の居場所を探す、小さな旅を
また、続けていく事くらいだろう]

 ん…―――

[大きく伸ばした背中は、案外気持ちよい]

(82) 2011/04/11(Mon) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[俺は悪い子だ、昔から
俺が悪い子だから、他の奴が良い子になる
俺がいなきゃ、一番出来の悪い奴が悪い子と呼ばれる
そう言うもんだ、人の世と言う奴は

だから問題を起こすのは、俺が良い
そう言う立ち位置に、臨んで俺はいるのだから
望まない奴が、問題起こすよりずっといい]

 さ、久しぶりに行きますか

[一度足をまげ、伸ばし、歩き出す
何処に行こうか、悪戯をするなら賑やかな場所がいい]

(85) 2011/04/11(Mon) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―― 広場 ――

[悪戯に一番大事なのは、準備だ
今日は、広場に集まっている猫を使う事にした]

 おうおう、にゃんこども

[にゃー!と似てない猫のものまねをしながら
5〜6匹、野良を捕まえて
一匹にひとつ、小魚の干物をくれてやった]

 お前ら、魚食いたくないか?
 言う事聞いたら、くれてやるぞー?

[干物の入った、袋をふりふり
数匹の猫を引き連れて、再び歩き始めた]

(88) 2011/04/11(Mon) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[蚕の市、と言う物がある
元々は、シルクロードを通ってきた商人達の開いた市の事で
今では、フリーマーケットの大きな物と言うイメージだ
ここはそんなに、大きな街というわけではないが
人通りは、凄く多い

猫を連れて歩くのは、結構難しいが
まぁ、ついて来るだろう]

 おう、おっちゃん
 祭みたいだな、儲かってるか?

[まぁまぁだ、とか言いながら
案外、忙しそうに働いている]

 そうか、忙しいか
 じゃぁ、プレゼントをやるよ

[袋から、一つまみ
小魚の干物を取り出して、店の中に放った]

(97) 2011/04/11(Mon) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[後からついて来ている猫達が、小魚の干物…―――
の、散らばった露天に殺到する
商品からなにから、ぐちゃぐちゃにされる、猫に

港街と言う所には、野良猫が多い
漁師が、売り物にならない雑魚を捨てて
それを食う猫達が、集まってくるからだ

だから、最初は5〜6匹の猫達でも
気が付いたら、気持ち悪いレベルまで集まって来る
そんな様子を、腹を抱えて笑いながら見る俺
ああ、捕まったら殺されるな]

 次、次!

[何を盗るわけでもないし、何をしたいわけでもないが
知り合いの店を見つけては、小魚を爆弾のように放って
テンヤワンヤになる様を、笑いながら見ていた]

(99) 2011/04/11(Mon) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 ほれ、ほれー
 猫共、もっと暴れやがれー

[干物の袋も、もう少なくなってきた
どっかで補給しないと、まずいな
魚屋とか襲撃するか、猫で]

 猫共ー、次行くぞ次ー

[本当なら、そろそろヴェスが止めに来て
しぶしぶ、謝りに歩くと言うのが通例だったのに
止める役が居なくなった、からな
なんだか、な…―――]

(108) 2011/04/11(Mon) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 ん…―――?

[魚屋で餌を補給しようと歩いている途中
ベネットの声がして、振り向く]

 何やってるのかって、悪戯だよ
 俺のステータスだろう、悪戯は

(112) 2011/04/11(Mon) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 そうか

 何もわかってねぇな、ベネットは

[そうだな、そんなもんだ
代わりなんか、誰にも出来やしない]

 まぁ、だからこそ、か

[面白くない
小魚の袋を、ぽい、と捨てて]

 飽きた

[そう呟いて、また歩き出した]

(118) 2011/04/11(Mon) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 お前、わかってないよ
 ヴェスがどうの、関係ないっての
 なんでもかんでも、そこに結びつけるのが間違ってる

 恥ずかしいなら、無理して友達でいる必要はない
 どうせ、またすぐに居なくなる

[論点のずれた説教を聞いてやるほど、俺の気は長くない
間違った認識から出た言葉を、聞いてやる意味もない

わかってない、何も
いや、語ってないのか、俺が
語らなくてはわからない相手、と言う事なんだろう
つまりは、そのままの俺を見てない奴だって事だ]

(124) 2011/04/11(Mon) 23時頃

【赤】 さすらい人 ヤニク


 だから何も、わかってないっつってんだよ
 俺がどんな人間なのか、わかってないから
 俺が何をしているのか、わかんねぇんだ

[馬鹿らしい、本当に]

(*11) 2011/04/11(Mon) 23時頃

【赤】 さすらい人 ヤニク


 別に、それでいい奴はそれでいいよ
 その他大勢が、皆思う事だ

 流浪者、悪人、見た目や風貌だけで、皆そう思うだろう
 そっから一歩、内面に踏み込んだ奴が友人で
 踏み込まないまま、行動や格好しか見やしないなら
 友達と呼ぶには、足りねぇよ

[だからこそ、ヴェスは俺の友人だった
俺は奴の友人であろうとし、奴は俺の友人であってくれた
悼む気持ちがない? 馬鹿にしやがる、本当に]

(*13) 2011/04/11(Mon) 23時頃

【赤】 さすらい人 ヤニク


 だから、言ってるだろう
 無理に仲良くしてくれなんて、頼んでねぇよ

 皆に理解してほしいなんて、一度も思った事ねぇし
 人当たり良く、皆仲良しなんて、俺のガラじゃねぇ

 わかる奴にだけ、わかりゃいいんだ
 作った自分で、100人の友人を作るより
 素のままの自分で、たった一人理解者が出来りゃそれでいい

 そんな奴は、世界中が俺の敵になったって味方してくれるし
 俺も、そんな奴の為なら体を張れる

 言っとくが、先に失礼な事言いやがったのはお前だからな
 後出しの俺に文句を言うのは、筋違いだ

(*15) 2011/04/11(Mon) 23時半頃

【赤】 さすらい人 ヤニク


 お前の店に、猫けしかけたわけじゃねぇだろう
 勝手に首突っ込んで、意味のわからない説教初めて
 挙句に迷惑だとのたまってるのは、お前じゃねぇか

 迷惑なら、首突っ込まなきゃいいんだよ

 ヴェスがそうしたからって、お前がそうする必要なんかない
 お前はヴェスの代わりにはなれないし、なる必要も特にない

 少なくとも、ヴェスは止める時に喧嘩売ったりはしない
 煽ったら俺は乗ると言うのを、知ってるからだ
 他人が迷惑してるから? 冗談にしても、笑えねぇよ
 誰か頼んだのか、お前に俺を止めるように?

 自分のやりたい事やって、失敗したから腹立ててる
 そんだけだろ、お前はさ

(*17) 2011/04/11(Mon) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―― 港 ――

 …―――

[蚤の市から、少し離れた場所
漁師の船が、いくつも繋がっている
近距離の漁と言うのは、潮の満ち引きを見て行う
だいたいは、夜から朝方にするもんなんだ

昼を過ぎると、漁師はだいたい暇
いくつもの船が、波止場で暇そうに揺れている
俺は、その様子を眺めながら
ただぼぅっと、辺りを見ている]

 つまんねぇな、ほんと

(140) 2011/04/12(Tue) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 ん…―――

[暇そうに、あくびをした所で
小さな女の子が、こちらにかけて来て
誰だったか、ああそうだ、時計台のゾーイちゃんだ]

 はい、こんにちわ?

[何をしに来たのか、よくわからなかったが
とりあえず、挨拶を返しておいた]

 偉いな、ちゃんと挨拶すんのは
 俺が君くらいの歳の頃は、挨拶なんてしなかったぞ

(146) 2011/04/12(Tue) 00時頃

【赤】 さすらい人 ヤニク


 馬鹿だな、お前は
 だから、知り合いの店だけなんだろうが

 ガキの頃から、変わらねぇ
 俺の事を知ってる奴にだけ、やってんだよ

 同罪だぁ? 何、その言い訳
 憂さ晴らしだと思ってるから、可笑しいんだよ
 俺に晴らしたい憂さなんかねぇし
 嫌な事も、特にねぇよ

 わかんないなら、首を突っ込むな
 いや、わからなくてもいい、わかろうとしないなら、だな
 想像で、勝手に俺の事決めて、勝手に怒って
 挙句に間違ってんじゃ、意味ねぇんだよ

(*20) 2011/04/12(Tue) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 そんな事はないだろう

 印象なんてもんは、残そうとするもんじゃない
 気にいった奴の事は、知らない間に覚えるし
 逆に、気に入らない奴の事はすぐ忘れるさ

[隣に立つ、小さな影
どっか座る所は、ときょろきょろ、見まわすけれど
自分はまぁ、地べただろうと構わないとして
子供にそれを勧めるのは、問題だろうから
まぁ、きつそうなら抱っこしてやりゃいいかとか
そんな風に、思いながら]

 お、良かったじゃん?
 風鈴か、もうすぐ夏が来るんだな
 あの親父も、良い所あるじゃないか

[仕方ない、今度あの親父の所に酒を持って行ってやろう]

(152) 2011/04/12(Tue) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 そうか、気にいったか
 もしそうなら、記憶に残るさ

[頷く様子に、にこりと笑い
子供は好きだし、話をするのも嫌いじゃない]

 あの親父は・・・いや、面倒見のいい親父だぞ
 普段から、下には優しいし上には忠実だ
 奥さんの尻に敷かれてるのが、悪いといや悪いかな

 猫が来たのは、そんな理由じゃねぇよ

(157) 2011/04/12(Tue) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 人は、大事な物を失った時に
 最初は、代わりを探すもんだ

 ゾーイちゃんも、例えばお気に入りの服が無くなったら
 違う服を着るだろう?

 代わりが見つからないと、わかった後
 寂しさや哀しさ、苦しさから逃れようと
 無理に忘れようとしたり、自分が変わろうとしたり
 頑張って、悲しい事をなかった事にしようとするんだ

 そのうちに時間が流れて、悲しさを忘れていく
 胸に空いた穴に、埃が詰まって、気がつかなくなる
 そうやって生きていくもんだ、大人ってのはな

[だからこそ、俺は俺のまま
何があろうと、変わる事なくあり続ける必要がある]

(159) 2011/04/12(Tue) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 だから、猫が来たんだろう

 忘れるとか、口にしないとか、そんなんじゃなく
 大事な物がそこにあった時間は、楽しかったし嬉しかった
 そんな時間を、なかった事にするんじゃなく
 昨日と今日と、明日をちゃんと見る事が出来るように

 何も変わらない時間が、ここにはあるんだと
 昨日と、何一つ変わらない明日が、やって来るのだと
 そう言う事を言いに、来たんじゃないかな

[時は流れていくし、街並みも人も、少しずつ変わっていく
俺は歳をとるし、小さな奴等は育っていく
たとえ人が遷ろおうと、街並みが変わり、世界が動こうと
変わらない何かが、確かにあるのだと
そう信じる事が出来ないのなら、俺はここに戻る意味がない
この街が、自分の家ではなくなってしまう]

(160) 2011/04/12(Tue) 01時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 俺が居なくても、世界は回る
 俺の友達がいなくなろうと、世の中は動く

 いない奴の事を、本気で愛していたのなら
 本気で大事だと、思っていたのなら
 今日を楽しく、生きなきゃな
 いない奴が、羨ましく思うくらいに

 居なくなって悲しい、と泣くんじゃなく
 貴方と会えて良かったと、言えるように
 一番悲しい時にこそ、人は笑って、怒って、泣いて楽しんで
 面白可笑しくやってやんなきゃ、いなくなった奴が悲しい

 貴様がいなくても、俺たちは大丈夫だと
 笑ってやるのが、友達ってもんさ

[店の奴等が怒りに来たら、どうしようかな
まぁ、なんとかなるか
今に始まった事じゃない]

(164) 2011/04/12(Tue) 01時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 逃げて良い事なんか、何一つないんだぞ
 簡単な仕事だって、後から後からと思ってると
 気がついた時には、溜まりに溜まってぐちゃぐちゃだ

 友人の死は、確かに大きな事だろう
 だがな、自分が悲しいからって
 死んだ奴のせいにして、無理矢理変わろうとするのは違う

 認めたくない事なんか、この世にはいくらでもある
 そんな時に、大きな声で笑える奴が
 一人くらいいないと、世の中真っ暗だ

 他の誰もがやらない事を、俺がやる
 俺は昔から、そうやって生きてきたんだからな

[得てして、悪役が非常に多いのであるが]

(173) 2011/04/12(Tue) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 俺も怖いぞ、死ぬって事
 大人だから、怖くないなんて事はないし
 むしろ俺は、子供のままなんじゃないだろうか

 子供の頃、深い、深い暗闇に堕ちていく夢を見て
 何度飛び起きて、泣いた事か

[本当に仲の良かった者に、子供の頃
ちらっと話をした事が、あったようななかったような]

 何度も何度も、泣いて、怖がって、思ったのさ
 どうせ逃げられないなら、知りたい事皆知ってからにしよう
 やりたい事皆やって、見たい物を皆見て
 もういいや、って思って死のう、ってよ
 だから、俺はこの歳になっても放浪癖が治らないんだな

 怖い事から逃げても、追っかけてくる
 だから、面と向かって睨みつけてるのが大人ってもんだよ

(177) 2011/04/12(Tue) 02時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 俺の代わりは、誰にも出来ないよ
 誰の代わりも、他の奴には出来ないさ

 俺が、ヒーローなんじゃなくて
 一人一人が、自分の物語のヒーローなんだよ
 ゾーイちゃんも、ゾーイちゃんの人生のヒーローだ

 いや、女の子だからヒロインか?

[まぁいいや、と気にしないままで
細かい事は、考えるの面倒くさいもんな]

 俺はむしろ、悪役だな
 倒すべき大魔王がいないと、勇者は仕事がなくなっちまう

 自分の役所を、覚えておいて
 他のどんな奴等に、嫌われようとも
 ほんの一握り、本当の友達がわかってくれりゃそれでいい

(186) 2011/04/12(Tue) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 怖い物の睨み方は、大きくなったら覚えるさ
 今は、そんな事気にせずに
 いっぱい怖がったら、いいと思うぞ

 怖い思い、辛い思い、悲しい思い
 自分がいっぱい経験した分だけ、人に優しく出来る

[ゾーイを呼ぶ声に、くすりと笑い
そいうや、俺もよく置いてきぼりにした口だったなとか
そんな事を、思いながらも]

 友達を大事にな

[そう言って、金髪の少女を見送って]

(187) 2011/04/12(Tue) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[そういや、ギター返さなきゃな
忘れてたな、まぁいいか
後からにしよう、細かい事は気にしない]

 Oh, when the saints go marching in
 Oh, when the saints go marching in
 Lord, how I want to be in that number
 When the saints go marching in

[軽快なリズムで、ギターを弾きながら
ジャズテイストに、歌を歌う

トランペットとか、かっこいいよな
今度、習ってみようかな
サックスも吹きたいな、かっこいいから

やっぱ、明るく陽気にやんないと
俺じゃねぇよな、うん
雑魚を漁りに来た猫や、空に舞うカモメを観客に
歌うっつーのも、おつなもんだよ]

(189) 2011/04/12(Tue) 02時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[演奏中、こつん、とまた紙飛行機が頭にぶつかって
やっぱり、どっかで狙ってるんじゃないかと辺りを見回す]

 ったく、どこのどいつだ
 見つけたら…――――

[俺相手に悪戯をした事、後悔させてやるのに
まぁ、いいか、気にしない気にしない]

 …――――

[紙飛行機は、一応とっておこう
犯人を見つけた時に、突きつけてやるんだ]

(192) 2011/04/12(Tue) 03時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 …―――

[一頻り、一人で歌って、一人で騒いで
猫とダンスを、踊ったりもして
次第に疲れを感じてそれをやめた後

カモメはいつしか姿を消して
靄のかかった朝から
夏を思わせる昼を過ぎ
もうすぐ、黄昏がやって来る頃に

ひっちゃかめっちゃかにした、露天に顔を出し
いつも通りに、売れなくなった商品を買っていく
荷物が無駄に多くなって、使いもしないアイテムが増える
だがこう言った物も、気がついた時には無くなっている
そう言う人生だ、俺の生き方は]

(211) 2011/04/12(Tue) 08時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 ちくしょ、今回は多い…―――

[売れなくなった商品、とは言っているが
割れ物や壊れやすい物のある露天に悪戯したりはしない
そう言うのはシャレにならないと、子供の頃学んだ
だから、悪戯をした店の売れ残りを、皆買って帰るのが
大人になってから、好き放題やる代償と言う奴だ

相手もそれをわかっているから、いつも怒りはしないのだが
今回は服だの、本だの、アクセサリーだの
嵩張る物が多く、邪魔臭い

また金欠だな、そろそろ働かないとやばいかも
売れ残りの中に、便箋のセットがあって
後からなんか書こうか、とか思ったりして
だがまず、その前に]

 謝りに、行かないとな…―――

(215) 2011/04/12(Tue) 08時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 さて、あいつは何が好きだったっけ

[売れ残りを買いあさった後、そんなに余裕はないんだが
泣かせたみたいだからな、仕方がない]

 アンティークが好きだったっけ?
 いや、高い物はな、無理だ、金銭的に
 甘い物、いや、見つかる保証はないし食い物はな

[大き目の荷物を背負いながら、フラフラと歩く
どうしたものか、金銭的に折り合いがついて
尚且つ、安っぽくなく、贈った相手が許してくれそうな物
わからん、難しい]

(216) 2011/04/12(Tue) 08時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 おっちゃーん、頼むよー、教えてくれよー

[最後の露天、見知った濃い顔の、紅茶屋の親父
どうした、と、怖い顔のままで問う親父
いやね、まずはその顔怖いんですけどと言いたい]

 いやさ、ヨーラ怒らせたくさいんだよ
 デートの邪魔したみたいでよー
 何か機嫌を取らないと、月までぶっ飛ばされちまう
 何かいいアイテムを教えてくれ

[自業自得だと、怖い顔で笑う親父
いや、だからね、その顔怖いんだって
カッコつけても怖いからね、怖いまんまだからね]

 頼むよー、俺まだ海に沈みたくねーよー

(218) 2011/04/12(Tue) 08時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 けちー 怖い顔のけちー

[紅茶を投げられそうになって、慌てて逃げた
あーあ、結局わかんないままじゃんか

相手に何が欲しいか、聞くのが一番なんだろうが
聞きに行った瞬間、月までぶっ飛ばされそうだしな
何かいい手を考えなきゃならん]

 …―――

[どうしたもんかね、本当に
一番辛い時に、ここに居なかった俺だ
慰めるとか、元気付けるとか、そんな資格はありゃしない

同じ瞬間を共有出来なかったのだから
同じ悲しみを、抱いたわけじゃない
だからこそ、俺にはどうしようもないのかもしれない
面倒だが、ここはサボらずに考えよう
どうしたらいいのか、考えよう]

(219) 2011/04/12(Tue) 08時半頃

【赤】 さすらい人 ヤニク


 おう、ウェズ

[通りがかりに、郵便局員の男を引きとめて
二つの紙飛行機を、渡してみた]

 どこの誰のか、わからね?
 いやよ、俺の頭に毎回刺さるんだよ、紙飛行機が
 磁石でもくっついてんのかと思うくらいに

 犯人を探してだな、ばっちゃんの何賭けて?とか
 そんな台詞をだな…―――

[教えない、と言われてしょんぼり
そうだよな、公務員には守秘義務があるもんな]

 じゃぁよ、ウェズ
 同じように手紙書くから、そいつの頭に刺して来てくれ
 それならいいだろ、守秘義務は守ってるじゃないか

(*26) 2011/04/12(Tue) 09時頃

【赤】 さすらい人 ヤニク

[さらさらと、買ってた便箋セットに文字を書き込んでいく
読みやすい字だと、見た者は殆ど褒めやがるが
文字を書く機会が、殆どないからな
見た事のある奴なんか、そういないだろう]

 灯篭の 己が紡ぎし 深淵に
 語る言の葉 彼岸桜と

[東洋の国にある、言葉遊びだ
一つの読みに、色々な意味を持たせる、と言う奴
旅先で見たものを、見よう見まねで作ってはみたが
どうにも、上手くない気がするな
掛けた言葉が、悪かったかな
まぁいい、気にしない事にしよう]

 ほら、こいつを刺して来い

(*27) 2011/04/12(Tue) 09時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 えーい、わからんもんはわからん!
 友達っつっても女だからな
 女だけは、よくわからんままだ

[大きな荷物を、広場に放りだして
いつもなら、これをどうしようかと悩む時間が
いつも使わない頭を、使ったりするから
頭から湯気が出てる気がする]

 よし、決めた
 お前にしよう、お前に決めた

[カバンの中から取り出した、灯篭と呼ぶには小さすぎるそれ
嵩張る物は持てないからと、掌に乗る大きさにしてくれと
ヴェスに頼んで、特別に作ってもらったんだ]

 妹をなだめるのに、兄貴が力を貸すのは筋ってもんだろう
 頼むぞ、兄弟

(226) 2011/04/12(Tue) 13時頃

【赤】 さすらい人 ヤニク

[暫くしてら、ウェズが戻ってきて
お返事だと、紙を差し出した]

 なんだぁ?
 字、余りすぎ・・・とかじゃなく
 無駄に博識な奴だな、こんなの知ってるのか

[春の歌に、春の歌で返すのはまぁ、道理だが
返歌にしては、意味が繋がってない?
うーん、わからん、まぁいいか]

 わーったよ、歌を返せばいいんだろう

(*30) 2011/04/12(Tue) 13時半頃

【赤】 さすらい人 ヤニク


 朧月 眼閉じたる 石楠花の
 奥に燃ゆるは 現世の夢

 っと、これでいいか?
 あ? 意味が難しい?

 いいんだよ、言葉遊びっつーのはそれで
 花の意味とか、言葉の意味とか
 そういう、博識さが要求されるのが、言葉遊びってもんで
 相手がどこまでわかるか、試してるんだから

[ほら、行った行った、とウェズを追い払った]

(*31) 2011/04/12(Tue) 13時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 …―――

[小さなランタンを、上に掲げて覗きこむ
まったく、何が良いんだがな]

 お前、花だったのか?
 花鳥風月に並ぶのか?

[馬鹿らしいにも程がある
喉、乾いてきたしな
暇つぶし、してる時間はないよな]

 大事なもんには、代わりないけどな…―――
 日が落ちたら、うん、お前に火いれてやろう

(259) 2011/04/12(Tue) 20時頃

【赤】 さすらい人 ヤニク


 うわっと、今度は鳩かよ
 その内、犬とか猫とかが運びだすんじゃね?
 黒山羊さんだったらシャレになんねーなー

[飛んできた鳩から、手紙を受け取りつつ
その鳩を肩に乗せ、少しばかり歩きながら
どうしたもんか、少しばかり考えて]

(*34) 2011/04/12(Tue) 20時頃

【赤】 さすらい人 ヤニク


 まぁ、そんな事だろうとは思ってたが
 何処にどうするのか、わかんねぇし
 何と説明したら良いんだろうね

[例えば、灯篭を借りるとして
俺が借りに行ったんじゃ、悪戯するんだろうと言われてお終い
そんな生き方を、悔いた事など一度もないが
困る事が、一切ないというわけじゃないし]

 黄昏の 伸び行く影を 踏まずして
 思い忘れそ 雪解けたるなら

[まぁ、簡単に訳すと
こっそりやるならいいんじゃないか、と言う事だな、うん]

(*36) 2011/04/12(Tue) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[肩に乗った、鳩と空に放って
小さな灯篭に、明かりが灯る
まだ、少し時間的には早いけれど

綺麗だからいいよな、たぶん
遠目でも、目立つしな
目立つのは、嫌いじゃない、うん]

 東風吹かば 匂ひおこせよ 桃の花
 主なきとて 春な忘れそ

 良かったな、ヴェス
 お前の灯篭は、春を忘れなかったぞ

[よいしょ、と重たい荷物を背負い直し
さて、何処に行こうか
まぁいい、さっさと謝っちまおう
その後の事は、その後考えるさ]

(275) 2011/04/12(Tue) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―― ヨーランダのお店 ――

 うー、やっぱ戻ってはない、か

[心当たりが、他に無かったからか
まず最初に、お店に来てみた
明かりもついてないし、クローズの看板かかってるし
居ないんだろうな、やっぱり]

 他、探すかー…―――

[俺が来たぞ、と言うのがわかるように
大きな荷物は、入口前に置いて置こう
いやね、重いんだよ、本当に

灯篭を持つだけの、身軽になったし
甘い物の店を当たるか]

(290) 2011/04/12(Tue) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―― クレープ屋 ――

 よう、ヨーラ来なかった?

[若い店員に、人見知りする事無く話しかけるのは
放浪生活で身についたスキル、と言うものだな
知らない、と首を振る店員に
そっか、とその場を去ろうとすると
じっと、何も買わないのかと言う視線で見られて]

 …―――

 お勧めください

[結局買った、買ってしまった 金無いのにー
皆貧乏が悪いんやー]

(298) 2011/04/12(Tue) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―― 菓子パン屋 ――

 クレープじゃないならここだろう

[そう思ってやって来たのに、またもや空振りだったよう
パン屋のお姉さんに、にっこり笑って
何にしますか、とか言われて
話を聞くだけで帰るのは、胸が痛むよな]

 メロンパンください…―――

[ああ、浪費だ 浪費してしまう
皆貧乏が悪いんや]

(301) 2011/04/12(Tue) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[最終的に、両手いっぱいに甘い物を持って
灯篭片手に、街を回るはめになった]

 …―――

 いつから俺は、こんなに甘い物好きになった
 糖人形になるわ

[地面に叩きつけてやろうかと思ったが、やめといた
ほら、甘い物を餌にヨーラが釣れるかもしんないじゃん
ふぃーっしゅ!的な感じで、うん]

 次は、アイスクリーム屋だな
 これで最後、もう疲れたよパトラ・・・

(306) 2011/04/12(Tue) 21時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 おう、ラルフ
 助けてくれ、甘い物の海に溺れそうだ

[両手いっぱいの荷物を持ちながら、灯篭を持つと
視界が悪くて、あまり辺りが見えないが
ラルフの声はしたから、反応しといた]

 頼むよ、このままだと夢に見ちまうよ

(312) 2011/04/12(Tue) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 …―――

 ……――――――

 ………―――――――――

[なんか、低い声がしたんですけど
怒ってる、やっぱ怒ってますよ、神様
逃げちゃダメだっ・・・いや無理、逃げたい]

 何をって、んと、その
 買い物? 探し物? 迷い人?

[辺りが見えないから、どっちに逃げたらいいのかわからず
その場に硬直したらしい]

(318) 2011/04/12(Tue) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 ラルフ…―――

 さっきまでは、お菓子の夢を見そうだったが
 どうやら、虚無の夢を見る事になるようだぞ

[荷物を持ってもらい、広くなった視界で
はっとした、ラルフを気まずそうに見た]

(324) 2011/04/12(Tue) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[やばい、こいつ本気で怒ってるぞ
どうしよ、このままにしとくと後が…―――

いや、後はそんなに怖くないな
なんつーかこう、うん
たぶん今が、ちゃんとするべき所なんだろうけど]

 ヨーラ、ちょっと待てよ?
 邪魔した事、怒ってます・・・?

[いや、怒ってるのはわかるんだが
静かに怒られるとな、なんかな]

(329) 2011/04/12(Tue) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ラルフの耳打ちに、心当たりを頭の中で整理して]

 いやよ、今日な、いつもの悪戯をやったんだが
 ベネットとヨーラが、買い物中だったみたいでよ
 たぶん、デート邪魔されたの怒ってるんじゃないかな、と
 そう思うんだが、わからん

[耳打ちをしながら、考える
何も泣くような事じゃない、と思うんだがなぁ
俺は、暫くしたらすぐ居なくなるけど
ベネットは、ずっと街にいるわけで
遊びに行く機会くらい、いくらでもあるだろうに]

(332) 2011/04/12(Tue) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 わかんねぇよ、俺には

[怒気は感じる、感じるが
誤魔化す事に、特に意味はないし
嘘をついて、相手に合わせると言うのも趣味じゃない]

 世の中には、エニシってのがあって
 出会う前から繋がってる、細くて、見えなくて
 それでも強い、糸があって
 それを持ってる者同士は、何があろうと出会う

 だから、本当に必要な事の邪魔はしていない
 だから、他に怒られる所が思いつかない

(340) 2011/04/12(Tue) 22時頃

【赤】 さすらい人 ヤニク

[ぱたぱたと、鳩が何処からか肩に降りてきて
鳥目のくせに、良く飛ぶなとか
そんな事を思いながら]

 本当に大事な事の邪魔は、してないよな
 何も壊してない、何も奪ってない
 誰も何も、失ってない

[帰りな、と鳩の背を叩いて]

 春の宵 馴染み成したる 白波が
 刹那語りて 興ずべきかな

[春の間、白波が立つ夏が来るまでの
短い間だけなら、遊んでやるよと
そんな手紙を、足につけたまま]

(*39) 2011/04/12(Tue) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 考えたっつーの
 無い頭、必死に使って考えたっつーの
 それでわからないから、こうして

[探しに来たんだがな

今回に限って、何をそんなに怒っているのか
知りたいと思う事が、おかしな事だったんだろうか
時が感情を薄れさせるのを、ただ待つのが正しいのか
そう言う生き方は、俺には出来ない
今日の事は、今日やりたい]

 …―――

[わかんねぇよ、俺はお前じゃないんだから
お前だってわかんねぇだろうが、俺の考えとか、想いとか
わかんねぇから、わかろうと努力するのがダチってもんだし
俺は、その努力を怠ったつもりはない]

 わかんねー

(348) 2011/04/12(Tue) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 どうするって…―――

 欲しくて買ったもんじゃないしな
 ヨーラを探してたら、気が付いたらこうなったと言うか
 そんなに甘い物、好きじゃないし

[こんなに沢山、好きな人間でも食う気しないだろう
甘味の世界、恐るべしだな]

 ああ、この灯篭か?
 そう、ヴェスの灯篭

 これを集めてみようって奴が居てよ
 顔も知らない相手だが
 どんなもんか、つけてみたんだ

[旅の途中は、随分と世話になったしな
こいつだけだ、俺の旅の連れは]

(356) 2011/04/12(Tue) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 そうか

[何しに来たって
そう言われると、どうしようもなくなるな
何かする事がなきゃ、来るなって事だろう?
怒ってるじゃんか、十分に]

 ラルフ、行きな?
 甘味の山は、お前にやるよ

 ヴェスが居なくなった、この街には
 どうやら、俺の居場所が無いらしい
 それならそれで、構わないしな

[甘い物だらけの、自分が持っていた袋を
ラルフの足元に置いて、灯篭だけの身軽に戻り
荷物を取りに行こうと、歩き出す事にした]

(358) 2011/04/12(Tue) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 なんで俺が、一緒に行くんだよ
 用事は無いぞ

[一緒に来い、と言われてもな
そんな強い眼で見たって、何も出ないぞ]

 ヨーラが怒ってる
 それだけで、一緒に行く理由がない

(367) 2011/04/12(Tue) 23時頃

【赤】 さすらい人 ヤニク

[鳥目のくせに、頑張る伝書鳩が肩に舞い降りて
よくわからない言葉の書いた紙を差し出すから]

 もう帰れっつったのによ
 夜は、お前にはきついだろう

[誰も気がつかないし、得なんかしやしない
そんな無駄な頑張りは、誰にも感謝されたりしないのに]

 ご主人に喜んでもらえりゃいいのか?
 偉い鳩だな、お前

[こう言う、誰にも知られない、無駄な頑張りをする奴は
可愛いし、褒めてやりたいと思うよな
だから、やっぱり手紙を渡すんだ]

 宵桜 淡雪の如き 一夜にて
 人の意思すら 舞い散りし物ぞ

[簡単に言うと、明日になったら忘れてるさ、って事だな]

(*42) 2011/04/12(Tue) 23時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 用事はあるよ

 んと・・・そうだ、荷物置いたままだから
 取りに行かなきゃいけない

[その場で思いついた用事を、口にして
何も言わずに居なくなる、と言うのは
まぁ、俺はそんな奴だけど]

 言葉を全て、ありのままに信じる事が出来るなら
 人はどんなに、楽な生き物だろうな

[その後に、かかる声を聞き
軽く手を上げて、挨拶はしたけれど]

 よ、ネル

[どっかに行こうと思ってたのにな、困ったな]

(372) 2011/04/12(Tue) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 何処が難しい
 言葉の選び方が難しいだけで、意味はシンプルなもんだ

 言葉なんか信用できねぇ、っつー事だろう?

 表面に現れている事象よりも
 奥に籠ってるもんの方が、大きくて深いもんだ

[まぁ、わかりやすいように話をしているつもりはない
わかる奴にわかったらいい、と思っているからだ
万人にわかるように話をする時は、もっと簡単な言葉にする
そう言うもんだ、俺と言う人間は
相手によって、色を変えるくせに、芯は変わらない]

(380) 2011/04/12(Tue) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 いいんだよ、難しくて
 俺は、自分を無理矢理変える気はないからな

 ややこしくなろうと、ぐちゃぐちゃになろうと良いんだ
 それで終わるような間柄なら、それまでだろう

[頭を下げたままの様子に、首をかしげつつ

ベネットはきっと、デートをすっぽかした事を謝ったんだな
そりゃな、ヨーラを怒らせると怖いからな

とか、そんな事を思いながら]

 むかつく事に、むかつくと言えないんじゃ
 健全な交友関係とは言えないだろう

(389) 2011/04/12(Tue) 23時半頃

ヤニクは、ネルの頬をつついてみた 笑わないかなーとか思いながら

2011/04/12(Tue) 23時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク


 意味がわかって欲しい時は、わかりやすい言葉を使うさ
 わからなくてもいい、と言う時は難しい言葉を使う

 それでいいじゃないか

 皆にわかりやすく、素直で、誰にでも優しい
 そんな人間臭くない奴は、逆に恐ろしいね

[自分がその立場にたった状況を想像してみた
さわやかスマイルをしながら、標準語で話し
誰にでも愛想を振りまく自分
うわ、胃が痛くなりそう]

 いや、ほら、笑われるのは良い事だぞ
 笑いは世界を救うって、どっかの誰かが言ってた

(401) 2011/04/13(Wed) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 誰のって、誰のだろう
 いや、買ったのは俺だが、不可抗力と言うか

[まぁ、無駄な出費には違いない
ほんと、どうしたもんかな]

 まぁ、食いたきゃ食え、俺はいらん
 甘い物は、あまり好きじゃないんだ

(410) 2011/04/13(Wed) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 世の中に、本当に自分を理解してくれる人間が
 たった一人でもいたのなら、それが幸福な人生だと
 教わった事があるんだよ

 だから、皆にわからなくていいんだ
 俺がこの先、どれだけの人と出会うのか知らないが
 その中でたった一人を見つけようと、頑張ってるわけよ

[小突かれ、いてっ、とかたまに言いながら
特に抵抗する事はない
基本的に、何をされようと動じない人間だからな、俺は
喧嘩を自分から売らない限りは、俺とは喧嘩にならないさ]

 俺が笑わせようとした動機なんか、あってないようなもんだ

(415) 2011/04/13(Wed) 00時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 あー、宿には泊まらないからな、俺は
 オスカーからお呼びがかかるまでは、近寄らないよ

 人の集まる所、好きじゃないから
 一人が好き、ってわけでもないが
 がやがやしてんのは、落ち着かないんだな
 酒場が好きな奴、多いから
 誘われて行く事は、多かったけど

[大量の甘い物を覗きこみながら
まぁ、差し入れだと渡しといて貰えばいいか]

 集まって騒いでる音を、遠くに聞きながら
 宵桜を見ながら、朧な月の光の下で
 緩やかな風を頬に受けながら、手酌酒

 それが俺だ

(424) 2011/04/13(Wed) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 ヴェスは、俺んじゃないからな
 理解はしてくれてたし、最高の友達ではあったけど

 あいつは、お前のもんだろう
 他人のもんを、掻っ攫う趣味はねぇの

[意外そうな顔に、首をかしげて
そんなにおかしな事だろうかと、思いながら]

 真剣に?
 何を謝っていたのか、わかってなかったのに真剣か?

 そう言うのはな、本人が言うもんさ
 後回しにして、良い事なんか欠片もないんだぞ

(427) 2011/04/13(Wed) 00時半頃

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