193 古参がゆるゆるRPする村
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― サナトリウムでの、話 ―>>20>>21>>22>>23 [ろくなことじゃないと言われると笑みのまま。 骨までの傷は、地獄で過ごすうちに治ってしまっていた。 そしてどれくらいの間、 あそこで、ただ一人で、過ごしたんだろうか。 抱く抱かれるにはもう興味も失せていた。
誉めてるのと言われると、もちろん、と笑って。 放し飼い、わずかに混じる嘘、目を細める。
いっそころせたら、 ころしたい、と前にも言われた、でも、
―― そう、 そうだ。 その理由だった。 覚えている。
悲しむから。
泣きそうに揺れる夜色が思い出される。 恐らくきっと、メアリーと同じものを、思っている。]
(+0) 2014/09/11(Thu) 00時頃
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[睨まれ、怯えられ、大嫌い。を存分にこめられた言葉に、>>25 浮かぶのは楽しさや心地よさ。 くすりと楽しげな笑い声がもれた。]
ふられたねえ
[消えるのならば一人で、というその言葉も。 ああ、似た言葉を貰ったことがあるんだった。 ――― 堕ちるなら、一人でどうぞ。 メアリーにはふられっぱなしだと思い。 悪意はここで、消えていた。
そしてもらった平手打ち、その痛みにも覚えがある。 頬を手の甲で押さえ。そう、そして。静かに。]
(+1) 2014/09/11(Thu) 00時頃
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[ばかじゃないの、言われた言葉。>>27]
いまさらだなあ…、…
――― 今更だ
[罰だと言われ、その通りだと思う。 地獄の責苦よりも辛く、どうにもならない感情。]
(+2) 2014/09/11(Thu) 00時頃
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[何よそれ、と言われると笑みを送った。>>28>>29 特に作ったようには見えない普通の笑み。
ぼろぼろの、ほんとにねえ、と言った。
続く言葉を、ただじっと聞く。>>30 表情をおさえ、目を細めて、じっと聞いた。 奪えないもの、それはとても、悔しいけれど。]
メアリーも…
[呟く言葉は笑うような響きで、]
ほんとうに、ばかだなあ
[馬鹿だと思ったから、最後なのに、またねといって。 彼女がまだ思い出してない事実を一つそこにおいて、>>31
驚いた顔に満足したような笑みを一つ残し、――**]
(+3) 2014/09/11(Thu) 00時頃
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― 地獄 ―
[ゆるりと目を開けると見えたのは赤い空。 赤く高く届くことはない。 背中に感じるのはごつごつとした岩の感触。 身体に感じるのは責苦の痛み。
ああ、夢を、見ていた?
天の先を見つめる。 メアリーはあそこにいるはずだ。
手を伸ばすことはない。もう一度目を伏せ、 はあ、と大きく、深呼吸のような溜息をついた。]
(+4) 2014/09/11(Thu) 02時頃
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[…
……
………
耳の奥で、ざざざ、と音がする。]
(+5) 2014/09/11(Thu) 02時頃
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[目を開いて、一瞬、 ―― 何かに驚いたように、目を見開いて。]
(+6) 2014/09/11(Thu) 02時頃
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[それから、一度、手を伸ばして。 伸ばして、――――…**]
(+7) 2014/09/11(Thu) 02時頃
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― ??? ―
[…]
[……]
[そして続くのは今でない時。 ずれる時間軸、未来の果て。 そもそも今とはいつの事だか。
果てなき時間の一区切り。 *無限の可能性のうちの一番都合のいいひとつを、少しだけ*]
(+8) 2014/09/12(Fri) 05時頃
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