62 あの、夏の日
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[――ふと、気がつく。 隣で眠っていた彼が目覚めたことに。]
おはようございます、ディーン先輩。
[躊躇いつつも指先はその肩に触れ 微笑んで彼の目覚めを迎えた。]
(*0) oranje 2011/09/01(Thu) 23時半頃
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[男は身体を起こし、緩く頭を振った。 アチラとコチラの記憶が混ざってて、まだ完全には目覚めていない模様]
[しかし]
[肩に触れるその感触には、覚えがあった。 夢の中の、あの裏庭での出来事を――思い出して]
…何だか、久々に声を聞いた気がするな。
………おはよう、メアリー。
[男の目醒めを待っていてくれた彼女に、一番最初の挨拶を言う。 軽く口の端を上げて、微笑みながら]
(*1) notus 2011/09/02(Fri) 00時頃
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ディーン先輩、
[しなやかな指が辿りつくのは、もう何度となく触れた肩。 静かに金髪の揺れる耳元に口を寄せて。]
……私、先輩が、好きです。
(*2) oranje 2011/09/02(Fri) 23時半頃
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/* 攻 め た ぞ ー !
(*3) oranje 2011/09/02(Fri) 23時半頃
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…メアリー?
[片方の肩に掛かったのは、微かな重み。 男は疑問と同時に、重力が掛かった方へと僅かに傾く]
[揺れる金糸に、触れる唇。 そこから小さく紡がれたのは]
――――っ!?
[シンプルで、真っ直ぐな想い]
(*4) notus 2011/09/02(Fri) 23時半頃
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[まさかのメアリーからの告白に、男は信じられないと言ったような驚いた顔をする]
[――確かに男はメアリーに惹かれていた。 だがそれは、あの夢で彼女の隠れた一面を知り、男の言葉を受け止めてくれていたからで。 …故に、一方的な想いだと結論付けていたのに]
……俺は、 あんな…現実逃避する様な男だぞ?
それでも…
[短い沈黙の後]
…好きだと、言うのか?
[この少女――いや、女性は]
(*5) notus 2011/09/02(Fri) 23時半頃
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女性に言わせてしまったのは、少々情けなくなってしまったが。 ……それは、此方の台詞だ。
[今度は、男から彼女の耳元へ赴き]
――――俺はお前を愛してる……メアリー。
[囁く言葉は、喧騒に紛れながらも彼女に届くだろう**]
(*6) notus 2011/09/03(Sat) 00時頃
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/*
わたしはしにました(二回目)
(*7) oranje 2011/09/03(Sat) 00時頃
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/* Σ
大丈夫か?
[倒れている?メアリーを抱きとめて]
(*8) notus 2011/09/03(Sat) 00時頃
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/* 先輩の、せいですからね……!
[やっぱりディーンは天然だと考えながら 抱きとめられた腕をしっかりと掴んだ]
(*9) oranje 2011/09/03(Sat) 00時頃
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/* 俺の所為?
[小さなメアリーを片腕で確りと支えながら。 男の腕を掴んでいる彼女の手を、空いているもう片方の手で解き取って]
……何がだ?
[にやり。一瞬だけ笑って。 その指先にも、軽いキスを]
(*10) notus 2011/09/03(Sat) 00時半頃
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/* だって先輩が……っ!
[指先に感じた柔らかな感触に、頭から湯気が出そうになるほど赤くなる。 この人は天然じゃない。天然の皮を被ったとんでもないサディストだ。そう考えるけれど、もう好きになったものは止められないと]
馬鹿! 好きです! 馬鹿!ディーン先輩の馬鹿!
[空いた片手で胸をぽすぽす叩いた]
(*11) oranje 2011/09/03(Sat) 00時半頃
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/* …言い訳はよろしくないな。
[拘束している手とは反対の腕で抵抗されれば、男は素直にメアリーの手を解放した。 胸に当たる拳は痛くない…尤も、彼女が本気で叩いている訳ではないからなのだが]
馬鹿とはなんだ、馬鹿とは。 こんな男を好きになる方が、馬鹿だろう?
…いや、そんな女に惚れる男も
[やっぱり馬鹿か。なんて思いながら。 男は眉尻を少し下げて、困ったように笑って]
俺達は、馬鹿同士でお似合いかもな?
[彼女の頭を、くしゃりと撫でた]
(*12) notus 2011/09/03(Sat) 01時頃
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/* ……へへ、似たもの同士ってやつですね。
[唇を噛んで微笑む。 頭を撫でられる感触が心地よく、目を細めて]
あの、……
[手を止めてディーンの瞳を見つめる。 しばらくそのまま吸い寄せられるように見ていたけれど、やはり恥ずかしくて顔を逸らし]
わ、私も! ……ああ、あ、愛してます!
[飛び込むように、抱きついた。]
(*13) oranje 2011/09/03(Sat) 01時頃
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/* [ダイブしてくる小柄な身体を、男は確りと受け止める]
全く…
[メアリーの羞恥心に染まった顔は、男の胸に埋もれて今はもう見えない。 ほんの少し、残念だと男は思うが]
…まあ、良いか。
[微笑みながら彼女の背を三回、あやす様に叩いた**]
(*14) notus 2011/09/03(Sat) 01時半頃
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/* ディーン先輩愛してます!! [全力でぎゅうぎゅうした]
(*15) oranje 2011/09/04(Sun) 00時頃
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