人狼議事


223 豊葦原の花祭

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【独】 花売り メアリー

  ―20XX/6/5―

[ じめり。


 湿り気を帯びた外気の空気とは裏腹に、
 空調管理の行き届いた君のお城は相変わらず、綺麗に整えられ過ぎている。

 君と世界を隔離する厚い硝子窓。

 鵐に降り注ぐ雨粒が叩きつけたとしても、まるで遠い出来事のように君の瞳が覗くことはない。 ]

  …おはよう。
  今日は、少し遅くなってしまったね。

[ ごめん、と口にしながら荷物を下ろす。
 時刻は夕暮れ時…よりは遅い夜の気配を迎えつつある頃。

 リュックを下ろせば、露わになる水袋。
 そこに閉じ込められた朱色を君に見せびらかすように掬い上げたんだ。 ]

(-59) 2015/04/21(Tue) 21時頃

【独】 花売り メアリー


  ……三年前、君と縁日に行ったの、覚えてる?
  その時さ、中々上手く金魚を捕まえられなくて君、文句ばっかり言ってたね。

[ ピチピチと、酸素を求めて喘ぐ魚。
 水を浴びた姿は空気に触れ合う度に乾いていって、ああ、君とよく似ている。 ]

  不貞腐れたきみのご機嫌を取るために、金平糖を買ったら、同じ甘いものでも甘酒がいいだの…
  ああ、狐面を被ってだの、

  君は本当に…我儘だった。

[ 桜色の着物を召してぼくの腕を引くきみ。
 夜空を見上げて、花が灯るのをまだかまだかと待ち望んで。

 薄い紙一枚に綴った願いを
 括り付けたんだ。 ]

(-60) 2015/04/21(Tue) 21時頃

【独】 花売り メアリー


  勝手で、気儘で、……自由で、
  あの時も驚かされたよ。

[ 星に願ったお願いごと。

 君は枝に飾るのではなくて、
 空に飛ばしてしまった。

その時は驚いたんだ。
君には願いがないのかと。

でも君はぼくに向き合っていったね。 ]

 「 願ったって、叶わないから。 」

[ 口元を緩ませて、でも困ったような表情で君は、隠そうとして。
 何でも心の内に隠そうとしてしまうからぼくは、君に伝えたんだ。 ]

(-61) 2015/04/21(Tue) 21時頃

【独】 花売り メアリー



  ぼくがいるよ。


[ だから、大丈夫だって。

君が、うまく呼吸が出来なくても。
手を繋いで傍にいることは出来るから。

 だから、来年も「 桜の咲く晩。
 あの場所で待ってる 」って。

 星に、君に、お願いをしたんだ。]

(-62) 2015/04/21(Tue) 21時頃

【独】 花売り メアリー


[ でも君は怒ってしまった。

 「 無責任なことを言わないで。 」

 そう言ってぼくを睨み付けた。

決して涙を流すことのない目尻は
兎のように赤らんでいるのに。
強がりな君は尚も取り繕うとして、失敗して。

 でも、剥がれつつある仮面を
 ぼくはもっと知りたいと思った。]

(-63) 2015/04/21(Tue) 21時頃

【独】 花売り メアリー


[ じめり。


薄くぼくの姿を映し出す床に、雨が落ちる。
大人しくて、小振りで、でも確かに熱を持ったものだ。

 それは舌に乗せるとピリッと辛い。]

  あと、一ヶ月だ。

[ 天の川が夜空に浮かぶのは。

そして、君が、二十歳を迎えるのは。 ]

(-64) 2015/04/21(Tue) 21時頃

【独】 花売り メアリー


[ 忍冬。うつぎ。梔子。紅花。萱草。百合。紫陽花。


 がらんどうに咲く
 染められた花は、何色? 


 飾られた鶴は鳴くことなく、萎れていた。]*

(-65) 2015/04/21(Tue) 21時頃

【独】 隠れん坊 アヤワスカ

─回想:幸せな夢の少し前─

「さてはて、次の春までもちましょうか、否、厳しいところでしょうな…」
「まぁ…」

[こん、こん] [けほん]
[襖一枚隔てたむこう、瓶底眼鏡のお医者様と、今更驚く様子もない、疲れてしまったかかさまの声が漏れ聞こえる。
学校へゆきたいの、お友達と遊びたいの、我儘とわかってはいても我慢できなくて、病気なんて厭だ厭だと、目を腫らして困らせたもの。
そういえば、こんこんって空咳に、一番最初にお狐様みたいだって言ったのもかかさまだった。
それから日毎、今日は狐さんはどう?おとなしくしてくれてるよ、なんて会話が飛び交うように]

(-66) 2015/04/21(Tue) 22時半頃

【独】 隠れん坊 アヤワスカ

 (春になったら、制服を着て、学校へ行って、お友達を作るの
 桜を見て、たぁくさん遊んで、たぁくさん笑って…)

[掠れた喉は、音を紡ぐのも苦しい。
そうだ、お狐、お狐様。外へ出るなら、やつれた頬も、痩けた頬も、熱で潤んだ瞳も、狐の面で覆ってしまおう。
これは病なんかじゃない、テーベーという名前の狐が、わたしに憑いただけ。そう言えばきっと、お友達だって]

 だい、じょうぶ
 お狐様には、こわいもの なんて
 なぁんにも…

[師走の夕暮れ、橙色の障子を眺めながらの微睡み。
麗らかな春を夢見て、目を閉じた]

(-67) 2015/04/21(Tue) 22時半頃

【独】 小娘 ゾーイ

/*
んー…やっぱ体調微妙。
もっといろんな人と絡みたかった…(;_;)

(-68) 2015/04/21(Tue) 22時半頃

【独】 町娘 小鈴

/*
あああ駄目だ全員分感想言いたいのに全然時間無いわ
epで!epできっと…!

(-69) 2015/04/21(Tue) 22時半頃

【独】 双子 夕顔

[くるり、廻る刹那、脳裏に浮かんだのは少年。
友達が欲しい、と泣いた小さな小さな少年。
その姿が白い光の中に消えてゆく。]

 さようなら、ゆうちゃん。
 さようなら、ーー…。

[少女は最後、自身に花の名を与えてくれたかつての少年と、その名に別れを告げた。]

(-70) 2015/04/21(Tue) 23時頃

【独】 釣り師 沼太郎

/*
昨日は来れずにすみませんでした!!!!!
iPhoneを握りしめたまま…寝落ちして…(震え
うう、薄墨様が散ってしまう…

(-71) 2015/04/21(Tue) 23時頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
沼太郎翁とこ行きたかったけどこれたぶん行かん方がいいやつや

ぐぎぎぎぎ…

(-72) 2015/04/21(Tue) 23時半頃

【独】 隠れん坊 アヤワスカ

/*
お猫さんごめんwwwwwwww

(-73) 2015/04/21(Tue) 23時半頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
アーサーwwwwww
メモで殺しにかかってくるのやめてwwwwww

(-74) 2015/04/21(Tue) 23時半頃

【独】 双子 夕顔

/*ふぉぉ!!
村中で次のご主人見つかればと思ってはいたが諦めてたんだがこれは着いて行ってもいいのだろうか(そわぁ

(-75) 2015/04/21(Tue) 23時半頃

【独】 隠れん坊 アヤワスカ

/*
>>138 これ一行目引用だってわかるんだけど、わかるんだけど、わろてまうやろ!

(-76) 2015/04/21(Tue) 23時半頃

【独】 双子 夕顔

/*
言霊システム、あんまり表に出してないからね、だからご主人無理だろうなと思ってたんだけど
ついて行っていいなら行っちゃうよ!?(

(-77) 2015/04/21(Tue) 23時半頃

【独】 手妻師 華月斎

/*
くっそwwwww
天空の城伊那村やめろよwwwwww
朱ちゃんのこれ>>147できゅんきゅんしてるのにきみたちwwwwwwww

(-78) 2015/04/22(Wed) 00時頃

【独】 釣り師 沼太郎

/*
焦っていました、焦っていました。うすずみさま紛らわしい書き方してごめんなさい!!!!メアリーと会ってからお礼参りみたいな形でのちほどむかいますん…!!!

(-79) 2015/04/22(Wed) 00時頃

【独】 座敷守 亀吉

/*
お前の着地点はどこだ!!!!!!!!(頭を抱える)

(-80) 2015/04/22(Wed) 00時半頃

【独】 座敷守 亀吉

/*
いまのうちに灰を使う
染井吉野さんウワアアアア 気になる どうなるんだ気になる
あや様と夕顔ちゃんもウワアアア かわいい なるべく言語化したいけれどウワアアアしか言えないつらい
アーサー先生可愛い話したかった…!ミツボシさんせつない あとちょこちょこ挟まってくるじわじわがじわじわくる じわじわくるといえばポーラさんもじわじわくる ひとりだけ月は見上げるものなんだっていうの素敵だった
雪んこさんの雪と花の表現におおおってなった 雪んこだからこそかな 
おもんさんも火車だったのか うおおお 普段送り届けてるのかな

(-81) 2015/04/22(Wed) 00時半頃

【独】 座敷守 亀吉

/*
あっ っ* わすれ た orz

(-82) 2015/04/22(Wed) 00時半頃

【独】 座敷守 亀吉

/*
メアリーさんとうとい 結局どういう記憶だったんだろう 気になるううううう

(-83) 2015/04/22(Wed) 01時頃

【独】 りゅうきへい アーサー

/*
さぁ、土下座する準備は万端

(-84) 2015/04/22(Wed) 01時頃

【独】 花売り メアリー

  ―20XX/7/18―


[ 千羽折られた翼を連ねられた紙は、羽ばたくことなく佇んでいる。

 ピ、ピ、ピ。
 一定の速度で刻まれる心電図。
 睫毛は伏せられたまま、開くことはない。

 ふつり。


 一輪の花の香りだけが残っている部屋で。
 開くことのない一冊だけが置いてけぼりになった箱の中。

 蹲る姿を見ていた。
 腕を、指を、伸ばせたらいいのに。

 氷に覆われたみたいに、動かなかった。 ]

(-85) 2015/04/22(Wed) 01時頃

【独】 座敷守 亀吉

/*
進んでくなかで想定してたのと全然変わっていって
やっぱりこういうのRP村たのしい
一人だけバッドエンドというのもそれはそれでおいしいですよね とか 

すみませんでした!!

(-86) 2015/04/22(Wed) 01時頃

【独】 花売り メアリー



  「 これじゃ、花と変わらないね。 」

[ あなたがわたしに話しかける。

唇は笑んでいるのに、左胸は正常に動いているのに。

こんなにもうまく息が吸えないの。 ]

(-87) 2015/04/22(Wed) 01時頃

【独】 花売り メアリー


  ねえ、名前を呼んで。

[ そう伝えられたら、

あなたにそれを強請れたなら、
それだけでよかった。

あなたがわたしのために嘘を吐いたこと。
子猫を飼ってくれたこと。
お祭りでわたしにくれた言葉。

全部、全部、全部、全部。
覚えてる。

なのに、この手は何も掴めやしない。 ]

(-88) 2015/04/22(Wed) 01時頃

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