人狼議事


229 流水花争奪鳥競争村

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【人】 手伝い クラリッサ


[二人を見つけたのは、白い綿毛の花が舞う花畑の中。]

[遠くから巫女さまの笑い声が届く。

フランクさまの隣。
今日はあまり見られなかった、
巫女さまの楽しそうな横顔が見える。]





[先を歩いた彼の背が止まった。
何故だろう。探していた二人が見つかったのに。]
 

(206) 2015/07/05(Sun) 01時頃

【人】 手伝い クラリッサ



 えふさま?

[…その時の彼の目には、
あの花畑の中がどういう映っていたのか。

わたしは結局わからなかった。
視線をそらされてしまったから。

そんな事は、小さなわたしには本当に些細な疑問で。
彼に促されるように、わたしは巫女さまの元へ駆け出した]

(207) 2015/07/05(Sun) 01時頃

【人】 手伝い クラリッサ


[フランクさまの頭の上から飛んだ、
白い綿毛が空を渡っていく。

いい天気だった。

初めての視察の旅。

彼が教えてくれた言葉と、
空に飛んでいく綿毛。
綺麗な空の青を、

今でもよく覚えている。]
 

(208) 2015/07/05(Sun) 01時頃

【人】 手伝い クラリッサ



[―――あの時、彼が摘んだ花>>44が、なんだったのか。
あの時にはうやむやになった説明を、
彼が口にしてくれたのか。

それは、思い出せないけど。**]
 

(209) 2015/07/05(Sun) 01時頃

【人】 手伝い クラリッサ

 ― 回想 『ef』:2 四年前春・大雨の日 ―


[「連絡馬車が崩れた崖に呑まれた。」
その事故の話が、神殿に回ってきたのは大雨の中。

その連絡馬車の警護としてついていったのが
警護隊に入られたフランクさまだった。

それをわたしは知っていた。
馬車の出発前、神殿に居る警護隊の把握確認をするのに、
担当した侍女が、わたしだったから。]

(210) 2015/07/05(Sun) 03時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[閉じた窓の外、暗い空から雨粒は見えない。
ただ、窓についた水滴と雨音だけが
雨の存在を教えてくれる。

だから、なかなか実感が沸かなくて。
そんなの嘘なんじゃないか、という縋るような希望で
不安な気持ちを掻き消そうとしていた。]

(211) 2015/07/05(Sun) 03時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[フランクさまたちとの幸せな思い出に残る、
青い空とは打って変わった、暗い空。

窓の外を落ち着きもなく見ていたわたしに
別の侍女から、声がかかる。

エフさまが巫女さまへお目通りを願っている。
応接室に通したから、急いで、と。
彼女の慌ただしい様子に、
わたしは来客理由を聞けなかった。]

(212) 2015/07/05(Sun) 03時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[巫女さまの自室に向かうまでの間、
わたしは急ぎ足で思う。

 いらっしゃったのは、エフさま。
 …じゃあフランクさまは?

 …きっと、きっと 怪我とかしてるだけ。
 きっとそう。

巫女さまの自室の戸を
静かに叩くように意識してノックした。]

(213) 2015/07/05(Sun) 03時半頃

【人】 手伝い クラリッサ



 …巫女さま、夜分遅く失礼します。

 エフさまが――


[縋るような目の色を。不安げに下がった眉を。
ドジなわたしが巫女さまに隠せていたかは、わからない。]

(214) 2015/07/05(Sun) 03時半頃

【人】 手伝い クラリッサ



[…応接室で待っていたのは、
濡れたままの姿のエフさまだ。

巫女様の後ろ。二人の声を遠くに聞く。



…フランクさまが、お亡くなりになった。


同じ顔をしたエフさまが。そう言った。]
 

(215) 2015/07/05(Sun) 03時半頃

【人】 手伝い クラリッサ


[実感はいよいよもって、わけがわからなくなった。

でも、縋るように抱いていた希望はぽっかりと消えて。

その代わりというように、
フランクさまとお付き合いしていた頃の巫女さまの様子や、
視察の旅のあの光景が思い浮かぶ。]

(216) 2015/07/05(Sun) 03時半頃

【人】 手伝い クラリッサ



[二人の、楽しそうな声と笑った顔。

かつて通ってきたはずなのに。
どんなに手を伸ばしても届かないくらい。

ひどくひどく、遠くに感じた。**]

(217) 2015/07/05(Sun) 03時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 ―回想:『Nanao・Kilroy』:1―

[巫女さまとナナオが居る姿を見たのは、
巫女さまを学校からお迎えに上がった時。

遠く二人の横顔に、自然な笑顔が浮かぶ。>>8

それを、当時のわたしはきょとんとした顔で眺めていた。

それについてを深く考えるようなことは、
その頃のわたしにはない。

ただ純粋に、最近だと、
こんな巫女さまは少し珍しい気がする。
そんな事を思って眺めていただけだった。]

(218) 2015/07/05(Sun) 04時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[彼女に兄が居ると聞いたのも、その頃。
よく笑って、時に怒って。
普通の女の子な、彼女の兄もそうなのかもと思っていた。]

[ふんわりと築き上げていたイメージは、
その彼が神殿の警護隊に勤め始め、
連絡確認などの仕事で知り合ったその時に崩れた。]



 …に、にてない!

[実に生真面目そうな彼へ、二言三言。
仕事の話をした後に、あまりのイメージの違いに
わたしはうっかり口を滑らせたのだった。]

(219) 2015/07/05(Sun) 04時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[それから彼が護衛の任に就くと、
仕事上、会う回数は増えてきた。]

[言葉は少なくとも、
その生真面目さは頼りがいがあって。]


 キルロイさんが居ると、
 巫女さまも、みなさんも 安心ですね!

[感謝の気持ちも込めて、わたしはそう言ったけど。]

 …あっ ぇ、えっと だ だからって
 これは安心しすぎて失敗したわけじゃなくて!
 ああああの ほ、本当にすみませんでしたぁ!

[…仕事の詰めが甘く、ミスをする事も何度か。
その時もまさにその後だったと思う。

わたしが言う言葉じゃなかったかもしれない。]

(220) 2015/07/05(Sun) 05時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[…でも、安心できるのは本当で。

会う度に彼の真面目な様子を見て。
かつて崩れたイメージの上に
ぼんやりと新しいイメージが浮かぶ]


[言葉少なくとも、頼りになる。
巫女さまを守る任に就く彼は、
まるで小さいころに見たブリキのヒーローみたいに思えた。

16も超えたのに、
流石にそんなことを口にだせるわけがなかったけど。]

(221) 2015/07/05(Sun) 05時頃

【人】 手伝い クラリッサ



[…この頃には、わたしには
巫女さまみたいな「かっこいいヒーロー」は
多分無理なのだと気付いていて。

いつもわたしの先を行く
巫女さまの横に立てるのは

きっと同じような選ばれたひとだけ。
「かっこいいヒーロー」になれるひとだけ。
そう思っていた。]
 

(222) 2015/07/05(Sun) 05時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[やがて、学生を卒業して。
ナナオと巫女さまが会う機会は殆どなくなってしまった。]

[里に下りて彼女に会う度に、
彼女は笑顔で問うてくる。>>97]


 あ、ナナオ!
 うん、巫女さまはお変わりないよ!

[空は青く、空気は澄んで、
里を流れる水は今日も変わらず輝いてる。

わたしも、彼女に向かって そう笑顔で返すけど。]

(223) 2015/07/05(Sun) 05時頃

【人】 手伝い クラリッサ


[変わりがないなんて、きっと違ってた。
巫女さまの笑顔は、本当に減った。

それに気付いたのは、
どこまでも鈍い私には ようやくその時が迫ったころ。


――次代の巫女さまをお作りになる為、
祭りが開かれると。

そう聞いた後だった。**]
 

(224) 2015/07/05(Sun) 05時頃

【人】 トレーサー キルロイ

― 祭りの報せに ―

[机上に放置した書類には、次代の巫女がとか
試験がどうとか、そんなことが書いてあって。

「いないでしょうね」

言い切った、巫女の言葉が過る。(>>121>>122)]

 ――これも『仕事』か、アマルテア。

[誰もいない部屋。
自身も聞き慣れない途方に暮れたような声がもれた。]

(225) 2015/07/05(Sun) 12時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[迷いが輪郭と温度を持ち始める。

ナナオと笑っていた彼女の顔を覚えている。
何も違わないように見えた少女の顔。
だからこそ、迷いなく今を選べたのかもしれない。

――あの巫女の笑顔さえも
        "皆"と共に守れると思ったから。

そこに、含まれないだなんてことは考えもしなかった。]

(226) 2015/07/05(Sun) 12時頃

【人】 トレーサー キルロイ


 ……ナナオ、ちょっといいか。

[見れば絶対に激怒する書類は机に片付けて
親友だと、今も胸を張って笑う妹を呼ぶ。

あの後(>>124)、
会いたがっていると言い終わる前からはしゃぐ妹に
救われるような心地がした。
パンケーキ食べにいくんだ!と張り切っていたのは
叶ったのだかどうだったのか。]

 アマルテアは "笑って"いたか?

[その時彼女は、昔と同じ顔で。
笑えていたのだろうか。]

(227) 2015/07/05(Sun) 12時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[もし。
もしも。

ナナオとなら、昔の様に自然に笑えるのなら。

まだ間に合うのかもしれない、
と そう思ったから**]

(228) 2015/07/05(Sun) 12時頃

【人】 トレーサー キルロイ

― 画面の向こう ―


 任務や仕事のつもりで来たわけじゃない。
 ……向き合いたいと思ってる。


[まっすぐに見据えて彼女に伝えたのはそれだけ*]

(229) 2015/07/05(Sun) 12時頃

【人】 救星隊 アマルテア

― to エフ 4・四年前 春 大雨の日 ―

>>191
[『土砂に巻き込まれて』
  『馬車ごと 崖上から 』『  おちた 』]

[近い距離から聞こえるはずなのに、どこか遠くから聞こえる感覚。]

(230) 2015/07/05(Sun) 13時頃

【人】 救星隊 アマルテア



 !!!

[エフが立ち上がる音に、小さく身を震わせ、
我に返ったような心ここに在らずのような、
そんな面持ちで、濡れた男をどこか警戒の色を滲ませたまま見上げれば
名前を、呼ばれ。赤毛の上に手が乗った。
暫く会わないうちに随分と背の差もついた。

ああ、でも―――、この背も、 ぜんぶ、似てるじゃないか。]

 …… っ

[>>193震える手に引かれるまま、肩口に目許をおしつける。
どうせ濡れているんだからこれ以上濡れたってきっとわからない。]

(231) 2015/07/05(Sun) 13時頃

【人】 救星隊 アマルテア



 別に 誰から聞いても おんなじよ。


 むしろ、―――むしろ、
 あなたの口から聞くのが 一番、 残酷だわ。

[腕は重力に任せて垂らしたまま、顔の上の部分だけが触れている。
鼻から下、そこだけが今は動いている。]

(232) 2015/07/05(Sun) 13時頃

【人】 救星隊 アマルテア



 ―――わたしが、いつ、どこで泣こうが勝手、でしょ。

[フランクの死を聞いて、泣かないという選択肢をあえて示唆するような言葉を言っても良かったけれど、家族相手には――、双子の兄相手には、その必要もないし。失礼か、とも思う。]

(233) 2015/07/05(Sun) 13時頃

【人】 救星隊 アマルテア


[―――、だけど。]

(234) 2015/07/05(Sun) 13時頃

【人】 救星隊 アマルテア





 …… なんで 『フランク』 だったのよ。

[だけど、だからこそ。
口からは、言葉に色があるなら、黒い色のついた言葉が今日の雨みたいに注ぐ。]

(235) 2015/07/05(Sun) 13時頃

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