204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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[フィリップの叫び声。 聞こえるけれど、反応できず。
しあわせになって、と願う心が伝わったかどうか。 それすらも確認できないまま]
――い、た……
[激痛に意識が途切れる]
(-40) 2014/11/22(Sat) 08時半頃
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[そうして、息絶えた**]
(+19) 2014/11/22(Sat) 08時半頃
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/*
トレイル、さすが。
ナイスな抜粋の仕方です。 そしてそのあとに連投する俺。 タイミングがおにである。
たのしい。
(-41) 2014/11/22(Sat) 09時頃
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― 死に至った後 ―
[ゆらゆらと、漂うような心地。
痛みがなくなっていることに気づいて。 ふ、と、意識が覚醒する]
――――?
[意識を失う前のことを思い、 痛みを感じないことに、首をかしげ――**]
(+20) 2014/11/22(Sat) 09時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/22(Sat) 09時頃
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/*
フィリップ視点のラルフが綺麗でいい子すぎてどうしてこうなった……である。
最初、狼申請したときはもっと食いたい病発症しているつもりだった……
(-42) 2014/11/22(Sat) 09時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/22(Sat) 09時頃
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―居間― [>>114 ノックスが、何か謂っている。 フランシスの耳には、いま、その声は遠い。 >>112叫ぶ、フィリップが叫んでいる。 覚束ない足取りでラルフの傍へ膝をつく。 血塗れになるのも構わずに、青ざめた少年に呼びかける声は茫然とし、うわごとの様な]
ラルフ
血、血が、うそ、……なんで、こんな
止めなくちゃ、血、……ラルフ、しっかり、
[>>115抱き起こす、その横で、震える手で ラルフに刺さったナイフを引き抜く。こんな、こんなものが刺さっているから。]
(133) 2014/11/22(Sat) 11時頃
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[でもそれは何の意味もない。 血を止めようと無駄な抵抗、腹を両手で押さえても 止血が間に合うはずもないのに。 いっそ、臓腑が手に触れる感触まであるのに。
――血塗れ、倒れた、近しい、大切な、 ――血のにおい、虚ろな眼、 ――過去が鮮やかに蘇る。フラッシュバック。
ひ、と咽喉が引き攣ったような呼吸が漏れた。]
ドナルド ドナルド、 ――ラルフ、ラルフが、――ぁ、ぁあ、 あ
[>>119>>117 フィリップと、ノックスが何か謂っている。 内容を理解できないまま。]
(134) 2014/11/22(Sat) 11時頃
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フィリップは、ようやく人の気配が誰か気がつく
2014/11/22(Sat) 11時半頃
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[喰われたわけでもなく このナイフで腹を裂かれたのか。 ラルフが何をしたと謂うのか。]
とめ、 止めて、血を、運ばないと、
[既に事切れているのは分かっているであろうに 受け入れられるはずもなく、 まだ血を止めようとして、ソファに、運ぼうとまでする。 持ち上げた手がもはや握り返す力もなく、声もなく、眼も開かない、動かない、何もかもが、喪失と死を眼前に突きつけてくるならば。
糸が切れたように、見開いたままの緑の双眸から 御しきれない感情が堕ちていく]
あ ぁ、 あああ……!!!
[――慟哭**]
(135) 2014/11/22(Sat) 11時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/22(Sat) 11時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/22(Sat) 11時半頃
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ーーーー…………フランシス
[抱きしめる 身体は冷たい だから フランシスの 言うとおり してもしょうがない のだけど
こくり と頷くと フランシスに 脚を持ってもらい ……ドナルドは どうしていたか? 一緒に ソファーへと運ぶ]
(136) 2014/11/22(Sat) 11時半頃
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―ミッドナイトブルー―
[可愛さは人それぞれで、だから多くの「好き」も出来てしまう。一時の好きを積んでは崩し。残るのはいつもの2つだけ。>>4:29 この両手はいつだって、2人の為にある。]
勿論、知っているよ。僕にとって2人とも可愛い。トレイルにはトレイルの。ニコラにはニコラの。違うから、僕は毎日が楽しい。
[ニコラが離さなかった男は『かわいそう』な男だった。>>4:27 人を寄せ付けない雰囲気と、禁忌を求めた少女の物語を思い出す。共に居た少年を、思い出す。]
(137) 2014/11/22(Sat) 11時半頃
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[冷たい ラルフが冷たいなんて ありえない フランシスの様子に 一歩 後ろに下がる]
俺ーーーー温泉とってくる 温める 温めるから…………
[温めて 血を拭って 傷を処置して] [そんなことをしてもしょうがない 頭でわかっても 心は それを拒否して 傷が見えないよう 羽織っていたシーツを ラルフの身体にかけると駆け出す
見ていると 心が壊れそうで フランシスと ドナルドに任せて]
[泣き声はききたくない 受け入れなければいけなくなるから]
(138) 2014/11/22(Sat) 11時半頃
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[『思い違いをしないように』『我慢して』。刺していた釘は、現実の音の前には錆釘同然。
『キタナイ』なんて、同じだろう? と、トレイルに笑おうとした頬は硬い。
キスをしてと時にはねだり、長年戯れ睦んできた時間の先にあるものを見せた。『僕は随分と我慢しているんだ』と言葉は愛し子達にも向けて。ちらと視線を向けると、ニコラの灰色はただ此方を見ているだけだった。それで良かった。>>8]
(139) 2014/11/22(Sat) 11時半頃
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ー 温泉 ー [駆け込んだ温泉 空気の流れが違うことに 気がついたのは あけてすぐ むせ返るほど の独特な匂い 風に乗っていて より 暖かい 源泉があるなら ラルフも きっと 一気に温まるから
風上 いけば 外湯につうじる 引き戸 そこが 細く あいている
細く 吹雪が吹き込む 凍りついたか 硬い 内から 溶かし 上半身裸なまま 気にせず 外に出れば]
(140) 2014/11/22(Sat) 11時半頃
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[ラルフの体はフィリップに抱かれ、フランシスに抱かれて遠い。
まだ彼を腹上に乗せて居た頃。 ナイフの柄から離した手を、切り裂いた腹の中に入れた。筋肉の収縮、触れた内臓の温かさ、柔らかさ。引っ掻いた爪にこびり付いた臓腑を歯で擂り潰す。彼は、陽だまりのような、春の野花のような味をしていた。]
……ラルフは優しい子だから、心配をかけさせまいとしたのさ……。
[フィリップに知らせなかった理由は、憶測でしかない。思い当たるとすれば、ひとつだけ。]
(141) 2014/11/22(Sat) 11時半頃
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ーーーー…………!
[戸を開いた先 見慣れた 髪色の >>4:41 その姿 湯の淵 体をうつ伏せに
保護者の姿に 最初 心が頼る形で 緩みそうになって
次の瞬間 戸口が凍るほど だったこと 動かないこと 髪に 身体に 積もった 白い雪に 気がつけば]
(142) 2014/11/22(Sat) 11時半頃
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ーーーーーーーーー…………!!!!
[人の言葉に 変換出来ない 慟哭 保護者の手で 人の境界から 離れぬよう繋ぎとめられ ラルフとの触れ合いで 人に戻りかけていた心が]
(*12) 2014/11/22(Sat) 12時頃
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[そこから 認識 曖昧
ただ ホレーショー だったもの 運ぶ 引きずって 内湯 運び終えれば ホレーショー 衣類 かけ ホレーショー 防寒着 手に取り 羽織り 手桶 湯を満たし 戻る]
(143) 2014/11/22(Sat) 12時頃
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ーーーーホレーショー……が 凍ってて ラルフも 冷たくて
[湯を手に戻り 凍りついた表情のまま ラルフのところ 戻り 温かいお湯で 清めていく]
[あゝ でも ラルフ ホレーショー 冷たい きっと 冷たいのが *ーーー正しい*]
(144) 2014/11/22(Sat) 12時頃
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フィリップは、今は >>141認識出来ず機械のように身体を動かす
2014/11/22(Sat) 12時頃
フィリップは、ノックスに話の続きを促した。
2014/11/22(Sat) 12時頃
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[3階の廊下で壁に追い詰めた時とは違う、はっきりとした強い意志がフィリップの目に宿っていた。トレイルとの仲を懸念していたが、ノックスの知らぬ間に――いや、ラルフに怪我を負わせた時には、もう。>>123
あの時はぞくぞくとした。手足の自由を奪い、嬲り啼かせたら……とも思っていた。 けれど今は、別の理由で奪わなければならないのかとも思う。]
(145) 2014/11/22(Sat) 12時頃
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[フランシスと共にラルフを探す>>99。 三階の廊下にはその姿は見つけられない。 階段に差し掛かった所で聞こえる声に フランシスと顔を見合わせ――、というより 視線交わし、声する方に急ぎ向かった。
フィリップがラルフを呼ぶ声。 ドナルドが認識していたのは フランシスが聞いたそれ>>104より前からだけど。
居間に辿りつけば血のにおいが漂い 甘く馨しいそれにくらりと眩暈のようなものを感じる。 においが記憶呼び起こし、舌にその甘さを思い出させた。]
(146) 2014/11/22(Sat) 12時頃
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[フィリップと意思を通わせてはいない。 流れ込むようなそれに耳を傾けているに過ぎない。 だから、状況を己の目で見て、はじめてラルフの状態を知る。]
(147) 2014/11/22(Sat) 12時頃
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[広がる血だまり。 色を失うラルフの相貌。]
――――……ラルフ!!
[彼の名を呼んで駆け寄るけれど もう手の施しようがないのだと分かる傷痕。 フランシスの声>>135に反応示しはするものの 混乱は酷く、頭はうまく働いてはくれず**]
(148) 2014/11/22(Sat) 12時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/22(Sat) 12時半頃
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/* もー……もう さすがに時間移動しようよ。 やること多いのはわかるけどさー じゃあやることない人はどーすりゃいいのよ。
(-43) 2014/11/22(Sat) 12時半頃
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/* 下手に強い縁故からはじまるとあれだね バニーちゃんところにもちゃんと吊襲撃まわせるといいけど…… つか、必要なのは吊票か
(-44) 2014/11/22(Sat) 12時半頃
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[外の空気が入り込んだせいで、一階の気温は更に低くなっていた。 何枚かの布では防寒には足りなくなった。 藁の中でもぞもぞと身を温めながら
温泉をちらりと見る。 ロクなことの起きない場所 という認識が出来ていて、 向かうつもりは、トレイルにはなかった。 ニコラはどうだろう ここは、寒い]
(149) 2014/11/22(Sat) 12時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/22(Sat) 13時頃
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―ミッドナイトブルー―
[この両手はいつだって、2人の為にある――…のに。
目を覚ました時、両腕にあるべき重みはなかった。]
………ぅ く
[髪を掻き毟り、喉と腹を裂き、この吹雪の中に飛び出して死ねたら――…。思い知らされた。『絶対』など、ないということを。
救いはニコラの声と指だった。>>122 振り返り、名を呼ぶ声がなければ。いつものように伸ばしてくれる指がなければ、きっと死に急いでいた。 待ってくれと縋るように腕を伸ばした。 壁に赤の手形を残しながら居間を出た――…までは、覚えている。]
トレイル…… トレイル、ニコラ……
[吐き出た息は、白かった。]
……トレ イル
(150) 2014/11/22(Sat) 13時頃
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[衝動を抑え 人であろうとする その理由はあるのだろうか?]
(*13) 2014/11/22(Sat) 13時頃
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[血の匂い ラルフの身体を 清めて 綺麗になった指先 手にとって
ゆっくりと 口に運んで 止められなければ ラルフの右手*喰らいはじめた*]
(151) 2014/11/22(Sat) 13時頃
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トレイルは、ノックスが紡ぐ自分の名を聞いた気がした。
2014/11/22(Sat) 13時頃
ベネットは、フィリップの汲んできた湯で、ラルフを温めようとして、傷口を―――
2014/11/22(Sat) 13時頃
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/* お兄ちゃん、凍え死ぬかも。 失血死?
なんて格好だ……。
(-45) 2014/11/22(Sat) 13時頃
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[フランシスの慟哭。 壊れた楽器みたいだ――…と、思った。
いや。あれは自分の姿だ。 愛し子達を失くせば、きっと同じ。
見棄てられた今は、どうだろう。]
(=0) 2014/11/22(Sat) 13時半頃
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