301 十一月うさぎのないしょ話
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いえいえ、こちらこそありがとうございました。 暫くは忙しくしている予定ですが、落ち着いたら足繁く通わせて頂きますね。
[袋を手渡し、空いた掌が胸元を探る。 半ば職業病の仕草で、革のカードケースからするりと引き抜く名刺一枚。刷りたてすぎて、まだ固定電話にも繋がらない新品の。]
僕の方こそ、どうぞよろしくと、ひそひそ話のタネにでもしてください。
[御挨拶代わりの一枚はシンプルでお堅い縦書き。『宅本 寿一』と綴られた名前より馴染みがあるだろうのは、この店と末番だけが異なる住所。それに、隣のテナントビルに新しく下げらた看板と同じ『宅本法律事務所』の文言。]
(99) 2019/11/23(Sat) 00時頃
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じゃないみたい。残念。 この店のこと探してるって言うから、一緒に来たんだ。
わたしは普通にお昼を食べにきました。
[お客様じゃないことを残念がる>>97のに、同感とばかり頷く。 また来てほしい、と思うのは今口にしたとおりだ。]
……けど、先にこれ裏に置いてきていい? 買い出しがんばりすぎた。
(100) 2019/11/23(Sat) 00時頃
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っあー、気を悪くしたように見えたなら此方こそ不躾にすみません。 初めてのお客さん相手だと、このまま通って貰いたい気持ちが強く出ちゃうみたいで。 ここのランチタイムのパスタを主に担当している乙坂と言います。
お口に合っていたなら良かったです。 ありがとうございます。
[男性が飲み込んだ言葉の内容はわからない。>>94 ただ、「美味かった」はごまかしや社交辞令ではないと感じたから、己の非礼に見えた振舞いを謝罪して名乗った。]
お客さんは普段何かを評価されるお仕事を? 職業病ってありますよね。 俺も別の場所で食事したらつい使ってる食材や自分ならどう作るかのシミュレーションをしちゃいます。
[フォークを落さないようにスキレットとパンレストを回収し、サラダの皿も下げる。 食後のコーヒーの為に客の前でミルを挽きながら、彼の言葉を拾って踏み込んだ。*]
(101) 2019/11/23(Sat) 00時頃
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[使い切りではない野菜たちは、時間をかけてひとりで消化する予定のものだから店のものではないのだけれど、それは口に出さなければすれ違い続けるだけ。
それより大事なのは、鋼よりも硬い理性をお持ちの人が、しばらくしたら足繁く通ってくれるらしいこと>>99。 彼の手が空いた代わりに再び両手が塞がったので、差し出された名刺をすぐに受け取れはしなかったが、店長か宇津木が受け取ってくれると信じてる。]
……えと 戸崎エリカといいます。
[だから、名刺代わりに名前を告げる。 きっと会える。また会える。名刺は持っていないけど、この店に来てもらえるなら。]
(102) 2019/11/23(Sat) 00時頃
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[店先に長居する無礼もないが、どうにもこの店のスタッフは皆、温厚らしい。気の良さそうな青年に会釈を向けて、残念ながら。と同調の相槌を打ち。>>97]
でも、ランチタイムでセーフでした。 三時だったら、どうなっていたか。
[特に固めのプリンだったら大分社会的にアウトな決断に迫られるところだった。と、空腹を紛らわす為の本音を吐いて胃袋をスーツの上から押さえ。]
―――…それでは、 タマ美とジャガ丸たちを宜しくお願いしますね。
[空想の中のプリンと暫し格闘を繰り広げ……、辛くも勝利したところで顔をあげた。
改めて挨拶を向け直せば、締まる扉の兎にも見送られ、踵を返そうか。遅刻を按じて急かす北風がぴょんぴょんと足元で踊るよう。]*
(103) 2019/11/23(Sat) 00時頃
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/* かためぷりん!!!!!!
(-39) 2019/11/23(Sat) 00時頃
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/* かためぷりんは……よい
(-40) 2019/11/23(Sat) 00時頃
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[視界の端に新たな客――同僚が映る。>>75 昼からとは珍しいと思えば、どうやら「客」として来た様子。>>100]
客として来たなら座っときな。 荷物は直が運ぶから。 な?
[自分は今珈琲を担当しているので。 後輩を使えと勝手に言って]
彼氏でも連れてきたのかと思ったけど、彼氏でも客でもなかったのか、残念だな。
[ちら、とだけ見えた男性はではなぜこの店を探していたのだろう? 彼のその先の行動を知らないから、疑問だけが残った。]
(104) 2019/11/23(Sat) 00時頃
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[乙坂>>95の言葉にデザートへの期待を膨らませながらも、今は目の前の料理に釘づけだ。 裏声の挨拶には目を柔らかく細めることで返事をして、それから暫くはパスタとの真剣勝負。 一戦交えた後の口からは短い言葉しかでなかったが、彼のいつもよりも幼く見える笑顔を見る限り、気持ちは伝わったようだった。
それからは、一定のペースでパスタを口に運ぶ。 一口は大きくはないが小さくもなく。決して急いでいる様子ではないものの、皿の中身がすいすいと口の中に消えてしまったのはそう遠くない時間だった。 途中、近くのカウンターからフォークの高い音が聞こえたり>>73、扉が開いて>>75外の空気を感じた時には一度視線を向けることはあったが、それ以外で手を休めることはなかった。
これは、戦いなのだ。料理と――時間との。 左腕にある細身の腕時計を視線の端で追う。]
(105) 2019/11/23(Sat) 00時頃
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オトサカサンタダイマ。 イッパイタベルヨ。
[愛嬌のあるうさぎの出番が来れば、調理や接客をしているであろう乙坂の様子を伺い、視界を攫うように一度手をひらひらと振る。 視線が動きを捉えてくれたのなら、うさぎを示して真似るように少し遅れた返事をした。 照れが混じってしまい、裏声になりきれなかった点は今後の課題である。]
(106) 2019/11/23(Sat) 00時頃
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[小さめのスプーンを手に取り、まるいフォルムを掬う。 ふんわりとした感触に軽く瞠目した後、口の中で蕩けるような味わいにマスカラ仕立ての睫毛が震えた。 かぼちゃの自然な甘みとクリームチーズの酸味が、軽くも濃厚だったクリームソースを洗い流すようだ。 あっという間にうさぎの姿は見えなくなり、少し残念に思いながらも一度手を合わせる。]
ごちそうさまでした。 変わらず美味しかったー。
[ふう、と息を吐きながら、ちらりと腕時計を見やる。 ペース配分は完璧だ。]
すみません、デザートをお願いします。 ホワイトチョコのムースと紅茶を。
[これで終わる訳がない。 期待値マシマシのデザートを、今度は自分の意思で選ぼう。 本当はどっちも食べたいんだけども。注文した後も、僅かに迷いを覗かせるのであった。*]
(107) 2019/11/23(Sat) 00時半頃
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[ちらりと振り返ったカウンターに見えた横顔。 味噌、とその口が動いた気がする。>>92
え。あれがわかったって、すごくないか。 あのドレッシングにしても、ちょっといつもと風味が違う、くらいの反応が多いのに。]
……謎の金髪紳士到来?
[身形といい、態度といい。 謎が増す一見客とカズさんが話している声までは、ざわつく店内では聞こえそうになくて。
店長がタブレットで見てたサスペンスドラマの登場人物みたいだとか、呑気に考えていたり。]
(108) 2019/11/23(Sat) 00時半頃
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[そうして、視線を戻したなら。 忙しなく立ち去る男性に会釈を返して見送ろう。>>103
てか、すごい腹の音してたけど、大丈夫かな。 一抹の不安が過りつつ、エリちゃんの説明になるほどと頷いて。>>100]
了解、エリちゃんはお客様っすね。 いらっしゃいませ、お好きな席へどうぞ。
随分買ったけどこれ何週間分なの。 いいよ、俺が持ってく。 お客様の荷物をお預かりするのも、仕事でしょ。
[軽く言って、カズさんの声に後押しされる形で荷物を預かろうか。>>104 そして、エリちゃんにはさっき男性から受け取った名刺を渡そう。]
宅本法律事務所……って隣にできたとこ?
[いやいや、雰囲気的に彼氏はないでしょ。なんて、カズさんにツッコミをいれつつ。バックヤードへ荷物を置きに行ってこようか。*]
(109) 2019/11/23(Sat) 00時半頃
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えーほんと? ウッチーやさしい。重いよ?
[座っときな、と促されれば>>104、いそいそとカウンターへ。 なるべく端の方を選ぶのは、せめてもの店に対する遠慮。
荷物はすっかり宇津木に預けるつもりでいる。 中身はじゃがいもと玉ねぎに加えて、ハーブ類にスパイス、ホットケーキミックス、牛乳とパスタとチョコレート、その他諸々。 いろいろ寄せ集めた結果の大荷物は鍋を振る手にも結構重いが、きっと宇津木なら持ってくれるはず。 製菓担当は力があるって、どこかで聞いた気がするし。]
(110) 2019/11/23(Sat) 00時半頃
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何週分? んん……どうかな。 タマ子とジャガ夫は近いうちにポトフとか作るつもりだけど。
[パスタやケーキミックスなんかはゆっくり消費するものだし、あまり何週分では考えていなかった。]
あ、あのねぇ、根菜とほうれん草のやつがいい。 食後紅茶で。
[去り際の宇津木についでに注文をしたけど、通るだろうか。 通らなくても、乙坂なら聞いてくれてる、はず。]
(111) 2019/11/23(Sat) 00時半頃
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[>>108紳士という言葉が耳に届けば少しだけ自嘲をその顔に浮かべただろう。何せ自分はといえば紳士とはまるで真逆の存在。だというのに身なりのなんと便利なことかと。それからコーヒーが出てくる合間に雑談に興じる。>>101]
本当に美味かった。
仕事、まあそうだな。 いわゆる貿易商ってやつだ。
[或いはブローカー。世界を飛び回ってはコネクションを作り需要と供給を繋いでいく。売れる商品があればそれを買いたい誰かへと流し、誰かが欲しい物があればそれを探してくる。 故に。物の価値を見抜く目は日々鍛えている。]
もし必要なものがあるならすぐにでも揃えてみせるぜ。
[素材、酒、食器から家具まで店に必要なものはいくらでもある。それに人も。]
(112) 2019/11/23(Sat) 00時半頃
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平気へーき……って、重っ!?
……これ、何回かに分けて持って帰った方が いいと思うよ。
[いやちょっと待て、これかなり重いぞ。>>110 予想以上にずっしりくる荷物をよっこらせと抱えつつ。]
え、ポトフいいな。 今度撒かないで作ってよ。
[パスタの注文はカズさんに任せてしまおう。 そろそろランチタイムも終盤か。*]
(113) 2019/11/23(Sat) 00時半頃
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宅本法律事務所……なんて出来たの?
[>>109手元の荷物ですら行き当りばったり買い物して立ち往生する人間が、周りをくまなく見ていると思わないほうがいい。 隣、なら次はご案内はいらないかな、と思いながら名刺の名前に視線を落とす。]
宅本、ってことはあの人法律の先生、なのかな。
[荷物の負荷であかくなった手指を閉じ開きして休めながら、別れたばかりの人を思う。 道に迷ったり玉ねぎとじゃがいもに名前をつけたり、法律家といってもお硬い気むずかし屋というわけではなさそうだった。 理性は硬いらしいけど、おなかは鳴ってたし。]
(114) 2019/11/23(Sat) 00時半頃
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― それから ―
[鋼の理性と鉄の意志でテナント階段を上がると、家具を抱えた内装業者と鉢合わせた。五分前行動とはいかなかったが、ギリギリセーフ。 流石に個人情報を預かる予定の場所だ、おいそれと鍵も渡せないから間に合って本当に良かった。]
まぁ、逃した魚は大きかったんですが。 いや、魚?兎?
[応接セットと観葉植物、それに事務机。 独立したからには個人でやっていくつもりだが、事務員くらいなら雇ってもいいかもしれない。
卓上にビジネスバッグを置いて、深呼吸をひとつ。 腹の虫に新鮮な空気を与えもう少し働いて貰おう。]
……戸崎さんも振る舞われるんですかね。
[料理をするとは聞いたし、案内するとも聞いたが、竈を見るうさぎだったかは聞き損ねた。腹を押さえる。]
(115) 2019/11/23(Sat) 00時半頃
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[>>107それから耳に聞こえたきた言葉に眉をぴくりとさせる。ここはどうやらスイーツも期待できそうだ。]
俺もデザートを頼む。 この美人さんと同じやつ。
[顔を横に向けて不躾にも指を差したさきは隣に座る少しきつめの目元がまた綺麗な顔を引き立てるそんな美人。 その美人がが頼んだホワイトチョコのムースには充分興味をそそられる。 パスタもいい、サラダもいい、漂う香りからコーヒーも悪くはないとくれば頼まないという選択肢はない。]
どうも。 常連さん?
[ニッコリ笑って美人さんにご挨拶。 店員と交わす会話からおそらく常連なのだろうと推察する。]*
(116) 2019/11/23(Sat) 00時半頃
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んん、
[ビジネスバッグに凭れるように上体は前屈姿勢。 そうして、腹から上がる悲鳴を代弁しよう。]
……お腹ペコちゃんですねぇ。
[もう令和だ。 武士は喰わねど高楊枝なんて流行らない。**]
(117) 2019/11/23(Sat) 00時半頃
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[忙しい彼女は戻る時間を気にしているようだ。>>105 久々だし、もっと話が聞きたかったけれど、残念、我慢しよう。 話しかけはしないもののちょくちょく視線を向けていたから、綺麗な指の蝶が舞う姿に気づいたのもすぐ。>>106
己の裏声に応えるように高く、それでも照れて裏声になりきれていないその声色も表情も、来店時の「OL桐野江さん」には見られないもの。>>106 可愛いなぁ、なんてセクハラめいた発言は心の中だけに、笑顔で手を振り返して。**]
(118) 2019/11/23(Sat) 00時半頃
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重いって言ったよ。
[想像以上だったらしい宇津木の反応>>113に、ちょっと眉を下げた。]
だいじょうぶ。 置いておいてくれたら自転車で取りに来るから。
[荷台は偉大。 カゴに入れて後ろにくくりつけて、荷運びの効率は跳ね上がる。]
いいよ。 いいソーセージが入ったら作ろ。
[これから寒い時期、ポトフは心惹かれるもの。 普通に店で出すのもいいだろうと考えつつ、パスタを待った。]
(119) 2019/11/23(Sat) 00時半頃
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[荷物を置いてカウンターに戻って来たなら。 ちょうど桐野江さんが食べ終えた頃だったろうか。>>107 空になった皿を前にして満足気な声に、頬が緩む。]
はーい、デザートもってきますね。 ホワイトチョコムース、と。
…………?
[相変わらず小気味いい注文の声だけど。 心なしか視線が落ち着かないような。 その表情が、メニューを前に迷っていた姿となんとなく重なって。]
(120) 2019/11/23(Sat) 01時頃
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あー。まだお腹に余裕があるなら、 デザートだけも一個追加もできますよ。
そろそろランチタイム終わりですし。 ここだけの話っすけどね、 余ったら、カズさんの腹に収まっちゃうんすよねー。
[居なかった間に交わされた話は知らないまま。>>95 まあ半分冗談だけど、嘘ではないんじゃないかな。余り物争奪戦には、エリちゃんと店長の加勢もあるかもしれないし。
紅茶の準備とデザートのセッティングに手を動かしながら。 どうします? と首を傾げてみせ。]
(121) 2019/11/23(Sat) 01時頃
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はーい、お兄さんもデザートっすね。 ホワイトチョコムース以外に 抹茶ムースもありますけど、どうします?
あ、さっきのサラダ。 あれ味噌入ってるのよくわかりましたね。 どっかで食べたことあったとか?
[カウンターの一角からかかった声にも、笑顔で応えつつ。 謎めいた金髪男性へのデザートも珈琲と一緒に出す準備を。*]
(122) 2019/11/23(Sat) 01時頃
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エリちゃんのは根菜とほうれん草な。了解。
[直との会話を拾う。>>111 取り掛かるのは80度の湯がフィルタを通して深いブラウンに変わってからだ。]
貿易商。 漫画とかでしか見たことなかったけど、実際にいるんですね。まさか拳銃とか扱ったり……は日本じゃ流石にないか。
仕入れの話は店長と直接お願いします。 俺はしがない店員なんで。 差し支えなければお名前だけ伺っても?
――はい、珈琲です。 ミルクと砂糖はお好みで。
[さて彼はこの店とコネクションを持つに至るのかどうか。 そこは店長に任せよう。 自分に出来るのは、カップとミルクピッチャーとシュガーポットの提供のみ。 次の注文の為に頭を下げて離れた。*]
(123) 2019/11/23(Sat) 01時頃
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[注文したデザートが届くのを待つ間、店内の様子をゆっくりと眺める。 時間と戦えど、焦りは禁物だ。折角の料理を楽しまなくてはそれこそ勿体無い。 エリカの姿>>110が見えれば、軽く手を振るなどしよう。 客席にいるということはオフなのだろうと、挨拶だけ。]
?
[ふと声が聞こえたのは、先程高い音が響いた方向から。 身体ごとそちらを向けば、モノトーンの服に身を包んだ男性>>116の姿があった。]
こんにちは。紳士さん? ここのデザートおすすめですよ。 私もこのムースは食べたことないんですけど。
[職業柄、初対面の誰かと話すのも慣れている。 常連の言葉を肯定するように言葉を返して、彼と共にデザートの到着を待つとしよう。*]
(124) 2019/11/23(Sat) 01時頃
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抹茶か……そっちにしよう。
[和。日本に帰ってきたのだから、まずは和。 それもいいかもしれないと注文をかえる。]
いいや。 半分勘、消去法ってやつだ。
[味だけで味噌だとわかったわけではない。 ただいくつか浮かんだ候補のなかで味噌だけがしっくりときた。]
ただ人や物を見る目と、舌には多少の自信がある。
[商品。その値打ちは自分自身で決めるから。]*
(125) 2019/11/23(Sat) 01時頃
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