227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE
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[のんびりしていられる状況だったら良かったのに。 彼の言葉>>13を聞きながら、小さく息を吐く。
此処で出会った者達との会話は、それなりに楽しいものであったから。 それが壊れてしまう時が……酷く、恐ろしい。 その時が近付いているというのは、もうとっくに自覚している事ではあるのだけれど]
――良い。行っても邪魔になるだけだ。 それに私が行ったら、お前が寂しいだろう?
[ふ、と。笑う様に小さく息を零しながら、そんな言葉を。
強がり半分、本心半分。 嗚呼、後半はすべて、彼に宛てた冗談で。 ディーン自身は、自分が行って彼が寂しがるだなんて欠片も思ってはいない。 当然だ。自分たちは敵なのだから]
(19) 2015/06/26(Fri) 16時頃
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[視線の先、敵意は無いとばかりに広げられる腕。 それに飛び込むのは、どうにも無警戒過ぎるだろうが……まあ、いざとなったら扉が出せる。 彼を信じた所で死にはすまいと、やがて決心を固めて。
落とさない>>14と、その言葉を信じたのだから。 もし落とされでもした時は、それ相応の罰をうけてもらおう、なんて。 考える事は、何処までも呑気なまま]
[そうして飛び降りて、きちんと受け止めてもらえた>>15なら、無遠慮に縋り付いて。 冷え冷えと高鳴る心音を持て余しながら、大きく安堵の息を吐く]
…………もう、こんなこと いっしょう、しない……、
[常識的に考えて恐すぎた。 今はまだ自分の事で手一杯で、受け止めた拍子に痛んだらしい彼の傷になど、気付けるわけもない]
(20) 2015/06/26(Fri) 16時頃
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[それでもよろける彼の身体には、戸惑いの声の一つでもあげただろう。 ずるずると座り込まれたなら、今更彼が怪我をしていた様子だったという事を思い出しただろうか。
別に悪い事はしていないのに、ほんの少し申し訳ない気持ちになりながら。 確認する様に落とされた言葉に、僅かに眼差しを緩める]
ああ、どうも。 助かった……と、いうか。無理するなよ。
[本当に落とされたら、たまったものじゃない。 礼と労いの後に、取り繕う様にそう付け足してしまうのは、素直になれない性格故。 可愛げが無いのは、いつもの事だ]
(21) 2015/06/26(Fri) 16時頃
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――そういう事は、私みたいなのじゃなく、女に言ってやれよ。
[笑う彼に、しょうがないとばかりに言葉を返し。 震える腕をそろりと下ろしながら、それでも彼の上から動けないのは、身体が竦んでしまったからで。 あやす様に撫でられて安堵してしまったなど……気付かれなければ、いいけれど]
それとも……ふ。本当に、"ラブシーン"にしてやろうか。
[まるで口付けんとするみたいに、そっと顔を近付けて。 目を細め、相手の顎のラインをなぞり……そうして、小さく笑みを洩らす。
揶揄うつもりが、此処で限界がきてしまった。 男相手にするもんじゃないな、と。苦笑を一つ]
(22) 2015/06/26(Fri) 16時頃
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……冗談だ。そんなわけあるか。
[撫でる手が、彼にとって"何か"をする時の癖だと知っていたのなら、こんな風に揶揄ったりせず、さっさと逃げていただろう。 向こうではホモだ何だと誤解された事はあれど、ディーンはれっきとしたストレートだ。 男に興味なんて無い]
ああクソ、腰が痛い。 馬鹿な事するもんじゃあないな。
[よろりと立ち上がって、彼の服から移った血の色に舌を打つ。 嗚呼全く、先程着替えたばかりだというのに。 今度は真っ白の服だったから、目立って仕方ないじゃないか。
次いで、ん、と。彼に向かって手を差し出す。 先にしたのと同じ様に、けれど今度は手を引っ込め様とはせず。 そうしたら、その手は取って貰えただろうか。 取られなくたって、さして残念そうでもなく、肩を竦めて見せるだけだろうけれど]
(23) 2015/06/26(Fri) 16時頃
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[徐ろに窓の方へと近付けば、きょろきょろと外を見回して。 外壁の近く、漸く見付けたその姿>>10に目を細め。 タン、と靴を鳴らしたなら、あちらと此方に一対の扉が現れる。
放っておけないなんて、別にそんな理由ではない。 ただ、血に塗れたあの姿が、あのまま彼処で朽ちていくのはどうにも耐え難く]
……あんたも、"アリス"の所に行くか?
[来るなら勝手に着いて来い、と。 無責任に言い放ったのなら、そのまま扉を潜って行こう。 暫くは開けておくから、着いて来たいならそれは可能な筈だ]
(24) 2015/06/26(Fri) 16時頃
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[扉を抜け、突然現れた自分に、"鏡の国のアリス"はどんな反応を示しただろうか。
どんな反応だったとしても、構いはしない。 剣を握るそのてのひらを見れば、警戒は解かないまま。 勿論、必要以上に距離をつめる事は……まだ、せずに]
……大丈夫か、"アリス"。 随分と元気が無い様だが。
[座り込んだその姿が、どうにも痛々しくって。 嗚呼けれど……今が好機なんじゃないか、なんて。 そんな思考は、お首にも出さず。
向ける声音は、意図して柔らかいものを。 すっかり変わってしまったその姿には、まだ口を出さないままで]
(25) 2015/06/26(Fri) 16時頃
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/* 長文勢ってわけでもないのに喉の減り具合にふるえる…
(-29) 2015/06/26(Fri) 16時頃
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あーそれヘイヤも同じ事言ってたわ。こう、可愛いんだけどな。
耳は。
[強調したのはしかしそれをつけているのが成人男子だとこう、と言う辺りで言葉を濁す。 相手も気にして居るであろう事をわざわざ言うのも趣味が悪い…と、元の自分。 良いから言ってしまおうとするのがディーとダム。 相変わらずの脳内会議はカオスだ。
実際の所血で斑になっている時点で可愛いと言う問題では無いとも言うが、全身血まみれの自分が言えることではないところ。
なにやら返答が返らない、大人しくなってしまった相手の重みは先ほど自分を押し倒して死んだ光のない、黒い目を払拭するようで。 若干の安堵に似た感情]
(26) 2015/06/26(Fri) 17時半頃
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…2対1で有利にする、って言う考え方もあるんじゃ無いか? あーそうね、寂しいわ。
[一人で城の中うろうろするのもね〜と、語尾に音符がつきそうな勢いの言葉は、何処までが本当だかわからない。 相手が敵だとか味方だとか割と今はどうでもよく、やり合わねばならないときはやり合う結果になるのだから。 取りあえずお互い戦端を開く気のない現状、考えても無駄だと思考の放棄。
受け止めた相手が腕の中で呟いた言葉に思わず吹き出す。 そうそうこんな機会はないだろうけれど]
受け止める立ち場に回ることならあるんじゃ無いのか? 俺は先日幼なじみの女に重鎧纏ったまま偉い勢いで飛びかかられた。 もちろん避けた。
[アレは受け止めたら死ぬところだった、と。 何処か申し訳なさそうな雰囲気を持つ相手に恐ろしい幼なじみだろ?と笑う]
(27) 2015/06/26(Fri) 17時半頃
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降りてこい、って言ったの俺だし?
[肩竦め、ねぎらう相手がどう思ってるのか知らないが、やはり相手に対して思うのは,何処か可愛いなぁ、と言う感想]
生憎俺は男も女も気にしない方で? ああ安心しろ、相手の意思は確認するし誰彼構わずでは……。
[ないとは言えないのが辛いところだ。 仕事に必用なら誰彼構わずだし。しかし好みとしてはそうではないのだが。 いや今は関係内から横に置いておこう]
……
[続いた相手の言葉に目を瞬く。冗談だろうと言う事はなんとなく。 それでも相手が顔を近づけるなら此方も距離を詰めてやろうか。 顎のラインをなぞる指が何処か心地良いが、浮かべていた笑みが苦笑に変わって]
(28) 2015/06/26(Fri) 17時半頃
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だろう。無理はしない方が良いぞ。
[こんな時でなければ俺は歓迎だけどな、と付け足して。 そちらの趣味がない相手に何かをする気もない。 相手が離れるなら受け止めたまま回していた腕を緩め]
おもしろかったけどな?俺は。
[立ち上がった彼の服に、乾ききってなかった血が斑についていて、すまん、と謝った。 白い服だと目立つしよく考えたら着替えた、と言っていたかれを受け止めるとか言った自分が軽率だったかと。
差し出された手は有り難く取らせて貰って立ち上がる]
ありがとう。
[一言そう言うと、部屋の衣装ダンスを開けて適当に服を漁る。 今度は取りあえず赤が目立たないように黒い服にしたかったが生憎同じ服かなく。 外を見回す彼脳城で躊躇いなく着替えた。男同士だ、恥じらっても仕方が無い。 着替えた直後、誘われれば考える間もなく頷いた]
(29) 2015/06/26(Fri) 17時半頃
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[ここからどう出るのかもわからないし、相手の“魔法”をもう一度体験するのも面白い。 勝手についてこい、と言う相手の肩に触れれば、そこはアリスの目の前]
……またさっきより随分と色っぽくなってるな。 さっきの綺麗な金糸は抜け替わったのか?
[そこに居たのは自分側のアリス。 軽口を叩いてから頭を振る。 呑気に出来る時間はもう終わったと言って良いだろう。
兎の魔法使いがアリスに攻撃するなら。
此方も容赦はすまいと。 アリスに戦う意思と気力が残っていて、邪魔するなと言うなら話は別だが]
(30) 2015/06/26(Fri) 17時半頃
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[ ( しぶといな…。 Gか。 )
ようやっと離れた手を踏みつけ、一応満足。 さっさと得物を取りに行こうと振り向けば、 視界に映ったのは、迫ってくる鉄球>>238 少し驚きはしたものの、まだ十分距離もあったために、焦りもせず。冷静に対処行動をとることができた。途中勢いが鈍ったのは、そこからがキングの能力範囲だからだろう...と予測。
踏み出そうとした右足を引いて、地を蹴り。 身を引いた所で、体があった場所を鉄球が通り抜けていった。
…もう少し気づくのが遅れていたら 正直、危なかったかもしれない。]
(31) 2015/06/26(Fri) 18時頃
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[いくら自分が有利であれど、 あの鉄球の厄介さは身を持って知っているし、 何よりシュゼットが、そこら辺の奴より遥かに諦めが 悪いということも合わせて考えれば、油断なんてしない。
今もまだ、攻撃の手を緩めるつもりが無いことが窺える。 もう、その体は ぼろぼろだというのに。]
まだ、勝つ気でいるんだ…
[舐められているんだろうか。 これだけしても、まだ。足りないのだろうか。
( もっと痛い思いをさせなきゃ。 )
この状況下なら、鉄球にさえ気を配れば脅威ではないだろうと 相手の動きに意識を向けつつ、足を進めようとすれば…]
[掛け声と共に、空に現れたトランプ兵。]
(32) 2015/06/26(Fri) 18時頃
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[自分以外"全て"の物に影響する能力は 相手を仕留めるために手加減などしておらず。 それが、返って自分を窮地に追い込んだ。
避けようとするよりも、下へと引き付けられる力で加速した トランプ兵の落下速度のほうが速かった。 自分へと襲い掛かったのは、その数4体。]
――い゛、っ ! ?
[思いっきり地面へと倒れこんで、その勢いで顔面を強打。 くらり 脳が揺れる感覚と、一瞬の視界の暗転。 そして耳が拾った、パキンという 嫌な音。
圧し掛かるトランプ兵は、重くはあるが、只それだけ。 挟まれるかのような勢いが緩んで、息苦しさが霧散した。
…それは、相手も同様に。]
(33) 2015/06/26(Fri) 18時頃
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邪魔だ、退け!
[叫ぶも、トランプ兵に命令できる権利を持つのは僕ではなくて。 その権限があるのは只一人、ハートの女王陛下だけ。
キングが壊れた今、殺す唯一の手立てであるフランベルジュは 己の手から離れていて。 呼び寄せの呪文を使おうにも、もはや他の駒は使えない。]
……くっそ、
[憎憎しげに顔が歪む。
いくら手を伸ばそうとも、その手は剣に届かない。 代わりに掴めたのは、辺り一面に散らばっている割れた陶器の破片くらい。
手のひらサイズのそれを 悔しげに、ギチリと 皮膚に、肉に 食い込むのも構わないで、握り締めた。*]
(34) 2015/06/26(Fri) 18時頃
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/* 地上でも墓下でもホモかよ!!!!!!!
(-30) 2015/06/26(Fri) 18時頃
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/* らるふかわいい
(-31) 2015/06/26(Fri) 18時頃
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/* デフォ投票ルーカスさんでした(昨日はラルフでした) デフォ投票先がしんでいくーるるるー
(-32) 2015/06/26(Fri) 18時半頃
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― 幕間◆観客席にて ―
『 アンタにゃぁ、理解できねーでしょうよ。 させたくもねぇや。』
[そう吐き捨てた兎の言葉を、反芻、反芻。 なかなかどうして人間と云うものは]
度し難く、不可思議なものね……。
[小さく呟いて、見つめる先には、 肉塊と成り果てた”アリス”と。 その少しはなれた場所に散らばる卵の残骸。]
意地、ってやつなのかしら?
[こてん、と首を傾げて、再び悪魔は観劇に戻る。**]
(35) 2015/06/26(Fri) 18時半頃
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ほぼ同士討ち……か。 あんただーいぶつよそーだったのに。 こっちのアリスも大分化物だったんすねー。
[ヘクターの話に相槌を打った。>>+19 ほぼ自滅≪ガッシャーン≫だったことなどしらないから きっとあのアリスも、見かけによらず化物だったのだろうと そう、結論付ける。]
(+25) 2015/06/26(Fri) 19時半頃
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[どっちのアリスも見ていない、という男の顔を 何かを考えるようにちらりと見た。>>+21 溜息。そばかすの浮いた顔で浮かない表情をして、 八つ当たりとばかりに>>+22 いともたやすくおこなわれるえげつないもふもふを受けた。
>>+23 へたりこめば、森一杯に響くばかみたいな笑い声。 こいつ、いますぐ首の骨折ってやろうか、と思ったが
似たような事を相手に以前したのと、
死んだ直後でそんな元気がなかった≪ヤルキスイッチオフ≫のと
へたりこんだ直後に撫でてきた掌>>+20が 存外心地よかったのとで、
ラルフは反撃のチャンスを逃した。]
(+26) 2015/06/26(Fri) 19時半頃
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笑うなよリーガル。……?
[知らぬ単語に首を傾げてから、ず、と残りの珈琲を 己を落ち着かせるために飲み乾して、 コップを近くの椅子の上におくと 紳士然として差し出されたうさちゃんの掌を睨みつけた。 >>+23]
……くぁ、い、でぃ、(なんていってんだ、こいつ) ……Silenzio! Frocio!
[そんなことをいいつつ、素直に掌を握っ――て――
――立ち上がった瞬間、 もう一歩を素早く踏み出してうさちゃんの背後に回る。
その白っこい首に腕を回して締めながら、 アリス(アルヤス)への怒り収まらぬチェシャ猫は、 ぎざぎざの歯で その耳を ひとつ、 かるーくかるーく噛もうとした!]*
(+27) 2015/06/26(Fri) 19時半頃
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[ ・ ・ ・ ]
[そうして、少しした後。 椅子に行儀悪く座ったラルフは 口を開いた李の方をちらりと見遣りながら、 指された方角を遠望する。
観客席に、舞台。舞台の方はともかくとして 観客席の方は――何が展開されているやら。]
あんたは動かねーわけ。
[さっきからちらちら、奴が未練がましく見る茶器に どんな意味があるのか、ラルフは知らない。 ふ、と溜息ついて、尻尾を揺らした。]
(+28) 2015/06/26(Fri) 19時半頃
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……目覚める、って道がありゃーいいのにねえ。 あー、もしくは。 鏡のアリスがここに落ちてくりゃいいのに。
[軽く、その願望を口にして、 次の瞬間にはそれに興味をなくしたように、 リーガルの方を向いて]
そういや、薄い本、ってナニ?
[素直な問いを向けながら、 インスタント珈琲、でてこないかな、と呟いた。**]
(+29) 2015/06/26(Fri) 19時半頃
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[ >>25 ふ と、突然に顕れた扉が一枚。 ]
…… あ? [怪訝そうに、睫毛が揺らぐ。
一陣 風が通り抜けてゆけば、 そこに一枚の扉が開いた。
―― 手の中に握りこんだ シャムシールを握りこんで、
姿がふたつ 現れたのなら、 またたきをひとつ。
>>25さっきの拒絶とは違った柔らかい音と、 >>30漆黒を揺らす軽口を叩く姿。 ふたつに す と 目を細めて ――― 、 ]
…… よお、テメーら。
(36) 2015/06/26(Fri) 20時頃
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―― …元気がねえ?
そーみえんなら、 テメーの目は節穴だろーよ!
ウサギさんよ、
[ 『先刻』会ったのとは違う、 仄暗さで にたり、嗤う ]
[ ザンッ、 ]
[新月刀を地面に思いきり突き立てれば、 足に踏ん張りを効かせて軽く跳ねでもするかのように
軽くは無いが、瀕死の苦痛とは無縁の動きで、 勢い良く その血塗れの姿を立ち上がらせた。 ]
[ 艶を消した色がはためき、 蒼を覗くように紅がぎらつく。 ]
(37) 2015/06/26(Fri) 20時頃
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… 俺は、‟テメーら”まとめて救えるくれーには まーだまだ、やれるぜ?
… っつーて、抜け替わった?
[血滑りに濡れた刀身が、 土を持ち上げるように引き抜かれて 『二人』へと 明確に剣筋をあげて、
ふと。
漸く、視線が彩の変わった髪へ向かう。 ]
何の寝言をほざいて ―― 、
…… うわっ、マジじゃねーか
[闇を吸い込んだ色に今まで気付く余裕も無かったので、 つるぎの筋は向けたまま 紅は漸く鴉羽を捉えるが。]
(38) 2015/06/26(Fri) 20時頃
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[それもまた ころり、 悦っぽい目で‟一人二役”の双子へ流れる。]
ま 細けーことはいーや!
――― お褒め頂きどうも光栄、 黒髪だってイイだろ?
御色直しする前のほーが よかったんなら、わりーがな。
気付かなかったんで許してくれや。
[三日月はまるであのチェシャ猫を 『鏡』に映したように、にたり 嗤って。
炯々耀るむ真紅は殺気に酔う色を浮かべても 警戒の毛並みは 閑にさざめいて。 ]
(39) 2015/06/26(Fri) 20時頃
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