人狼議事


8 DOREI品評会

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【人】 修道女 ツェツィーリヤ

…ん………ぁ……、…あぁ……ン。

[白い柔肌を幾人もの手がやわらかく撫でていく感触に、眉を寄せて漏らす甘い声。
土下座をするように上半身を床につければ、豊かな胸はやわらかく形を変えていく。
言われるがままに、淫らではしたない雌犬のように尻を高く上げて見せた。]

(72) 2010/04/03(Sat) 15時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

[その近くで、ツィーが膝を突き、使用人たちに撫でられる様子をちらと見て]

 表情が、いつ変わるのを見るのかも、愉しそうね。
 やるなら急がないで、愉しませて。
 使用人ではなく他の子にやらせたらどうかしら?

[くすくす。カルヴィンの頬を撫でる手は優しく、視線を又少女へ向けて]

 貴女も、ご希望はあって?
 されたくないという希望は、聞かないわ。

 少しの我慢は、必要なの。

(73) 2010/04/03(Sat) 15時半頃

良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 15時半頃


【人】 紐 ジェレミー

―檻前―

 ……そう?
 そんな顔をして睨んでも効果が無いよ。
 No4、いま自分がどんな顔してるか、わかってないだろう。

[必死に堪えている様子の青年を見遣り、男は哂う。
そうして、あと少しの所で竹刀を引いた。
後には燻る熱だけを残す]

 愉しく無いなら、自分で愉しめばいい。
 手伝いが必要なら……そうだね
 No6でもつけてやろうか?
 変わった趣向が楽しめるかもしれないよ。

[会場内に扇情的な声がひとつ、増えた。
聴覚からじわじわと昂ってくるのは何も彼だけに限った事ではないだろう]

(74) 2010/04/03(Sat) 15時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ふふ…本当に良い子だね。
 暫く振りに見る躾の良さだ。

[四つん這いになった女が言われた通り腰を上げるのに、くすくすと笑う声は甘ったるい。背からブルネットがその曲らかなラインを滑り落ち、円い胸を隠したり現したりしているのが彼女に仕込まれたものか計算かは判らないけれど。
 >>73グロリアの言葉に視線を向け]


 ん、そうだね。
 ここの使用人達は察しが良すぎて困る、といった所かもねぇ?
 
[くすくすと笑いながら、掌を立てて使用人を制すると、女から彼らは離れ舞台袖へと去っていく。
 男はそれから他の品物へと視線を流し]


 どれが面白そうかなァ。
 そっちで遊んでいる子は乱暴そうだから傷をつけそうで怖いね。
 ねェ、君はどれが良い?

[ジェレミーの方を一度見てから、犬のような格好をさせたままの女に、問いを投げた。]

(75) 2010/04/03(Sat) 16時頃

【人】 若者 テッド

― 舞台左 檻の中 ―

ッ… うるせぇよ。

[溜まってるとかそんな問題じゃない。
あの、液体が――― こうさせてるのだと、勝手に昂っていく、昂らされていくのが解る。
自分じゃどうしようも出来ない事が
そして、どうしようも出来ない今の立場が ―――嫌だ。]

っ は、

[硬さと熱を残したまま引かれた竹刀を金の瞳が自然と追っていた事に気付けないまま、続く言葉も中央であがる声も聞く。聞こえる。]

6?

[誰だ、と舞台を見て6の札の主 ――― 視線が固まる。]

(76) 2010/04/03(Sat) 16時頃

【人】 若者 テッド

やめろッ!!

[思った以上に声が上がった。
身を乗り出して檻の外へと飛びかかろうとする声。
同時に身体も動くが、すぐに背後から男たちに止められる。]

(77) 2010/04/03(Sat) 16時頃

【人】 紐 ジェレミー

― 檻外 ―

 ……ふぅん?

[青年の叫びに、男は片眉を上げた。
飛び掛ろうとする仕草にも、微動だにせず]

 馬鹿だな。
 この場にあるモノの立場は同じ
 止める筈が無いだろう?

[冷たい宣言を下す]

 さて、じゃあNo6を可愛がってくるとしようか。
 御前は其処で視てるかい?
 それとも一緒に遊んで欲しいかい? 

[選択肢は二択しか示さない]

(78) 2010/04/03(Sat) 16時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、紐 ジェレミーの声が耳に届き、口元を綻ばせる。*

2010/04/03(Sat) 16時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 16時頃


【独】 紐 ジェレミー

/*
ひぃ、飴2つも貰ってしまったか。
暫く自重しよう。

(-8) 2010/04/03(Sat) 16時頃

【人】 修道女 ツェツィーリヤ

[半端に弄ばれた肌は汗にしっとりと濡れ、普段飲まされている薔薇水の香りが淫靡に漂う。
離れていく愛撫に息をつき、次の指示を待つように健気に舞台の下を見た。]

…いえ、わたくしに選ぶ権利など…
[そう言いつつも促されて目をやる先、不機嫌そうに目を逸らす男の「3」の札が揺れた。]

(79) 2010/04/03(Sat) 16時頃

修道女 ツェツィーリヤは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 16時頃


【人】 良家の娘 グロリア

 乱暴なのは、生来のものかもしれないけど、ああいう子は女性に対しては優しいのではなくて?
 ジェレミー様が飲ませた薬の処理も、できるのではないかしら。
 
 あらあら、貴方東洋の彼女のことが気にかかるの?
 そうね、わかっていないようだったから、わからないままでは酷いとでも思うのかしら。
 でも、わかっていても、酷いものよ?

[No.4があげた声に視線を向ける。カルヴィンから離れて、No.6をつけた少女の方へと歩み寄った]

 貴女は、言葉を解さないのだったわね。

『貴女のため、彼は怒っている』

[丁寧に一音一音、日本語へと変えて。
弟のように流暢に喋ることは出来ない。聞くことはできても口にするのは難しいと、少女へ掛けた言葉はどの程度伝わったかどうか]

(80) 2010/04/03(Sat) 16時頃

【人】 紐 ジェレミー

 通訳か……残酷なことを。

[グロリアの日本語を男は理解しないが、大体やりたい事はわかる。
口ではそういいつつ、男は哂ってみせた]

 此処で別々に買われていくか、片方が買われるかすれば
 それで仕舞いなんだよ?
 わかってるのかな、御前。

[そして視線を金の目をした青年へ向ける]

 そして誰を飼うかは、ここの4人の気持ち次第だ。
 もう少し態度を改めたらどうかな、No4?

(81) 2010/04/03(Sat) 16時半頃

【人】 若者 テッド

― 舞台左 檻の中 ―

[「モノ」の響きは人を指してないことは解ってる。
解っていても、まだ、解りたくないとも思ってる。

僅かしか体内に侵入しなかった薬は、まだ身を熱くしたまま]

―― …ハ

[熱い息を一度吐いてから、金色の視線を向け続ける。]

…ッ

[二択しか与えられず、どちらも選べない事も見透かされているようで、ぐ、と奥歯を噛みしめて身を揺らせば
男たちが捉える力が込められて、じゃらんと両腕を、左足を拘束する鎖が激しく鳴った。]

この、悪趣味野郎が。

(82) 2010/04/03(Sat) 16時半頃

紐 ジェレミーは、若者 テッドを見下ろしてにやにやと蛇のような笑みを浮かべている。

2010/04/03(Sat) 16時半頃


【人】 良家の娘 グロリア

[それを伝えたのはただの気まぐれで、少女が彼に懐くのなら、それを眺めるのも面白い、と思ってのことだったが]

 あら、ジェレミー様が手を出されるの?
 なら私は引いておくわ。
 女性を嬲るのは、苦手ですもの。

[そう言って、少女の前を離れる。
No.3をつけた異国の男の方へと今度は歩いていく。
近づけば不機嫌な顔でも見せたか。
笑みを絶やすことはない。
男の顎に手を伸ばした]

 貴方も、気の強そうな顔をしているわ。
 ――でも、とても興味深い。

(83) 2010/04/03(Sat) 16時半頃

【人】 若者 テッド

[薬の処理―――薬で、昂らされたものの処理なんて反吐が出る。扇子で表情がよく見えない灰青の目の女の言葉。
遠くで異国の女へ何かを語りかけていても日本語は解らず]

―――… ッ

[買われれば 終わりだと、告げて哂う男が 憎たらしい。]

俺は今すぐ、てめぇをぶん殴ってやりてぇよ。

[吐き捨てる言葉。
そうそうすぐに態度など改まるはず、ない。

にやにやとした笑いに、また 鎖が激しく鳴った。]

(84) 2010/04/03(Sat) 16時半頃

【人】 紐 ジェレミー

 Msグロリア、引いてばかりではお目当てを逃すよ?

[異国の少女の傍を離れる様子を見て、男は声をかける。
間近で鎖の音がする。
男はやはり笑みを浮かべたまま]

 ――残念、それは不可能だ。
 さて御前をからかうのも飽いた
 次はどれを試してみるかな?

[薬の効果を残し、踵を返す。
一度客席からまた舞台の全体を見遣るつもりで檻の傍を離れた。
帰り際、竹刀をその場の男一人に渡して**] 

(85) 2010/04/03(Sat) 16時半頃

紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 16時半頃


【人】 若者 テッド

ッ、こ の ―――!

[飽いたと離れる男の背を、ぎろりと睨んだ。
けれど、立ち上がる事も出来ないまま 無様な姿で
手枷の先、両手をぐっと握り締めた。

檻の間近まで歩み寄ろうとすれば
ぐ、と首元に竹刀が横に入りこんで呼吸を奪う。]

かはッ…、 ――― 。

[すぐに力は緩むが身体は脱力してその場に落ちる。
それでも、火照る身体は 覚めない。
近くに吐きだした薬品が渇き始めているのが見えた。]


――― …ッ。

(86) 2010/04/03(Sat) 16時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

 あら。
 言ったでしょう? 私は女性を嬲るのは苦手なのよ。
 それに彼女が欲しいわけではないもの。

 黒髪は綺麗だけれど、ね。

[かけられた声にふわりと笑んで見せた。
目の前、異国の男を眺めて]

 啼いたら、とてもいい顔をしそうだけど。
 そんな風になるにはまだまだ教育が必要そうね、貴方も。

[顎へ伸ばした手を頬へと辿り、指先でかかる髪を弄ぶ]

(87) 2010/04/03(Sat) 16時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

ちがっ……、っ、
僕は、 お嬢さん……じゃ、
女じゃなっ

[精通? 処女? 芋虫の不気味な蠢きに切れ切れになった思考には意味までは浸透しない。
最早グロリアの指先も新たなイキモノとしか認識できず、ただ性別に対する言及にのみ、紛れもない少女の高い喘ぎで反発する。]

ぁ……ねが……。
これ、いゃ……だ っ

[我慢なんてできるわけがない。先ほどから必死で振る頭。銀糸の先から汗が飛び散る。
この声が一層周囲の温度を上げるようだと気付くと、必死に奥歯と下唇を噛み、高いそれを殺そうとした。]

……んっ……く そ、
気持ち よくな……んってっ……!

[それでも時折身動ぎとともに甘ったるさを孕んでしまう。
少女はそれすら、同じ奴隷の青年の劣情を煽ることは知る由もない。]

(88) 2010/04/03(Sat) 17時頃

良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 17時頃


【人】 若者 テッド

[少年だと思っている人の声が、高く少女の声に似て。
子供が奴隷的扱いを受けている事にも
それを見て楽しんでいる奴らがいる事にも

そしてそんな声を聞いて、何も出来ない自分にも
更には、熱くなる自分の身体にも

――― 無力さと 業腹が刻まれていく。]

… っく、

[堪える声は何度も噛みしめて、飲み込んでいく。]

(89) 2010/04/03(Sat) 17時頃

良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 17時頃


【人】 小僧 カルヴィン

虫、だと……!?

[アイマスクの下で葡萄酒色を瞬いた。
反射的に背を反らせるが、拘束具が一際大きくジャリッと啼くだけ。
いよいよ這い上がる嫌悪感に追い詰められ、]

やめッ ……ァ、や ……!

[無様なポーズをとらされたまま、閉じぬ口から涎を垂らす。
顔面を蹂躙していた一匹が、その口腔に侵入してきた。
金釦のように吐き出そうとしても、今度は舌に口蓋にへばり付いてくる。]

(90) 2010/04/03(Sat) 17時頃

【人】 若者 テッド



――― やめろ、やめてやれよ…ッ!


[あんな 子供に、と。続く言葉は飲み込んで。

檻の中で言っても無駄だと
解っているけれど言わずには居られない性格だった。

ぎちりと下半身で誇張してくるものは明らかに耳から入る声のせいで、熱が覚める事を忘れさせる。

首を振れば、茶の髪の後ろで縛った短い尻尾も揺れた。
目を瞑って視線を逸らそうとすれば取り囲む男が
頬をごつい手で掴んで、ぐりっと視線を中央へ向けさせる。]


―――― …!

[半眼にしても間に合わず、飛び込む光景に 息を呑んだ。]

(91) 2010/04/03(Sat) 17時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 17時半頃


【人】 若者 テッド

(虫が)
(女が)

[閉じる事を忘れて、舞台の中央で繰り広げられる光景に目を奪われてしまっていた。こくん、と生唾を飲みこむ。]

ッ…

[視線を逸らそうとすれば男が力で言うことを効かせようとするから、目を閉じようとすればわざとらしく竹刀の先で腿の間を強く刺激される。]


―――ッ!


[悪趣味だ。
何度も抱く 思い。

悔しさの滲む表情で舞台を見ながらも、冷めない熱を沈めようと務めるけれど、即効性のある薬は微量でもよく効いているようだ。**]

(92) 2010/04/03(Sat) 17時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 17時半頃


【人】 良家の娘 グロリア

[中央から聞こえる声。くぐもった様に聞こえ始めたのは、虫が入り込んだ所為か]

 苦しそうね。
 喉に詰まらせたら、大変だわ。

[異国の男から手を離し、寝台へと近づく。
頬は紅潮していて、芋虫の与える刺激は少女には丁度良さそうだと思い]

 ふふ、虫が、溺れてしまうわよ?

[そう言って咥内の虫を手に取った。少女の涎に塗れた芋虫を、鎖骨の上へと乗せると、そのまま胸元へと痕を残しながら這っていく]

(93) 2010/04/03(Sat) 18時頃

良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 18時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 18時半頃


若者 テッドは、小僧 カルヴィンの口から虫が取り出されれるのが檻越しで見ていた**

2010/04/03(Sat) 18時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 権利、じゃないよ。
 ボクが聞きたいから聞いているだけ。
 ――そう、No,3が気になるの?キレイな顔しているもんねぇ。

[>>79四つん這いの女の視線がNo,3を掠めたのを目聡く気づき、やはり椅子に座った侭視線をNo,3へと向ける。
 階下から、自身を「お前」と呼んだ男。
 足の先から頭の先まで、じっとりと眼線を這わせてから、またNo,1へと視線を戻した。]


 あの子は随分生意気なんだよねぇ。
 自分でお願いしてご覧?

[くすくす笑いながら言葉を投げつつ、視線は虫這わす少女へと、檻の中で吠える青年へと、また別の品物へと。]

(94) 2010/04/03(Sat) 20時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 20時頃


【独】 良家の娘 グロリア

―追憶―

[物心ついたころだった]

 お父様、何をしていらっしゃるの?

[父親と二人できた別荘。夜に見たその光景。
女性が一人、父親と共にいた]

「グロリア、ちょうどいいところに来たね。こちらへ着なさい。紹介しよう』

[不思議に思いながら、近づいた。女性は衣服を殆ど身に纏っておらず]

 おとう、様?

[彼女と一緒に湯浴みをなさい、といわれて、従った。
湯の温度は丁度よく、けれどもバスタブは狭いために女性と肌が触れ合い、そのたびに彼女は声をあげた]

(-9) 2010/04/03(Sat) 20時頃

【独】 良家の娘 グロリア

[それから、幾度か別荘に行くたび、同じように湯浴みをした。その度に、女性は違う人で、同じように声をあげて、そして身体を触られた。

11を過ぎたころ、羞恥が芽生えた。女性と共にすることは問題なかったが、父の目が気になり、恥ずかしそうに俯く]

「恥ずかしいのかい。では、私も一緒に入ろうか」

[そう言って、膝の上に乗せられる。
知識はあったが、『父親』がそんなことをするとは思えずに、最初は、耐えるだけだった]

 や、めて、お父様。くすぐったいわ。

[膨らみ始めた胸。それを撫でられれば身体は反応する。
女性は父親に抱かれようと手を伸ばし、父親の上二人横たわるような形になれば、いやでも身体は密着した]

(-10) 2010/04/03(Sat) 20時頃

【独】 良家の娘 グロリア

[12を過ぎると、女性がおらずとも父親は肌に手を伸ばしてきた。
厭だと思ったけれど、触れられれば身体は反応して、すぐに紅潮する。
いつもと同じ、キス。
頬に寄せたそれは、気づけば口許に。
その次は舌が入り込んできて、更にその次は咥内を這い回った。
体が熱いと、父親の肌に手を伸ばす。冷たくて、気持ちよかったから]

 お父様、体が、熱いわ。

[撫で回される体。摘まれる胸の小さな突起。下肢に伸びた指はいつかそこへと入り込んで――]

(-11) 2010/04/03(Sat) 20時半頃

【独】 良家の娘 グロリア

[いつしか自身は、父親の『作品』になっていた。
初めて『抱かれた』のはハイスクールで付き合った同級生。

けれども、知ってしまった。

自分がそれで満足できないことに。
初めてだったからだと言い訳をして、そのときの彼とはしばらくして疎遠になった。

父親が手を出してきたのは、18の時だっただろうか。
母親は、その事に頓着しなかった。
いつから気づいていたのか、それでも家名に傷がつくからと離婚はしていない。

弟であるルーカスが、母親とどういう関係だったかはわからない。
そして自分も、父親が好きなわけではなかった。
――ただ、身体が欲する]

(-12) 2010/04/03(Sat) 20時半頃

【独】 良家の娘 グロリア

[そして結婚したのは22の時だったか。大学卒業と同時、父親から旦那になる男を紹介された。
50歳。こちらを見る目はどこか下卑ていて、その晩に抱かれたことも、余りいい思い出ではない。

父親が約束したのは『いい作品が出来たら、お前にやろう』という口約束。
作品とは自分のことで、けれどもそれは父親にとっての『いい作品』で男にとってのものではなかった。

結婚して、貞淑な妻を演じた。夫婦生活は満足する振りをした。自分が欲しいのはこれではない。
旦那が亡くなったのは、事故。自分は息子に引き止められて無事だった。
大破した車の中から、旦那だった男と、愛人がみつかった。
いつもの運転手はおらず、わき見運転が明らかな惨状。
相手がいなかったことが幸いだと、事故の詳細は伏せたまま告別式を行った]

(-13) 2010/04/03(Sat) 20時半頃

【人】 本屋 ベネット

―舞台―
[不愉快だ。不愉快で堪らない。
この、茶番とも呼べない不愉快なグランギニョールは何なのだろう。
だからこそ表情は不機嫌の極み。
『Prince of Jade』と自分を呼ぶ女の事を彼は知らないままだ。
ジェイド。母が己に気紛れで付けた仇名もそれだった]

…『それは、どうも』

[金の髪の女の手が伸びてきた。
頬を撫でる手。髪を払う指先。
生温く、滑らかで、柔らかな体温と肌。
気持ちが悪い。酷く不愉快だ。
ゆっくりと離れて行く感触。

肌の上に残る熱が酷く不愉快。

3、と自分の数字を呼ぶのは異装の男。
睨んで視線を向ける]

(95) 2010/04/03(Sat) 20時半頃

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