204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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[一緒に居間に行き、バーナバスの隣でスープを飲む>>23。 食べながら話を聞き、自分からも少し話をすることもあった。 保護者が席を立てば、一緒に席を立つ。]
分かった。
[早く寝ろというバーナバス>>26に頷いたが、本心はもう少し起きていたい。 あのニコラが、昔遊んだニコラなのかも気になるし。]
でもさ、なんだかちょっと楽しい。
[普段はこうして他の人と一緒に過ごすことがない。 滅多にない機会が、少し楽しく思える。
時々忠告を受けているが>>24、衝動を感じたことがない故の、無邪気な感想を保護者に零した。]
(35) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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[ディーンが同族なのは知っているから、 それとなく気にして見ていたが >>24 その場に居たバーナバスとプリシラの組あちらもまた――保護者として似たような不安を抱えていると、フランシスはまだ知らない。
フランという愛称については早く慣れなくては、と思うが 同族たるを知らぬまま、情報交換と、世間話など、して――]
(36) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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へぇ…………道具は扱える? あゝ でも はたから見てもそう言う……… 逆に 無邪気に 衝動からも遠ければいいんだけど…………
………………うっ
[同じ 獣だと知らなかったとはいえ 昨日のことを思い出すと …………空腹に温かいものと 躊躇する気持ちで葛藤するのが滲む]
(*38) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2014/11/15(Sat) 22時頃
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― 三階/個室 ―
[眠っている間に夢を見た。
懐かしい夢を。
――家族の中で、ひとり、ちがっていたことを。
心配性で過保護なフランシスの手を嫌がらないのは、 その暖かさが心地いいからだ]
……ん……
[ぼんやりと、眠る前に鳥が苦手だと話していたことを思い返す。 温泉を使う前に眠ってしまったけれど、彼らはどうしただろう。
のそのそと、身を起こしてぼんやりと部屋の中を見渡した]
(37) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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ー 一階 中央 ー
まだまだ止む気配 ない か
[寝藁の上に座り 防寒具をかけた両膝立て その上にくってり 頬杖をついてぼやく 起きた時同様 ゆるく首をふった]
ーーー顔洗って 弓の練習
[己の生きる糧がさびぬよう 今日に最初にやることを決めれば 立ち上がり 防寒着に改めて袖通し
ふと 昨日受け取ってしまったタオルと 別の布 二枚つかんで一度温泉へと消え 別の布で顔を吹きながら ニコラのタオルを 広げながら戻る]
(38) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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道具はつかえる、のかも。 ノックスさんが小物作ってる人だし、教えてる?かな……
そうだね……ニコラは、そういうの感じさせないままだと、いいな……
[葛藤が滲むのに、小さく笑う気配]
うん、じゃあ、もってく。
(*39) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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―団欒の後、3F個室で29>>―
[個室で、ベッドの横の椅子に腰掛けながらも 歌わぬのに、どこか不満げな口元に、苦笑して>>29]
すこしだけなら 漏れない、かな……?
[言い訳のように呟いて、子守唄を、囁き声で紡いだもの。 眠るのを、見届けるまで、そっと、そっと。]
ドナルドも、休んでおくんだよ……?
[いつもよりずっと控えめな歌の合間、そう謂って。 けれど自分が寝台に入るのをすっかり忘れた。 >>31>>37ラルフが起きたとき、椅子の上で転寝をしている姿が、あった。]
(39) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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/* 転寝慣れしてそう
(-12) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/15(Sat) 22時頃
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― 居間 ―
[温かいスープを配る。 手渡すとき、指が触れるだけで少し落ち着かなくなるのは 触れてしまった、という緊張感。 触れることは"怖く"はないのに、 "許される"かわからなくて、不安になる。
テーブルの上にも置いて、配り終えればまた最初の壁際におさまって おとなしく、飲んでいた]
………――なにそれ
[ペチカがごう、と音をたてる。 パチパチチリチリと紙が燃える音がした。 薄い紙。インクの焼ける匂いがして、もうスープのいい匂いなんてわからなくなってしまう。 ほとんど飲み干していた器を床に置いた。 手が震えて、持っていられなくなると思って 今すぐ、この場から出て行きたかった、けれど――]
(40) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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そうか 普通の生業………… 狼を祖先に持つ犬 そうであって欲しいね
う…………うん……あり、がと
[ぽつり 小さく滲む]
(*40) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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[周囲を見渡して 家畜を収める柵 それを 数度顔を拭いた布で強く拭って 綺麗になったところに 温かく湿るタオルをかける
そうしてから 寝ていた箇所とは別の藁を束ね 他のわらでぎゅっと縛って
それを三つ作れば 最奥の壁に立てかける …………練習用の的
を ルーツが啄ばむのを ひっぺ剥がす一幕]
(41) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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― 三階/個室 ―
[眠りにつくころ、小さな子守唄が聞こえたのは覚えている。 それを歌ってくれた人>>39が椅子で転寝しているのが見えて、小さく苦笑をうかべた]
もー。フランシスも、ちゃんと、寝ないと……
[起こしたくはないけれど、同じような体格の相手をかかえるのも難しくて。 さっきまで使っていた毛布をそっとかけるだけにしておいた]
フランシスは、休んでて。 俺、スープみてくる。
[ドナルドが眠っているなら声をかけず、起きてるならいってくる、と声をかけて、部屋を出て行った]
(42) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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犬だったら、いいね。 牙がなければ、いい。
[それは、ほかのみんなにも思うこと]
どういたしまして。
これから、降りるね。
(*41) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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―ルビーレッド/夜、3階個室―
[芋と干肉入りのスープで夕食を済ます。部屋の中には3人だけ。 改まって2人の前に座り、荷物の中から小箱を取り出した。>>0:428 大人の手にすっぽりと収まる卵形。ルビーレッドの装飾は所々剥げている。]
……前にも話したと思うけど。 これは、僕の―――哀しみの卵だ。
[切り出した言葉は硬質な声。 触るのは厭わない。
販売品と異なる材質はヒトの皮膚。10年弱の年月が皮膚の色を樹木色に変えていた。骨の枠、心外膜の内張り、髪の糸、血の装飾。]
どんなに想って居ても、どんなに一緒に居たいと願っても――…
衝動に負けてしまえば、おしまい。 肉を裂き、温かな血で喉を潤し、柔らかな内臓を食んでも……満たされるのは、その時だけ。
(43) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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幸福は――続かない。
せめてと思って遺しても、あの人は――…
[愛しい2人の肩を掴み、胸元に引き寄せた。眉を顰め、きつく瞑った瞳の端に雫が浮かぶ。]
…――もう、笑わない。抱き締められない。温もりを感じられない。
何処にも ……いない!
[久し振りに強く感情を発露した。 情けない姿を晒しても、古傷を抉っても、愛しい2人を失いたくないから。このままの2人で、居て欲しいから。]
(44) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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―2F・居間― [大勢の他人と一緒にいることがなんだか楽しいと言われて、小さく笑みを浮かべた。>>35 本来なら、もっと長い時間を大勢の人と関わって生きるのだ。 普通の人間は。]
こんだけ賑やかならな。楽しいだろうよ。
[それを許されない事情に、目を背けることは出来ないまま、わずかな罪悪感とともに呟く。]
他人と関われないのは寂しいか?
[問うても詮無いこと。 分かっていながら、聞いてしまった。]
(45) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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……吹雪に閉じ込められた、人の多い山小屋だから、僕との約束を決して忘れないで。
自分の中で、何かおかしいと思ったら、必ず僕に教えること。 気になる人が居たら、教えること。そうして、近寄らないこと。
[荒いだ息が心音が、平静に戻る頃には、柔らかで温かいいつもの笑みに戻っていた。力を緩め、抱き締め直す。]
……ニコラ。折角友達が出来たのに、ね。 大丈夫。2人は僕が守るから。 もし――悲しい結果になったとしても、大丈夫。
ずっと、ずっと……一緒だから。
[離れることなく。僕の腕の中に、居て。 グレーとシノワズリの瞳を覗きこむフロスティブルーは懇願めいて。*]
(46) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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それに 犬なら 人間とともにありたいって 集うのもよくわかる
嗚呼 そうか きっと犬だからだ きっと何も起きない ここは 犬の群れと人間 ……ーー狼は静かにしていよう
………………的は作っておく
(*42) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/15(Sat) 22時頃
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[立ち上がり、置いたばかりの器を拾い上げて炊事場へ。 途中同じように空いたものがあれば拾い上げたりもして。
片付けはやる、って言ったから。 スープをもらった以上やらなきゃ、と残ったスープの番もしながら食器を洗い始める。 シャツの袖がぬれてしまったけれど、捲り上げる気にはなれなかった]
……馬鹿
[冷たい水で指が痛い。 火のはぜる音と、水音と、外からの音が混じって なんだか、目がまわりそうだった]
(47) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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― 居間から一階へ ―
[居間に下りたときにどれだけの人がいたか。 その場にいる人に軽く会釈をしてから、炊事場のほうへと向かい。
保温されていたスープは、まだそこそこ残っているようだ。
それをくるりとかき混ぜて、コップと、木の器にそれぞれスープを注いだ]
ん。
[味は変わっていないのを確認して、コップのスープを飲み干し。 器だけを手にして居間を出て行く]
(48) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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ああ、犬なら、そうだね。 人と一緒にいられる、からこそ、かな……
静かにしていれば、犬は犬のままでいられるよね。
きっと、だいじょうぶ。
わかった。 俺も、いまから降りていく。
(*43) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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― 2階・居間 ―
[>>0:715触れたら、最後だ。 誰かの体温と自分の体温が混ざり合って境界線を失う。それは忌避すべきことであり――求めてやまないことでもある。 その一線を越えれば、望みが叶うのだろうか。提示された可能性に、ディーンの汚れた指先がひくりと震えた。
>>0:722重荷でもなければ迷惑でもない。返すべき言葉を吐き出せないまま、ディーンは去り際、一度だけノックスを見た。 問い掛けへの返事はしない。弱っているなどと、シメオンの居る場所で認めたくはない。 ――例え彼の指摘が事実であろうと。]
(49) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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[そうしてペチカに文章を書き記した紙をくべて、振り返った時。 >>0:712シノワズリの双眸が、こちらを見ていた。 ディーンは僅かに眉間の皺を深くする。 不快というより、困惑。 無言のままこちらを見る瞳に、腹の底までを見通されそうな。]
――……見ないでくれ。
[普段よりも低く淀んだ声を苦しげに吐き、ディーンは彼からも視線を逸らす。 逃げてしまいたい。しかし、>>0:722そう、シメオンのよそったスープがある。 >>40テーブルの上に置かれた、一番具の少ないものを選んで、ディーンはスープに口をつける。>>47小さな呟きは、耳には届かなかった。]
(50) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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―― 三階 ――
[ラルフが別の扉を叩く間>>2に ドナルドも別の扉を叩きフランシスを探す。 呼ぶ名を持つその人が扉の向こうから姿現せば>>0:721 ほっと安堵したような表情でもう一度彼の名を呼んだ。 彼の言葉の後、ラルフが言葉返す>>3を聞き]
俺は味見しかしてないけど ラルフは鍋の番頑張ってたよな。
[にっと笑いながら軽い調子で返し 詫びるフランシスに気にするなという風にゆると首を振るう。]
アミュレット、選んでくれたんだ。 ……楽しみ。
[耳元を掠める指の甲にくすぐったそうな吐息が微か甘く落ちる。]
(51) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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[フランシスから同族が居るらしきを聞いた時から 彼の中にそれが懸念としてあるのだと理解していた。 けれどこの保護者ほど深刻に考えていないのは 未だ同性にそのような感情を懐いた事がないから。 経験の差が顕著に出た結果ではある。 下に、とフランシスが促す>>0:734にこくと頷く。]
――…だな。 せっかくのスープが冷めちまう。
[細工師の名が紡がれるを聞き ちら、と一度バーナバスの方に視線を向ける。 目があえば軽く会釈だけを向けて やはり自分から積極的に人に近づこうとする傾向はないまま。]
(52) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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[部屋についてラルフ>>3が言う事に異論はないよう。 あいていると示された部屋に視線向けて頷いた。]
あー、荷物もってくれば良かった。
[外套を置きにゆくをみてぽつと零す。 心配そうなフランシスの貌>>0:745に ドナルドは小さく肩を震わせる。]
――…別に
[楽しくない、と言えば嘘になるから短い音のみ零して]
雪が止めばすぐ離れる。 きっともう会う機会もなくなる。 旅で会ったひとたちと同じだよ。
[違うのは同じ血の性を持つことくらい。 心配するなという風にフランシスに言葉を向けた。*]
(53) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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[弓を引き絞る 兎を仕留めた時同様 ルーツは防寒着の前を寛げ そこへ押し込む……防寒のためではなく そうでないと 動き回り 最悪 矢を当ててしまいそうで
…………一本 二本 的に正確に刺さる 人の気配 感じれば手を止めた]
(54) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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― 一階 ―
[階段を折りきったところで、弓の音が聞こえた。 ゆるりと瞬きをひとつ、音がしたほうへと向かえばフィリップがいるのが見えて]
弓、すごいね。
[声をかけながら傍らへと近づく。
二階より寒い一階では、スープの湯気がほわりとゆれ]
あ、スープ持って来たよ。
[はい、と差し出した。 断られることは考えていない]
(55) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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間違っても 犬や犬の飼い主を噛んだりしないよう なに 雪がやむまで…………
[集中し研ぎ澄まされるのと 普段に戻るのを 二度ほど 繰り返す]
…………俺たちのこれって しられない方が 良いのかな
俺は 狼だって何回か言ってるけど…… ラルフ 君は違うのだろう?
(*44) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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うん。 うっかりかんじゃったら、きっとたべたくなる。
……雪がやめば、いいのに。
どう、なのかな…… ああ、でも、――俺、フランシスにも、先祖がえりって、伝えてないから。
知られないほうがいいかも……
[心配性な保護者に、心配をかけたくないと、ぽつり]
(*45) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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