3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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/* …ジェレミーと 一言も話せて いない 気がする。
(-112) 2010/03/03(Wed) 17時頃
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――せんせ 、が 鬼を…つれに、 いく って
…… ――
――、…
[みんな、 なにかの、 力を]
(*152) 2010/03/03(Wed) 17時半頃
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[――つれていく。つまり、一緒に、 あの闇の中へ]
(*153) 2010/03/03(Wed) 17時半頃
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――、 … わからない
[鬼でも。 と 謂った言葉の意味も] [鬼を連れて行く と謂った言葉の意味も]
(-115) 2010/03/03(Wed) 18時頃
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わか、…らない…
[首を、横に振るような気配があった。]
(*155) 2010/03/03(Wed) 18時頃
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―木の下―
[――どれくらい、そうしていたろうか。 遠く、澱んだ風の揺らぎに乗って、 花の香りが漂った]
――……ぁ 、…
[何処か緩慢な動作で顔を向け、見上げた。 薄紫の奥に、微かな闇色が揺れる。 ――揺れる。 ――ただ揺れた。]
……――ドナ、ルド。
[小さく名前を呼んだ。 腕が重い 気がする。]
(300) 2010/03/03(Wed) 18時頃
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― 木の下 ―
……―…、
[緩く、ひとつだけ瞬く。 花の香りは、何処から来るのか。 嗚呼、――何処かで。]
…、――、 俺、
[どうした。どうしたのか。問われて、 ほんの少し腕が動いた。 濃紺が近づく。
――不意に。 揺れた左目から、一筋雫が落ちた。]
(304) 2010/03/03(Wed) 18時半頃
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――さみしい のは 。
(-119) 2010/03/03(Wed) 18時半頃
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[――乱れた意識で、捉えられない]
… ないてる … ケイト …?
[――バーナバスの様子がおかしいのにも、まだ。]
(*167) 2010/03/03(Wed) 18時半頃
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…―― ?
(*174) 2010/03/03(Wed) 18時半頃
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――…すき、
な、
[――、空白。]
……、…どうした、… また、何か?
[必死な様子に、怪訝そうな。]
(*181) 2010/03/03(Wed) 18時半頃
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― 木の下 ―
[(さみしい)]
…、――… ――
[指が触れ、体を退くことも忘れたように 呆然としたような表情が 泣くのを堪えるようなものにうつりかわって、俯いた。
一方的に置いていかれた言葉と想い。 己が縋るように宛てた一言。 自分によく似ている少女。 帰れない。半端者。
――さみしい。腕がうまく動かない。]
…、…―― 、… ぁ、いたか、…
[声は掠れた。]
(313) 2010/03/03(Wed) 19時頃
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奏者 セシルは、ケイトのわらい声を聞けば――奥の闇が揺らぐ。
2010/03/03(Wed) 19時半頃
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― 木の下 ― [返る言葉に、薄紫がひとつ、瞬く。 うつ向けていた顔を上げる。濃紺が 見えた。揺れる。]
…――、… 俺、は 鬼、で
[――帰れない。]
――鬼に、…なりきれ、ない、鬼で
[――帰れない。 だから帰るという言葉に追い詰められた。 差し伸べられた手を、見る。]
…――、… …
[――躊躇った後。 ひどく恐る恐る、指先を丸めた手を伸ばした。 ――追い詰めたのはスティーブンで、背を押したのも、彼だったのかも、しれない]
(328) 2010/03/03(Wed) 19時半頃
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―木の下― [どこかかなしげな少女のわらいごえが聞こえる。]
…、――――
[――裡に揺れる。 今。ただ、それだけでもと、思う。 先を見るのは、――さみしい]
…、っ……
[手を絡められれば傷をつけると躊躇いながら、 抱き締められるならびくりとするが、そのままに。
ドナルド、
と詰まる声で呼ぶ。 顔を俯けると、もう一筋涙が落ちた。]
(344) 2010/03/03(Wed) 20時頃
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―木の下― [―――先、が見えない。 かえれない。半端者の鬼も。 彼に重さを背負わすだけだろうに。 それでも。
―――ケイトの声は苦しげで哀しげで ―――何処か“先”を思わせる。 ――思わせる。]
…、―――何、 … ……後悔…?
[眼を合わすようにしてくる相手を濡れた薄紫は見る。 少しだけ身を退くが―――逃げなかった。
唇は、触れただろう。]
(359) 2010/03/03(Wed) 20時半頃
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―木の下>>366―
…――、……ん
[触れられるのに、眼を反射的に閉じた。 ――少しの距離。くらい濃紺を見る。]
……
[語られる過去に、耳を傾けた。 酷く重い、痛みの過去。 ――嗚呼、だから、と、思うところも、ある。]
――助けて ほしい か…。
[少し、眼を伏せた。]
(378) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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(だれも、)
[分からない。謂わなければ分からない。 当たり前のことだ。 鉱石の指先が、布を、掴む。]
…、――…… 上げられた手は ……、殴るから
[ぽつり、と呟く。]
…―― …苦手なんだ
(379) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/03(Wed) 21時半頃
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― 木の下>>387 ― ……――
[俯いた。苦い笑みに、眼を伏せる。]
…――触、…
[さわるな、と謂い掛けて 柔い言葉に動きは止まる。 触れれば切れる。血が見えたなら眼を瞠り それから眉を寄せた。]
…… ばかだな ……――、…本当に、… ばかだ。
[指をきつく握る。血が付いていたか。]
だめじゃない、…でも ――きずつけるのは、 怖い
(390) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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― 木の下 ―
……――今更でも 莫迦は、莫迦だ。
[笑われれば、漸く睨むことも、 できる様に。]
…、分かりやすい、って なんだ。 ……――違う意味? ……何か、別の 異変が……
[――近づく顔に思わず眼を閉じる。 唇に触れた、びくりとし、少しだけ離れる。]
…、 な、ん……
[――うろたえる。二度目、だったか、否]
なんで、……、おまえも、…、先生も、…――
(412) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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――…、
[声が。]
…ヘクターは、 もう いないのに
[――帰れる?帰れない。 かえ…― い―]
(*225) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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……それでも、 送るのでも。 ……ケイトは、…
見つけてやり、た… ――
(*234) 2010/03/03(Wed) 23時頃
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― 木の下 ― [苦笑に、困ったような顔をした。 笑っていない、のは 何故、と]
…、…何が。
[詰まる距離に驚いて、手を後ろについた。 見上げれば顎を捕らえられて訝しげに]
何、を。予防って、な――、…
[―――言葉は途中で途切れた。 口付けに塞がれ、飲まれ る。思わずといった態で掴んだ腕が少し切れた。――蕩ける。]
ッ は…、 ドナ、待っ… …
(437) 2010/03/03(Wed) 23時頃
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――、消える……
[嗚呼、と 遠い眼を して。]
(*245) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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―木の下―
――ぁ、…、っ、すま、…な…
[切れた、と――動揺した眸が揺れた。 動揺だけではない、それは。]
…、―― いろいろ、 じゃ ない だろ…
…俺は、
[上がった息が混じる声。 曖昧な表情に。 ただの冗談だったといわれるほうが、余程。 嗚呼、多分。おかしいのは此方もか。 顔を近づけて、唇に唇で触れた。]
(473) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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/* なん
だと……
ディーンどうした
(-197) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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― 木の下>>485 ―
…、――…
[囁きに僅か眼を見開く。 薄紫の双眸は濃紺を映して]
……、傍に、
[鉱石の手で、触れかけて、まだ、 傷つけるのを怖れたように、少し退いた。]
…、――
[此処から、問題は。 かのスティーブンに遠めに見られていたこと。 バーナバスとグロリアに目撃されていたらしいこと。 ――自分のしでかしたことに うろたえながら赤くなる番ではあった。]
(494) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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―木の下―
――……!!!!!
[足音。それはもう、慌てたように、 立ち上がろうとして 失敗した。]
(500) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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ッ、 …!!!!
[動揺が漏れた。]
(*249) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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―木の下―
[口付けた、何をした、気の迷い、 いや、あれは、きっと。 眼が回るように、赤くなって視線が彷徨った。]
だっ、…! … い じょう 、 ぶ、だ…
[バーナバスに答える。>>503 文節がおかしかった。]
(505) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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……――?
ディ、ディーン…?
(*254) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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