47 Gambit on board
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…この場に、学び、扱い方を試されるべき両殿下はおられぬ。
[起き上がるベネットへ、相手が違うと繰り返す]
頭を選ばぬまま嘴同士で無為に打ち合い、傷つけ、摩耗していてはいざ餌を前にしても無用の長物となろうが。
[手袋の手を上向け、水を受ける。 濡れそぼつ合皮の匂い]
生憎と、私は軍人なれど文官でしてね。 国力を削ぐ争いは主義ではない。
[もう聞こえないだろうイアンへは、唇の端を上げてみせた]
(23) 2011/03/30(Wed) 00時頃
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―階下― [階下へ赴けば庇の下、雨のように降る水の向こう側に、 身を起こす姿と、向かい合う2人の姿があったか。
救護兵に収容されるキリシマの体に必要なものが、 医療であるのか、メンテナンスであるのか どちらとも知れなかったが、第9師団の者であれば心得ているだろう。
恐らくは大事はない、と思われるが――。 その姿を見送る前に、意識はもう一人の気配へと]
――…かと、言って、 剣で語るは愚策であろう。
[>>22聞こえた言葉にぽつりと零し、 彼らの近く、歩み寄ろうとすれば、滴に濡れた。]
(24) 2011/03/30(Wed) 00時頃
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/* まぁ、乱戦なのかなーとおもうの、で 厳密には決まった人物と対峙、にはならない記がしますが。 どうですかね?
(*5) 2011/03/30(Wed) 00時頃
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――……何故。
[襲撃した事が知れたのか。イアンを拘束する旨の声。 単純な疑問が湧き。 責めるでもなく、問うように鳶色を見た。]
(*6) 2011/03/30(Wed) 00時頃
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/* 和平路線だが軍備を今すぐ解くわけには行かない立場で 何を行動すりゃいいんだろうか、な…
己は剣は本当に必要なくなったときでないと捨てないぞ。
(-17) 2011/03/30(Wed) 00時頃
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/* >>24 あまやどりディーンかわいい
(-18) 2011/03/30(Wed) 00時頃
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らしい、か。 誰がそんなこと、言ったんだ。 様もいらん。同年輩で同職位なのにおかしいだろう。
[子供の時分とはいえ、泣いている姿を見せたことなど、1度か2度程ではなかっただろうか。 よく覚えてはいないが、その時も随分と派手に言い争いをした挙句だったような気がする。 幼少の時分から強気な性格は大して変わらなかったので、泣きだした事にナユタが(失礼なことに)少なからず驚いていたような、うろ覚えの記憶がよみがえる。]
そうか、つまり制御と情緒には些か問題があるようだな。 そっちの不具合は私よりもチャールズ師父の得意分野だし、丁度そちらにおられるようだから心配ないな
[肉体的な、と言った言葉にはそう返した。]
(+7) 2011/03/30(Wed) 00時頃
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/* ピュアBOYwww ただのアホの子なのに。
(-19) 2011/03/30(Wed) 00時頃
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[くぐもった声に振り返る。 なんと、言っているのかまではわからない、けれど 薄灰は問うように、此方を見ている。]
……………知りたい、のです。
[テラスでも口にした言葉を繰り返す。 そうして、鳶色をかすか細めて。]
(*7) 2011/03/30(Wed) 00時頃
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試されるべきは、両陛下のみでは無いと心得ます。 傷つけられて、そこで手折れるような鳥では。 理想など、成し遂げるものでしょうか。
[身を起こし。 そのまま立ち上がらずに、ぱしゃりと濡れた地面に触れ。
ぱきり
冷え冷えと。 手の先から、速さを伴って水は氷へと質を変える。
その塊は、己とイアン、それ以外の。 水を踏みしめる全ての者の、足元を固め取ろうと広がっていった。]
(25) 2011/03/30(Wed) 00時頃
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[一人、二人と姿が増えていく。 ユ=シハが何か言っている。のはわかっても もう、何を言っているかまではわからない。 ハミルトンの言葉も、同様に。]
[聞こえていれば、ただ、一言 ”軍人ですから”と笑っただろう、けれど。]
[細かな水滴が降りしきる。 能力が低下するなとも思いながら、 槍を構え、現れる人々の間合いを見る。]
(26) 2011/03/30(Wed) 00時頃
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[手袋を外し、重ねて]
(私が忠誠を誓うのは、亡き陛下。 (私の見る夢は陛下の夢。
[老兵に、示せる覚悟など]
新しき世を見極めんとする眼差しは、羨ましくもあるがな。
[白い手袋はイアンへと投げられる事なく、その場へ落とされた]
(27) 2011/03/30(Wed) 00時半頃
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負傷者と、拘束を受けた師団長の中に無実の人もいる。 既に意思を表明していた者も含め。
現状が会議の体裁としてどうかはさて置いて、 何も本当に俺達だけになった訳でもない。
[早足、ヘクター>>18にはそう返し。
――同時、それで済めば話はまだ早い、とも。]
(28) 2011/03/30(Wed) 00時半頃
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/* 戦闘楽しそうだ。したかったなあ。 しかし、ベネット、イアンには能力相性により絶対に勝てないのだった。
なゆたに こうかはばつぐんだ
(-20) 2011/03/30(Wed) 00時半頃
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生半可な覚悟ではないと言うのなら、止めて見せて下さい。
[>>5:214耳に残るは、覚悟を口にした者の言葉。 中庭に、姿を現していただろうか。
氷の戒めは、力の限りで振り払えば割れ溶ける程度のもの。]
――……。
[視線は一度、鳶色を見る。 そうして。
共に落ちた刀を拾い上げれば、中庭の奥、庭園の方へと身を翻した。]
(29) 2011/03/30(Wed) 00時半頃
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真面目? ボクは当然のことを言っているだけです。
能力の暴走が珍しくなくても。 一兵士と師団長では別です。 重傷者、死者をだしてからでは遅いです。
[第一皇子>>@2の内心など、元々鈍いのもあって察しようが無い。 鉄格子越しにまっすぐ見つめたが]
………――。 はい、どのような罰でもお受けします。
[罰を与えるとの言葉に目を伏せ、頷く。]
(+8) 2011/03/30(Wed) 00時半頃
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― 階下 ―
[まるで雨のように吹き上がった水が降る中。 落ちた、或いは飛び降りた面々を見る。
混戦のなかで聞こえた、御託はいい態度で示せと 同じ意味の声を聞いて、握る剣を鞘から抜き放った]
見たいのならば、見せてやる。 これが己の覚悟だ。
[抜いた剣を両手で振り上げ、横に振り払う。 剣が壁にめり込んだところをずるりと押し付け、 こすり付けるように引き、刃をぼろぼろと壊す。
護るための剣には、刃はいらないのだ、と]
(30) 2011/03/30(Wed) 00時半頃
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[かがみ、地面に手をつく]
[―氷の広がる、軋み]
さて。 ランドルフ皇子殿下のみで理想は成し遂げられまいと、私は思っておりますが。
[たとえ15の師団すべてが団結しようと、柱は二本、必要]
[着いた地面に音を放つ。 凍らぬ水は躍るのみ、凍ったものは――己を中心に、音の響く範囲で粉々に破砕していく。
さながら円形を描いて、下から上へと舞いしきる雪]
(31) 2011/03/30(Wed) 00時半頃
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/* えー。 まじで。
己か…wwwwwwwwwwwww
(-21) 2011/03/30(Wed) 00時半頃
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ミケは、拘束を破壊すれば庭園へ駆ける*
2011/03/30(Wed) 00時半頃
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[広がる氷の足枷。ユ=シハの手から 落ちる重なった手袋。 何か、口にしている言葉は、届かない。]
……………残念です、 ユ=シハ師団長。
[立ち上がる薄灰の視線を受ける。 視線の意味………一つ、頷いて見せた。
彼の言葉に対象になるもの以外が 追うのならば容赦しない、と。]
(32) 2011/03/30(Wed) 00時半頃
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僕もです。 貴方とも、もう一度切り結んでみたかったのですが。 ――……武運を。
[返った声に、目元を緩める。 そうして、ちらりとイワノフの方へも視線を遣った。
一度の瞬き。後は頼むと、言うように。
そうしてから、庭園の方へと駆けて行った。]
(*8) 2011/03/30(Wed) 00時半頃
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[両手で槍を振るう。 向かう穂先から、手を伝い燃え盛るが舞い。 庭園へと駆けるユ=シハの背中へ追い縋ろうと
舞う雪を溶かし、容赦なく、赤く]
(33) 2011/03/30(Wed) 00時半頃
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[がちゃ ばたん]
[『ちょ、皇子様!?』がちゃがちゃがちゃ ばたん がちゃり]
私は変えるぞ?軍を。この国を。
[隣りの救護室を開ける音。閉める音。 さらに、拘束室の鍵を開ける音。且つ、鍵をかけ直してもらう音。
鉄格子ごしがまどろっこしくなった第一皇子は、思わず拘束室に入ってきて、ナユタの前に来て、先程の言葉(>>+2)へと返したのだった]
(@3) 2011/03/30(Wed) 00時半頃
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[ユ・シハの、此方を追うのを目端で捉える。 けれど、耳に何かを詰める仕草は見せず。
>>30ぼろぼろになった刃。 目を細め、その覚悟の顔は目に焼き付けた。]
(34) 2011/03/30(Wed) 00時半頃
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ベネットは、道すがら、目に付く散水栓には刀を振るって破壊していく。
2011/03/30(Wed) 00時半頃
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呼びにくいので。
[ほぼ即答でゲイル>>+7から『様』を外すのを拒否する。]
ゲイル様が泣いているところ見た記憶は、あまりないです。 でも、ボクが兵器で居ると貴方が泣くんだと。
泣かせたいわけじゃ、ないんですよ。
[あまり無い、ゲイルが泣いた記憶。 今と同じ、人だ兵器だと交わらない、理解できなかった会話の末だったと思う。]
(+9) 2011/03/30(Wed) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/30(Wed) 00時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/03/30(Wed) 00時半頃
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[栓をされた耳にも、鈍い音が響く。 それはグレイブが己の剣の刃を落した音。 鳶色は、それをみやる]
…………勝てるのですか?
[勝てなければ………死んでしまえば 理想も、何も、ない。 それだけを言い置くと、ユ=シハを追って。]
(35) 2011/03/30(Wed) 00時半頃
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そりゃあな。 和平の道を選んだとて、戦が完全になくなるかはわからない。
こちらにその気がなくとも、相手が仕掛けてきた場合は戦争になる場合もある。頭の上を飛ぶ虫は追い払うべきだ。
…回避の方法は探すが、うまくいく保証などない。
でも、私はお前に「死ね」等とは言わん。
[そこまで一息に言ってから、]
……込み入った話なら、私のは後ででもいいが?
[ゲイルとナユタのまとう空気を読んだ。]
(@4) 2011/03/30(Wed) 00時半頃
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[グレイシアの口が動く。 何か、伝えているのだろう……聞こえない、のだけれど]
[けれど、薄灰の目元、緩むのをみれば それで、知りたいこと、は 充分だった]
[グレイシアが別方向を見る ただ、己は彼とは模擬戦に関して 何か、言葉を交わしたこともなく。 ただ、迷うことを肯定してくれた姿に 何故か一つだけ頷いた。]
(*9) 2011/03/30(Wed) 00時半頃
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―中庭―
[ベネットの手からこちらにまで広がる冷気。 片足上げて、足元が凍りついてから踏み砕く。
走ったラミケシュの背に炎が迫れば、腕を振るった>>33]
――"牙削ぎヴィセア"
[足元で漆黒の影が大きく揺らぎ、一部が千切れる。 それが刃を向けるイアンの先まで走り、 具現化の火花を伴って、宙に飛び上がった。 一見すれば砕かれた大盾の、数多の破片。 それらが瞬間、じゃらりと金属音を響かせて凝集し、 ラミケシュを守り、攻撃を受け止める位置で固まる]
(36) 2011/03/30(Wed) 00時半頃
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[刃を壊した剣を壁から抜く、その足元にぱきりとした冷たさを覚えた]
この期に及んでまだ無意味なことを続けるつもりか。
[ベネットの言葉がどこに向けられたのかは明白で。 ぼそぼそと濡れて醒めた頭には挑発すら愚かに思えたが]
これが最後かもしれないな。
[ふ、と表情を歪めて刃の毀れた剣を握る。 ズダン、と力任せに足を踏み、絡みつく氷を引き剥がした]
……馬鹿にするな。 軍人ってのは武器で戦うもんじゃねえ。
[勝てるのか、そう問う声に低い声で返して駆け出す。 壊された消火栓から吹き上がった水をも厭わずに]
(37) 2011/03/30(Wed) 00時半頃
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