204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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[>>5 フィリップが子守唄を願うのを フランシスは聞き取れたか。 ドナルドの子守唄はどのようであろうか、 少しばかり定まらぬ思考でフランシスは夢想した。
ドナルドが声をかけるのを>>21 その内容を聞いて、フランシスは静かに 何処か寂しげに眼を細めた。
――ラルフは、共に、帰れなかった だから、せめて]
(23) 2014/11/24(Mon) 18時頃
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――フィリップが 共に在れば
ラルフ、君はよろこぶだろうか
(-13) 2014/11/24(Mon) 18時頃
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[ディーンの想像が正しければ、彼は自分と同じような形になるはずだ。 これまで、この場で死んだ皆と顔を合わせた。 ならば、彼だけが例外だということはないだろう。 彼がこの姿を見つければきっと、声を掛けてくれる。 一人にしたことを詰って、そうして許してくれる。
そんな夢想を途切れさせたのは、>>+10何かが背中を蹴る感触だった。
身体が前に傾いで、抱き寄せていたニコラの身体がすり抜ける。 驚いて振り向くと、>>+11安定しない身体の線が見えた。 それから、色の違う左右の眼球。]
…………ニコラ?
[異変に関して問うのと、自分の声が聞こえるかを確かめるのと、眼球の色についての驚きとを示して、語尾に疑問符が添えられた。]
(+12) 2014/11/24(Mon) 18時頃
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/* ディーンさんのテーマは 旬を過ぎた魚 でした。
(-14) 2014/11/24(Mon) 18時頃
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/* ていうか スマホ どわーって画面が スクロールするので とても やりにくい!!
(-15) 2014/11/24(Mon) 18時頃
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……、
[ぎこちない笑みを見て>>22 そう、っと頬に手を触れて気遣わしげに見たのだった。]
(24) 2014/11/24(Mon) 18時半頃
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/*めっちゃお邪魔虫で フランシスの人は二人っきりになりたいんじゃないかと 右往左往してます!!*/
(-16) 2014/11/24(Mon) 19時頃
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[先ほど開いた部屋の窓から吹き込む吹雪は まだ止む気配がないように思えた。>>21]
……はやく、……止めば いい……
[祈りに似て、胸の前で手を握る。]
(25) 2014/11/24(Mon) 19時頃
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え……
[吹き込む風 ラルフが遊んでくれないとルーツ 判断して 彼の 服 胸元潜り込む そんな時だった ドナルドの声]
………ーーー
[防寒着きてるし ルーツいるし ラルフの傍にいたいし 他 いろいろ考える ただ 思考を交わすうち ドナルドが ラルフ同様 これと決めると どう言っても変えないのも 短い時間 判断付き始めてもいて それにーーーー]
(26) 2014/11/24(Mon) 19時頃
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ーーーーーずるい
[拗ねたような 多分にだいぶ年上で 大人のような 言い回し使うドナルドに ラルフとそばにいたい と言う点から ささやかな抵抗一つ]
(*4) 2014/11/24(Mon) 19時頃
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[すり と猫のように ラルフの額に額あわせ ……寒かったからか 冷たいと 思わずに済んで そっと立ち上がる]
ーーーーーまたね
[しばらく 眠り続けるラルフを じっと見下ろした後 くるりと踵を返す そうして 怪訝な顔みせた ドナルドの方へ
扉が閉まるまで ずっと ラルフをみていた 細く開いた窓から 雪が細く吹き込み うっすらと白い様子が綺麗とも思いながら]
(27) 2014/11/24(Mon) 19時頃
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[個室までなんとはなしについては来たが ラルフと使った寝台に腰掛けて 一度ドナルドとフランシス 二人を眺めた後 ルーツに 静かにね と 言うことを聞かない鳥なのは わかっているけど フランシスにうるさいと 思わせないよう 言い聞かせる努力はした]
[狩るため 荷物は最小限しかない 道具の手入れも出来ない 矢筒の中身は 一本減っていて けれど それを回収するのは嫌だと思う ーーノックスは 今頃悲しんでるか トレイルの足を撃ち抜き 逃げるため 階段から落下した 姿を思い出す ーー…… ぽっかりと 空洞を感じる ニコラもどうやら自殺し 復讐は ドナルドの手を汚させないうちに 無事やり遂げたことになるのだけれど ーーー………………短い息を吐いた]
(28) 2014/11/24(Mon) 19時頃
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[歌を その願いはどうやら届かなかったらしい 居心地が悪い 落ち着かない]
ーーー下 荷物片付けてくる
[片付ける ならば ドナルドも引き止める 言を持たないだろうと ふらと 言い置いて 二人を残して 個室を後にする]
(29) 2014/11/24(Mon) 19時頃
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[一階まで降りるのに使うのは トレイルの腐ったような匂いする 血を避けて 別の階段で 外気と近い温度 防寒着をきていても寒く 胸元に潜り込んだルーツが もどれと抗議するように 一声 鳴いて 彼の首を突きはしたが]
(30) 2014/11/24(Mon) 19時半頃
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[噛み砕きたい吐き出したい思いは、足裏に込めた。 口を開いて、声が出なくて。 もどかしかったからもう一度蹴っておいた]
んにゃ……。
[こぽり、と喉から音が出て。 少ししてから、声が戻る。 それから、彼の目がこちらの色の違う目に向いてるのを見ると、死骸を指差して]
こぼれたから、埋めたの。
[死骸の握る、卵形の宝石箱を指す。 その指がまた、ゆら、と揺らいで戻った。
脚を背中に乗せたまんま、顔をしかめて]
……再会のキスでもする?
[踵を、ぐりと動かした]
(+13) 2014/11/24(Mon) 19時半頃
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考えたんだけども。 やっぱりさ。 死んだら忘れちゃうんだなって。 思って。
ディーンと話せなくて触れなくて、独りでディーンのことを考えてもどんどん世界って動いてて。 で、もしディーンがそばにいたらどれだけディーンが好きかを犯すなり食べるなりで簡単に伝えられるのにって考えてでもいないからなんで置いてったの止めてくれなかったのって思ったらすごく腹立つし殴りたくてでもいないから悲しくて――
……って、そんな話じゃ、なくて、ね。
……つまり。
(+14) 2014/11/24(Mon) 19時半頃
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……好きだよ、ディーン。 だから置いてかないで、独りにしないでよ……。
[って。 言いたくて。 来たの。
そう、呟いてから、脚を下ろした]
(+15) 2014/11/24(Mon) 19時半頃
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[ふと 藁の山の合間 寝かせられた シメオンを 確認しに行く 一階の冷たい温度は シメオンの死体に 大きな変化を寄せ付けず 彼は暫く見続けて]
……シメオン ディーンもそっちにいるの? ラルフ いる?トレイル 怖がってない? ーーー俺 それが心配
[と 自分が食い荒らした シメオンに 眉を下げて呟いた] [シメオンには 罪悪感を感じる そのことに 何処か安堵したのは トレイルにはそれを感じないから]
(31) 2014/11/24(Mon) 19時半頃
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ーーーーラルフ 会いたいよ…… 全然 ラルフ 起きないんだもん……
[ぽつ と呟いて しゃがみ込み 藁の山に寄っかかった 目を閉じて 耳を澄ます 聞こえるのは 吹雪く音ばかりだった*]
(32) 2014/11/24(Mon) 19時半頃
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――暖かいところで、休んでてほしいのになあ。
[三階にいったあと、ドナルドが誘ったことにほっとしたのに。 いままた一階で、寒いところでしゃがみこむフィリップ>>32の傍にいる。
シメオンがまだ、自分の身体の傍にいたのなら、瞳をあわせて]
俺も、死んじゃったからね。
[軽く肩をすくめる。 トレイルの姿は見えない。
聞き覚えのない声>>+0が、聞こえた気はするけれど。 それがトレイルかどうかはわからない]
(+16) 2014/11/24(Mon) 19時半頃
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……フィリップ。
[会いたいという彼の頭を撫でてみる。 会いたいのは同じだけれど――]
生きてて欲しいよ。俺は。
[だから、まだ会いにこないでいい、と思う**]
(+17) 2014/11/24(Mon) 19時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/24(Mon) 19時半頃
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[頬に触れるフランシスの手>>24に僅か目を伏せる。 気遣われていると知れるから その心遣いに甘えるように彼の手に、己の手を重ねた。
吹雪は未だ止む気配がない。 けれどいずれ通り過ぎる。 そう信じて、祈るようなフランシスの仕草と声>>25に 「そうだな」と同意の頷きを向けた。]
(33) 2014/11/24(Mon) 20時半頃
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[ずるい、と言われれば、微か笑う気配。]
――…ン。
[わかってる、と言いたげな音色をフィリップに向ける。 彼の気持ちもわかるからささやかな抵抗をそのまま受け止めた。]
(*5) 2014/11/24(Mon) 20時半頃
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―― 三階/個室 ――
[窓は閉められ外の冷たさはガラスとカーテンにより防がれる。 荷物置くままの寝泊りするために借りた部屋は ラルフを寝かせる部屋よりはだいぶ過ごしやすくある。 フィリップが荷物の事を言えば>>29 引き留める理由もなく]
分かった。 けど、荷物片したらすぐ戻ってこいよ。 ちっとばかし話したいこともあるし。
[と、言葉掛けるのみにとどめる。]
(34) 2014/11/24(Mon) 20時半頃
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[フランシスからの問いかけ>>4にはたとする。 サラシはノックスの行動縛る為に使った。 理由を言えば心配かけるか、とも思うけれど]
――…理由、言った方がいい?
[言わないでおきたい、と滲ませる言葉もまた 聞き難くするずるいものではある。]
そうだな。 気になるから巻きなおす。
[上着を無造作に脱ぎそれを寝台へと落とし、 ポケットに突っこんでいたサラシの半分を取り出して 両手と顎を使いながら慣れた様子でそれを巻き直す。 フランシスの囁きが聞こえた。]
――…心配性だな。
[背に触れる温度に意識向けながらぽつと紡ぐ。]
(35) 2014/11/24(Mon) 20時半頃
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…………
[話したいこと] [出際言われたことに 藁山 寄っ掛かりつつ 思い出す あの時も 頷き見せず 階下に向かったのだが]
ーーー早く 雪 止まないかな……
[似たことを フランシスも祈っていた そのことを知らないまま 一つ 向き合っていないもの 向き合う勇気がなく 寒風が吹き込む 温泉の入り口をみた]
(36) 2014/11/24(Mon) 21時頃
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フランシス 困らせないでね…………
(*6) 2014/11/24(Mon) 21時頃
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[プリシラへ幾度も口づけながら、ふと思う。 いとし子二人を失ったノックスの悲嘆を。 ラルフの命を奪い、フランシス、ドナルド、フィリップを嘆かせたノックスを。
どんな気持ちで、どんな寒々しさを抱えることになるのだろう、と。
甘ったれでよく泣いてすぐに笑う。 そんな少年の面影が脳裏に過って。
そんな彼が、一人取り残されるくらいならば連れていって欲しいと願うだろうかと考えた。]
(37) 2014/11/24(Mon) 21時頃
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[口づけるたび、体温を感じるたび。 男がもしも置いていかれたならば、と考える。
それは寂しくて寂しくて、きっとこの世の全てを恨むだろう。 何よりも不甲斐ない男自身を呪うだろう。
それくらいならば、いっそ共に連れていって欲しいとさえ願う。]
(38) 2014/11/24(Mon) 21時頃
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[だから――。 本能の赴くまま、ディーンの命を奪ったであろうニコラへの同情は薄く。 ラルフを殺めたノックスへの労りは困惑混じり。
シメオンをフィリップが食ったことを知っていれば、また違ったことを思うのやもしれないが。
何もかも、己が失うことの怖さに比べれば霞んでしまうものばかり。]
(39) 2014/11/24(Mon) 21時頃
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