88 吸血鬼の城 殲滅篇
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連中の、最後の場所にしてやるぞ。
[声の後に、喉の奥から零れる笑いが続いた。]
(*11) 2012/05/03(Thu) 07時半頃
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なんかストップ!覚醒剤みたいになってきたよなー ←
戦闘職だけど、クスリの経験とかきっとないな、俺 知らずに最初にもらって使ったりはしたかもしれねえが 知ったら廃人になる奴見てるからやめて 使ってる奴にも柔らかくやめとけって言ってるカンジ
中毒になるものあんま好きじゃない 酒も煙草もほどほど 何かに執着すんの好きじゃない
姉ちゃんみたいなクレアがあっさり死んじまった (と思ってた)こともその一因、みたいな
中身のキャラにしては潔癖。。。
(-16) 2012/05/03(Thu) 07時半頃
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―― [ヒュー・ガルデン。 男の『声』として伝わる名前に瞠目し、 納得がいったと言うように呟いた]
……あの気配。 アイツだったのか。
(*12) 2012/05/03(Thu) 07時半頃
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― 4F:本館屋上(26) ―
[修道士を引きずったまま、 闇の領主は城館の壁を登り切り、 南側に伸びる塔の上に滑り込む。]
そら。終点だ。
[修道士の身体を冷たい石の上に投げ出し、 "影"を喚んで押さえ込ませる。 自分は、その前を塞ぐように立ちはだかった。]
(24) 2012/05/03(Thu) 07時半頃
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オレは昔から、くだらん理屈をこね回す奴が嫌いでな。
[修道士を見下ろして、右手を突き出す。 掌から、どろりと溢れる闇。]
喜べ。 好きなだけ泣いていいぞ。
[鋼の色に変じた闇の刃を手に、 領主は牙を剥き出しにして嗤った**]
(25) 2012/05/03(Thu) 07時半頃
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なんだよ。 ……クレアの想い出でも、語り明かす積もりか?
[城主と、騎士。 それに自分の共通点に気づき、苦く笑って独りごちる]
南の塔だな。 ――わかった。
[獰猛な獣が獲物を前にしたような、気配。 恐らくは其処で狩を始めようとでもいうのだろう。
……どの道ヒトの血を吸いに行くわけではない。 けれど自ら彼を求めることは酷く惨めで
食事に行くのだと思うよりは、 いっそ気が楽だった]
(*13) 2012/05/03(Thu) 08時頃
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[背後の敵>>21に手を引くよう指示をして男は嗤う。 それほど余裕があるのだろう。
聖なる力で灼き尽くされたところまでは見えないが、 斬りつけた脇腹は、もう肉が再生し傷がふさがっていた
影が上に伸びるのを確認すると>>23 再び大広間に戻り階段を駆け上がった。 果たしてドナルドの姿は見えただろうか。 見えたとしても、声を掛けられない限りは止まることは*なく*]
(26) 2012/05/03(Thu) 08時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/05/03(Thu) 08時頃
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―二階―
――南か。
[振り返り、『声』を確かめるように 天井を仰ぐ。
男の気配は愉悦に歪み、 牙を剥き出した獣の笑みを思い起こさせる]
……次は誰だろうな。
[誰を狙っているのか。 自分は誰を殺せば良いのか。
淡々と思考にのぼせながら、 螺旋階段へと足を急がせた**]
(27) 2012/05/03(Thu) 08時半頃
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── 大広間 ──
[質量ある闇と化したヴァンパイア・ロードが修道士にのしかかるさまが、対峙するジェフの肩越しに見えた。
杖の先に弱く明滅する光は修道士の喘ぎのようで、どこか残忍な高揚を感じる。]
(28) 2012/05/03(Thu) 08時半頃
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[人の姿に戻ったヘクターが拘束した修道士を引きずってゆき、それを見た金髪の剣士が叫んで駆け出す。 その背に手を出すことはしなかった。]
行く手に光はないぞ。
[小さく呟いて、琥珀の奥の炎を伏せる。]
(29) 2012/05/03(Thu) 08時半頃
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[「おまえも一度退け」との指示にひとつ頷き、フランベルジュを背に斜めに負った。
しばし天井を振り仰ぎ、闇の気配を探る。]
──御意。
[自分の赴くべき場所を確認して、踵を返した。]
(30) 2012/05/03(Thu) 08時半頃
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[ジェフが辿り着くまでには、その姿は消えていた。
手すりを跳び、三階へ。 ――主の気配を追い、ひたすら上へと**]
(31) 2012/05/03(Thu) 08時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/05/03(Thu) 08時半頃
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っちゃ。 妹がきてくれたんで(りんごくれた! そっちに行ってたらうっかりジェフと描写すれ違い; ごめえん;;
(-17) 2012/05/03(Thu) 08時半頃
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昨日のバトル。 フランベルジュを用意しておきながら格闘技を繰り出すという… ヒドい話だw
身体能力が人間超えているので好き放題やったけど、動きのイメージとしてはここらへん参照。 http://www.sportsclick.jp...
(-18) 2012/05/03(Thu) 08時半頃
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レオナルド戦は、手榴弾とかでてきて、ガンドッグなノリを楽しめたw
「トループ」というフツーに言葉を使ってくるレオナルド先生はTRPG界隈の出身だと思ってる。
(-19) 2012/05/03(Thu) 08時半頃
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プロローグは騎士としてのカバーリング志向で、 ラルフ戦は復讐者として、傭兵的な小技も使う剣技で、 ジェフリー戦は吸血鬼としての能力と弱点を明確にした戦い方を心がけてたんで、いろいろなシチュを遊べたな。 非常にバトル充な村であったことよ。 楽しんだ。
(-20) 2012/05/03(Thu) 09時頃
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ムパムピスの信仰主張、大好物である。 こういう聖職者プレイ、好きでたまらん。
(-21) 2012/05/03(Thu) 09時頃
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― 4F:本館屋上(26) ―
――が…はっ…… [再び意識が戻ったのは、背中への強い衝撃を受けてから。 冷たい床に両肘を付き、上体を起こそうとした所で 再び地面に縫いとめられる。]
――…… [薄く目を開くと、真っ先に移りこんだのは 自分を押さえこんでいる人ならざる存在。 そして、獰猛な笑みを浮かべる吸血鬼の王の姿。]
[身を守る為、目の前に杖を差出そうとするが、影に押さえられた手はどんなに力を込めても緩むことはない。 酷く無防備な状態で捕らわれていることを改めて実感する。]
(32) 2012/05/03(Thu) 09時頃
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[大きく深呼吸をし、目の前の存在に視線を合わす。]
この状態で目覚めた時点で、喜ぶ気力も吹き飛んでしまいますよ。 …呪われし者の…王様。
[声は出た。 まだ抵抗する手段が奪われていない事に微かに安堵する。 しかし、命を絶たれるまでに詠唱する暇を与えてもらえるとは思えない。 絶望的な気分になりそうなのを懸命に堪えながら掌を強く握りしめると、意識を失っても話す事のなかった杖の固い感覚が返ってきた。]
異端は、いつか滅せられる。 私を手にかけ、一時期の勝利に浸っていたとしても… 永遠に続くものではないと思え。 かならず、お前を倒す者が現れる。 [闇の刃が伸びていく瞬間怯んで息を呑んだが、相手を愉しませるのはとても悔しくわざと平静を装って笑みを浮かべた。]
(33) 2012/05/03(Thu) 09時頃
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ムパムピスは、祈るように目を伏せ、杖を強く握りしめた**
2012/05/03(Thu) 09時頃
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―南塔(26)―
[開けた屋上に出て、夜闇を吹く風に眉を寄せる。 覚えのある、二つの気配。
深淵を凝った様な其れと、 対して幽けく抗うように揺れる光。]
坊っさんか…。
[一瞬だけ――切り裂くような痛みが走る。 しかしそれは淡く解け失せ]
…なんだ。 もう御愉しみかよ。
[漆黒のレイピアをトンと肩に乗せ、 揶揄うように囁いて、 事態を見守ろうと緩やかに歩み寄った*]
(34) 2012/05/03(Thu) 09時半頃
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お邪魔だったな。 ……手伝えることは?
[男を最も苦しめるであろう聖術。 その使い手が此処で消えるのは望ましいことだ。
歪んで飢えた思考がそう訴える。 憎悪に絡め取られた男への思慕が 酷く甘くヒトとしての己を侵食してゆく。
苦笑した。 ――彼を護ってやりたいと思った記憶は、 未だ鮮やかなままだというのに、と]
(*14) 2012/05/03(Thu) 09時半頃
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―地下聖堂― [……はっと目を見開く。 見知らぬ天井、濃密な花の香。]
ここは……
[ゆっくりと身を起こし、辺りを見回す。 見慣れぬ、部屋だった。]
(+4) 2012/05/03(Thu) 09時半頃
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エピに向けて狂気シフト。 でも血を吸えと言われたら躊躇いそうだなあ。
ごしゅじんさまののみたいとかわいくいってもゆるしてくれないだろうし命令されないことを祈るしかと思っているどなるど職業げぼく
(-22) 2012/05/03(Thu) 09時半頃
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― 4F:本館屋上(26) ―
「坊っさんか…」
[特徴のある声と呼び方が耳に入る。 別れてから、一日も過ぎていないはずなのだが、その呼ばれ方をしていたのは、何故かとても遠い昔であったように感じる。]
ドナル…… [元と何も変わらないように感じる声に、思わず名前を呼びそうになるが続く言葉に絶句した。]
「…なんだ。」
「もう御愉しみかよ。」
[半死半生の所を引きずり込まれるように闇に拉致されたドナルドが、元のまま、無事でいるはずがない。 その事実を目に見える形でつきつけられ、強く唇を噛んだ。*]
(35) 2012/05/03(Thu) 09時半頃
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[そこで、最後の記憶を思い出した。 見下ろす自分の身体には、傷も汚れもなかった。 焼け焦げ血に汚れ、ボロボロになっていた筈のローブさえ、この城に足を踏み入れる前と同じに戻っていた。
両の手のひらをじっと見つめる。 薬品の滲みのついた指先も、記憶のとおりだった。 ポーチから小さな刃を取り出し、指のはらをつつくと、ぷくりと血の滴が盛り上がった――ように見えた。 だが。]
(+5) 2012/05/03(Thu) 09時半頃
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[痛いのか痛くないのか分からない。 このかすかな指先のうずきは、痛み――なのだろうか。 傷ついた指をしゃぶると、ほんのりと潮の味を感じた――ような気がした。]
(+6) 2012/05/03(Thu) 10時頃
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[事態を悟ったのは、ラルフの姿を認めた時だった。 吸血鬼であるアヴァロン伯、行方不明と聞かされたエリアスはともかく、死者となったことが疑いないラルフが生前と同じ姿でそこにいるのを見れば。]
ああ……――
それでは、やはり、
[叶わなかったのか。 笑みの形に強張った、わななく唇で呟いて、眼鏡を外す。 俯き右手で顔を覆って、長い間そうしていた。**]
(+7) 2012/05/03(Thu) 10時頃
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[影に手足を捕らえられ 床に磔られた獲物の姿は 酷く哀れで惨めで、嗜虐の心をそそった。
同時に、尚も一抹の気高さを残し 侵しがたくあるのは、神とやらの加護ゆえか。 或いは、本人の信じる心の強さゆえか。
いずれにせよ、折り砕く楽しみが長く続くのは 良いことだ。]
(36) 2012/05/03(Thu) 10時半頃
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……異端、なぁ。
[修道士の言葉を拾って返し、 小癪な言葉を吐く口元に、剣先を突きつける。]
貴様らはそう言うが、 オレは誰に呪われた覚えも無いぜ?
[かつり、と歯に当たるほどに刃を下げたが、 それ以上突き入れることはせず、 切っ先を返して喉元に向けた。]
(37) 2012/05/03(Thu) 10時半頃
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獲物に何を言われようと別に構わんが
[喉にごく浅く切っ先を埋め、 そのまま下へと押し下げていく。 喉元まで覆う修道士の黒衣が切り裂かれ、 胸まではだけられた白い肌の上に、 薄く赤い筋が刻まれる。]
神なんざ得体のしれないものを持ち出して、 妙な理屈で難癖つけるのが気にくわねぇんだよ。
[ざっと剣を横に払えば修道服が破れて開かれ 先程杖で抉られたのと同じ場所に、刃が食い込む。 命を脅かすほど深くなく、痛みだけを与えるように。]
(38) 2012/05/03(Thu) 10時半頃
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