人狼議事


30 ─今夜、薔薇の木の下で。

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【人】 本屋 ベネット

 どうしたの、ロビン……。
 なんだか様子が、変…だよ……?

[揶揄う色を宿す声に、僅かの警戒を込める。
 表情は未だに影となって見えないけれど、目の前の少年が常とは随分と変わってしまった事だけは判ったから。
 かたかたと震えそうになる身体を、ドナルドをぎゅっと抱きしめることで押さえて…]

(26) 2010/09/09(Thu) 08時半頃

【人】 本屋 ベネット

[その少女めいた顔に嗜虐に歪む笑みを見る]

 ……罪、じゃないよ。
 彼を愛する事は、罪じゃない。

[ドナルド…と、赤い髪を優しく撫でた後、
 きっと見上げて]

 主がそれを罪だと断罪するのなら、
 僕は地獄の業火に焼かれたって、構わない。

 それぐらい、僕はドナルドを……愛してるから。

(27) 2010/09/09(Thu) 08時半頃

ロビンは、くすくすと嗤い――きつい薔薇の香気を撒き散らす。

2010/09/09(Thu) 08時半頃


【人】 本屋 ベネット

[しばしの沈黙の後、
 薔薇の香気を身に纏う少年に、翠を細めたまま]

 ―――君は、誰だ?

(28) 2010/09/09(Thu) 08時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[とん、とんと階段を降りて、遂には眠るドナルドをお守りのように抱きかかえるベネットの目前に。]

ふぅん?
前とは凄い変わりようだね?
神様に背くくらいなら死んだほうがまし、ってくらいにお綺麗で、すました顔をしてたのに。

[誰だと問われて、くすりと無邪気な笑みを返す。]

僕は僕だよ。
あなたの下級生、ロバート・アシュレイ・ハーグリーヴス。
見て分からない?

(29) 2010/09/09(Thu) 08時半頃

ロビンは、身体を折り曲げ、ベネットに視線を合わせる。

2010/09/09(Thu) 08時半頃


【人】 本屋 ベネット

 そんな事ないよ。
 そう見えるように振る舞っていただけで、本当の僕は、何時だって……。

[強く香る薔薇の香りに、すました顔の下で何時も抱いていた欲を吐露してしまいそうになって、慌てて口を噤む。

 無邪気な笑みを返す相手に、ふるりと首を振って]

 ……ちがう。ロビンからはこんな馨、していなかった。
 むしろその香りを纏っていたのは……。

[ちらりと腕の中のドナルドを見詰めて]

 彼に、なにをしたの…?

(30) 2010/09/09(Thu) 08時半頃

ベネットは、視線から逃れる様に、眸を反らす。

2010/09/09(Thu) 08時半頃


【赤】 執事見習い ロビン

[蒼薔薇の新芽を宿す彼はもう、棘に刺され呪われた者たちが為したことの記憶を幾つか共有している。

ユーリィを抱いた二人から呪いが拡がったことも、
屋根裏部屋で本体の蒼薔薇の精が封じられたことも。]

(*0) 2010/09/09(Thu) 08時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[両掌を膝に当てて身を屈め、ベネットに顔を近付けた。
たとえ目を背けても、逃れることは許さないと言うように。]

……何も。
僕は何もしてない。

[悪びれず答える。]

されたのは僕のほう。
彼にね……

(31) 2010/09/09(Thu) 09時頃

【人】 執事見習い ロビン

[そこで一度言葉を切り、ベネットの反応を窺う。
決定的な打撃を与えるために。]

(32) 2010/09/09(Thu) 09時頃

【人】 本屋 ベネット

[眼前までに近づくロビンに、ぎゅっと眸を閉じる。
 続く言葉には、はっとなったように見詰めて]

 ……うそ。
 うそだよ。だって、ぼくのことすきだって……いってくれた、もの。

[ロビンの言葉を信じたくなくて、子供の様にいやいやを繰り返す。
 その先を言わないでと言う様に]

(33) 2010/09/09(Thu) 09時頃

【人】 執事見習い ロビン

犯されたんだ。

[晴れやかな微笑。]

サイラスと一緒になって、僕を犯して……
泣いても止めてくれなくて…・・・
凄く、愉しそうだったよ?

[それは真実ではなく誇張された事実。
薔薇の馨りに酔わされていたとは言え、誰よりもそれを望んだのはロビン本人だったから。]

(34) 2010/09/09(Thu) 09時頃

【人】 本屋 ベネット

[犯されたんだ。
 笑みすら浮かべてそう語るロビンに、強張る貌]

 うそ……うそだよ。
 だって、いつもドナルドは苦しそうにしてて……
 それは僕のせいで…だから…、なのに……。

[凄く愉しそうだったと訊けば、ぽとりと頬を涙の雨が伝う]

 僕をすきだって。
 あいしてるっていってくれたのは、うそだったの……?

 だれでも、よかった…だけ、なの?

[大き過ぎるショックに、虚ろな眸がぽつりと呟いた]

(35) 2010/09/09(Thu) 09時頃

【人】 執事見習い ロビン

ああ、勘違いしないで欲しいんだけど、僕はとても感謝してるんだ。

僕が新しく生まれ直すきっかけを与えてくれたんだもの。

[何でもないことのように、嬉しそうに語った。
その時の圧倒的な快楽を思い出したためか、声に艶が滲み出て、薔薇が一段と濃艶に香った。]

(36) 2010/09/09(Thu) 09時頃

【人】 執事見習い ロビン

[薔薇はベネットを絡めとろうと香りの触手を伸ばす。
虚ろな瞳で涙を流すベネットの頬に、ロビンは労わるように片手を当てて、

吐息のかかる距離まで顔を寄せて、囁いた。]

(37) 2010/09/09(Thu) 09時頃

【人】 本屋 ベネット

 感謝って……なぜ?
 生まれ直すって、どういうこと?

[判らない、判らないよ…と、首を振って。
 嬉しそうなその顔から、眸を反らす。

 ロビンが紡ぐ言葉から滲みでる強い芳香にくらりと酔いそうになり、
 それに耐えるかのようにきゅっと唇を噛んだ]

(38) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

ベネットは、伸ばされる手から逃れるすべを知らず。薔薇の吐息に絡み取られるまま、瞬き一つ出来ずにいて。

2010/09/09(Thu) 09時半頃


【人】 執事見習い ロビン

苦しいの?

愛なんて信じるから、そんなに胸が痛くなるんだよ。

現に彼は、最後に僕を選んだじゃない?

[優しい声音、事実の上に嘘を塗り固めて、ベネットの前に差し出した。]

(39) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

【人】 執事見習い ロビン

[泣き濡れた頬を小さな掌で包み、細い指で涙を拭って。
耐えるかのようにきつく結ばれたベネットの唇に、自らのそれを重ねようと――]

(40) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

【人】 本屋 ベネット

 僕じゃなく、君を……選ん、だ……。

[ドナルドを抱きしめていた腕から力が抜ける。
 泣き顔はくしゃりと歪んで、泣き笑いのそれへ]

 …………は、あはは…っ。

[まるで壊れた人形のように、狂ったように笑った]

(41) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

【人】 本屋 ベネット

[涙を拭う指を厭う事もせず、目は見開いたままだったけれど、深い翠は何も映す事はなく。
 硝子球の様に光を返すだけ。

 唇を寄せられればそのまま、ロビンの思うままに。
 笑う声も、呼吸すらも奪い取られるのだろう]

(42) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 四阿 ―

 ――……っ、拙いな。

[紫が鎖されていたのは、そう長い間ではなかった。
ふっと覚醒すると、ぼそりと呟いて身を起こす。

少しだけ身が軽くなったのは、蒼薔薇の精が封じられたからか。
けれど、身に巣食った種は根を張ったままで、それ故に新たに芽が芽吹いたことを識り、飛び起きた。今まで儚くも思えた気配は、今は爛々と輝く恒星のように強く感じる。]

 ルーカス、付き添ってくれていたのか。
 すまない、急用ができた。

[傍らにあったルーカスに聲をかけると、彼がついてこようがこまいが、構わぬ――というよりは、構ってられないといった態で、長椅子から立ち上がると、向かう先は……―――。]

(43) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

ディーンは、薫りに、根《呪い》の繋がりに導かれるよう、迷わず非常階段の方へ。

2010/09/09(Thu) 09時半頃


【独】 掃除夫 ラルフ

/*
そう言えば、この村って。
前に冗談で言ってた触手薔薇村の様相である。
植物は危険だなwwwwww

(-8) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 非常階段 ―

 お前達、何をしている

[辿り着いた場所で繰り広げられていた光景に、薔薇の根《呪い》に身を巣食われながら、常と変わらぬ調子で聲を張る。ただ常と違うのは、異相となってしまった眼。その左右異なる色彩の紫を持って、接吻けを交わすロビンとベネットを見詰めた。]

(44) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 09時半頃


【人】 本屋 ベネット

[ぎぎぃっと首を軋ませて、異相の色彩へと虚ろな翠を向ける]

 でぃーん……

[ぽろりと翠から零れ落ちる雫]

 なにも考えたくない……。
 たすけて……。

(45) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

【人】 執事見習い ロビン

>>42
[歪曲された事実を知ったベネットが狂ったように笑い出した。
その脱力して抗うことさえ思いつかなくなった彼に、いとおしむように深く口接ける。
そうして、濃厚な薔薇のエッセンスを――自分がセシル=蒼薔薇にされたように――注ぎ込んだ。]

(46) 2010/09/09(Thu) 10時頃

【人】 執事見習い ロビン

―非常階段―
[雷鳴のように轟いたディーンの声。
今は蒼薔薇の新芽を宿す少年は、ベネットから顔を離して彼を見上げた。
その異貌――左右で異なる紫の瞳を見遣り、すっと灰いろを眇めた。]

ああ、ディーン。
あなたも、そう、なんだ。

(47) 2010/09/09(Thu) 10時頃

【人】 本屋 ベネット

[唇から身体を侵していく薔薇の香り。
 それに抗う事も出来ず、身体は熱を持ち昂ぶって行く。
 下肢に集まる熱に、切なげに溜息を付きながら、
 心は歪曲された事実から逃れるように、乖離して。

 ディーンへと救いを求める言葉を口にしながらも、
 ロビンが求めるならば、水音を響かせながら深い口接けを繰り返すだろう]

(48) 2010/09/09(Thu) 10時頃

【人】 執事見習い ロビン

[蒼薔薇から引き出した記憶で、瞬時に彼が同じ呪いの根から発しながら拡散を拒んだことを悟った。]

……やっぱり、あなたは強い人なんだ。
僕とは違う。

[打って変わって幼い顔を切ない微笑で歪めるその眼差しには、変わらぬディーンへの敬愛が込められていた。]

(49) 2010/09/09(Thu) 10時頃

【人】 会計士 ディーン

― 非常階段 ―

[かけた聲に、紫に向く2つの眼差し。
それを受けて、ディーンは、深い溜息を吐く。
それには薔薇の香が含まれているというのに、2人対する態度は色を求めるものでなく。
常の、佳き先輩であろうとする姿。]

 蒼薔薇の呪いを受けた、ということに関しては同じだな。
 だが、求める先は違うようだ。

 ――……いや、私は弱い。
 だからこそ、今、こうあるんだろうな。

[ロビンに答える紫は薄い色。
瞬いて濃い色に変えると、ベネットとその傍らにあるドナルドを見る。]

(50) 2010/09/09(Thu) 10時頃

【人】 執事見習い ロビン

[けれども、そんなディーンに見せ付けるように、ベネットの頬を掌で押さえて、口接けを再開しようとする。
狭い非常階段に、ちゅく…と水音を響かせて、舌を絡め貪る深い口接けを繰り返す。]

(51) 2010/09/09(Thu) 10時頃

【人】 本屋 ベネット

[寮の手で顔を包まれ、
 ディーンが見ている事も忘れて、齎される薔薇の口接けに虚ろな心は溶けていく。

 舌を差し出し、唾液を混ぜ合って。
 美味しそうにそれを嚥下しながら、ちゅくちゅくと響く水音に、聴覚までも犯される。
 もっと…僕を助けて《壊して》、と。とその腕をロビンの首へ回した]

(52) 2010/09/09(Thu) 10時頃

【人】 会計士 ディーン

 嗚呼、なんとなく事情は判る気がするが。
 いや、しかし、合っているかは判らんが……―――

[ドナルドの気配は、拡散を願う身には辿るには薄すぎて。
しかし、どこか、ベネットを慈しむような気配を感じていたのは確か。]

 壊し壊したいというのも、愛か。
 逆に、壊し壊したくないというのも……―――

[身に覚えのある感情。
ドナルドは後者だったのではないかと謂う想像。
また、再び始まる接吻けに、眉間に皺を寄せながら、ベネットに向けるのは啓示。]

(53) 2010/09/09(Thu) 10時頃

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