175 Arco Mondo -初夏の訪れ-
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(ぼくも皆みたいに何か作ったり、したりできたらよかったのに)
(そうだったらきっと……)
[どれだけそう思えど無いものねだりでしかない。 きっと、その先を考えてまた少し悲しくなっただけだった]
(29) 2014/05/13(Tue) 15時半頃
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(優しい?) (丁寧?)
[何に対しての誉め言葉なのだろう。(>>21) わからなくて、困惑する。 優しいことも丁寧なこともしていない。 だから返事は返さなかったし、返せなくて。
例えば純粋な子供なら?]
(喜んだり、笑ったり、話したり。) (上手くできたん、だろうな。)
[距離は物理的なものだけでは きっと、ない。(>>20)]
(30) 2014/05/13(Tue) 15時半頃
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[この部屋で誰かの声がするのは初めてだ。 お茶を出したのも、二人分のなにかを作るのも。 だからだろう、こんなになにかが、そわそわとして。 落ち着かない。]
──、─…。
[鍋が焦げ付かないように掻き回しながら、こくりと頷いた。(>>22) 続いた言葉はまるで付け加えたようで。 喋らなくてもいいように、なのか。]
(おせっかい。) (あんたの方がよっぽど、優しいじゃん。)
[心のなかで呟いた。]
(31) 2014/05/13(Tue) 15時半頃
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[彼を背にして、視線はスープに落としたまま。]
(マトリカリアの、ハーブティー。)
っ、…───。
[言葉を紡ごうとして、唇がかすかにだけ動いて。 けれど、それだけだった。 特別なに思い入れがある茶葉であることも、その茶葉の名前も。 まだなにも、紡げはしない**]
(32) 2014/05/13(Tue) 15時半頃
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皆一緒が楽しいよ
[思考を切り替えようと、ラルフ>>26に返し笑顔を浮かべ]
ヴェスパタインどうかしたの?
[沢山生きているあの妖精がどうしたというのだろうか]
(33) 2014/05/13(Tue) 15時半頃
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>>26――その頃のヴェスパタイン――
[泉のそばの拓けた場所、緑の上を転がりまわっていた。 ごろごろごろ ごろごろごろ 誰かが見ていたらこんなことは出来なかっただろう 誰かに見られていたらびっくりして川に落ちていただろう ごろごろごろ ごろごろごろ 童心に帰ってこんな風に、羽を伸ばすのもいいのかもしれない]
(-13) 2014/05/13(Tue) 15時半頃
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/* 【マトリカリア】 matricaria(マトリカーリア) ジョーラムカモミールのこと。
カモミール、カモミイユ、ミイユ。
造語を作るのすきすき。
(-14) 2014/05/13(Tue) 16時頃
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なっっ! [大好きだよと囁かれ>>*7サイラスの顔はあっという間に真っ赤になる。]
お、まっ [いきなり何を言い出すんだこの悪ガキは!これだから、子供は!俺が、そういう言葉に、どれだけ弱いと思って…!いやいやいや落ち着け自分、こいつにそういうつもりはないんだ、無自覚なんだ、うん。深呼吸、素数、なんでもいいから落ち着け自分。よく分からないが、きっと俺を元気づけようとして言ってくれたのだろうな。こんなガキに気遣われるなんて俺もずいぶん腑抜けたやつになってしまったものだ。]
う、うん、頑張ろうな…。 [消え入りそうな声でやっとそう返事した。]
(*8) 2014/05/13(Tue) 16時頃
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[くべて燃えてしまった封書。 中にはあの子供の名前、薬屋のサイラスという綴り。 もう一人は------。]
『他の妖精とも心を通わせること。』
[無茶な任務が来たものだ。 それでも、与えられた任は果たさなくてはならず。 心を通わせるには、どうしても言葉が必要で。]
(だからだ。)
[たった今、唇を動かした、動かそうとしたのは。 仕方なくだ。 それが理由だ**]
(*9) 2014/05/13(Tue) 16時頃
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/* さいらすのかわいさたるや。 なかまにはいれないくやしさたるや。
(-15) 2014/05/13(Tue) 16時頃
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[>>28何も持ってないよと悲しげな表情を浮かべるトレイルに慌てる。どうしよう、こんな表情をさせたくて言ったつもりでは。サイラスは他人を元気づける方法など知らない。考えあぐねた結果。]
お、俺が、お前のこと好きだから、なにか買ってやりたい、じゃ駄目か…? [いつの間にかやら真っ赤にした顔でそう言い放った。周りにどんな響きをもって聞こえるかなど気にしない。というより、気にする余裕などなかった。]
(34) 2014/05/13(Tue) 16時頃
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???
[今度は何だか真っ赤になって、口ごもるサイラス>>*8どうしたというのか 嫌がっている反応ではないし、消え入りそうでも応えてくれたからきっと気にしなくていいんだろう。 相手の心も知らず子供は呑気なものである。 ともかく、今は皆で買い物にいくのだから内緒話は程ほどにしておこうと思った 後でサイラスから話があるようだし、続きはその時でいいかと*]
(*10) 2014/05/13(Tue) 16時頃
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大丈夫、君からはもう貰ってる。
[>>28にこーっと笑って僕は言う。彼の手にパチパチする星型キャンディの入った瓶を握らせれば、僕は嬉しそうにこう答えただろう。]
笑顔、貰えた。笑顔はかけがえないもの、ね?
(35) 2014/05/13(Tue) 16時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/05/13(Tue) 16時頃
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[真っ赤になっているサイラス>>34は不思議だったけれど、それよりも]
……嬉しい、ありがとう!
[家での一件があったからだろうか、その好きだという言葉がいつもよりとても嬉しくて、暖かい 無理に切り替えの為に浮かべたのではない笑顔でそう言って]
じゃあね、あのね、一個だけ買って?
[サイラスの手を握ろうと手を伸ばす、拒まれなければそのままぎゅっとしただろう]
(36) 2014/05/13(Tue) 16時半頃
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/* 水の妖精の占いって何だろ? そもそも飴玉野郎だろ…?
んー…?
(-16) 2014/05/13(Tue) 16時半頃
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ん、そうか。 お前が嬉しいのが俺も嬉しいんだ。 [>>36トレイルの取り戻した笑顔にほっと胸をなでおろす。]
わかった、一個な。 [トレイルの手をぎゅっと握り返す。手を握って欲しいなんて子供らしくて可愛いな、などと思いながら。 サイラス自身気づいていないことだが、サイラスはどうやら面倒見が良いらしい。]
さて、そろそろ出発するかみんな?
(37) 2014/05/13(Tue) 16時半頃
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え、これ……
[何もあげてなんかいない>>35飴玉の彼は何を言ってるんだろう?どうしてこれを渡してくれたんだろう そう思ってすぐ今度は恥ずかしがることになる]
ん、んー……そうなのかな?ぼくのでも、いいのかな
ありがとう、大事に食べるね
[皆の笑顔は彼の言う通りだ、悪戯妖精だって驚いた顔だけが好きなわけじゃない けれどそう言われる対象が自分になるとは思わなかった、なんだか照れてしまってもじもじと 握らされた瓶は、片手をサイラスに伸ばしても>>36落とさないようしっかり気をつけて持っている きっと宝物になることだろう]
(38) 2014/05/13(Tue) 16時半頃
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一緒だね。ぼくもサイラスのこと大好きだし、サイラスが嬉しいと嬉しいよ
[握り返された手>>37と繋いだままぶんぶんと振り、ニコニコと笑顔が絶えなくなる 大好き。そう言っても恥じらうことはない、五つしか年を重ねていないトレイルが知る“好き“の種類は一つだけだから。]
うん、行こー!
(39) 2014/05/13(Tue) 16時半頃
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/* 完全ヴェラルートだと思っていたのに、なぜかトレイルとも仲良くなってるなう。赤で繋がってると仲良くなりやすいもんだね。 サイラスのヴェラへの気持ちは「トロそうだけどいいやつ」。 トレイルへの気持ちは「愛しい悪ガキ」といったところか。
(-17) 2014/05/13(Tue) 17時頃
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[それから何か会話があっただろうか、やがて歩き出したなら少し経った後ふと思い出したようにこう口にする**]
サイラスはなんでさっき顔を赤くしたの?
(40) 2014/05/13(Tue) 17時半頃
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―→藤棚―
[栗鼠の勢いに跳ねあげられたりもしながら辿り着いた藤棚は今年も見事なものだった。 棚、と読んでいるがそれは大木に絡み付いて枝に蔓を伸ばしているので どちらかと言えば藤の滝のように見える。 紫の房のなかに所々白い藤が混じり、それが余計に飛沫を思わせる]
……凄いなぁ。
[春が巡る度にその姿に圧倒される。 自分よりずっと長生きをしている藤の精は、ずっと上だろう。 蜜蜂の羽音が既にいくらかあるので、今年も蜜の具合は良好なのだろう。 栗鼠の背中から降りると樹をよじ登り、手近な房を確認しては進むが それほど木登りが上手いわけではないのでつるん、と転がり落ちることもしばしば**]
(41) 2014/05/13(Tue) 18時頃
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―藤棚―
ぶ、わっ?! ……なんなのさー、危ないなぁ…
[進もうとした先に蜜蜂の急襲をくらい、 藤の幹から転げ落ちる。 途中でうねりに引っ掛かったまではよかったが、 郵便だよ、速達だよ、早く読むんだよ、と 急襲してきた蜜蜂たちが言うので、彼女たちに届けられたそれを開いた]
……。 ……んんん?
[届けられた内容を見て首を思わず捻った。 夏が近いことは、わかってはいるのだけれども そこにあったミィユの名前にまじまじと文面を読み直したら 内容を知りたがる蜜蜂たちの勢いにまた転がり落ちてしまって**]
(*11) 2014/05/13(Tue) 18時頃
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うん、そうか。 [トレイルの大好きという言葉>>39に"今度は"動揺しなかったぞ、と思った。]
[が、いくらか歩いてから尋ねられる言葉。なぜ顔を赤くしたか。] あ……………その、まあなんだ、俺の悪い癖というか…べ、別になんでもない!気にするな! [明らかに狼狽してしまう。]
[くそ、これだからガキは、根掘り葉掘り、無邪気に聞いてきやがって!]
(42) 2014/05/13(Tue) 18時頃
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[頷いたのが見えるから聞き方はこれで正解だろう。 ミイユがこちらを向いているのなら 指差して選んで貰うこともできるのだけど。 話しかけるのも悪いだろうと思うとどうも暇で 手慰みに自分の髪を一本引き抜いて編み始める。 金糸に混ぜるのはこの家の空気、ミイユだけの空間。 細く長いものを丁寧に縒り合わせることで強くなる 飾り紐の芯にしたりもする基礎になるもの。
煮込み料理ができる前に完成したのは 手首や足首に巻き付けるシンプルな装飾紐。 金色がきらきらしているところに 本来なら願い事をかけたりするあれだ]
(あげるって言っても断るんだろうね)
[こういうのは使わないとか、もらう理由が無いとか。 言葉があればよい方かもしれない]
(43) 2014/05/13(Tue) 19時頃
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[売り物でもないし、捨てられてもいいかと思うと ミイユに見つからないように部屋の中に こっそりと紛れ込ませておいた。 片付いてるからすぐに見つかってしまうかもしれないが]
(不思議な奴だよ、トレイルより手がかかりそうだ)
[ミイユにばれたら子供扱いするなと怒られればいい方、 家から追い出されるかもしれないことを思いつつ 料理が出来上がるのを静かに楽しみに待つ**]
(44) 2014/05/13(Tue) 19時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/05/13(Tue) 19時頃
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/* 夏の使者の最年長サイラスだ。
(-18) 2014/05/13(Tue) 19時頃
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[>>26 ラルフの様子に不安がまた過る。 彼に置いていかれるんじゃないかと。 色んな良い妖精と出会ってましになったような気がしたのに、 彼の行動に怯えている自分が居た]
(手を握ってもいいだろうか?)
[手を伸ばしかけたところで、ヴェスパタインの名前を聞き、 その手を下ろした。―大丈夫かな― 心配そうな口ぶりに、言葉をかけることも出来ず、 赤いフードを被りなおす]
(45) 2014/05/13(Tue) 19時半頃
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―→森―
…うん、今度までに見たい夢、考えておくね。
[噴水広場の彼らには手を振って別れを告げ、>>0:308緊張した様子の彼に、いつも通りに飄々とした調子でそう告げてから――サイモンが騒いでいる声に吃驚しながらも興味が無い、とばかりに森へと向かう。
目指すのは――、色鮮やかに咲く花畑。此処でも色々な妖精が働いていたが、その姿を見ても焦るでも無く。花の香が広がるこの場所で寝ると少なからず良い夢が見れる気がするのだ。
彼のお気に入りの昼寝スポットの一つでもあり。薔薇の花から少し離れた位置、木の葉が自然のベッドかのように敷き詰められた位置に陣取れば、ゆるりと目を閉じる**]
(46) 2014/05/13(Tue) 19時半頃
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[>>27 偉い妖精と言われて目を丸くする。赤い人と言われた理由には、気付かない。オスカー達、眠りの妖精こそ偉いのだが、無邪気な彼の言葉を否定することも出来ず、お願いするかもという言葉に]
ああ、その時はよろしくな
[とだけ返す。赤い人と言われたことには気づかずに]
[>>28 悲しげなトレイルを見て、 何も持っていないのは、自分だって同じだと言おうかと迷っているうちに、サイラスとヴェラ>>34、>>35がトレイルに声をかける。 やっぱり自分は、子どもと上手く接することが出来ない。何故かを考えるが、結局覚えていないという結論に達した]
ああ、分かった。
[>>37 サイラスの言葉に頷き、歩き出す。道中>>40トレイルの言葉を聞き、>>42サイラスの反応を見て]
……いいなぁ
[俺も大好きと誰かに言ってもらいたいと。実際言われたら、赤面するのだが。羨ましそうにサイラスを見た]
(47) 2014/05/13(Tue) 19時半頃
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嘘…なんでもなくない
[その反応は明らかにトレイルでも気付ける程変だ>>42 いつもと違うところを見せられて理由をひた隠しにされ、気にせずにはいられなかった 手を解いて彼の正面に周り頬に手を添えてー瓶があるので片方のみーじっとその目を覗き込む]
サイラスの目、綺麗だね
[すぐに別のことに気持ちが逸れるところはやはり子供である、思ったまま口にするのも]
(48) 2014/05/13(Tue) 20時頃
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