227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE
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/* せめてもーちょい綺麗に拾えたらなあ…うむむ…… てかシリアスしてるのにこっちうさ耳ですからね……
(-192) 2015/06/21(Sun) 20時半頃
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[去り行く背中を見る事も出来ずに俯いていれば、微かに耳に届いた声>>351にばっと顔を上げる。 この声は、つい最近耳にした事のある声じゃないか。 ――そう。この声は"時計ウサギ"の"アリス"の声。
嗚呼、なんてタイミングで現れてくれるんだろうか! 何事も無くこの場が収まったかと思えば、また厄介な奴が来てしまって。 慌てて声の方へと体を向ければ、何かに耐える様なその姿>>352が目に入る。
一体彼の見に何が起こったのか、ディーンに分かりはしない。 けれど尋常じゃないその雰囲気に、彼に近付く事も出来ず。 聞こえてくる言葉>>353の意味もまた、理解出来ないまま]
アリス……?
[知らず呼んだ声は、酷くか細く弱々しいもの。 けれども彼は、ディーンの存在などまるで無いものの様に消えたもう一人のアリスの方を見ていて。 その事実にざわりと煽られる不安は、掠れて喉から零れ落ちる]
(377) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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[――そうして。 漸くディーンの方を見る気になったらしい彼>>354の視線を追えば、何やら大きなモノに乗った人物>>335が目に入る。
もし状況が状況であれば、彼の乗る異形に興味を示したのだろうが。 まさかまさか、この状況であの存在の気を引く様な真似が出来るわけがない。 だってディーンは、未だ何の能力も武器も、持ってはいないのだから。
もし気付かれでもしたら、と。 動けないままその存在を見ていれば、やがて何処かへと飛び去ろうとしている様で。
一安心かとアリスの居た方へと視線を向ければ、もうその姿を見付ける事は出来なかった]
……、よか った、
[体から力が抜けて、そのままその場に崩れ落ちる。 震える手を重ね合わせ、唇を強く噛み締め俯いて。 一先ず危機は去ったのだと、細く長い息を吐き出す]
(378) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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[良かったなんて、思っている場合ではないだろうに。 むしろ自分は彼等を焚き付けて、争わせなければいけないのではないだろうか。 ……この"悪夢"から、早く目覚める為に。
山羊頭が言っていた言葉が本当かどうかなんて関係無い。 それしか出来ないのだから、そうするべきなのだ。 さっさと殺し合って、勝敗を決さなければ。 そう、思いはするのだけれど]
わたし、に……、
[出来るのだろうか。 ……否、そうするしか、無いのだ。
弱音を吐いても、守ってくれる人なんて居ない。 少なくとも、ディーンはそんな存在を知りはしない。 今までだって、ひとりぼっちで生きてきたのだから。 頼れるものなど、自身だけなのだと。
――まさか、女王>>358が仲間を守ろうとしているなどと、そんな事はつゆとも知らずに]
(379) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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……だいじょうぶ、 大丈夫、だ……。
[いつだかの様に、自らに言い聞かせる様に言って。 ふと、手に持ったままだったカードへと視線を向ける]
……時計と、扉。
[願えば与えられるという能力。 半ば半信半疑で脳裏に描くのは、一枚の"扉"。 ディーン自身にも何処に繋がっているかも分からない、たった一つの扉だった。
次いで体を包む眩い光に、咄嗟に目を瞑り。 山羊頭の言葉はそういう事だったのかと、小さく首を振った]
後は……武器か。
[さて、何が良いだろうか。 安穏と暮らしてきたディーンは、戦いにどんな獲物が相応しいかなど分かりはしない]
(380) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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[けれど一つ思い出したのは、此方に来る直前に自身を抉った刃の姿。 果たして正しくそれを望んだのかは怪しいものだが、ハッと気付いた時には、光と共に小振りのナイフが手に握られていて]
――っひ!
[それを投げ捨ててしまったのは、半ば反射の事で。 からん、と。小さく弧を描いて少し離れた場所に転がるそれに、怯えの視線を向ける。
どうして、よりによって"彼"のナイフを思い出してしまったのか。 触れる事すら恐ろしいというのに、ディーンにそれが扱えるのだろうか。
それでも泣き言などは言っていられないから、転がるナイフに手を伸ばし。 幾度も躊躇った後にそれを手にする]
(381) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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[小さくか弱い刃だけれど、隠し持つには丁度良い。 それにこれであれば、急所さえ狙えば人を殺傷する事は容易いだろう。 先に願った能力と合わせて使えば、どうにか使い物になる筈だ]
……っは、怖くなんか、ないさ。 恐れる物なんて、何も……無い。
[やはり言い聞かせる様に言って、ナイフは髪を括っていたゴムで手首へと固定する。
ポケットに入れていたら、咄嗟の時に出せるか分からない。 だけれど此処であれば、すぐに手に取る事が出来るから。 下ろした髪は少々邪魔だが、普段は下ろしていたものだから、然程苦にもならない]
(382) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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……何処に行けば、良いんだろう……。
[心細げに呟けば、よろりと立ち上がり。 二人のアリスが去った方へと交互に視線を向け、けれどそれを追う気にもなれず。
ふらふらと頼りなげに、宛も無く歩き出す。 そうして見付けた背中>>370に、ぱちりと瞬いて。 特徴的なトランプのついたシルクハットを見れば、ある人物の名前が口を衝いて出る]
帽子屋……? おいあんた、帽子屋じゃないのか?
[呼びかけた声は、彼に届いただろうか。 歩き出した彼>>372が此方に気付かないならそれまで。 もし彼が足を止めてくれたのなら、そっと近付いていっただろう。
不思議の国と鏡の国、どちらにも存在する彼が、一体敵なのか味方なのか。 分かりはしないから、警戒心はたっぷり保ったままだったろうけれど]
(384) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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/* ぐぬ。。。アルヤスくんの拾いたかった。。。 ていうかほんとこいつ大丈夫なのか…?皆好戦的だもんで一人だけ浮いてる…いやサイラスくんがいるからまだマシか……
(-227) 2015/06/22(Mon) 00時頃
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/*>>早い<<
(-231) 2015/06/22(Mon) 00時半頃
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……随分持って回った話し方だな。
[気さくに話しかけてくる姿>>386に幾分かげんなりしながら。 どうやら警戒されたくないらしい彼に、小さく肩を竦めて見せる。 警戒を解くつもりはないが、此方から襲いかかる意思も無いのだと。 この所作で伝わってくれれば良いのだけれど]
大丈夫なのか違うのか、一体どっちなんだ。 ……まあ良い。
私もこの通り丸腰だ。戦うつもりは無いよ。
[軽く手を広げてみせれば、"見える"場所に武器は無いのだと分かってもらえたろうか。 ――勿論、袖の中に隠したナイフを態々相手に伝える事はしない。 どちらにしろ、真っ向から話しかけた時点で、彼への敵意は無いも同然だが]
(398) 2015/06/22(Mon) 01時頃
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私は"時計ウサギ"。 ただの時計ウサギさ、サイラス。
[帽子を直す仕草に僅かに眼差しを和らげ。 返すのはただ己の"役割"のみ。
――"もう一人のアリス"にすら明かさなかった名を、此処で明かすつもりには到底なれなかったもので。 それでもちゃっかり、彼>>387の名を呼んだから、もしかしたら気を悪くされたかもしれないが]
ところで、あんたはお茶会の準備をしなくても良いのか? それとももう、何処かにしてあるとか?
[着いたばかりのこの場所。 きっと準備はまだされていないだろうと思いながら、軽口めいて言葉を吐く。 その間、無防備に彼の方へと近付いて]
(399) 2015/06/22(Mon) 01時頃
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あと、一つ聞いてもいいだろうか?
[やがて並ぶ様に立てば、小さく首を傾げて見せる。 その拍子、長い耳と下ろした髪が揺れた]
――……あんたは私の味方か?
[落とす問いは、酷く簡潔なもの。 まさか彼が同じ様な質問を既にされているなど、全く以て知らぬまま**]
(400) 2015/06/22(Mon) 01時頃
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/* ヘクターくん。。ヘクターくんを拾えばよかったのだろうか。。。すまない。。。もう移動したものと思っていたんだ。。。すまない。。
(-237) 2015/06/22(Mon) 01時頃
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