人狼議事


215 【誰歓】エンドローグ

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【人】 友愛組合 チアキ

[また今度、と瑛美は言った。>>188
 それは、きっと素敵な言葉だ。一度はどうでもいいと投げ出した明日を、今日と同じように自分と他人に寂しい思いをさせ続ける明日を、やり直すと決めた言葉だ。
 だから千秋も、頷いた。]

 はい、また今度。今度は、現実で。
 馬鹿なとことか、どうしようもないとことか、会って、話して、笑えるように。楽しい時間になるように。
 きっとまた、会いましょう。*

(190) busoa 2015/02/14(Sat) 00時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[玄関ホールに残る日向に、五十嵐に、梶に、頭を下げる。
 きっと、もう、会えない。この不思議な空間のことを、しっかりと覚えていられるかも、分からない。
 だから、千秋は笑った。日向の例を考えれば、彼らの記憶にはきっと残る。彼らの中の千秋が、悲壮な覚悟で現実へ戻ったと思われていては、悔しいから。]

 帰ります。日向さん、五十嵐さん、梶くん。みんな、元気で。

[向き直り、現実へと帰る面々にも、笑顔を。]

 ネイさん。須藤くん、神田さん、神鳥さん、……瑛美さん。
 帰りましょう。そしてまた、どこかで。

[千秋は、白い闇の中へと足を踏み出した。]

(191) busoa 2015/02/14(Sat) 00時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[ゆっくりと、千秋は目をあけた。
 見慣れた風景。アパートの部屋だった。ぺたぺたと自分の体を触り、制服から部屋着になっていることに気づく。]

 ……夢?

[そんな馬鹿な話があるか。
 千秋は立ち上がる。立ち上がって、窓を覆うカーテンを開く。暗い夜空。あの白い闇ではない。少なくとも、現実のはずだ。]

 制服……は。

[定位置である、壁際のハンガーへ視線を投げる。いつも通り、そこには高校の制服がかかっていた。……一点だけ、いつもとは違う。]

 これ、手品の!

[駆け寄る。胸ポケットに、青い薔薇の造花。さらに探れば、テーマパークのチケットも出てきた。夢では、ない。どうやってこれがここに来たのかとか、そういう理由づけはどうでも良かった。あの不思議な空間は、確かにあった。]

(192) busoa 2015/02/14(Sat) 00時頃

【人】 友愛組合 チアキ

 そうだ、だから僕は。

[前へと進む。帰ってくることを選んだから。
 明日からの生活に恐れはある。足を竦ませて立ち止まってしまっては、あの合宿所で出会った人たちに申し訳が立たない。]

 ……あっ!

[はたと、気づく。千秋は、眠りに落ちて、合宿所に迷い込む以前、いったい何をしていたか。
 慌てて、風呂場へと駆け込む。どうどうと蛇口から流れるお湯は、浴槽から溢れ出していて、今月の水道代とガス代のことを考えると目の前が暗くなった。]

 ああ、ああ、こんなことなら、僕もあっちに残れば良かった。

[なんて、もちろん、冗談だけれど。冗談……だ、けれど?]

 カレー皿、洗ってないや。ごめん、日向さん。

[残った面子の中で、千秋たちがやりかけのまま残したあれやこれやの後始末をするのは、きっと彼女だろうと思って、虚空に向かって謝罪の言葉を投げた。]

(193) busoa 2015/02/14(Sat) 00時頃

【人】 友愛組合 チアキ

――いつか、どこかで――

 初めまして。や、ええと、ごめんなさい。その、お久しぶりです。
 僕、千秋友朗です。よろしく、お願いします。
 あの、嫌いじゃなかったら、今度の日曜日にテーマパークに行きませんか。とても、素敵なピエロが働いているはず、なんです。

(195) busoa 2015/02/14(Sat) 00時頃

【独】 友愛組合 チアキ

/*〆であります。皆様お付き合い感謝。またどこかの村で!*/

(-301) busoa 2015/02/14(Sat) 00時頃

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