1 とある結社の手記:6
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……………な、何が、起こったのでしょうか。
[少年の声は、茫然としている。 どうしてこんなことになったのかも、理解が追いつかない]
(*20) 2010/02/26(Fri) 00時頃
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/* しぐま。わあわあ、何だか優しい人が二人もいる…!
その上で僕の独り言を眺めてみると、 なんというか人間不信具合が本気で半端無いですね。 すみません。仲間を二連続で失って、 きっと相当欝が入っていたのだと思いm
(-67) 2010/02/26(Fri) 00時半頃
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―ウェーズリーの部屋―
……………っ。
[去っていく郵便屋の足音もすっかり消えた頃。 体の力が抜けたように、がくりとへたりこんだ。 未だ心臓は、どきどきと鼓動していた。 ぎゅうと、胸をつかむ]
ウェーズリー、さん……。
[視線はそのまま、自分の掌へ。
彼は少年が人狼だと、確かに見抜いていた。 その上で、伸ばした手を拒絶せずに受け入れて―――、 助けてくれるのにも近いような言葉を、くれた]
……信じて、良い、のですか………?
(208) 2010/02/26(Fri) 01時半頃
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[実際に、彼がどんな行動をとるのか、分らない。 もしかしたら、ああ言いながらも、 少年を人狼だと集会所の面々に告げるかもしれない。
少しでも危険があるならば、 ―――…早く「口封じ」をするべきだ。 ぞくりと、背筋に冷たいものが走る]
だけど。
[もしも、そうでないならば。
一緒に此処を出ようと約束した仲間は、死んだ。 やっと出来た同胞はいなくなり、また、ひとりきり 次に現れた彼は、一体、何者――――…?]
(209) 2010/02/26(Fri) 01時半頃
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[ラルフも自分にはとても優しくしてくれる。 けれど、彼は優し過ぎるから。 それに僕は、嘘を吐いているから。 露見した時にはきっと軽蔑されるだろうと、こわくて]
………………。
[眠りを殆ど取っていない頭に いくつもの出来事が集積して、処理の限界を超える。
かさり。拾い上げたのは、足元に落ちていた黒い手紙。 そのまま立ち、郵便屋の部屋に寝台へ寝転んだ]
僕、は。
[過ぎるのはフィリップの亡骸の周りで、悲しむ人たち。 そう、殺した。ぼくが、ころした。 「何故だ」と郵便屋は、問うた。理由なんて。りゆうなんて]
(210) 2010/02/26(Fri) 01時半頃
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[黒い封書に書かれている内容は、読まない。読みたくない。 それが結社からのものならば、告げるのは―――。
裏面へ、それでも丁寧な字で、綴られる文字]
『ぼくは、生きたかった』
[ただそれだけ。 それだけを記して、彼の枕の下へ手紙を半分挟む]
…………………。どう、すれば…。
[苦しさと。けれど、まさに迫りかかっていた 危機が通り過ぎていった安堵と。 絡み合った思いは結論を見出すことの無いまま、 少年はその場で静かに寝息を立て始める**]
(212) 2010/02/26(Fri) 01時半頃
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[夢うつつに思い起こすのは、昔のこと。 「お父さんには内緒よ」と、母が澄ました顔で語ってくれた昔話。
少年の父は人狼で、少年の母は人間だった。 母も身体の弱い人で、 古い屋敷に閉じこもりがちな生活をしていた。 そんな母に、いつも笑顔をくれていた人がいたのだと。 不器用だけれど生真面目で、素敵な人だったのと。
――――その人物が、郵便配達のアルバイトを 始めた頃のウェーズリーだとは、勿論少年は知らない。 母は秘めた思い出を、ときどき大切そうに、 ぽつりぽつりと語るだけだったから。
本家の都合の見合い話で、その後、母は父と結ばれることとなる。 そして父の仕事の為に、母は父と共に村を出た。
…………少年だけが村へ残されたのは、 いわば彼が虚弱で出来損ないにも近い人狼であり、 父から半分見限られていたから為なのだが、それはまた別の話*]
(229) 2010/02/26(Fri) 02時頃
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/* らるふさああああん!?
せめて、仕舞って!手紙ちゃんと、仕舞って!
(-86) 2010/02/26(Fri) 02時半頃
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/* いや、今日は本当に僕の動きが酷かった! すみません、急な展開に弱いことに定評のある かるびんの中の人です。
ウェーズリーさん、狂いたかったなら、 フラグ折ってしまって本当に申し訳なかったです。 正直、かなり真剣に、 普通に告発されて普通に僕が死ぬと思っていました。 全ては僕の人間不信が悪いです。ふぁっく!
あと、その後、別に自由に動いてもらって良いのよ、 と伝えたくてウェーズリーさんに向けたメモが、 すごく長々としてしまったのもごめんなさい。 何というか、衝撃過ぎて、色々正気を失っていました。
(-89) 2010/02/26(Fri) 02時半頃
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/* まあ、あとは、確定白をもらうと、 ちょっと強すぎるかなぁ、とか。 思わなくも無かったですけれども…! それはあれです、幼馴染ーズが強すぎるので、別にk(略)
ここから、全員が上手く活躍できるように動かなくては…。 既に僕はがっつり今日の死亡フラグは立てていますので、 もうどうしようもないですね。えへへ。
(-90) 2010/02/26(Fri) 02時半頃
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/* 凄い回想がかえってきた!? いや、正直、ウェズリさんならやってくれるかなと、 ちょっと期待してまs(略)
本当に凄い文章が上手な方ですね!
ちーむかるびん。幼馴染ーズに対抗ですか。 だめだ。特殊能力があっても、 かずのぼうりょくで、まけてしまう…!
というか僕吊り以外ならラルフさん吊りになりそうで、 それは本当に色んな意味で避けたいというか、 ラルフさんまで死んだらもう僕ただの死神じゃないですか!!(泣いた)
(-97) 2010/02/26(Fri) 08時頃
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/* きりんぐってあれですよね。 ぼくをなぶりごろしにするかいなかというはなしですよね。
[かるびんは、しんださかなのめをしている!]
正直、今回は色々とやっちまっているので、 そうされても全然構わないわ! いや、別に何も無くても、やられても平気なんだけど!
あぁもうだめだ。一晩おいても罪悪感が消えないwww ウェーズリーさん本当にごめんなさい。 しかし昨日の晩に唐突に気づいたのですが、 あれだ、多分、僕は彼が手紙を破く姿を見たく無かったんだよ。 職務に忠実なことに、誇りをもっている人だと思っていたから。 そうだね。もう、仕方ないね。
あああ。独り言、ひどいけど、 此処で心の安定を保っているので、許してください…!
(-99) 2010/02/26(Fri) 12時半頃
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/* >>281 >ピッパは、ガキの頃から一緒に遊んだりしてた ふふ。この言い方が可愛いですね。
そして君、昨日はメアリーに投票してたじゃないの! 外す根拠ならば投票からであろうと思いつつ、 文字数削減の為ですね。分ります。
(-102) 2010/02/26(Fri) 14時半頃
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/* ちなみに、かるびんは同情の余地を少なくする為に、 人を襲う衝動をまだ抑え切れるけれど、 生き残る為に自発的に襲撃している、 という設定でお送りしております。
流れによっては、唐突に変更になりますが、気にしてはいけません。
あと、多分、殺した相手には謝っていない筈。 アーチに対しても、悲しませてごめんね、とは言っているけれど、 殺してごめんね、とは言っていない。 実にどうでも良いこだわりです。
そんなところを凝るより、展開考えてください。かるびんさん!!
(-103) 2010/02/26(Fri) 14時半頃
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―ウェーズリーの部屋―
[何故か、久しぶりに随分と安らかに眠れた気がする。 いっそのこと、全て夢だったら良いのに。
村での変死体のことは知らなかった。 自分以外に人狼がいることも、集会所に来て初めて知った。 それで、占い師が来て。それで、人狼を処刑すると言われて。 それで、それで、それで、―――――……]
ラルフ、さん………?
[記憶をゆっくり辿りながら目を開けると、 傍らには寝息を立てる青年の姿が。 まるで少年を見守るように、眠るには不自然な格好で。
そして彼のポケットには、―――あの、黒い手紙が]
(285) 2010/02/26(Fri) 14時半頃
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………………、ぁ。
[みるみると目は見開かれる。 少年の顔は、一気に青ざめたものへと変る]
――――――――……っ。
[それから、声も無く、ただぼろぼろと涙を零した。 彼の前でこんなにも泣くのは、多分二度目だった。
一度目は初めて出会ったときのこと。 雪深い村に両親と別れて幼子一人、 使用人と共に暮らすことになったあの日。 友達の作り方も碌に知らぬ少年は、 窓際で白い雪を見つめながら、しくしくと泣いていた。 ずっとずっと、泣いて。 けれど、やがて窓を外から叩く音がした。 顔をあげれば、そこにいたのは、―――――…]
(286) 2010/02/26(Fri) 14時半頃
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[どれだけ泣いても、涙は止まらない。 やがてラルフも目を覚まし、少年の様子に気づくだろう]
ラルフさん。 ………分って、しまったのですね。
[震えた声で、問う言葉はそれだけ。 ちらりと目線を向けるのは、彼のポケットの黒い手紙。 少年の筆跡は分りやすい。 それを突き出せば、彼を人狼と示す動かぬ「証拠」となる。 けれど、奪うことはしない。返して欲しいとも、言わない]
覚えて、いますか…………?
やくそく。
[涙を流しながら、にっこりと微笑む。 掲げるのは、指切りをした小指]
(287) 2010/02/26(Fri) 14時半頃
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人が約束を口にするのは、どうしてなのでしょうね。 本当にそれを信じているならば、 わざわざ声に出す必要なんて無いんです。
不安だから。怖いから。 ――――…本当は、自信が無いから。
だから、何か形に残して、 少しでも安心しようとするんです。
……僕は、そう。そう、でした。
(288) 2010/02/26(Fri) 14時半頃
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僕が信じたのは、貴方が、いなくなってしまわないこと。 僕が怖かったのは、貴方が、いなくなってしまうこと。
僕が人狼だと―――…、人殺し、だと。 知れば、離れていってしまうだろうと。
ふふふ。自分が人間だって、 僕は何度も貴方に嘘を吐いたのに。自分勝手でしょう?
[自嘲染みた笑みを零し、緩やかに首を振った]
それでも。 それでも、傍に、いてくれたんですね。
(289) 2010/02/26(Fri) 14時半頃
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だから、……ごめんなさい。
[嘘を吐いて。不安になって。…僕が、人間ではなくて]
ありがとう。
[傍にいてくれて。優しくしてくれて]
…………、……。
[「さようなら」と言おうとした声は、音にならない]
(290) 2010/02/26(Fri) 14時半頃
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僕は、死にたくないです。
………でも。
あなただけは、ころせないかもしれない。
[叶うなら腕を伸ばし、一度彼のことを抱きしめる。 それから、そっと身体を離して、 深く頭を下げて、その部屋を後にした]
(291) 2010/02/26(Fri) 14時半頃
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/* ドナルドさんとのいちょいちょを邪魔しないように、ふらぐ捲きつつ自室潜伏する心算だったなんて、そんなまさか。
(-104) 2010/02/26(Fri) 15時頃
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―二階・廊下―
[涙に腫れた顔を冷やそうと、自室へ戻ろうとした。 其処で声をかけられ、少年は顔をあげる。 頬を伝う跡は既に乾いていたけれど、 赤い目は多分誤魔化せない]
………ピッパさん。
[驚いたように一度びくりとして、振り返る。 そして悟る。あぁ、彼女はきっと、まだ「知らない」]
いえ。ウェーズリーさんと、お話してたんですが。 その後、ついつい眠ってしまったみたいで。 昨日の夜、よく寝付けなかったのが、駄目だったのかな…。
[困ったように、頼りなく笑った]
(302) 2010/02/26(Fri) 15時半頃
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…………う。
[目が赤いと言われれ>>305ば、廊下の窓へ視線を移す。 ぼんやり映る自分の影でも、その酷さは分る。 慌てて目を擦るけれど、それで直るようなものでもない]
あはは…。 そうですね、ウェーズリーさんは優しい人ですから。 怒ったところ、殆ど見たこと無いです。
…怖い夢……、いえ、………。 とても、とても、暖かい夢を見ました。
だから、目が覚めたら、…悲しくなっちゃった。
[伸ばされる腕に、素直に撫でられる。けれど顔は、俯いて]
一体、何時まで続くんでしょうね、……。こんな、ことは…。
(306) 2010/02/26(Fri) 15時半頃
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たぶん、ぼくが、しぬまで。
(*21) 2010/02/26(Fri) 15時半頃
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[目を冷やさなくては、という言葉>>307に緩く頷いて。 梳く様に髪を撫でるのは、母が昔よくしてくれたか。 あぁ、思い出せない―――]
人狼が、いなくなるまで……。
[ぼんやりとその言葉を反芻する。 そういえば、自分が二度も続けてドナルド ――おそらく、彼女の大切な人 へ投票してしまっているのだと思い出す。
重い溜め息が、零れた]
(311) 2010/02/26(Fri) 16時頃
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―――――…えっ?
[急に、切り替わる話題>>309。 彼女の気遣いなのだと気づいたのは、声を零した直後]
…あは。紙飛行機、見られてたんですね。 ちょっと恥ずかしいな。
あ。だったら、あの増えてた紙飛行機が、ピッパさんの?
[空色の紙飛行機の隣、もう一機並んだ紙飛行機を思い出す]
よく飛ぶコツ、ありますよ。 昔ね、ラルフさんが、教えてくれたんです。
翼の角度を、―――――……
[暫しの間、身振り手振りで、昔を思い出すように楽しげに、 彼女に紙飛行機の作り方を説明する]
(312) 2010/02/26(Fri) 16時頃
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/* ウェズリさんが死ぬほど動きにくそうで、申し訳なさ過ぎる。 あああ。ごめんなさい、ごめんなさい! 僕出来ることがあるなら、キャラ崩壊も辞さない覚悟で何かするんですが!
何をしたらいいのか分らない!
orz
(-106) 2010/02/26(Fri) 16時頃
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/* あぁ、ウェーズリーさんが、とても可哀想なことに。 このカオスなのか何なのかよく分からない状況、 皆さん的には楽しんでいただけているのでしょうか。
ある程度不確定因子がある分、 僕告発即死こーすよりは良いかなって思って、 ウェズリさんには感謝が尽きないのですが!
しかし、ご本人がとても動きにくそうで、あああ。
(-107) 2010/02/26(Fri) 16時頃
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――――……ラルフさん、が?
[彼が言ったという言葉を聞く。 ぱちぱちと瞬いて、それから、幸せそうに微笑んだ]
ピッパさん。……ピッパさんの、一番大切な、人は…
[ふいに、問い返す。最後までは続かなかった少年の声。 彼女からの答えが合ったかは、分らない]
はい。それじゃ、…出来たら、是非見せてくださいね。 ピッパさんは器用だから、きっと上手くできます。
[料理の手付きを思い出す。 調味料さえ間違えなければ、以下省略。 頭を撫でる手に目を細め、囁きに頷くと、 一度小さく頭を下げて場を辞した]
(317) 2010/02/26(Fri) 16時半頃
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