人狼議事


258 【突発誰歓】鬼渡し弐

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【人】 落胤 明之進

─曼珠村・林の中─

[手に何も持たず、身一つで屋敷を出たわたしは、あてもなく歩みを進めていた。
時々立ち止まっては、風が運ぶ外の匂いをかぎ、木々がざわざわと立てる物音を聞く。目の前を季節外れの蝶がふらふらと横切り、来た方角とは逆へと向かえば、その後をついていく。

わたしは生まれつき身体が弱く、この村を出るどころか、屋敷からもほとんど出た事がなかった。
学校へ通う事もままならず、屋敷には家庭教師が通い、必要な教育を施した。

己の周りにいるのは家族と、使用人と、大人だけ。
毎年夏になると、年の近い従兄弟が都会から遊びに来るので、その時だけは楽しく過ごせるものの、秋が来れば周囲は再び静けさを取り戻す。

村の中にいる子どもたちとも、ほとんど会った事がない。
そもそも、この村に自分以外の子どもが居るのかも、知らない]

(36) 2016/11/15(Tue) 20時半頃

【人】 落胤 明之進

[向かった先は、林だった。
ここはかつて、何度か訪れた事がある。屋敷からさほど遠くない、村の中では数少ない馴染みのある場所だ。
林の中を人が踏みならした道を進めば、その先には曼珠神社がある。

鬼渡し

この村に住む者だったら、一度は聞いたことのある事件──あるいは、伝承とも言うべきか。
そこで行われる遊戯……一体だれが、そこで、何をしたのだろう。
心のどこかでそれを想像しながら、わたしはゆっくりとそちらへ足を進める。

そろそろ家の者が、己の不在を察知して探しに来る頃だろうか。
後ろの首筋を撫でた風が少し冷たくて、思わず身を震わせる。羽織りものの襟を掻き合わせて首を竦める]

(37) 2016/11/15(Tue) 20時半頃

【人】 落胤 明之進

もう少しだけ…。

[いずれ屋敷に戻るにせよ、得たばかりの自由な時間を手放したくなくて。
自分を探す声が聞こえないように、両手で耳を塞いで林の奥へと進む。

 さく、さく、さく…───。

落ち葉を踏みしめる、乾いた音が繰り返される。
時々、パキリ、と小枝を踏み折る音がそこに混ざる。

やがて、落ち葉を敷き詰めた道の先に、神社の赤い鳥居が見えてくる。
黄金色の道の脇に、鳥居と同じ色をした花が、ぽつり、ぽつりと見えてくる。

まばらだったそれは、近づくにつれ次第に数を増やし、集まり、足元で咲き乱れる。
赤い、赤い曼殊沙華。
わたしは足を止めると、身をかがめて手近な一本を手折る。

 …────。

その時に聞いた音は、まるで扉の蝶番を外す音に似ている、なんて思った。**]

(38) 2016/11/15(Tue) 20時半頃

【独】 落胤 明之進

/*
思いっきり挟んだな…どうもすみません…

(-12) 2016/11/15(Tue) 20時半頃

【独】 落胤 明之進

/*
おもんさん、みーたんかな(予想)

(-13) 2016/11/15(Tue) 20時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2016/11/15(Tue) 20時半頃


げぼく ショコラが参加しました。


【人】 げぼく ショコラ

ねえ、ねえ、お願いだからそれ返してよう……!

[それは彼らにとっては他愛も無い悪戯なのかもしれない。
だけど、この涙目の少女──来島祥子には大問題となり得る事象であった。
今、大切な教科書は級友たちの手の中にある。
ひらひらとページがはためく様は、まるで鳥が羽ばたく為に翼を忙しなく動かす様]

『返して欲しかったら』
『曼珠沙華でも取ってきたら?』

[意地悪に笑って返す級友たちは、勿論あの噂を知っている。
祥子だって知っている。

──季節外れの曼珠沙華を摘んではいけない
幽霊にさらわれてしまうから──]

(39) 2016/11/15(Tue) 20時半頃

【人】 げぼく ショコラ

『泣き虫、弱虫!』
『じゃあこれは返してやーらない!』

で、できるもん!
できるから、できるんだから!

出来たら、ちゃんと返してね!

[自分の教科書を取り上げたまま、笑って何処かに行ってしまう彼らに声を張り上げて、それがきちんと届いたのかどうか。
笑い声が遠ざかっていく。
ぐすぐすと泣きながらそれでも何処かに生えている筈の曼珠沙華を探しに、祥子はとぼとぼ歩き出した。
右の手の甲で右目を拭い、左手でギュッと制服のスカートを握りしめて。

程なくして人気の無い道端で見つけた、赤い赤い曼珠沙華。
毒々しい程の赤色に、伸ばした指先が怯んで摘むのをためらってしまう。
だけど、絶対摘んでしまわなければ]

(40) 2016/11/15(Tue) 20時半頃

【人】 げぼく ショコラ

[だって

大切な教科書を無くしたって知られたら
取られたって知られたら
虐められてるって知られたら]

……………お母さん、またため息つくもん。

[困った子ね、そう言って苦笑いするのだ、きっと。
そしてまだ赤ん坊の妹に、お姉ちゃんは困った子ね、って笑いかけるんだ。
違うよ、私が困った子じゃ無いの。
私が困らされてるの。
でも、ハイハイって聞き流して、おねちゃんなんだからちゃんとしなさいって……]

(41) 2016/11/15(Tue) 21時頃

【人】 げぼく ショコラ

…………………えい!

[躊躇いの後、勢い良く曼珠沙華を引きちぎる。
そしてそのまま駆け出した。

もし、もし、本当に幽霊に連れ去られてしまったら?

お母さん、私のこと、きっと

………それでも心配しないに決まってる。]**

(42) 2016/11/15(Tue) 21時頃

【独】 旅籠 おもん

/*
ショコラちゃんかあいい

(-14) 2016/11/15(Tue) 21時頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2016/11/15(Tue) 21時頃


【独】 落胤 明之進

/*
ショコラチップ好き。可愛いよね(使用経験あり)
祥子ちゃん小学三年生か。
明之進は中一くらいかな。十二歳の早生まれで魚座(重要)にしよう

(-15) 2016/11/15(Tue) 21時頃

【独】 双子 夕顔

/*
(・ω・)…
(゜ロ゜)

(-16) 2016/11/15(Tue) 21時半頃

【独】 双子 夕顔

/*
あと一人、だと!?(゜ロ゜)

(-17) 2016/11/15(Tue) 21時半頃

【人】 落胤 明之進

[季節外れの曼殊沙華を摘むと、道の向こうから駆け寄ってくる音が聞こえてきた。>>42
一瞬、自分を追って来た家の者かと身構えたが、視界の先に居たのは子ども、だった。
夢中で駆けてくるのか、前方にいるこちらには気づかないようだ。
手で顔を覆っている]

 …───きみ!

[思わず呼び止めた。彼女はこちらに、気付いただろうか。
目が合えば、わたしは彼女の顔に泣いた痕があるのを認めて]

 ……泣いていたの?

[手にしたままだった花を落とすと、首を傾げて問いかけた。*]

(43) 2016/11/15(Tue) 22時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2016/11/15(Tue) 22時頃


トレーサー キルロイが参加しました。


【人】 トレーサー キルロイ

[その時の彼の状況を、端的に表すとしたら一つしかない。

だがしかし、当人はそれを受け入れる事を頑なに、頑なに拒んでいた]

 ……ざっけんなっての。
 この年で、そんなんマジありえねぇってんだよ。

[漏らす悪態は風に散る。
取りあえず、自分は一週間前の自分をどつべきだろう。
背後からやくざ蹴りぶっこんでもたりゃしない]

 チャリでいけるとこまで突き進もうキャンペとか、阿呆すぎんだろ、俺。

[挙句に迷子になってりゃ、世話はない。
いい年して情けなさすぎる。
だから、迷子であるとだけは認められない──なにがあっても。**]

(44) 2016/11/15(Tue) 22時半頃

【独】 双子 夕顔

/*
(゜ロ゜)

(-18) 2016/11/15(Tue) 22時半頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2016/11/15(Tue) 22時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2016/11/15(Tue) 22時半頃


【独】 双子 夕顔

/*
やっべぇ全然ロルどころか鬼の設定詰まってない

(-19) 2016/11/15(Tue) 22時半頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2016/11/15(Tue) 22時半頃


【人】 トレーサー キルロイ

[改めて周囲を見る。
ここはどこだ、が最初の感想]

 坂道でテンション上げたのはヤバかったな……。

[ぶつぶつと呟きながら、とにかく愛車を押して歩き出す。
悪路に強いオフロードバイクのお陰で突き進めたわけだが、今振り返ればただただ、あー、と唸りたくなる]

 ま、道があるってこた、人はいるだろ。
 その内どっかに……って。

[呑気に呟いて、下げた視線。
その先にあったのは──緋]

(45) 2016/11/15(Tue) 22時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

 ……へ?
 なんで今頃、咲いてんだ?

[植物は好む被写体、故に知識もそこそこある]

 今頃はほとんど葉っぱじゃね?

[呟いて、道端に揺れる緋に手を伸ばす。
いつもなら触るのも控えるとこだけど、この時は何故か自然に手が伸びていた。

季節外れのその華が、幻なのか本物なのかをどうしても確かめたくて]

(46) 2016/11/15(Tue) 22時半頃

【人】 トレーサー キルロイ



[ぷつり]
 
 
 

(47) 2016/11/15(Tue) 22時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

 ……ぉぅ。
 マジものだった。

[手折った時の感触も、華の重みも、作り物でもなきゃ幻でもない。
それを実感して……実感してから、あ、となった]

 あ、やっべ……。
 曼珠沙華って、下手に折ったら火事の元だろ。

[無闇に触らぬための戒め話。
その一つがふと過る、けれど]

 ……ま、火の車は今更か。

[妙な方向で、オチをつけて納得した]

(48) 2016/11/15(Tue) 22時半頃

【独】 旅籠 おもん

/*
>村建てメモ見ながら
あたしのお米たべろに釣られてくれたのかねえ(そんなわけがない)

(-20) 2016/11/15(Tue) 22時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2016/11/15(Tue) 22時半頃


【人】 トレーサー キルロイ

 えーと、取りあえず、どっかに人、いねーかな。

[折ってしまった花は捨てる気にもなれなくて、ディパックに挟み込み。
愛車を押して、道を進む。
ちらほらと建物も見えるし廃村特有の空虚感や荒れた様子もないから、人は住んでいるんだろう、というのはあるのだが]

 ……つーか、泊まるとこ、あっかな……。

[そっちの方が、多分、問題だった。*]

(49) 2016/11/15(Tue) 23時頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2016/11/15(Tue) 23時頃


【独】 双子 夕顔

/*
マジで!どうしよう!!(嬉しい悲鳴)

(-21) 2016/11/15(Tue) 23時頃

【人】 硯友社 みょんこ

[国道555号線。
このご時世に舗装すらされていない名ばかり国道。国道なら国道らしく標識くらい立て直せばいいのに。

神社までは、もうしばらく悪路が続く。
石段を登った先に急に出てくるこの道は、昼でも薄暗い。これが夏であれば良い森林浴スポットなのだけど、今となっては底冷えするだけの不気味な道だ。]

うわっ! びっくりした。

[少しばかり背筋がぞわりとしたところで、タイミングよく人>>49に出くわすのだった。]

(50) 2016/11/15(Tue) 23時頃

【独】 トレーサー キルロイ

/*
どもども、ふらっと迷いこみました、どこぞのくろいねこです(

やー、今朝方からちょっと気になってたんだけど、ラス一席ってのを見たらついぱっくんしてたわw
曼珠沙華は好きな花三強の一角なんでね……!

飛び入りは久々ですが、どぞよしなに。

(-22) 2016/11/15(Tue) 23時頃

硯友社 みょんこは、メモを貼った。

2016/11/15(Tue) 23時頃


【独】 旅籠 おもん

/*
いい感じにペアってるわねえ(サルの相手しながら)
始まる前に他の人とも何となく顔合わせておきたいけど、
どうなることやら。

(-23) 2016/11/15(Tue) 23時頃

【人】 トレーサー キルロイ

 ……おわっと!?

[いきなりびっくりした、と言われても、ちょっとばかり上の空だったものだから、言われた方がびっくりしていた]

 ってか、びっくりしたのはこっちだっつー……。

[最初に口をついたのは突っ込み。
それから、改めて声の主>>50を見て]

 ……えーと。
 第一村人さん、発見?

[最初に言うのがそれなのは、さすがにどうなのか。*]

(51) 2016/11/15(Tue) 23時頃

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