1 とある結社の手記:6
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意図がよく分かりません。
僕は入れない心算です。 なんというか、…何かの罠のような気がして。
[自分の疑い深さに、苦笑が零れる]
まあ、死にたがり、ということになるでしょうね。 素直に考えるならば………。
(*85) 2010/02/25(Thu) 02時半頃
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な……っ
[そうして、彼女が伸ばす指の先。 友のメモと、その内容に言葉を失う。>>495]
あの馬鹿……。
[歯の間から唸るように呟き、ハッと傍らのキャサリンを見下ろした。]
…おいっ!!
[カルヴィンが手を伸ばしている。>>519 小さな少年だけでは心許なく、同じく支えるように腕を伸ばした。]
(523) 2010/02/25(Thu) 02時半頃
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/* ごめん、マーゴさん。支えてしまった。 この辺の気遣いの無さが、14歳レベルです。
[遠い目をしている]
あぁ、きこえる。くうきをよめ、という合掌が、きこえる…。
(-109) 2010/02/25(Thu) 02時半頃
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んー、オレどうしようか。 もう普通にウェーズリーに票入れていいかな、いいかな。 ドナルド喰う心算なんだが。
[やっぱり悩んでいた。]
(*86) 2010/02/25(Thu) 02時半頃
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/* すれ違った!!!手出し不要だったかな。
すまん……★
(-110) 2010/02/25(Thu) 02時半頃
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ゆるさ、な……い、
しな、せ……な、………い、
[脚に掛かる負担が、僅か軽くなった。 そして、少し時を置いてもう一度。 けれど、視線はメモに向けられたまま。 必死に右腕を伸ばせば、メモの端に触れて――― 斜めに破けると同時、床に崩れ落ちた。]
(524) 2010/02/25(Thu) 02時半頃
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本屋 ベネットは、長老の孫 マーゴの動きにハッと迷うように手が止まる。
2010/02/25(Thu) 02時半頃
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……ッ!
[迷いが仇になった。 床に転げ落ちたキャサリンを抱え起こす。>>524 誰が、などと構ってはいられなかった。]
大丈夫か?
[彼女の手は、しっかりと破れたメモを握っている。]
(525) 2010/02/25(Thu) 02時半頃
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ええ、それで構わないと思いますよ。 ……何だかお疲れのようですね。ふふ。
[悩み続ける相手を労わりつつ]
ドナルドさんを食べるのも、構わないと思います。 ただ、一応フィリップさんを食べる準備も しておいて良いですか?
―――――…あ。
[直後、キャサリンの行動>>524に短く零れた声]
(*87) 2010/02/25(Thu) 02時半頃
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ああ、構わない。 どっちかが処刑対象になってたら、それはそれだ。オレは知らない。
どうした?
[コルクボードの方は向いていなかったので、何が起こったのかわかっていない。]
(*88) 2010/02/25(Thu) 02時半頃
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[それは、呪詛のようにも感じられるほどに、 深い深い思いの篭った声>>524だった。 周囲が気遣って手伝いの手を止めたことに気づかぬまま、 必死に彼女を支えつつ、メモのほうを見上げて―――]
………ひゃっ!?
[届いたかと思った次の瞬間、崩れ落ちるキャサリン。 彼女を支えていた少年も、同様に床へと倒れる。 せめて彼女の下敷きになろうとしたが、叶ったかどうか]
(526) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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キャサリンさんが、立ちました。 ―――…そしてフィリップさんのメモを、破り捨てました。
[これだけを言語化すると、異常に男前に感じられた]
フィリップさんを、死なせたくないようです。
とても。…とても。
(*89) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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[咳き込みそうなところをぐっと堪えた。 一瞬伸びきった足が、メモを握る手が、全身が震えている。 ゆっくりと手を開けば、メモの大半は自身の手の中に。]
…………、
うん、……じょぅ、ぶ、
[ベネットの問い>>525に掠れた声を向けた。]
(527) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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/* したじきふいた。
おまえらww
(-111) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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これは、逆にフィリップさんは、 処刑されにくくなったかもしれませんね…。
[そして、思う。ならば。次に、危ないのは―――…]
…………。
…あはは。本当に、どうしましょうかね。
[疲れた苦笑を零した。半ば、何かを誤魔化すように]
(*90) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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[そして、左に傾くように倒れた身体を必死に起こそうと。 下には、カルヴィンの小さな足が。]
……ごめ、ん、だいじょぅ、ぶ?
ありが、と、う。
[床に手をついて、上半身を支えて。 まだ濡れる瞼を少年に向けた。]
(528) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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/* ぎゃああ。 ベネットに抱え起こされてたぜw
(-112) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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[倒れかけた親友に、手を伸ばしたが、間に合わず。 それでも、手を貸さなかった事を、今は後悔していなかった。 倒れたキャサリンの手に握られたメモを見る。]
キャサリン…。
[ベネットに抱きかかえられたキャサリンの手を握り、何も言わずに黒檀の瞳を見つめる。]
(529) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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[身体を起こそうとした時、ふわり軽くなって。 ベネットの胸に手をあてて、「大丈夫」のサイン。 そうして、床に手をついて上半身を支えた。]
(530) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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……は。無茶をする。
[向けた言葉は、掠れ声のキャサリンへと。>>527 そうして、同時に倒れたカルヴィンへも視線を向けた。>>526]
うわっ…。カルヴィン! 怪我、してないか?
[助け起こそうにも、腕が足りない。 困ったように、案ずる色で少年を見下ろした。]
………っと…。 マーゴ、車椅子を支えてくれないか。
[まずは、彼女を戻すことが先決に思えた。]
(531) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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………そりゃまた、男前だな。 まあオレも危ないかもしれんからお互い様だ。 さてどうしたもんか…?
[疑心を煽る方法は何かないだろうか、と。 考え込んでいる。]
(*91) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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―広間―
[身辺整理をしに一度自室へ戻り、鞄一つを持ち広間へと戻った。]
――!
[そこで見たのは、コルクボードの前の人垣。それは想像の通りだった。]
キャサ……。
[倒れている彼女を目にし、鞄を取り落とした。]
(532) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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[ベネットに声をかけられ>>531、はっとしたように頷く。]
あ!カルヴィンも…大丈夫?! ありがとう。
[車椅子を支えながら、身体を張って親友を助けてくれた小さな騎士にお礼を言う。]
(533) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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[しっかりとキャサリンを抱え起こすベネットに感謝しつつ、 彼女の震えは直ぐ傍にいる少年に真っ直ぐ伝わってくる]
僕は、大丈夫、です。
……あは。 こういうとき、本当に、早く大きくなりたいですね。
[キャサリン>>528へ元気付けるように、 冗談めかして大丈夫だと告げる。 右足が少しだけずきりと痛んだけど、きっと大丈夫。 彼女の痛みに比べれば、まだ―――]
(534) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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―自室―
[牢獄のように格子の嵌まった窓から、闇色の空を見上げる。 雪できんと静まりかえった夜。月は冴え冴えと、周囲を水墨のような白黒の世界に染め上げる。 金属の釦一つ、うっかり触ると驚くほどに冷たい。 こんな中窓を開けるなんて酔狂としか言いようがないが、煙を逃がすために已む無く。 ウェーズリーの部屋から一筋の白煙が天に上っていく。 あまりに頼りない狼煙のよう。]
仲間が処刑されて、人狼は焦っているでしょうね。 私の命運も、果たしてどこまでもつでしょうか。
[サイドボード、火酒の瓶の下に挟まれた投票用紙は、未だ未記入。]
(535) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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キャサリン。腕、痛めてないか…?
あー…、メアリー。 何か布。絞ったやつ。
[左に転げた風に、眉を顰める。 妹が驚いて立ち上がるようなら、そちらへと向けて声を飛ばした。
そうして、]
──フィリップ。
[そう、友の名を呼ぶ。>>532]
(536) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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本屋 ベネットは、鳥使い フィリップへと真直ぐに深緑を向けた。
2010/02/25(Thu) 03時頃
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[友の視線に感じたのは怒りだった。何についての怒りかは明白。]
…こうするのが一番だと思ったんだよ。
[そういい、鞄を拾い上げた。]
(537) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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[男は能力の故か、そう遠くない死を悟ってか、自分たちより若い世代の愛憎劇をどこか達観した風に眺めていた。]
私の役目は、人狼宛の手紙を正しく届けることでした。 けれど、その力で、救われる人がいるとしたら……。
[最早配達に行くまでもなく閉じ込められているのに、毎日の着替えに男が藍色の制服を纏う。 それほどに、彼の私物は室内にも極僅かだった。質素な独身男の住まいと大差ない。]
配達して、喫んで飲んで、配達して、配達して……。
[その無味乾燥の日常を彩るのは、手紙を受け取る者たちの歓喜であり悲哀であり驚嘆である。 男は投票用紙でなく、薄青の便箋にペンを走らせた。 相棒へ向けた、短い言葉。 いざ遺書でもしたためようかと思っても、書くことがほとんどない。 頬には皮肉げな笑窪がくっきり残ったまま。]
(538) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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コホッ、
[一度だけ、堪えきれずに咳き込むが。 その後、それが続くことはなかった。 親友が支えてくれた車椅子に、おそらくベネットの力を借りて座りなおしただろう。]
……ベネット、カルヴィン、マーゴ、
ありがとう、
[息を整えながら、しっかりと礼を口にして]
大きくなれるよ、カルヴィンなら。
[少年の励ましには、柔らかく笑みを向ける。 右足を庇うような姿に]
これ、痛み止め。すごく効くから飲んで? ……ごめんね。
(539) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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つっ……。
はい、僕は、平気です。怪我、してないですよ。
[心配をかけぬよう、 ベネット>>531へ頼りなく笑ってみせる。 床に手を付きながら、何とか自分で立ち上がり]
ええ、大丈夫です。 マーゴさんも、ベネットさんも、ありがとうございます。
[マーゴからも礼>>533を言われれば、 「いえ」と苦笑交じりに首を振る。 それは結局、彼女を倒れさせてしまったからか]
(540) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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本屋 ベネットは、鳥使い フィリップの言葉に低く舌を打ち──
2010/02/25(Thu) 03時頃
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こっちに来い。 支えろ。
──早く。
[短い言葉で、矢継ぎ早に言い掛けた。>>537]
(541) 2010/02/25(Thu) 03時頃
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