118 津 村
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やっぱまずは、1年の偵察からかなー?
[チアキ先輩が来ていったとはいえ、 やはり一番のライバルになるのは同学年だ。 他のクラスに顔を出せば、やはり実行委員のしまちゃんの顔は広い。律は、そのオマケのようにちょこちょことくっついて歩き回った]
結構いろいろ聞けたね。
[満足して手元のメモ帳を覗き込む。 それをしまちゃんにも見せて、うんうんと頷いた]
(18) 2013/04/05(Fri) 23時半頃
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[教室に戻れば、「メイドお化け射的屋敷喫茶カフェ写真ネタリウム〜メイドさんと一緒〜」という、見るからに怪しげで長すぎるタイトルがしっかりと黒板に書かれている。 案外クラスメイトも乗ってるようで、空気は明るい]
メイド服に血糊、要るよね?
[律が言うと、やっぱり数人が少し変な顔をした。 喧々と話し合いつつ、賑やかな午後は過ぎていった]
(19) 2013/04/05(Fri) 23時半頃
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― なとり生花店 ―
ただいまー!
[店へ大きく声をかけて帰宅する。 おかえりと迎えてくれたのは、母だった。 そのまま店を通り過ぎて、奥の家へと入る。 花の香りと、少し独特の生々しい水の匂い。 すっかり馴染んだ花屋の匂いだ]
あれ。もう分かった?
[真面目な顔の兄>>10に、やはり真顔で返す。 海苔弁には「お前にも何時の日か分かる時が来る」>>0:16と書き込んだ。何時の日かとは定めがないが、よもや当日とは思わなかったが]
(20) 2013/04/05(Fri) 23時半頃
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なら良かった。 でも、まだ足りなかったかと心配した。
[主にしまちゃんの食欲のせいである。 彼女の炭水化物への情熱は、無尽蔵のように律には思われた。 彼女に追加されたBLTサンドは未だ律の胃の中にあり、 満腹感を齎し続けている。 これでもまだ白米への愛を見せた友人を、律は心密かに尊敬していた]
(21) 2013/04/05(Fri) 23時半頃
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[満足したという兄に頷いて、再びの弁当作りを請合った。 どうということはない。気が向いたらという程度だ。 そして今後は恐らく訂正があるまで延々と、かの海苔弁が兄の弁当箱をみっしりと埋め続けることになるであろう。
今日の店の手伝いは、兄の権利だ。 忙しければ律にも出来るが、基本的に小遣い配分の観点から、手伝いの順序はそれとなく緩く決められている]
そういえば、五郎兄のとこの出し物ってなに?
[夕食時に、そのようなことを聞いた。 激辛スイーツと聞けば、甘いのだか辛いのだか良く分からない顔で眉を顰める。対して、律はメイドお化け射的屋敷喫茶カフェ写真ネタリウムだと告げる。
すると兄より早く、左右から呆れたような声が上がった。 父母からの当然の反応だった**]
(22) 2013/04/05(Fri) 23時半頃
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/* かめやん先輩のwwwテンションわらうww だがホラーメイドだ!!!
(-7) 2013/04/05(Fri) 23時半頃
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/* チョコバナナをどうにか飲み下した描写を入れるの忘れた…
(-8) 2013/04/05(Fri) 23時半頃
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(>>4) [まぁ、そりゃあ寝てたり、不在であれば なんでこうなった感わかんねーわなあ。うんうん。 わかるわ。その気持ちは1年から現3年まで俺経験済みだわ。
本当で羊の格好でやる気のようだったな。 …どこの沈黙映画よ?
おう。抜け出せたらな。…と、そん時は軽い返事は返したけど。]
(23) 2013/04/06(Sat) 00時頃
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[帰ってからは、手渡されたミニどら焼きを眺めていた。 正直菓子の資料だと言われなければ単なるどら焼きにしか見えていないところだけれど、学園祭の催しが決まった今は少しだけ別の視点に見える。 同じ形、同じ大きさで焼いたものに色々なものを挟み込めるどら焼きは、案外量産にも向いていそうだった。 ベビーカステラとどっちがいいか、明日協議にかけてみようか。 なんて、予習復習もそこそこに、ベッドの上でどら焼きとにらめっこ。]
(24) 2013/04/06(Sat) 00時頃
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――2-C――
[登校しても、校内自体が浮き足立っていて。 学園祭ムード一色なのは間違いない。 風邪が流行ってるのか、先生が誰だか休みなんてのも聞こえてくるけれど、授業<学園祭に完全に傾いたクラスメイトはそれほど気にしていないらしい。]
あー、うるさいのが来た。 おはよ。
[昨日の様子はどこへやら。昨日のままのほうが大人しかったのに。 キモいだとか声が上がっているが、何よりもうすぐ授業なので、静かにしてほしいと思った。]
(25) 2013/04/06(Sat) 00時頃
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[授業はつつがなく進む。 そう、皆にやる気がさほど無くても、残念ながら進む。 普段と違うのは、毎週恒例の英単語小テストがなくなったことくらいだ。 たぶん先生も、今日やったところで点数が上がりゃしないのを知っているのだろう。]
(26) 2013/04/06(Sat) 00時頃
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─ 1-A教室 ─
[今日もまた、左右にしまちゃんをかわしつつ黒板を見る。 昨日取り損ねた板書は、無事にクラスメイトから入手していた]
あっちが迷路で、ここでカフェスペース…? ううん。スペース足りないなあ…。
[お化け屋敷というのは、結構スペースを必要とする。 これに喫茶を加えようというのだから、教室のスペースはもう、いっぱいいっぱいになるに違いない。しかも装飾にも手は抜けない。
ぼんやりと未だ見ぬお化け屋敷を思っているうちに、 気づけばまた板書が目の前で消されていた。 これはしまちゃんの所為ではない]
(27) 2013/04/06(Sat) 00時頃
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――午後――
あのさ、名取――
[声をかけようとしたところで、中吉が猫なで声で相手に近づいていく。 何事かと思ったら――ああ。]
亀田は昨日勝手に先帰った分、うちのクラスの喫茶の案、ゆーっくり考えてきてくれたよね?
[ね、とノートとシャーペン片手に、話しかける。]
(28) 2013/04/06(Sat) 00時頃
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あ。
[無常にも板書は綺麗に消えていく。 律も結局、学校祭が楽しみで仕方ないのだ。 そわそわする気持ちを認めて息をつき、ノートを完璧に仕上げることを諦めて、ちらりと教室の時計へと目を走らせた。 午前の授業が終わりつつある*]
(29) 2013/04/06(Sat) 00時頃
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(>>1:158) [ふと、遠目から視線を感じ取る。]
…あー。あいつかあ。 普段大人しそうなのに、何かと睨んでる気ィするわー今日ー。
[だってめんどいんだモーン。 俺居ないほうが事がトントンに進むっしょ? 気だるそうに安達の視線を気付かぬフリをし、逸らす。]
(30) 2013/04/06(Sat) 00時頃
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― 朝:名取家 ―
すまん、律。 昨日いってた出し物を、もう一回いってくれ。
[メイドお化け射的屋敷喫茶カフェ写真ネタリウムは、朝食時でまで話題に上った。 名取兄が、妹が早口言葉のように告げた出し物を、一度で聞き取りきれなかったからである。律の返答を聞きながら、とうふの味噌汁を啜る。]
……? 律。喫茶とカフェは、ひとつに纏まらないのか?
[台所の隅、空ペットボトル置き場には、チョコバナナソーダ、マイルドバナナラムネが並んでいたかもしれない。 よもや兄妹揃って珍バナナ飲料を買っているとは思わなかった。 朝食を食べ終え、律に自転車の後ろに乗っていくかどうかを尋ねてから、なとり生花店の前を通り過ぎ、学校へ向かった。]
(31) 2013/04/06(Sat) 00時頃
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― 午前中:2-C ―
[本日も数学の授業があったが、雷門先生は来ず、代わりの先生がやってきた。 どうやら先生は、風邪で休みであるらしい。 体の弱そうなお爺さん先生であるから、名取はなんだか気の毒な気持ちになった。 それ以外は、いつも通りの午前中の授業が恙無く行われた。]
(32) 2013/04/06(Sat) 00時頃
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>>28
えっ
[考えてなかった。 と言うよりも、昨日今日とメイドの事しか考えていない。]
いや その あれじゃん? 昨日はほら ちょっと体調悪かったから悪化しないうちに帰っただけで? 考えられるコンディションじゃなかったっていうか?
だ、だからほら! ヒントを探すためにも他のクラスの視察してこようかな!ってな! 外にも目を向けなきゃ良い企画はできないんだって!
(33) 2013/04/06(Sat) 00時頃
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― 午後:2-C ―
[片や、スキップでもするようなふわふわと軽い足取りで、床を蹴り蹴り進んでくる亀田、片や、いつもの真面目そうな顔の眉のきりりとした関町。 名取は、席に座ったまま二人の顔を見比べるようにした。]
ああ。暇だ。
[とまずは亀田にこたえる。 隣で女子生徒が亀田を気持ち悪がっているが、名取には言うほど気持ち悪いものではなかった。亀田は尊敬できる男である。大丈夫である。]
(34) 2013/04/06(Sat) 00時半頃
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―文芸部室:昨日―
[だかだかだ。だったかだったかだー。 タイピングの音が部室内に響き渡る。 弘志の本日の仕事は、原稿用紙に書かれた手書き文章をPCに打ち込む作業だった。つまる所、ワープロ打ちが出来ない部員の為の代筆、である。 弱小部である所の当校文芸部誌の印刷は、全て学生たちの手作りで行われる。つまり編集作業も部員たちの仕事なのだ、弘志も自分の小説だけを書いてハイ終わり、という訳にはいかない。]
ひとまず表紙、挿絵担当の確保は関町氏に任せはしたものの……。これは残りの日数で本当に終わるのだろうか……。
[冊子作りというのは膨大な作業だ。その為手伝いを後輩に任せたり>>2なんだりなどもしているが、残りの作業の事を思うと気が遠くなる。]
人手が足りぬ、人手が、おお人手が足りぬ……。
[慣れぬPC作業に掛かり切りになっているうち、なんかそろそろドライアイの兆候が出てきた。残り、まだまだ打ち込まねばならぬ原稿の山を見ながら弘志は決意する。 『次に隣の部の人間がこっちに顔を出したら、その際は否応なく手伝いに引きずり込んでやろう』と……。]
(35) 2013/04/06(Sat) 00時半頃
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[授業中、律は兄の言葉>>31を考えていた。 喫茶とカフェは、なるほど確かに似た言葉のように思われる]
喫茶はメイドを受けている語で、 カフェは最後にコーヒーを出す予定だから。
[兄にはこう返したものだが、律にも良く分からない。 ただ、どっちか抜くより両方あったほうが語呂はいいと思う。 兄の自転車の後ろに便乗させて貰いながらも考えた。 だが音を試しに口にするのは、舌を噛みそうだから避けた。
律は(たまたま)今朝も、兄に弁当を差し出している。 今日は、海苔の文字はない。ただ漆黒の海苔が視界を覆いつくさんばかりの、更に迫力と重量を増した海苔弁だった]
(36) 2013/04/06(Sat) 00時半頃
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[視察と、亀田は言った。 やはり皆学園祭が楽しみで、意欲に燃えているのかもしれぬ。名取は感心した。 そうしてから、はたとした。]
良かったな。かめやん。 うちの妹のところなら、丁度いい。
メイドお化け屋敷射的屋敷?喫茶カフェ……写真?……リウム……?をやるらしい。
[亀田が、メイドが居ることを知った上で行こうとしている事などは思いつきもしなかった。]
おれも行くのか? そうか。行くか。
[なぜ二人必要なのかも深くは考えず、そのまま頷く。]
(37) 2013/04/06(Sat) 00時半頃
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じゃあ、1-Aは昨日佐々木が偵察行ってきたから、別のところに行ってきてくれる? 同じところ何度も行っても仕方ないもの。
で、名取。 昨日はどら焼きありがとね。 あれ、中入れたいものとかある?
[中吉の是非を聞くより前に、名取に話を移してしまった。 外に目を向けるという名目上は、こちらの言い分のほうが正しいはずだ。]
(38) 2013/04/06(Sat) 00時半頃
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― 午後:2-C ―
関町は?
[用件はなんだろうと、彼女の顔をじっと見たところ、すぐに内容はかえってきた。]
中にいれたいもの……?
[どら焼きの中にいれて欲しいもの。 定番のものばかりが思いつく。 栗。抹茶クリーム。あんこと一緒に生クリームなどが入っているのも美味しい。 だが今は、そういう回答を求められていない気がした。]
……? しそ? みそ?
難しいな。 関町の思いつくまま、何を入れてくれてもいい。 バナナでも、豆板醤でも、粒入りマスタードでも、アイスでも、なんでもおれは構わん。
(39) 2013/04/06(Sat) 00時半頃
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─ 昨日:購買前 ─
[缶の印刷面を眺めてると何やらオーソドックスな、ショックを受けた時に発されるであろう擬音(>>1:173)が聞こえてくるではないですか。 おー、口に出してる人はじめて見たよ。 りっちゃんにしては珍しく、牛乳系じゃないですねー。 まあ、そんな日もあるさー!]
[とりあえず、これ飲んでみようかね。 スイカ飲料とか初めて飲むから、ちょっとドキドキ。 舌の上で弾ける強炭酸。 むわっと香る、スイカっぽくもあるような青臭いような香料。果汁は0%。 だるっと甘くて、やたら口に残る人口甘味料。 残、念、しょーーう!!!]
(40) 2013/04/06(Sat) 00時半頃
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[お互いに微妙な飲み物を微妙な表情で飲み干した後は、目的である他クラスの偵察へ。 気合減りましたけどね!! 他のクラスに入り込んでは、実行委員や顔見知りに声をかけて情報を引き出す。 こちらからの情報の流出は最小限に。 まあ、どうせすぐバレるんですけれど]
やー、収穫あったねぇ。 私の見立てでは、うちのところが一つ頭抜け出してるかな。 まあ、油断はでっきないけどねー。
[りっちゃんの手元にある偵察結果を見つつ、頷き返す。 相変わらず丁寧だなあ!]
(41) 2013/04/06(Sat) 00時半頃
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―3-B教室:午前の授業終了後―
[昼休みに入ったと思いきや否や、弘志は立ち上がる。 そして昨日、大事な大事な学園祭の話し合いを欠席した生徒>>30の所まで近付いて行く。]
富良野君。 君も知っての通り3Bの出し物はクレープ屋台『ミルティーユ』となった。 つまり飲食店経営だ。分かるかな飲食店だよ。
[弘志の鼻がくんかくんかと二度ほど鳴らされる。]
君は学園祭当日もそのヤニの臭いをさせながら、客商売をするつもりかな……?
[キラーン。委員長弘志の目が光った。 これを言いたいが為に、授業の間中、弘志は彼に視線を注ぎ続けていたのだ……ッ!]
(42) 2013/04/06(Sat) 00時半頃
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[教室へと戻れば、開いたドアへと注目が集まる。 いやー、あんまり見られると照れますなぁ。 親指をぐっと立てれば、盛り上がるクラス。 うんうん、みんなノリいいね]
じゃあ、私はホッケーマスクでチェーンソー持ったほうがいいかなぁ。
[りっちゃんに続いてそんな言葉を発すれば、また注目の的に。 やー、照れますわぁ]
[そんなこんなで、順調に話し合いも進み満足顔で帰路につくのでした]
(43) 2013/04/06(Sat) 00時半頃
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―昨日>>1:129―
うん?俺の方か。 いや、やる事はまだ詰めてはね―けど、 とりあえずは演舞とちょっとばかし競技の実演、あとはやりたいって奴がいたら実際に鞭振ってもらう… ぐらいだろーな。 上手い奴ならちょっと型覚えりゃ、音ぐらいは振って鳴らせる様になるしな。 そうなったらこっちのモンだな。音出てるのそれソニックブームって言ったら すげーってなるし。多分。
まー、今年頑張らねーと、俺も来年は受験で練習も控えめにしねーといけんし。こっちで同好会員を募ろうと思ったらこれがラストチャンスかもな。
[あかりは聞いているのかどうか分からないけれど、とにかくぶつぶつと呟いている。結局その日はほどほどに教室の方は切り上げ、準備の具体的な話がまとまるまで、自分の方のスポーツウィップの練習をずっと進めていた]
(44) 2013/04/06(Sat) 00時半頃
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―2−B教室― [ず、ずず… チャイムと共に号令がかかった。午前の授業が終わる。 何処か浮ついた空気は昨日から続いていて、 黒板に書かれた小難しい化学式を覚えられたものは クラスに何人いただろう。教卓に立っていた先生も 諦めたように淡々と授業を進めていたから準備が落ち着く頃に もう一度同じ場所を授業で繰り返すんだろうとぼんやり思った。]
(45) 2013/04/06(Sat) 00時半頃
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