94 眠る村
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うん、 良い体を、選んだみたいだ。
いつもとは状況が違うんだ、使える駒は、使わないと。
[訪れるブローリン。 "本物様"の片方に、入り交じる警戒と好奇。]
(*28) 2012/06/17(Sun) 16時頃
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[倒れただけの傘、びくり、と体を震わせた。]
……、 待って、
[何も応えない、眠ったままの祖母―― 怯えたような瞳は、惨劇にか孤独にか、彼を引き留める]
ぁ、 ごめんなさい
[言ったものの、つい謝るのも控えめな娘ゆえに]
(101) 2012/06/17(Sun) 16時頃
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クラリッサ―― 君の大好きな、彼がきたね。
なんなら僕が、君の望みを叶えてあげようか? ――ねぇ、クラリッサ。
(-56) 2012/06/17(Sun) 16時半頃
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……ごめんなさい、 ブローリンさん の方が、きっと、 辛いのに。
[大事な人を失って尚、自分のためにかニィ、と笑って呉れるその人に、けれど、這うように、たどり着き]
一人、に しないで
こわい
[こわい――ヨーランダが死に、クリストファーは灰になり、ラディスラヴァも死んだ。 怯えるのは――。]
(103) 2012/06/17(Sun) 16時半頃
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私は、昨日…… ティモシーさんを、呪いました。 でも、死ななかった――……それにホッとしている。
[殺したくない、死にたくない、 そんな、誰もが抱える望みを抱けない今――]
クリストファーさんを、呪った人はきっと、 その重さ、抱えてる。 ――殺すのは、怖い。
[撫でられる肩、びくりとしたのは最初だけで。]
……、悪い夢を、視たの ラディスラヴァさん、が 死ぬ夢
[光景を見た、だけならば―― 予知夢という加護、がもしかしたらあるのかもしれない。 けれど、語らずも生々しい記憶は、視覚だけではない。]
(106) 2012/06/17(Sun) 17時頃
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ん…… 心はすごーく、衰弱しているよ。
――ああ、 今まさに、 "余計なこと"を 口走ったね。
[ブローリンと共にいる、とは言わない。 ただ、追いかけると言ったのなら予想はつくのかもしれない。
これ以上を口走るなら、彼女には"眠ってもらおう"と 場を静かに見遣る。]
(*30) 2012/06/17(Sun) 17時頃
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/* 今日の襲撃誰がいいんだろう
"本物様"ならブローリンかシメオン、、、 シメオン落としたらフィリップが面白そうなんだよね とかゼロみたいな思考になっている中身です。
(-59) 2012/06/17(Sun) 17時頃
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[ハナを、ラディスラヴァを、人と言った彼。 視てやる、と言われて――はっとする。
こわい。 自分が自分かわからなくて、怖い。 人だと知れれば安心だ。
けれどもしそれで、 もし、自分が狼と、言われたら?
――知ることにさえ怯えながら、 ふいに、意識が遠くなる心地して、記憶は―――]
(108) 2012/06/17(Sun) 17時頃
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……、 私、勝手だ――。 知る ことも、 怖いなんて。
見破れる、って言った人が、3人もいるのに どうして、かな――ブローリン、さんを 信じてる。
[でも、 だから――]
人だと、言って呉れたら―― きっと、不安が一つ、消える。
でも、 もし―― 貴方の口から、 悪い結果が、 聴こえたら、私
[はらり、 涙が流れる。 追いつめられすぎた、控えめな女の声。 彼の服を、ぎゅう、と掴む右手。]
(109) 2012/06/17(Sun) 17時半頃
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――本当に、この子は 美味しいなァ。 でも、おやすみ、クラリッサ。
[視てやると、言われて考えたことが、 自らを知る恐怖だなんて。
本人ならば、きっと想っても口には出さない。 けれど、心の声をそのままに、ゼロは零す。]
――ひとまず頑張ってみるよ。 さて、どうなるかな。
[仲間の声――"本物様"との状況は芳しくない。 けれど焦りはしない。 人間の、駒もあるのだからと――たかをくくって。]
(*32) 2012/06/17(Sun) 17時半頃
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君が人に優しいのは、 君が人に優しくされたいから。
君がいつも控えめなのは、 君が周囲に嫌われたくないから。
君が自分の正体に怯えるのは、 君が――"加害者"にも"被害者"にもなりたくないから。 じいさんが死ななくて、ホッとしたろ?
醜いね、クラリッサ―― 嗚呼、なんて居心地が良い。
(-63) 2012/06/17(Sun) 17時半頃
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[掬われる涙、あとからあとから、彼の指を濡らす]
待つ――…、?
[結果に、いかほどの時間がかかるのかは知らない。]
……、 大丈夫、大丈夫――
[唱える、小さな口癖。 彼の言葉を受け容れ、自分に、言い聞かせるように。
撫でられれば、余計に溢れる雫。 服を掴んでいた手は、 膝立ちのまま神に縋るように、男の胴を抱いた。]
……待ってます、 ブローリンさんの、こと。
(113) 2012/06/17(Sun) 17時半頃
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エイトのヘマなんて、考えられないね。 そうなったら心中するしかない。
[心中などという言葉も、けらりと笑って話せば日常。]
……――新しい楽しみが出来てしまったよ。 フフ、内緒だけどね。
[ブローリンに視られる。 エイトが知ればほぼ確実に、彼を殺すだろう。
けれど、密かに懸想していた相手から、 人狼だと告発された時の宿主を見たい―――
危機よりもそんな欲求が、押さえ切れない。]
(*35) 2012/06/17(Sun) 18時頃
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[だから――]
食べたいのも、面白そうなのも、 きっとシメオンさ。
クラリッサよりも大切な彼が死んだらフィリップは じいさんから人狼と告発された中、どうするのかなァ
ってね。
(*36) 2012/06/17(Sun) 18時頃
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……――有り難う、 ござい ます、
[男に縋るまま、服の染みはどんどんと増えるけれど 落ちて来る低く優しい声――背をあやす、手。
一度閉じて、開いた目は―― 男に顔をつけたままきょとりとしたけれど。
このまま甘えるように、不安を吐き出すように、 ぼう、とする頭で泣き続けた。
――やがて泣きつかれて、意識が落ちる*まで*]
(119) 2012/06/17(Sun) 18時頃
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君なら、ここまで出来ないよね。 大好きな彼に接近できて よかったね?
[意識を奪ってすぐに戻すのは本来ならばリスクは高いが 言葉少なく保身意識の強い女が問うことはないだろうと。]
どん底に落とす前に、
――ささやかなプレゼントさ。クク。
(-66) 2012/06/17(Sun) 18時頃
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――駒が多いにこしたことはないけどね。
ハナは……結局、加護の力を誤ったのかな? それとも、じいさんの言うように"知恵おくれ"ゆえかな。
[ハナの大人びた側面は想像もしていない様子で もう一人、嘘をついた少女の真意を不真面目に考えるけど]
お裾分け、したいねェ。
――どれくらい時間がかかるものなのかわからないけど。
[ともらすは、ブローリンの加護の力。]
ルーカス、グロリアより、 今回は "あたり"だったね―― フフ、愉し。
[嗤う声はやがて泣きつかれて眠る宿主を見て*嘲る*]
(*38) 2012/06/17(Sun) 18時半頃
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ん……
[大きな音がして、開けた視界には天井。 ――ややもすれば、そこが店の長椅子だと気付いて。]
……――?
[空気の悪い、店内の渦中の人間は、ハナ。 ゆっくりと身を起こせばハナを見て。 状況を把握しようと周囲に視線を流し、またハナを見る。]
(171) 2012/06/17(Sun) 22時半頃
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……――駒か、そうでないか、 判断がちょーっと難しいね。
[見てはいないが音は全部聞いていたからそんなことを。]
まあ、 呪いの矛先受け止めてくれるンなら充分だけどさ。
[まだどうなるか、わからない。]
(*43) 2012/06/17(Sun) 22時半頃
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[ハナの様子があまりに別人すぎて、思わずブローリンを見る。
ティモシーは家族を守るために嘘をついたと知っている。 つまりフィリップは、何の判定もされていないことになる。 そしてクリストファーを人狼だったと言う者はいない。]
ハナ、ちゃん――…… どうしてこんな、 人間、 なんでしょ……?
[嘘をついた少女。 今は10歳と思えぬ大人びた言葉で。 ティモシーの嘘も苦悩も、砕かれたかのよう。]
(180) 2012/06/17(Sun) 23時頃
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クラリッサは、ハナに話の続きを促した。
2012/06/17(Sun) 23時頃
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……――とても親孝行だと、思うよ。 じいさんの願いも儚く消えたね。
[愉悦隠さぬ声]
(*46) 2012/06/17(Sun) 23時頃
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[頬打つ、 乾いた音。]
……ティモシー、さん
[へたりこむ老人に、思わず駆け寄る。 なおも笑う少女に顔をゆがめて]
ハナちゃん、やめて―――…… ティモシーさんが、どんな想いで
[嘘をついたか――――、とは 言えず。
それ以上、口も挟めず、語ることも出来ずに口を*噤んだ*]
(187) 2012/06/17(Sun) 23時半頃
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