298 終わらない僕らの夏休み!
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― 3回目の9月1日・神社 ―
岸、ちょっとだけ、いいか?
[岸がまだ近くにいれば、オレは頭のなかにふと思いついた推論を口にする。]
(245) 2019/09/05(Thu) 22時頃
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オレたちが何回も9月1日繰り返してるのって、もしかしたら、夏に『忘れモン』が残ってるのかもしンねェよな?
[そうだ。オレはまだ『忘れモン』がある。 大きな大きな『忘れモン』が『あの試合』に。 ]
(247) 2019/09/05(Thu) 22時頃
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…………あ、悪ィ。
[反応をみて、(>>261 >>262)岸に『あの試合』の話をしたのは間違いだった。 あくまでオレのなかでは『あの試合』で終わってしまったものの。彼女の中では『未来』の話であって。]
……忘れてくれ。単に思い付きで口にしちまっただけだ。 っつってもなかなかそうも行かないだろうけどさ。
[こういうところだ。こういうところがきっと女心がわからないって言われる原因なんだろう。 オレは反省することしきりで。]
(280) 2019/09/05(Thu) 23時頃
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花火、見に行きてぇな。
[岸と鹿崎を送り、一人ごちる。 オレは『あの試合のオレ』と向き合わなくてはいけない。その為には、あの時見た『花火のような何か』と向き合わないといけないと、思ってる。
その為にも花火を見に行きたいと思ってはいるけれど。 そう思いながら足取りは自然に公園へと向かっていた。]
(287) 2019/09/05(Thu) 23時半頃
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― 公園 ―
おっ、青春じゃんな。
[公園へ向かってみると花火が燃えてる、火薬の臭いが鼻につく。 そういえば、花火は去年の夏合宿の時以来見てないな、と思い。
野球してたンだよなって思うと、少し鼻がツン、とした**]
(302) 2019/09/06(Fri) 00時頃
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