299 さよならバイバイ、じゃあ明日。
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[何に、縋る必要もなく]
[──己を鎧うことなく]
(-18) 2019/10/15(Tue) 23時半頃
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…… どれほど、強かったら。主人のように、 落ち着いた心持ちでいられるのだろうな。
[これほど羨ましいと思うのは、それが己では出来ない在り方だと思うからだろう。そうして、そう成れる道がわからないからだ。だから、ただ、羨むことしかできない。]
…… ああ。まったく、 まったく、腹の空く……
[鳥は、喉を鳴らしてから上に向けた嘴をカチカチと鳴らした。]
(34) 2019/10/15(Tue) 23時半頃
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……
[よっこらと鳥は生えた草の間に腰を下ろし、それから嘴の先をその死んだ竜の腹部に寄せた。 ずるい。とは、口にしない。胸の内にそれがあったとしても、竜に非難をされる謂れはどこにもないことはわかっていたからだ。]
…… それでも、やはり。
ただただ、
「死」のヤツにもっていかれるばかりというのは。 どうにも、腹立たしいものだ。
[ただ、がばりと嘴をあける。鋭い爪で、猛禽は竜の腹肉を押さえた。]
(35) 2019/10/15(Tue) 23時半頃
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一部分だけでも、我の腹に取り返させろ。
(36) 2019/10/15(Tue) 23時半頃
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[死についていった後の身体は、それはそれは もうすっかり冷えてしまっていて、 草食ではない猛禽には 草は腹を割くのに難儀するとても邪魔なものだった。
温かかいうちに食べられていたら、 もっと「おいしかった」のか。 それはもはや誰にもわからないことだった。
それでも、柔らかい肉を容易に裂ける嘴と爪を汚して、ただ、不器用な鳥にできる限りは、傷跡を荒らさないようにキレイに、鳥は竜の身体の一部を、温い腹に収めた。
綺麗にとは言えど、全部は食べきるようなこともない。
草屋はほかのだれかと約束をしているかもしれなかったし、植物たちの取り分があるだろうと、鳥なりに思ったからだった。]
(37) 2019/10/15(Tue) 23時半頃
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─────…
(38) 2019/10/15(Tue) 23時半頃
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[── やがて、竜の体液で汚れた鳥は、 クゥ、と小さくひと鳴きをして。
腹の羽毛で、すっかり汚れた自分の嘴を拭い、]
次は。近々。残りの主人とは、葬儀でか。
…… では、またな。
[と、言った*]
(39) 2019/10/15(Tue) 23時半頃
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