1 とある結社の手記:6
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本屋 ベネットは、コルクボードへと、こつりと歩み寄る。
2010/02/25(Thu) 19時頃
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───…。
[女の指が、皺になったメモを貼り付ける。>>@30 傍に寄ると、濃く甘ったるい香りが鼻をついた。
──今は、それがありがたい。と思える。 僅かに血の匂いが紛れたような気がする。]
人狼が、…増えている? まさか、そんな…それじゃ!
──…いつ、終わるっていうんだ…?
[感染しきるか、襲われ尽くすまで出られないのではないか。 危うく口にしかけた言葉を飲み込んで、恐ろしい想像の前に立ち尽くした**]
(73) 2010/02/25(Thu) 19時頃
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本屋 ベネットは、病人 キャサリンへと気遣わしげな視線を一度ちらりと向けた**
2010/02/25(Thu) 19時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/25(Thu) 19時頃
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[揺れる黒檀がゆるゆると上がって、視線が交わる。>>74 互いの瞳の中に見つけるのは、怯え、驚愕、焦り──痛み。
震える彼女が、友が──友たちが、ずっと大切に想ってきた 彼女の言葉に、深緑の瞳を細めた。]
──サイラスが、人狼。
[確かめるように、その言葉を口にする。>>75 僅かな時間、瞑目した。]
(76) 2010/02/25(Thu) 20時半頃
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──…ローズマリー・ペル。
[可能性をみっつ並べる結社の女に呼びかける。 じっと、静かに視線を向けた。]
ひとつめの、可能性は──あるのか?
…俺たちは、サイモンの話を前提としてここにいるはずだ。 あの男が間違えたなら、すべては…崩れる。 数と、占い師同士の反発の話。
──あんたたち結社の話は、どこまで信用が置ける?
[深緑が、真直ぐに灰味がかった青碧の瞳へと向けられる。 のこり二つの可能性には、黙って短く息をついた。]
(77) 2010/02/25(Thu) 20時半頃
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………。
[事実。
そう告げる女の言葉を、肯定も否定もしない。>>@34 突き放すような物言いにも、反発ではなく沈黙が返った。]
因子もち、か…。
[小さな声に、僅かに驚いたように眉が上がる。>>@36 だが感情を見せたのはそれだけ、真実だろう言葉には小さく頷きを返した。
感謝を告げるでもなく、ちらりと辺りへ視線を向ける。 そうして、手早く女へと小声で告げた。]
(78) 2010/02/25(Thu) 20時半頃
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…午後に、フィリップの遺体を引取りに来てやって欲しい。 村に帰して、弔ってやってくれ。
あと…。 もしも、村にあいつの鳥がいたら、保護するように村の人間に伝えて欲しい。
──頼む。
[簡素で大切な、頼み。 肯定が返ったなら、それには短く礼を述べただろう。
女の返事を目で確認する。 やがて、そのままソファの方へと足を向けた**]
(79) 2010/02/25(Thu) 20時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/25(Thu) 20時半頃
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─…ウェーズリー。
それは、メアリーかカルヴィンを疑うということか?
[近くに寄ってきた郵便屋に振り返って問い掛ける。>>90 くっと、自嘲めいた笑みが口の端に浮かんだ。]
…ピッパの言う通りだ。 今まで人と言われた者、も──…。
[言いかけて、苦い表情を浮かべる。 自分が彼の判定を受けたのは、──あの後の、話だ。]
”占い師”が、人狼になる、なんて…かのう……
[茶番だ。 言いかけて、口元に手を当てる。八つ当たりだろう。]
(95) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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───悪い。
[そう、短く謝罪した。]
(96) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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───ッ
人狼が、生き延びるために嘘をつかなかったのかも知れない。 単純に、人間を人間を判定し続けただけじゃないのか。
────…。ヤニクが。 あいつが、サイラスを信用するのかと俺に言ったことがある。 信用することでメアリーを、追い込むかも知れないと。
…あれは、こんな時のことを言ったんじゃないのか。 サイラスが人狼であると露見したことで、こんなにも──…
[一気に言葉を継いで、ウェーズリーを睨みつける。>>97 自然と表情が険しくなるのを、抑えることは出来なかった。]
……ああ。何が言いたい。
(101) 2010/02/25(Thu) 22時半頃
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………、くそ。
[もうひとつの可能性。 真の占い師であるサイラスが、人狼に『変化』したのだとしたら──?
そんな可能性まで考えたくなっている己を自嘲する。 既に、そんな可能性は──昨日の投票で、捨てたというのに。]
……疑心暗鬼、か。
[そうして、少年と連れ立って立ち去る男の後姿を見送った。>>99]
(104) 2010/02/25(Thu) 22時半頃
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うん…?
[少し低い位置から名を呼ばれ、視線を下げる>>105 僅かに疑問の色を浮かべ、首を傾いだ。]
話か?
[移動したいのだろうと、マーゴへ声をかける様子を見て思う。 問うように、車椅子の後ろへと手を掛けた。]
(106) 2010/02/25(Thu) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/25(Thu) 22時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/25(Thu) 22時半頃
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─廊下─
[き、と音を立てて車椅子が止まる。 細い声が問い掛ける。>>110
見えない表情。 その内容は、あまりに──重い。]
───…。 キャサリンはどうしたいんだ?
[逆に返したのは、同じ問い。]
(111) 2010/02/25(Thu) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/25(Thu) 22時半頃
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/* これって……
うっかりふきかけた。
(-52) 2010/02/25(Thu) 22時半頃
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[返る言葉に、は。と短く息をついた。>>113]
……俺、さ。 まだ、人狼を…ヤニクやサイラスを、憎い。と思えないんだ。 凄く、悔しいよ。凄く、悔しいさ。でも……。
あいつらの中に、いる。 それをさ、憎くて憎くて引き裂きたい。とは──多分、思えない。 フィリップの奴も、多分そうだろ。
あの馬鹿、そうでもなければあんなメモ考え付きやしない。
[ふと思い出すのは、昨夜のメモ。 車椅子の押し手に手を掛けたまま、苦笑が零れた。]
(119) 2010/02/25(Thu) 23時頃
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──人狼は、排除…する。
けど、なるべく苦しめたくはない。 憎しみで処刑は、したくは、ないんだ。
[甘いと言われるだろうか。 それでも、と言って僅かに苦く笑った。**]
(120) 2010/02/25(Thu) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/25(Thu) 23時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/26(Fri) 00時半頃
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/* かwwたwwおもいwのwwこw
取りあえず、見えたところに まばらに芝が…
はえるわ!!!!!!w
(-68) 2010/02/26(Fri) 00時半頃
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─廊下:回想─
───…、誰であれ?
[静かに問い返す。>>128
車椅子の柄を掴む手に、力が篭る。 白く、指先が白くなった。
その手を、強く。 思いを込めた繊手が、強く掴む。 激しく揺れる黒檀を、沈痛な深緑が見返していた。]
(172) 2010/02/26(Fri) 01時頃
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………。
[残る人間は、あと幾人であったか。 目前の彼女は違う。郵便屋も違うだろう。
そして、残る人数は。 ──あまりに少なく、そして……]
…キャサリン。
[メアリー、マーゴ、ドナルド。 それに年下の少年が二人に、ピッパ。
息が、詰まるような気がした。]
(173) 2010/02/26(Fri) 01時頃
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───…誰でも、か…。
[それでも、命を失った友の顔が脳裏を離れない。 ぐっと、眉間に皺が刻まれた。
──彼女は、一体誰を疑い、誰を憎めるのだろう。]
(174) 2010/02/26(Fri) 01時頃
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ああ。あいつ……馬鹿だろ? 底抜けに馬鹿だろ?
こんな目にあっても、それでも。
[なんと伝えたら良いのだろう。 友が望んだのは、彼女の復讐では決してあるまい。
恐らくは、ただ。 幸せだけを、ただ願っていたのだろう。]
(176) 2010/02/26(Fri) 01時頃
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───…ああ、分かった。 約束する。
お前の、この手は汚させない。 俺は─…。
[そうして、力の抜けた彼女の手を握り返す。>>131 せめて気持ちが伝わればいい。 虚ろな哀しみに揺れる黒檀を、思いを込めて見つめた。]
(177) 2010/02/26(Fri) 01時頃
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せめて、お前を守る。
キャサリン、生きてくれ。 必ず、生きて─…ここを出て。
[幸せに、とは声に出来ずに詰まるように口を閉ざす。 フィリップは、どんな思いで逝ったのだろう。
唇が震えて、声にならない。 これ以上喋ったら、見せたくないものまで晒してしまいそうだった。
ドナルドの足音に気付き、漸く、…は。と息をする。]
(178) 2010/02/26(Fri) 01時頃
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……ドナルド。
[呻くような呟き。 友の肩を、とんと叩いた。>>145]
(179) 2010/02/26(Fri) 01時頃
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ん…、ああ。気をつけて。 何かあったら、呼べよ。
すぐ行く。
[以前、妹に約束した言葉。 同じ言葉をキャサリンに告げ、案ずるように車椅子を見送って広間へと踵を返した。>>148]
─回想:了─
(180) 2010/02/26(Fri) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/26(Fri) 01時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/26(Fri) 01時頃
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/* うわ。マーゴのところにキャサリン行ったな。 親友やるなら、やったらいい。やったらいい…とは、思う!!
ひとりぽつんのところに基本は絡む…。 どうだろうなあ。
(-71) 2010/02/26(Fri) 01時頃
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─広間─
[広間に戻れば、幾人かが不安げな顔を見せている。 いない人間を目で数えながら、それと自覚すると 自己嫌悪で眉根が寄った。
ソファへと足を向けたのだが、]
あー…、
[ソファには波打つ黒髪。>>185 妹の姿も、まだ近くにはあっただろうか。
車椅子を寄せるキャサリンと目があい、困ったような表情を浮かべた。>>188
がし、と髪を掻き混ぜる。]
(193) 2010/02/26(Fri) 01時半頃
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本屋 ベネットは、小悪党 ドナルドがピッパもろとも倒れるのに呆れたような顔を向けた。
2010/02/26(Fri) 01時半頃
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……何やってるんだ、お前ら。
[呆れた風で、手出しもしない。>>194]
(198) 2010/02/26(Fri) 01時半頃
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本屋 ベネットは、病人 キャサリンの言葉に、小さく「え……っ」と呟いた。
2010/02/26(Fri) 01時半頃
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見え…?いや、そんなことは。
[僅かにうろたえて、車椅子を見下ろす。 くすくすと娘らしい笑い声に、困ったように息をついた。>>197]
……大丈夫か?
[膝を抱えて丸くなったマーゴに、そう声をかける。]
(200) 2010/02/26(Fri) 01時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/26(Fri) 01時半頃
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/* ww別に、二人きりにする必要もなかろうに。 こんにゃろうw
(-77) 2010/02/26(Fri) 01時半頃
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[ふ、と笑う。
他愛もない会話だ。>>197>>202 けれど、それぞれが必死に恐ろしさから逃げているようにも思える。 フィリップが、アーチがいれば更に賑やかであったことだろう。 抑えた溜息が、ひとつ漏れる。]
……な。 おい、こら!メアリー!!
[脇腹をつつかれ、悪戯っぽい笑みを向けて妹がさっさと ソファから立ち上がる。>>201 それへとひそひそと抗議を送り、やれやれと額に手を当てた。
ちらりと、傍らのマーゴを見遣る。]
(207) 2010/02/26(Fri) 01時半頃
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/* !?!????
なんたる恋愛劇場。どうなってる… すごいふいた。
(-78) 2010/02/26(Fri) 01時半頃
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