25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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いろいろあるのだよ、鵠
[少しづつ狩の刻が近づくこと、舞で高揚した気分 それが、昼間の今も目を塞がぬ理由
……旧友が獣とは昔なじみも有り余り思っていないのだが 鵠や鳥はどうなのだろうなと、 ふと、まじまじと見た]
(154) 2010/08/05(Thu) 11時半頃
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記者 イアンは、旧友と鵠の間の様子に首をかしげた
2010/08/05(Thu) 11時半頃
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[主を褒められうれしそうな鳥に花だなぁと思いながら >>157の言葉を継いだ]
……先ほどまではいたんだがなぁ、高嶺殿も
[舞の前見た>>124の困った顔と零した言葉 ”主ではない”事実の言葉、彼の主観の見えぬ言葉を ぼんやりと思い出しながら]
(159) 2010/08/05(Thu) 11時半頃
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あまり、私の舞は好かなかったのかの
[霞の琵琶が云々は思わず 艶やかで華やかな舞とは違う武舞が興を引かなかったのか 鳥の詳しい説明を聞きながら、ゆるりと立ち上がる]
さて、久方ぶりに心置きなく舞った、 ありがとう、友よ…手と花、大事になさってくれ
(164) 2010/08/05(Thu) 12時頃
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ありがとう、迦陵頻伽 霞殿次とは恐れ多い 今度は迦陵の囀りとも舞おうな
[付け加える様に目を細めて >>163鵠の様子には、学園の花らしい花ぞ と、なんとなく思いながら舞台を後にして。
ゆっくりと、舞った身体を冷やそうかと 裏庭水辺のほうへと歩く 包帯でまだ覆わぬまま]
(168) 2010/08/05(Thu) 12時半頃
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― 裏庭 ― [庭に出て小川のせせらぎを頼りに歩けば 低木の茂み越し、畔にたたずむ人を見る
見える顔は整っていて、残り顔のわからぬ花で 知っているのは 華月かアケノシンか夜光か月瀬。 佇む姿はおっとりとした様子にも見えて]
……もしかして、アケノシンか?それとも夜光か?
[気軽にふらりと声をかけた]
(174) 2010/08/05(Thu) 12時半頃
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お前…………本郷……どの?
[てっきり外見の印象から花だと思った為 呼び捨てしかけ、辛うじて敬称をつけた]
本郷殿もそのような外見だったのだな。
[しげしげと見る相手をこちらもしげしげと見て まんまるの好みそうな顔だなとも思った]
……いや、一身上の都合、だ。 精神安定剤のようなものといったほうが早いか。
[ゆるりと袂から包帯を取り出す ポツリと零したのは相手が花を亡くした主だからか]
(181) 2010/08/05(Thu) 12時半頃
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別に問題はないよ。問題があるほうが良かったか?
[険のある口調に苦笑ひとつ、 あの音は扇の音だったかと思い聞きながら ゆっくりと川岸に腰掛 軽く袴を捲くりつ足を水につける]
……それ言ったら霞殿はどうなるんだ ただ、まんまるに困らされそうな顔 だなって思っただけですよ
[本郷からは視線をはずし、ぼんやりと 風にたなびく白布を見つめて]
……あの人のいない世界なぞ……何一つ見たくない
[聞かれたことに、正直に零した声はどこか虚ろ 本郷が空想と思うそれ むしろ青年は覆う白布に主の幻影を浮かべて見つめてた]
(190) 2010/08/05(Thu) 13時頃
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[ぱちん、ぱちん…と静かな中、微か響く 立て板の水のごとく流れる言葉には 小さく笑いを零した]
お前があの人なら、亡くした花が咲き続けるなら 主を捨て生きよと……?
[降る言葉に視線は白布からまた本郷に流れて]
第一……あの人の考えていた事は…もう誰もわからんし これでも、自害を厭うあの人の心には従ってる……
[私情が挟まっていることはきずかず そう言って包帯を握る手の甲で目を覆い芝生に仰向いた]
(196) 2010/08/05(Thu) 13時半頃
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受け入れる?お前がそれを言うのか? ぬしとて、その花以降、花を持たずして どの口が俺に言う
[その類のことは、散々聞いた。常ならば腹も立たなかった けれど、手の甲の先で見下ろしているであろう男に そうと言われるのは …一つの花以後摘まぬ本郷が言うのは腹がたった。 相手が花主であるなどと、 気にすることも出来ず言葉を荒げ]
[けれど、続いた言葉、正論だった。 そのとおりだと思った。 暫く息がつまり何もいえなくなる]
(200) 2010/08/05(Thu) 14時頃
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――……ならば、ならばいっそ誰か殺してくれ……
[辛うじて、こぼれた言葉は今まで口に出さなかった本心 ゆるく首を振ると、手の甲で隠したところから 一つ、二つ涙がこぼれた]
(201) 2010/08/05(Thu) 14時頃
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/* うわあああああ…ORZ >>1:167の新たな花はいらぬで、 >>200というのは、視点もれすぎるORZ
(-52) 2010/08/05(Thu) 14時頃
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/*と、いうかこのイアン殴りてぇええええ 本郷こんな馬鹿殴ったほうがいいよ!!
(-53) 2010/08/05(Thu) 14時頃
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[水が流れる音がする。 足に触れる冷たさだけが心地よかった。 それ以外の……本郷の声が痛い。
ただ続いた言葉、青年の顔が青ざめ 紅が手の甲の下見開いた]
…………逢えない。 [紅の奥、何かが音を立てる。 ちょうど本郷が鳴らす扇の音に似た音が 小さく、けれどいくつか]
俺……逢えないよ…どうしよう、俺、俺もう逢えない
[センターの雇われてからの時間 もう既に、獣以外にも巻き添えで人を殺めた たぶん、今日の宴から…また殺めるだろう]
………………俺
(208) 2010/08/05(Thu) 14時半頃
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[問われた一言に青年はぼんやりと手の甲をずらし 紅はゆっくりと本郷を見上げて けれどその紅に本郷は写っておらず いや、それどころか何も写さず虚ろな眼を向けて
そうして、ゆっくりと笑ってうなづいた]
(209) 2010/08/05(Thu) 14時半頃
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[ぼんやりと紅は見上げる。 何か零す相手を見上げて]
[頬に触れた感触が気持ちよくて、また一つ笑みを零す
首に触れる細い指先ゆっくりと眼を閉じる]
(213) 2010/08/05(Thu) 14時半頃
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……ぅん……
[微かに声がこぼれた。指が食い込む感触 後もう少し………もう少し。
芝に投げた手が、指先が少し震えて
ただそのときを待つ青年に本郷の視界の歪みはわからない]
(215) 2010/08/05(Thu) 15時頃
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[首に纏わりつく指の力が緩めば それまで意思で押さえ込まれた 人体の生存本能が目を覚ます
喉が高く鳴って、一度びくりと震えると 青年は苦しげに咳き込んだ]
[喉に残る赤、その赤よりも紅いアカは 生理的な涙でにじむ視界の中本郷を見上げて ゆるりと両腕を伸ばし本郷を抱きしめようと]
――……ごめん
[縁のない本郷を巻き込みかけたことに気づいて 咳き込みながら小さく零した]
(218) 2010/08/05(Thu) 15時頃
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[抱えた身体本郷の手の辺り、震えを感じた。 結果生きているが、殺そうとしてくれた。]
……生きるほど汚れても……?
[喉が潰れたのか声がかすれた。 応えてくれたことに応えたいと思った。 ただ……小さな質問、答えに怯えるように 抗わない本郷に縋る様に抱きしめた]
(221) 2010/08/05(Thu) 15時半頃
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[耳に届く蓮の花の話。浅く咳き込む息に嗚咽が混じる。 本郷の肩に目の辺りを押し付け、何度か頷きながら聞く
匂う花の香りは話題に上がる蓮の花]
……どうやって、生きよう……
[かすれた声でポツリと零すのは、 本郷の願いに肯定の意が混じったそれ。
ただ、掛かる精神の負荷と泣きつかれたのか そのうち静かに青年の意識が零れ落ちた。 ……汚れが泥ではなく血でもと訪ねられないまま*]
(228) 2010/08/05(Thu) 16時頃
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記者 イアンは、本屋 ベネットの身体に回した腕は既にゆるく、解こうと思えばすぐ解けるだろう
2010/08/05(Thu) 16時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 16時頃
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[本郷の背を撫でる手はしなやかとは言い難かったが優しかった。 ……かけられた言葉も優しかった。] ――…… [けれど、その言葉に頷くことはできなかった。 ……その類の言葉にすぐに頷ける程 人に甘えられる性質ならば 散る花を選ばなかっただろう。 ……本郷は返事を強請る様子はなかったから その様子には甘えることにして無言を貫いて。 水につけた足は冷え切っていたが 蓮の香りと温度に昏々と眠り続けた。] [眼が覚めたときも本郷が居て眼を丸くし 先程のことを思えばばつが悪そうに、頬を少しかいた]
(270) 2010/08/05(Thu) 21時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 21時頃
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[ただ……首元に手をやり 赤くなっているであろう箇所に触れながら考えて 身を起こし真剣に本郷に向き直る]
……本日の宴が始まる前に 何も聞かずに、ここから、お逃げください……
[封鎖は宴の刻には完了してしまう。 ……いまなら、まだ間に合うかもしれない 封鎖された後は…場合によっては人でも… それに、満月ゆえ獣が本郷を襲う可能性もある。] [……それは青年の職務上許されざることではあったが 殺そうとして殺せない本郷が獣であるわけないと そう思いたい気持ちもあって]
私は宴の支度がありますので お暇いただきます。
……どうか、お逃げくださいね……
(279) 2010/08/05(Thu) 21時半頃
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[本郷はなんと答えただろうか? 暇乞いし青年はその場を立ち去る。 包帯を赤が目立つであろう首元に巻いて。 水に使っていた足は冷えて感覚も遠く けれど、最終チェックと宴の支度のため その場を離れていった]
(281) 2010/08/05(Thu) 21時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 21時半頃
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― →大広間 ― [青年は本郷の言葉に口を開けば 今以上に致命的守秘義務違反を犯しそうで むしろ青年自身が蓮の花の匂いに 強く尋ねる声(>>288)に逃げるように立ち去って]
[歩きながら頭を切り返る。 今は何よりも職務優先だと ……あの人を喰らいし獣を狩ることが優先だと] ……どうやって生きるだなんて……狩りに生きれば良いのだ、俺は…… [そう呟けば、仕事仲間が捕獲したまんまるを引っ張り出して]
シュレーゲル……私の相棒は優しいのぅ? まだどの指も、残っているではないか…… [そう言って引きずりながら大広間の戸を開け 人が集まるのをゆっくり待ち続けた]
(294) 2010/08/05(Thu) 22時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 22時頃
記者 イアンは、大広間舞台袖から時折くぐもった声をまんまるにあげさせていた。
2010/08/05(Thu) 22時頃
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― 大広間 ―
おや、邦夜殿ではないか、お早いお付だ。
[白い着物と紺袴、黒塗りの鞘もつ太刀を佩いだ姿 眼には覆いなく、替わりに首に包帯の青年が 舞台に毛布を引きながら振り向いて朗らかに笑う]
今暫く待たれ。皆が集まり次第 今日は私が一番に舞台を勤める。
(304) 2010/08/05(Thu) 22時頃
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ええ。日も暮れれば あるのは松明や行灯の仄かな明かり それに、今宵からの舞には覆いは必要ありません
[毛布を引き終わった青年は軽やかに 舞台の上でじっと此方を見る邦夜を 紅で見詰返して]
……そのように見詰られると 気恥ずかしさを感じますね。
[そんな言葉と共に、また朗らかに笑った]
(312) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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はい……どう違うかは 始まれば……始まるまでは、秘密です。
[舞台上から見下ろし、右人差し指を口元にあて 邦夜に不安を与えているとも知らず笑う]
あははは、舞ってる時と、舞っていない時と それは大きく違います。 舞っている時は曲に、舞に集中して 見られることこそ花の悦びとなりますが…… ……舞っていなければ、花といえど只の人 見詰られれば気恥ずかしさも感じるんですよ
(320) 2010/08/05(Thu) 22時半頃
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記者 イアンは、手妻師 華月斎に話の続きを促した。
2010/08/05(Thu) 23時頃
記者 イアンは、本屋 ベネットがコントってって逃げてないのを知らない。
2010/08/05(Thu) 23時頃
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……?はい、わかりました…… 大丈夫です、やり遂げて見せます。 舞い手の花なのですから。
[聞こえた声にきょとんと。その後淡く笑んで。 ただ、通信が入ったついでに 暫く口篭って…言うとおりにしてくれれば どうせばれること。意を決し話す]
……本郷殿に宴前に逃げるよう勧めました。 彼は人を殺そうとしても殺せない人。 多分獣ではないかと思いまして。
けれど、職務違反です。 この件のセンターからの罰は私が受けますので… 御報告までに
(=14) 2010/08/05(Thu) 23時頃
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/* やばい、昨日の夜更かしも有って眠い が役職的に寝落ちたらフルボッコ
(-80) 2010/08/05(Thu) 23時半頃
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そういうものですよ。 邦夜殿も何か楽を嗜めばわかるかもしれませんね
[聞こえた身長の話には 最初きょとんとした後肩を竦めて]
私が大きいんですよね…結構。
おや、夜光もこんばんは。 ええ、今宵の一番手は私が勤めさせていただきます。 準備も万端なんですよ? ……今宵は昨晩とはまた違う雰囲気なのですね
[新たに広間に現れた姿に 台上から丁寧にお辞儀をして向かえて]
(332) 2010/08/05(Thu) 23時半頃
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/* >>@29の自分で自分に怖がる虎鉄がかわいい
(-83) 2010/08/05(Thu) 23時半頃
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